日付 2005/03/20 区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 串本荻尾(浜中渡船)
メモ  
満潮 4:56 13:16 干潮 9:59 21:15 若潮 波高 1.5m
天気 晴れのち曇りのち雨 弱い 水温   気温  
開始時間 6:30 納竿時間 14:20 同行者 永野 備考  
渡船名 浜中渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ 初めての渡船を使った。
初めての渡船を使う時って、すごくワクワクしますよね。
磯は黒島に上った。
エサ 備考
オキアミ  
ブルーアイ  
遠投グレムギ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座
グレ 20.0 Cm 〜 27.0 Cm ? kg 〜 ? kg 6 匹      
ヒブダイ 45.0 Cm 〜 45.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
ベラ 32.0 Cm 〜 32.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
写真
チヌ吉(井上)の釣果・・・・グレ1匹(27cm,他5匹は放流)
                 ヒブダイ1匹(45cm)
                 ベラ1匹(32cm)

 ここ2回ほど、グレの姿を見ていない私は相性の良い串本の有田で
景気づけをしようと決めていたので、前夜にTELしてみた。
すると希望する磯(コジ)はもう予約されているとのこと。あ〜残念!
でも気落ちする間もなく、ではどこに行こうかと考えなければならない。
しばらく考え、以前から行ってみたいと思っていた荻野に決定した。
 午前1時に出発した我々は、途中いつものように釣○郎でマキエを練って、
午前4時45分に着いた。6時出船ということで車の中で1時間ほど仮眠した後、
いよいよ出船の時を迎えた。
 今回は初めての渡船ということで、どの磯に上がるかは
船長にお任せすることにした。
まず大イナヤ,小イナヤの方に何人か降りて、次に大ビラセ,小ビラセなどに
10人ほど上ると、船に残っているのは我々2人を含めて3人。
すると船頭さんは「お前ら一体どこに上るんよおー」と言うので、
私が「初めてなんで任せます」と言うと、船頭さんは「黒島に上がるかあ」
と言うので、船頭さんの言う通りに黒島に上がることにした。
 磯に上がった時にはすでに明るかったので、底の状態がよく分かる。
磯際はドン深だが、少し先は浅い。だから迷わず磯際を攻めることにした。
初めは朝一に浅いタナに浮いてきているグレを狙って、Bウキでタナを
3ヒロに設定してやってみるが、アタリは全く無く、エサも残ってくる有様である。
やはりタナは深いのかと考え、0ウキに変更し、軽仕掛けでジワーと
沈めていくことにした。
しばらくするとマキエが効いてきたのか、仕掛けが馴染むまでに
ウキが一気に沈むので、合わせると20cmくらいのコッパグレが釣れた。
グレが浮いてきたと確信し、すかさずBウキに変更し、2.5ヒロに固定した。
するとコッパは数匹釣れるが、型は全然アップしない。
永野氏もコッパを数匹釣っているが、不満顔。
そこでタナを3.5ヒロに変更して釣っていると、ウキが一気に沈み、
竿先にガツンとアタリがあるので、上げてみると27cmのグレだった。
これがこの日の最長寸になろうとは思ってもみなかった。
というのも木っ端グレが釣れるということは、その下のタナに大型が
潜んでいる可能性が高く、期待が持てるからだ。
それにしても、潮の流れは手前に寄ってくるのが気になる。
その後はアタリが無くなったので、G2ウキに変更してタナを
2.5ヒロに設定して、馴染むとジワーと沈めていく設定にして丹念に探っていった。
でもアタリもなく、付けエサすら取られない状況が続いたので、
10時過ぎに気分を変えるために昼食を取ることにした。
 早めの昼食を終えて、先ほどの釣座の裏側でやってみることにした。
ここもかなり深そうなので、G2ウキを沈めていくことにした。
するとすぐにアタリがあった。道糸が少し引っ張っぱられたので、
道糸を指で止めて竿を手前に引くと、竿先をコンコンと叩くので、
合わせて上がってきたのはまずまずの型のベラだった。
煮付けが美味しいので、とりあえずキープ。
その後もG2ウキを沈めていくと、道糸が一気に走り、竿先が引っ張られる
アタリで合わせ、竿を立てると強烈な引きでリールを巻くことが困難。
でもここで道糸を出すと根に持って行かれるので、少し浮かせようと
強引に引っ張ると急に軽くなった。バレてしまったのだ。悔し〜い。
仕掛けを回収するとハリスの真ん中で切れていた。根ズレで切れたのだ。
気を取り直して、しばらくするも全くアタリ無し。おまけにエサもほとんど残ってくる。
 それで初めの釣座に戻ることにした。と同時に永野氏が魚を掛けた。
上がってきたのはベラだった。残念。
その後すぐに永野氏の竿が大きく曲がっているのが見えたが、
次の瞬間、バラした。ハリはずれだった。永野氏いわく、「ボラかな」。
 そして時間だけがどんどん過ぎていき、午後1時頃に竿先をひったくる
強烈なアタリを感じて合わせた。これも大きい。でもウキが見えるくらい
まで浮かせることに成功した。と安心したのもつかの間、足下に竿半分まで
張り出している根に突っ込まれた。「ヤバイっ、せめてグレかどうか
姿だけでも確認させてくれ」という思いで、少しだけ道糸を出して、
すぐに強烈な引きに何とか耐えて強引に浮かせることにした。
すると、水面下に茶色の魚の姿を確認することができた。
「グレじゃない。何だ。」と思い、もう少し巻くと魚の頭が水面から
出た瞬間に、「おっきなヒブダイやなあ」と思わず叫んでしまった。
そして永野氏にすくってもらった。これは鍋物用にキープした。
 その後2人ともアタリ無く、予報通り午後2時前にポツポツ雨が
降ってきたかと思うと、雨あしがどんどん強くなり、納竿3時を待たずして、
遠くに迎えの船が見えた。それで我々は慌てて後片づけをして、
黒島を後にしたのだった。
 そして待合室に戻って、他の釣り人の釣果を聞いて愕然とした。
グレの釣れた磯では良型グレのオンパレードで、磯によって釣果の
ばらつきが激しいことを知った。上がる磯での当たりはずれがあるのは
当たり前なのだが、やはり悔しい。磯際で釣っても遠投しても良い型の
尾長が入れ食いだったという磯もあったというから、なおさら悔しい。
と偉そうな言い方をしている私もフカセ釣りの腕が未熟なだけですけど・・・(笑)。
ということで荻野を後にしたのであった。
今回の詳細は浜中渡船のホームページの釣果情報(3/20)の通りである。

浜中渡船
http://minnaga.com/hamanaka/

次回は串本の有田に釣行予定しています。
永野氏の釣果・・・・グレ4匹(コッパなので放流)
            ベラ1匹(30cm)