日付 2005/06/19 区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 マルキュー紀州釣り大会(湯浅)
メモ  
満潮 3:11 16:55 干潮 9:58 22:20 中潮 波高 1.0m
天気 曇り 普通 水温   気温  
開始時間 5:30 納竿時間 12:30 同行者 永野、四宮、池之坊、じじーさん 備考  
渡船名 なぎ丸
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ 備考
オキアミ  
チャンス配合ヌカ  
アケミ貝配合  
ウニ配合  
アミエビ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座
ベラ 15.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 6 匹      
フグ 15.0 Cm 〜 15.0 Cm ? kg 〜 ? kg 4 匹      
写真
 写真は大会終了後、我が那賀紀州FC(全5名)の4人と
ネットで知り合ったじじーさん(伊豆の地磯堤防)とで記念撮影したものです。
左から、私(チヌ吉)、じじーさん、永野氏、池之坊氏、四宮氏である。
ちなみに、撮影はじじーさんの相棒のあねごさんにしてもらいました。
有り難うございました。

 さて、本題である大会結果に話を戻します。
マルキュー紀州釣り大会に出場するにあたって、すごく楽しみにしていたことがありました。
それはネットで知り合ったじじーさんとちゃっきーさんにお会いする約束をしていたからでした。
じじーさんは山梨からの出場なので、和歌山までの往復の道のりは大変だったことでしょう。

 当日、我々4名は湯浅に向かって車で走らせ、午前3時過ぎに有田市内のコンビニで
朝食と昼食を買っていると、今回もこんな早い時間にわざわざ会場まで応援に駆け付けて
くれたエイちゃんから電話があり、「じじーさんと会いましたよ、もう受付始まってるよ。」とのこと。
その後、我々は再び車を走らせ、予定通り3時30分に会場に到着しました。

 到着してすぐに、受付を済ませてから、じじーさんに電話をかけることにした。
すると「受付の前まで行きますよ」と言ってくれて、じじーさんとエイちゃんがやってきました。
初対面のじじーさんには「初めまして。」、エイちゃんには「おはようございます。」と挨拶をして、
しばし雑談を楽しんでいました。「ちゃっきーさんいないなあ」って、探すがわからない。
そのうち、大会競技説明の時間がきた。
後に知り合うことになるタヌPONさんとゆっきんさんはちゃっきさん繋がりで、
受付前に山梨ナンバーのじじーさんに話しかけにきて、知り合いになったらしい。

 いよいよ乗船だが、1番船(4時30分出船)も2番船(5時30分出船)も3艘ずつの出船ですが、
私は1番船で偶然にもじじーさんとゆっきんさん(受付前にじじーさんが知り合った)と
同じ船に乗ることになった。池之坊氏は同じ1番船だが、別の船に乗ることになった。
なお、永野氏と四宮氏は2番船で出船することとなり、港でしばし待つこととなった。

 我々の乗った船は順に下ろしていき、じじーさんと他1名は『横カルモの穴口東』に上がり、
私とゆっきんさんと他1名は『横カルモの内ジロ』に上がることとなった。
ちなみに同じく一番船で出船した池之坊氏は大本命1級磯の『縦カルモの松の東』に上がり、
次2番船で出発した永野氏は『縦カルモの水ハナ』、四宮氏は『縦カルモの松の裏』に
上がることとなったことを先に知らせておきます。

 さて、内ジロに上がった我々3人は番号の若い順にゆっきんさん、私、もう1人(仮にAさん
とします)と釣り座を選択する権利があり、ゆっきんさんが船着き、私がその左隣、
Aさんが私の左隣に決定し、釣り始めることになった。水深は2.5ヒロ!  浅い! う〜ん。

 ゆっきんさんとAさんは湯浅の磯に何度も来ていてかなり詳しいらしく、2人で別の磯の話で
盛り上がっていた。その後3人は色々な話をして和気藹々と釣っている中、ゆっきんさんは
大きなシャクリを入れている。
私は朝一の時間帯で居つきのチヌを狙い、早々にボケを投入することにした。
その直後、私の寝ウキに微妙な変化があり、立った。「これは本命かも」って期待しながら、
すかさず合わせて、上がってきたのはベラだった。そうは上手くいきませんよね。

 その後、Aさんもシャクリ始めた。上がってくるのはフグばかり。
相変わらず右に速い潮が流れている中、ゆっきんさんはベラとキタマクラの連発。
私はボケがすぐに取られ始めたので、1ヒロ這わしてみるが、やはりすぐに取られる。
それでオキアミとのローテーションでやってみるが、これもすぐに取られてしまい、
どうしようもない。ここでコーンのお出ましである。コーンは1ヒロ這わせて少し流しても、
囓られて残ってきた。だからエサ取りに囓られて残ったコーンをチヌがひらい食いしてくれること
を確信し、オキアミとボケとコーンのローテーションで攻め、勝負エサはコーンだと心に決めた。
そんな時、Aさんが魚を掛けた。大きい。浮いてきてキラッと光った瞬間、バラしてしまった。
Aさんは魚体を確認したらしく、「ボラや」とのことでした。
その後も、3人ともフグとベラとキタマクラに悩まされていた。

 干潮の10時過ぎには朝一からずっと右に速く流れていた潮が止まってしまい、
疲れてきたので、3人とも早めの昼食タイムにすることにした。
この昼食タイムは楽しいお話の時間帯となった。
まず、湯浅以外の釣り場の情報交換をひとしきり交わしたあと、話はウキの話題になった。
この日、Aさんは玉ウキ、私は寝ウキ、ゆっきんさんは自立ウキを使っていて、
私もAさんも使ったことのない自立ウキに話が集中すると、ゆっきんさんが自慢の
自作の自立ウキを見せてくれた。ゆっきんさん自作の自立ウキの説明を聞いた後、
ゆっきんさんが自立ウキの作り方を直々に伝授した弟子の?タヌPONさんが自作した
自立ウキを見せてもらった。仕上がりはプロ級並みで、十分に売り物になる品である。
「すごいですねえ。いいなあ」と私が言うと、ゆっきんさんは「タヌPONさんならきっとくれるよ。
どれがいい?選んでって感じで。」と言ってくれました。
後に本当にタヌPONさんから自作自立ウキを頂くことになりました(嬉しい)。
こんな話をしばらくしてから、釣りを再開することになった。

 「今日はもっと深い釣り場では釣果上がってるやろうねえ。」なんて3人で話しながら、
上げの潮になって少し右に流れるようになるが、相変わらず3人ともエサ取りに悩まされていた。
私は3種エサのローテーションで頑張ってみるが、勝負エサコーンでのアタリはフグのみ。
とその時、ゆっきんさんが合わせた。竿が大きく曲がっている。魚は根がある左へ
走っていくので、ゆっきんさんは磯際まで降りて何とか耐えている。
しかし次の瞬間、大きく曲がっていた竿は真っ直ぐに戻ってしまった。痛恨のバラシである。
しかも、食いが浅かったのか、針ハズレであった。魚の姿は確認できなかったようだが、
やり取りからしておそらくチヌであったと思う。ゆっきんさん、残念でした。
納竿まで1時間を切った正午12時を過ぎた頃、オキアミでも残ってくる状態が続き、
今がチャンスとばかりに頑張ってみたが、結局、最後までフグとベラとキタマクラに悩まされ、
迎えの午後1時になるギリギリの12時45分まで粘ってみたが、本命ゲットならず。
そして迎えの船がやってきて、今回の競技を終えることとなった。
帰りの船の上でじじーさんの釣果を聞いたところ、アイゴは釣れたものの、フグやベラやガシラ
に悩まされながら、幾つかのバラシがあったとのこと。「バラシはおそらくアイゴかボラやろう」
と言っていた。藻が浮いていて取り込みは難しかったらしい。

 1番船の我々が港に着いてから、1級磯である『松の東』に上がった池之坊氏の釣果が
気になり、釣果を聞くとリールに巻いた道糸のトラブルで直すのに2時間近くかかって
その時間帯が丁度、周りの人が釣れている時合いだったらしい。「何してんの!」って思わず、
池之坊氏に言ってしまった。「やっぱり予備の竿とリールは用意はしとかな。」と付け加えた。
う〜ん、せっかく良い磯に上がったのに残念!
その後、池之坊氏は延々と落ち込んでいたのは言うまでもない。

 2番船が戻ってくるのを1時間近く待ち、永野氏と四宮氏に釣果を聞いたが、ダメだった。
そして、検量の時間も終わった。
表彰式を迎えるまでの間に、ゆっきんさんが『タヌPONさん』を紹介してくれて、
タヌPONさんから自作自立ウキを2本頂くことになった。「使った感想を500字以内で
掲示板で報告せなあかんで。」とゆっきさんに言われました。「は〜い、わかりました。」
タヌPONさんに有り難うございました。

 いよいよ、表彰式を迎えた。
優勝は1級磯『松の東』で釣っていた人で釣果は3尾でした。
結局、91名の参加となった今大会では、たった9名しか釣果を残すことが出来なかった。

 表彰式も終わり、釣果のない我々にはお待ちかねの大抽選会がやってきました。
釣果の無い人たちの中から抽選で残りの賞品をもらっていくとのこと。
最終的にもらえない人もいる中で、どんどん名前が呼ばれていき、賞品が無くなっていく。
最後の賞品である『なぎ丸賞(液晶テレビ)』まで、もう少しだ。
ここまできたら、じじーさんとみんなで「名前を呼ばれないように」と願う。
しかし四宮氏が呼ばれてしまった。
そして、残すは『なぎ丸賞』だけになった。抽選が始まり、運命のカードが引かれた。
住所から読まれていく。「おおっ同じだ。」、名前が読まれる。「ヤッター! 当たった。」
私が幸運にも当たったのだった。私たちのグループの一角だけがお祭り騒ぎ。
興奮冷めやらぬうちに閉会式が終わった。

 今回はネットで知り合った『じじーさん』や、現地で知り合った『ゆっきんさん』、『タヌPONさん』
とお会いすることができ、楽しい大会となった。これからもお付き合い宜しくお願いします。
ただ、約束していた『ちゃっきーさん』とお会いすることができなかったのは残念でした。
そして、今回も『エイちゃん』が朝早くに会場まで応援に来てくれました。有り難うございました。
それと、『釣りバカ』さんから競技中に応援メール頂きました。有り難うございました。
なお、上に挙げた6名のみなさんは私のHPのリンク集で紹介しています。

ネット仲間同行者・・・・じじーさん
駆け付け応援者・・・・・エイちゃん
応援メール・・・・・・・・・釣りバカさん

今日の釣果・・・・・全員、本命釣れず。チャンチャン! 次回頑張りま〜す!
私はなぎ丸賞(液晶テレビ)、四宮氏は(?)
 私がなぎ丸賞(液晶テレビ)を当たった直後の瞬間をすかさず、タヌPONさんが撮ってくれた
画像です。メールにて送って下さり、有り難うございました。
それにしても、私のすごく嬉しい表情がよく撮れています。撮影もプロ並み!
 タヌPONさんにもらった自作の自立ウキです。
仕上がりが凄くきれいで、これを買いたいと思う人も多いのでは?
そんな貴重なウキを2本も頂きました。有り難うございました。
使わせてもらった感想は是非、お知らせします。