日付 2005/06/26 区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 串本白野(しょらさん渡船)
メモ  
満潮 8:11 22:06 干潮 2:45 14:55 中潮 波高 1.5m
天気 曇り 強い 水温   気温  
開始時間 5:20 納竿時間 14:30 同行者 永野、四宮、エイちゃん 備考  
渡船名 しょらさん渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ 備考
ボイル  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座
カワハギ 27.0 Cm 〜 27.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
イサギ 25.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
フエフキダイ 30.0 Cm 〜 30.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
メンドリ 35.0 Cm 〜 37.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹      
写真
 写真は釣り始める前に同じ磯で全員揃って撮ったもので、左から『永野氏』、『四宮氏』、
『エイちゃん』、『私(チヌ吉)』である。

 今回は7月3日開催のマルキューカップ全日本グレ釣り選手権大会に向けて、下見釣行として
練習に行った訳ですが、エイちゃんと初同行出来るということで、楽しみにしていました。

 当日、午前1時30分に南部の釣○郎で待ち合わせをし、エイちゃんが解凍予約してくれていた
ボイルを買って、いざ串本大島に向かった。串本には午前3時30分頃に到着した。
到着してまず思ったことは、風がすごく強いということ。予報では波はさほど高くないので、
沖磯に行けるだろうと誰も疑いもせず、出船は4時30分なので、もう少し時間があるので、
みんな車の中で、しばし仮眠することにした。

 寝てしばらくすると、船が港を出ていく音が聞こえた。どうやら磯の状況を見に行ったらしい。
その後、目がさえて寝れないので、外でタバコを吸いながら船が帰ってくるのを待ってみても
一向に帰って来ない。「ひょっとして風が強くて沖磯には行けない?」と不安を抱き始めた。
そのうちみんなが起きてきて、出船時間も近づいてきたので、一応道具を下ろして
船が帰ってくるのを待つことにした。
 
 そして船は出船時間を過ぎて帰ってきた。どうやら出船できるということなので、乗り込んだ。
しかし、沖磯に行けないことを告げられ、私はこの時点でやる気モードパワーOFFになった。
それでも、乗り込んだ限りは船頭に任せるしかなかった。
それで、我々4名は出船してすぐの通夜島の『山崎』という磯に上がることになった。

 磯に上がるや、いつもお決まりの釣座定めをする。釣り場は横に長く、どうやら船着きが
一番深い様子で、全体的にそんなに深くない様子だった。それで、四宮氏は毎回お決まりの
船着きに陣取ると、その左に残り3人が陣取り、左から順に『永野氏』、『私』、『エイちゃん』、
『四宮氏』が横一線に並ぶことになった。

 そして今回、我々3人はボイルを使うのは初めてということで、まずエイちゃんにボイル使用上
の諸注意、撒き方などを教えてもらい、釣りを開始した。
梅雨グレを狙うのも初めてだったので、タナはどうしようか悩んだが、3ヒロから始めることにした。

 開始当初は左から右に速い潮が流れていて、ウキに何の反応もないし、付けエサすら
取られない始末。
でも、30分程たつと、竿3本先に左右に長い潮目ができ、その潮目に引かれて沖に向かって
緩やかに流れ始めた。
そんなとき、私に待望のアタリがあった。ウキが一気に消し込み、竿先をひったくるので、
合わせるとズッシリ重い感覚。(これは本命!)
と同時にエイちゃんも竿を曲げている。同時ヒットだ! 先にエイちゃんが釣り上げ、
上がってきたのは30cm弱のサンバソウであった。
一方、私はまだ魚と格闘している。何度も突っ込まれるが、道糸をあまり出さず、何とかウキが
見えてきて、水面上にウキが出てきたところで一瞬油断してしまい、永野氏の足下の根に
突っ込まれ、ハリスを切られてしまった。正体だけは見たかったなあ(笑)。

 しばらくすると、四宮氏の竿が大きく曲がって、魚は右に左に水面下を走っている。
「青物やなあ。」なんて、みんなで話していると、上がってきたのは40cm弱のサバであった。
「いいなあ。今日は塩焼きで一杯やなあ。」なんて冗談を言っているうちに
今度はエイちゃんにもアタリがあり、竿が大きく曲がっている。「もしかして本命?」と誰しも
期待しながら見ていると、赤い魚体が姿を現し、35cmはあろうメンドリ(通称オジサン)だった。
あ〜あ残念。このクラスのオジサンは南紀ならではのサイズであるのだが、嬉しくないよね。
その後もエイちゃんは同じサイズのオジサンをもう1匹追加した。

 周りも釣れだし、魚の活性もようやく上がってきたなあと思っていると、私のウキに微妙な
動きが出始めた。ちょっとシモってはすぐに浮いてくる、いやらしいアタリが続き、付けエサの
ボイルも半分だけ取られたりしてきて、やはり食いは渋いんかなあと思いながら、
ちょっとシモった時に合わせてみた。乗ったあ!!!  でも本命ではなく、カワハギであった。
しかし、キープしたのは言うまでもない。

 その後、潮目が消え、釣り開始当初のように左から右に速く流れ始め、アタリはさっぱり
遠のいてしまった。今日のアタリ潮は沖の潮目による引かれ潮の時だと直感した。

 しばらくして、四宮氏が大物を掛けたらしく、大きく竿を曲げている。私は慌ててタモを持って
掬いに行ったが、上がってきたのはお得意のボラであった。

 そうこうしているうちに、船頭さんが弁当を持ってきてくれた。そして船頭さんは
「もっと左の釣り座も良いでえ。」とアドバイスをくれて、四宮氏が永野氏の左の釣り座に入った。
その後、沖に潮目ができ、今日のアタリ潮である引かれ潮になり、期待が高まった。
と、私のウキが一気に沈み、先ほど同様、竿先が荒っぽくひったくられ、合わせた。
すると、今回も重量感たっぷりの引きが腕に伝わった。先ほどよりも強い引きで、
何度も突っ込まれながら、踏ん張っていたが、根ズレでハリス切れしてしまった。悔しい!
引き潮になってから分かったことだが、私の前では竿1本先と竿2本先に2段に根が張っていて、
今回は竿2本先の根に突っ込まれてハリス切れしたのだ。
今回も姿を確認できなかったのが悔しいなあ。

 気を取り直して、しばらく好調の引かれ潮でやっているとウキがスーっと入っていった。
「えっ、チヌか?」と思いながら合わせたが、引きが小さい。引きもチヌじゃない。
上がってきたのは25cmくらいのイサギだった。これもキープして、続けてやっていると、
永野氏もようやく竿を曲げ、カワハギをゲットした。

 その後、エイちゃんは釣り座を四宮氏の左に移動してやっているが、また左から右に速く
流れだし、アタリもなくなったので、四宮氏が元の釣り座に戻ってきた。
それで、少し早い目の昼食を取ることにした。
全員でワイワイと話をしながら昼食を取り、楽しいひとときを過ごし、釣り再開となった。

 後半戦開始直後、左から右にゆっくりと流れ、今までとは違う流れになり、
「釣果にどう左右するのかなあ」なんて期待しながら釣っていると、ウキがスーっと入っていき、
すかさず合わせると、「ちょっと引きが強いなあ」なんて少し期待したが、上がってきたのは
35cmくらいのオジサンでした。期待はずれであった(笑)。
しばらくすると、エイちゃんが40cm弱のイガミを釣り上げた。もちもんキープしていた。

 その後、左から右に速い潮の流れになり、アタリが遠のいたが、四宮氏と永野氏は
30cmオーバーのサバを追加した。私も回ってきたサバを狙ってみたが、釣れず(笑)。

 しばらくはエサ取りすら無い状態が続いたが、ようやく引かれ潮になり、少しシモっては
すぐに浮き上がる微妙なアタリが出始めた。「エサ取りがまた集まってきたなあ。」
なんて思っていると、ウキが一気に入った。上がってきたのは期待はずれのタマミ(フエフキ)だった。

 その後、私はオジサン2匹を追加して、永野氏はカワハギを2枚追加し、四宮氏はカワハギを
1枚追加した。
そして納竿まで30分となったところで、エイちゃんが1匹早掛けで「コーヒーカップをしよう。」
と言いだした。コーヒーカップとは釣行後のコーヒーを賭けてどんな魚種でも早く1匹釣れば
みんなからコーヒーをおごってもらえるというものである。
そして、始まったコーヒーカップ、微妙なアタリが続き、少ししかシモらない。
とりあえず、1匹早掛けなので掛けたら勝ちだから、少しシモったときにシャクってみるがダメ。
隣で釣っているエイちゃんもかなりシャクっている。私もその後、何回かシャクってもダメだった。
そして、みんな健闘むなしく釣果無しで、30分間にわたって行われたコーヒーカップが終了した。
と同時に午後2時30分、今回の下見釣行を終えた。今回も楽しい釣りができました。
みなさんお疲れ様でした。

今回は配合無しのボイルを初めて使ったのだが、生オキアミ+配合エサの場合と違い、
エサ取りが群がってこないことに驚いた。今後の私のフカセ釣りに新たな攻め方が加わった。
もちろん、7/3のマルキユーカップ全日本グレ釣り選手権大会でボイルを使います。
頑張ってきま〜す。


ネット仲間同行者・・・・エイちゃん
応援メール・・・・・・・・・じじーさん
応援TEL・・・・・・・・・・ばっとまんさん

有り難うございました。
私(チヌ吉)の釣果

カワハギ1匹(27cm)
イサギ1匹(25cm)
フエフキダイ1匹(30cm)放流
メンドリ3匹(35cm〜37cm)放流
永野氏の釣果

サバ1匹(33cm)
カワハギ3枚(25cm〜28cm)
四宮氏の釣果

サバ2匹(37cm)
カワハギ1枚(25cm)
ボラ2匹放流
エイちゃんの釣果

サンバソウ1枚(27cm)
イガミ1匹(37cm)
メンドリ3匹(35cm〜38cm)