日付 2005/08/07 区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 塩津漁港
メモ  
満潮 6:57 20:08 干潮 1:17 13:37 中潮 波高 1.0m
天気 晴れ 弱い 水温   気温  
開始時間 6:30 納竿時間 18:00 同行者 四宮 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ 備考
オキアミ  
コーン  
フナムシ  
チャンス配合ヌカ  
細挽きサナギ  
アミエビ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座
チヌ・キビレ 25.5 Cm 〜 32.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹      
ガシラ 12.0 Cm 〜 15.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹      
アジ 14.0 Cm 〜 14.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
フグ 15.0 Cm 〜 15.0 Cm ? kg 〜 ? kg 20 匹      
ボラ 40.0 Cm 〜 45.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹      
写真
 8月4日〜6日は高知県に出張に行ってきました。その出張中の8月5日の夜、副会長さん(四宮氏)
とのメールのやり取りで今回の釣行が決定した。
2泊3日の出張から帰ってきて、翌日に強行することになったのである。

 当日、副会長さんを迎えに行き、午前6時前に現場に到着した。
すでに内向きに紀州釣り師が3名いて、まだ釣れていないとのこと。
今回の釣り場は初めてで、何も分からないので波止を歩いて見て回り、私は沖向きに釣り座を構え、
副会長さんは内向きに釣り座を構えて準備することにした。
副会長さんに一緒に沖向きで横に並ぼうと言ったのだが、テトラを歩いてこちらにくるのが嫌だった
らしくて内向きに構えたのだった。

 いよいよ準備ができ、午前6時30分開始。
と思ったら、副会長さんはもうすでにダンゴを投げている。いつものことながら準備は早いなあ(笑)。
私はタナも分からないので、4ヒロにセットして始めるが、もう少し深いようだ。
あと半ヒロ深くして4.5ヒロにセットするとちょうど寝ウキが立ったので、タナトントンから始めた。

 釣り始めは満潮を迎え、潮はゆっくりと右に流れていた。エサは最初はオキアミで攻める。
タナが合ってわずか2投目に、ダンゴが割れて10cmぐらい流すと、緩やかに寝ウキが立った。
合わすと、何か掛かったが、引きがあまりに小さい。正体はミニガシラだった。即、放流。
この後、2連投2連チャンでガシラを追加し、ガシラ3連投3連チャン達成! 
って、喜んでいる場合じゃない(笑)。

 気を取り直して、その直後ダンゴを投げると、次はウキに反応なくオキアミが取られている。
続けて投げるが、寝ウキが少し動くことはあるが、ほとんど何の反応もなくオキアミが取られている。
こんなにエサを上手に取るのは大本命フグの仕業に間違いない。
試しに、ダンゴが割れてすぐに仕掛けを回収してみると、やはり見事に無くなっている。

 タナトントンでは勝負にならないので、半ヒロ這わせてみたが、結果は同じ。
それでは1ヒロ這わせならどうだということでやってみたが、オキアミではすぐに取られる。
今日はオキアミでは全く勝負ができないと判断し、早々に見切りをつけ、コーンに切り換えた。
すると、コーンでも少し流すと取られている場合も多いが、残ってくるときもあるので、
コーンなら勝負できると思い、しばらくはエサ取りの目先を変える意味で、コーンとオキアミの
ローテーションでやってみることにした。

 しばらくコーンとオキアミのローテーションでやっているが、オキアミは寝ウキに何の反応もなく
すぐに取られ、コーンでは寝ウキは反応するが、
ピョコンと立って合わしてもフグしか釣れない。
「コーン、コーン、オキアミ、オキアミ、・・・」、「コーン、コーン、オキアミ、・・・」
など、ローテーションに工夫をしてみるが、コーンで掛かってくるのはフグだらけ。
コーン(本命用)を付けエサにして数個のオキアミ(エサ取り用)をダンゴに入れる分散作戦も
やってみたが、最初はコーンが残ってきたが、次第にコーンも残らなくなってきた。
かなりのフグちゃんが群れているようである。

 午前9時半頃だったかな、気分転換にちょっと休憩を取ることにし、内向きでやっている
副会長さんの状況を聞くと、内向きではオキアミでも残ってくるそうで、しかもボラがダンゴを
割りにきているとのことである。
内向きと沖向きとではかなり状況が違うということがわかった。

 しばしの休憩後、釣りを再開することにした。
ここからは付けエサとしてもう1種類用意してあったフナムシも使用することにした。
フナムシを使用して第1投目、ダンゴが割れてすぐに寝ウキが立った。
期待しながら合わせると、乗ったー! 
しかし、チヌの引きとは違う。やっぱりフグだった。
生きエサだけにフグの対応の早さに脱帽!

 そこで、オキアミはたまに使用するとして、「コーン、コーン、コーン、フナムシ、フナムシ、
フナムシ・・・」のローテーションで攻めることにした。
オキアミはエサ取り用に5,6個、たまにダンゴに包みながら、コーンとフナムシのどちらかで
エサ取りの食い残しをチヌが食べてくれれば良いなあという作戦で攻めてみる。

 しばらく続けると、コーンは残ってくることが多いが、フナムシは取られて無くなることが多い。
まあ、どちらかでチヌが食ってくるだろうと信じて続ける。
と、フナムシの時、ダンゴが割れて少し流すと、寝ウキが立って一気に沈む。
思わず合わせた。
乗ったー!
引きからして、ボラだと直感した通り、姿を現したのはボラだった。

 ここで気を取り直して、午前11時半頃、昼食を取ることにした。
昼食中、内向きでやっている他の3人の紀州釣り師の釣りを見ていると、ボラを数匹掛けていた。
と、一人が30cmくらいのチヌを上げた。
その直後、もう一人は25cmくらいのアイゴを上げた。
「今が時合いかな」と思い、慌てて弁当を食べ終え、釣りに戻ることにした。

 釣りに戻ると、先ほどまで緩やかに右に流れていた潮が速く右に流れている。
そして、コーンとフナムシのローテーションは変えることなく、攻め続けた。

 しばらくして、フナムシ使用時にダンゴが割れて少し流すと、寝ウキが一気に入った。
フグだろうと思いながら、合わせた。
乗りましたあー。
でも、今までのフグとは明らかに違う引きである。
というよりも、心地よく竿先がコンコン叩いているので、本命のチヌだと確信した。
案の定、すぐに浮いてきたのは紛れもないチヌであった。「ヤッター!」と思いきや、
チヌを手前に寄せてきたのは良いが、干潮近くになって潮が引ききっていたので、
私1人で5.4mのタモで掬うのはギリギリの高さで、引っこ抜くにしては少し無理なサイズである。
でも、隣に救世主が座っていました(ラッキー)。
ちょうど副会長さんが休憩中で、私の隣に来ていたので、腹這いになりながら掬ってもらえたのである。
副会長さんに感謝感謝の気持ちで「ありがとうございます。」って、思わず言いました。
上がってきたのは32cmのチヌであった。メチャクチャ嬉しかった。
時間は午後12時半であった。
「今が時合いや〜、連チャンや〜」と意気込んだが、掛かってくるのはフグ、フグ、フグである。

 この後、干潮を迎え、潮が止まった。
そして内向きでやっていた副会長さんが「チャリコ3匹とフグだけや」と言いながら、
私の隣に釣り座を移動してきた。

 その後、再び潮が動き出したが、今日初めて左にゆっくり流れ始めた。
この間、今までよりエサが残ってくることが多かった。フグも掛かってこない。
こうして暇な時間を過ごしている時に、副会長さんの携帯に会長さんからメールが届いた。
私と副会長さんが釣りに行っていることを知らなかったようで、今から応援に来てくれるとのこと。

 その後、しばらく続けていると、午前中のように右にゆっくり流れ始めた。
と同時にエサも全然残ってこなくなった。
相変わらず、オキアミをたまに混ぜながら、コーンとフナムシのローテーションをして頑張っている。

 午後3時頃、ダンゴが割れて2,3秒後に寝ウキが一気に入った。
先ほどのチヌと同じパターンで寝ウキが入ったので、今回も期待しながら、合わせた。
引きは先ほどより小さいが、竿先をコンコン叩いている。
「うんうん、間違いない。」と確信していた通り、
チヌが姿を現した。
しか〜し、先ほど同様、5.4mのタモで掬うのがしんどい。と思ったら、先ほど私の隣に釣り座を
移動してきた救世主副会長さんに掬ってもらい、上がってきたのは26.5cmのチヌだった。
「ありがとうございます。」と今回も感謝した。
この釣り場は6.3mぐらいのタモがなければ、1人では掬えないことが分かった。

 チヌに掛かっている針をはずしている時に、会長さんが応援に来てくれた。
今回は近くのかき氷屋さんでかき氷を買ってきてくれた。
急いで針をはずしてチヌをスカリに入れて、かき氷をいただいた。美味しかったあ〜。
会長さん、いつもいつも差し入れ有り難うございま〜す。
 
 しばしの休憩後、我々は釣りを再開した。会長さんももうしばらく居てくれるとのこと。
ここで私はいつも愛用している寝ウキから、タヌPONさんからもらった自立ウキに交換した。
(この自立ウキは6月19日の釣行記で詳しく紹介しています。)
どうしても、この自立ウキでチヌを釣りたいと思っていたからである。
潮は先ほど同様、右にゆっくり流れていて、エサ取りも相変わらず、多いようだ。

 自立ウキは感度が良く、微妙なアタリもよく分かる。
そして、ウキが入った。
しかし、すぐに浮き上がってきた。
フグの仕業である。
こんなことを繰り返し、掛かってくるのはフグばかり。

 そうこうしているうちに、午後4時からのゴールデンタイムを迎えようとしていた。
と、その時、ダンゴが割れてすぐにウキが入った。フグだと嫌なので、3つ数えてから合わせた。
乗ったあ〜。小さいが、本命の引きだ。
寄せてくると、何とかごぼう抜き出来るサイズなので、引っこ抜いた。
2匹釣っているからこそ、余裕のごぼう抜きである。1匹目なら迷わず、タモ入れしま〜す(笑)。
これで、3匹目ゲット。
しかも、タヌPONさんからもらった自立ウキでチヌもゲットできた。ヤッター!

 気をよくして、ゴールデンタイムに臨んだ。
このころ、副会長さんは集中力が切れて、長い休憩に入ってしまった。
と、同時に会長さんが副会長さんの竿で釣り始めた。

 その後、私と会長さんは頑張ったが、フグに悩まされ、掛かってくるのはフグばかり。
健闘むなしくゴールデンタイムが終了し、我々も納竿することにした。

 今回の釣行は出張から帰ってきた翌日ということで疲れはしましたが、チヌを3枚釣ったので、
疲れは半減しました(笑)。
そして、作製して初めて使用することになったメジャー、なかなか良いなあ。
自分で言うなってか(笑)。


私の釣果・・・・チヌ3枚(25.5cm〜32cm)
         ガシラ3匹
         アジ1匹
         フグ多数
         ボラ2匹

副会長の釣果・・・・チャリコ3匹
            フグ多数


駆けつけ応援・・・会長さん