日付 2005/08/13 区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 鳥取県竹ノ内
メモ 2005年紀州釣り遠征初日の地
場所の写真 メ モ
車横付けで楽だったんですが・・・。
満潮 6:57 22:31 干潮 0:29 14:09 小潮 波高 1.0m
天気 雨のち曇り 普通 水温   気温  
開始時間 8:30 納竿時間 16:30 同行者 永野 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ 2005年 紀州釣り遠征1日目
エサ 備考
オキアミ  
チャンス配合ヌカ  
細挽きサナギ  
アミエビ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座
アジ 10.0 Cm 〜 10.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹      
サヨリ 15.0 Cm 〜 15.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹      
写真
 去年の夏、那賀紀州FCは記念すべき第1回紀州釣り遠征をした。
と言っても、各メンバーの諸事情の関係で、私1人だけの遠征となった。
場所は一度釣りをしてみたかった日本海に白羽の矢を立て、京都府舞鶴方面に行ってきました。

 そして、今年で第2回目を迎える紀州釣り遠征は釣りキチさんと2人で行くことになり、
日程は8/13〜8/15に決定していましたが、行き先は出発前日まで決定していませんでした。
それで、行き先を何処にしようかと出発前日まで釣りキチさんと色々と検討した結果、
鳥取県&島根県の境港方面に決定したのである。
今年の夏で第2回目を迎える恒例(去年から始まった)の那賀紀州FC紀州釣り遠征がこうして
幕を開けることになったのである。

 8月12日午後10時半過ぎに、釣りキチさんを迎えに行き、午後10時45分に出発した。
帰省ラッシュで渋滞すると思っていた高速道路は近畿自動車道の吹田料金所で約15分程
待ったくらいで中国自動車道に入ってからは山陽自動車道との分岐付近まで車が多かったが、
多くは山陽自動車道の方に入っていったので、分岐を越えて中国自動車道はスイスイだった。
その後、落合JCTで米子自動車道に入り、終点の米子ICで降り、そのまま国道431号線を
北進し、境港市に入り、第1日目の目的地である鳥取県の『竹ノ内』を目指した。
『竹ノ内』は『夢みなと公園』周辺にあり、8月13日午前3時15分に釣り場に到着した。
予想(6時間)より早い4時間30分での到着だった。

 そして早速、釣り場を下見するが、まだ暗いので、すごく長い波止であるということと
車を横付けできるという程度しか分からない。
だから、明るくなるまで待とうということで、近くのパーキング(無料)で仮眠を取ることにした。

 ようやく明るくなってきた午前5時過ぎに目が覚め、もう一度釣り場を下見すると、
「なかなか深そうで期待できるかも」っていうことで、早速オキアミを買いに行こうと思い、
先客に「この近くに釣具屋さんはありますか?」と聞いたところ、「ジャンボやったら、
少し分けてあげるけど」と言いながら、釣具屋さんの場所を詳しく教えてくれた。
我々は『ジャンボ』という聞き慣れないエサの名前を聞き、顔を見合わせた(笑)。

 そして、エサを買ってきて、釣り場で仕掛けを作っている最中に、雨がポツポツ降ってきて、
次第に激しくなってきたので、濡れてもよい道具はそのままにして車に戻ることにした。
車の中で「やはり、この2人は雨男最強コンビだなあ」なんて話しているうちに、
さすがに長旅で疲れているせいで、車の中ではそのままグッスリ寝てしまった。

 目覚めたのは午前8時半過ぎで、雨は既に止んでいた。
いきなり、雨のキツイ洗礼を受けて、この3日間の遠征はどうなることかと思いましたが、
ラッキーにも雨が止んでくれたのだ。

 それで、慌てて仕掛けを作り、鳥取の地で初めてダンゴを投げたのは午前9時前であった。
当初、潮は右にゆっくり流れていて、釣り座は私が潮上(左)に、釣りキチさんは潮下(右)に
陣取ることになった。
水深も分からないので、タナをは5ヒロにセットすると、ちょうど、タナトントンぐらいだった。

 釣りキチさんが4,5投目で、いきなりシャクった。
鳥取での第1号は何が掛かったのかと思うと、小さいフグであった。あ〜あ。
もうエサ取りがわいてきたのか多いなあと思っていたが、その後は2人ともアタリが全く無い。
しかも、オキアミはそのまま残ってくる。
水底ではどうなってるのかと思いながら、ダンゴを投げ続けるが、状況は一向に変わらない。

 そこで、タナトントンから少しタナを浅くしてみて、エサをアピールしてみたが、何の反応もない。
仕掛けを回収する時、残ったオキアミに反応して、たまにアジやサヨリが追っかけてきて、
ほんのたまに掛かってくる程度である。
すごく雰囲気の良い釣り場なのに、「底には何にもおらんのか」なんて疑問がわいてくる。
ふと周りを見渡すと、早朝からサビキ釣りや投げ釣りなどの釣り客がいっぱいだったのに、
知らぬ間に帰ってしまい、少なくなってきている。

 午前11時頃、気分を変えるために昼食を取り、後半に期待することにした。
でも、午後に入っても変わり映えせず、アタリすら無く、オキアミもそのまま残ってくる。
「この時期にエサ取りすら、いてないなんて、鳥取の海はおかしいで〜」なんて思いながら、
ダンゴを投げ続けているうちに、午後4時過ぎになってしまった。

 一向にアタリも無いし、粘っていても釣れそうにないので、釣りキチさんと相談した結果、
今日は早々に切り上げて、2日目の釣り場の下見に行こうということになった。
一応、『美保関』に目星を付けていたのだが、色々な釣り場を下見に行った結果、
2日目の釣り場はやはり、水深のありそうな『美保関』に決定した。

 この後、夢みなと公園内の『みなと温泉館』で入浴を済ませ、夕食を取りに米子市内に向かった。
せっかくだから美味しいものを食べたいということで、あちこち見回ったところ、
店の名前は忘れたが、R431号線沿いのとある和食屋さんに入った。
この店は和食のバイキングになっており、どの料理も美味しいので、腹一杯食べた。
バイキングとなれば、たくさん食べてしまうのは私だけでしょうか?(笑)

 お腹いっぱいになったところで、米子市内にある結構品揃え豊富な釣具屋さんに行き、
翌日に使うオキアミを買い、情報収集することにした。
すると、2日目の釣り場に決定した『美保関』の釣り座ポイントが書いてあり、
チヌが釣れるポイントをチェックした。
これで万全だと思っていると、地元の人が朝、言っていた『ジャンボ』というエサのことが
妙に気になって、「ジャンボっていうエサはどんなエサですか?」って、店員に聞いてみると、
5kgくらいの冷凍アミエビのブロックを指さして、「これがジャンボです。」と言った。
確かにこんなに大きなアミエビのブロックを見たことが無く、我々はビックリしたが、納得した。
しかし、他の地元の人の話で後で分かってきたことだが、小さいのも大きいのもひっくるめて
アミエビのブロックを『ジャンボ』って言うらしい。

 こうして、本命の姿を見ることなく、遠征初日を終えたのである(泣)。