日付 2005/08/27 区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 若狭大島(あみや渡船)
メモ  
満潮 6:05 干潮 14:12 小潮 波高 1.5m
天気 雨のち晴れ 普通 水温   気温  
開始時間 6:00 納竿時間 17:30 同行者 永野、四宮、ばっとまんさん、ヤマちゃん 備考  
渡船名 あみや渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ フカセ釣りでの初遠征となった。
エサ 備考
ボイル  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座
グレ 18.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 20 匹      
ベラ 20.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹      
フグ 10.0 Cm 〜 15.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹      
写真
写真は左から、「釣りキチさん、磯吉さん、私、ヤマちゃん、ばっとまんさん」である。

 今回釣行はフカセ釣り初の遠征となった。
というのも、7月3日に行われたマルキュー全日本グレ釣り選手権第1次予選を見事に
突破した釣りキチさんのために、9月3日に行われる第2次予選会場の若狭大島の下見釣行を
兼ねて、ばっとまんさんとヤマちゃんと磯吉さんと私を含めて5人で遠征することとなったのである。
初のフカセ釣り遠征ということで、私は前日からワクワクしていました。
しかも、じじーさんが会長を務めるWeb☆FCの大会を兼ねているということで、
益々気合いが入っていた。

当日、和歌山組の我々3人が和歌山を出発し、舞鶴若狭自動車道の西紀SAを目指した。
というのも、西紀SAでばっとまんさんたちと待ち合わせしているからである。

 我々が意気揚々と待ち合わせ場所を目指していると、中国自動車道から舞鶴若狭自動車道に
入る直前にウィンドーガラスに細かい水滴が数滴ついた。
でも、福井県の降水確率は10%の予報だったので、心配はしていなかった。

 そして、西紀SAに着いてしばらくすると、ばっとまんさんとヤマちゃんがやってきて、
挨拶を交わし、話しをしている最中に雨がポツポツ降り出してきて、だんだん激しくなってきた。
すると、ヤマちゃんが「このSAでは毎日降ってるから心配いらんでえ。」と言うので安心した。
それで、5人は西紀SAを出発し、あみや渡船さんを目指した。

 ヤマちゃんの言葉を信じ、西紀SAを出発したのだが、雨は一向に止むどころか、
ますます激しくなってきていて、目的地周辺になってきても、止む気配など感じられない。
降水確率10%の予報をひっくり返すなんて、やはり雨男2人(私と釣りキチさん)のせいかなあ
なんて思い始めたのだった。

 そして、あみや渡船さんに到着したあたりで、雨が止んだ。
やはり、雨男2人の威力も、天気予報を覆すことはできないんだなあと安心したのだった(笑)。

 そして、乗船する準備をして、船に乗り込み、我々5人の他3人を含めて、8人で出船した。
まず、我々のグループ以外の3人を筏に下ろした時点で、再び雨が降り始めた。
でも、これは雨男の本領発揮の序章に過ぎなかった。

 波は1.5mなのに、船長さんによると、高波のために沖磯は上がれないかもと言っていた。
私は思わず、ビックリした。
というのも、和歌山では1.5mの波で沖磯に上がれないなんて、考えられないからだ。
でも、沖磯で1カ所だけ上がれる所があり、私と釣りキチさんと磯吉さんが上がることになった。
次週のマルキューグレ2次予選に出場する釣りキチさんのために、ばっとまんさんが譲って
くれたのだった。有り難うございました。
結局、ばっとまんさんとヤマちゃんは向かいの発電所排水溝近くの磯に上がることになった。

 雨の降る中、モトドリに上がった我々3人は仕掛けを作り、釣り座を決めることにした。
結局、左から釣りキチさん、私、磯吉さんの順に釣り始めることになった。
初めての磯なので、水深など分かる訳がなく、とりあえず、2.5ヒロから始めることにした。

 当初、磯際30cm位のところに潮目ができていて、左へ流れている。
磯際沿いにできる潮目なんて未だかつて見たことがない。
でも、我々はボイルを使って、磯際を流すことにした。

 開始して数投まではエサも残ってきたが、やがて残らなくなってきたと同時に、アタリも出始めた。
と、その時、、釣りキチさんが何かを上げた。ベラだった。
その後、我々3人は磯際を攻めたが、ベラとフグに悩まされながら、20cmそこそこのコッパグレ
は釣れるものの、ポイントを獲得できる25cm以上のグレがなかなか釣れない。
タナを3ヒロに深くしても、釣果は変わらない。

 それで、私はタナを2.5ヒロに戻して、磯際狙いから少し遠投することにした。
手前にエサ取りを寄せておいて、竿2本先に仕掛けを投入することにした。
しかし、仕掛けが潮目に引かれて手前に寄ってきて、磯際の潮目に沿って、左に流れる。
「釣りづらい状況やなあ」と言っても仕方ないので、頑張らないといけない。
それでも20cmそこそこのコッパグレは釣れていたのだが、ポイントを獲得できる25cm以上が
釣れないのだ。
すると、ばっとまんさんから「潮の流れが変わるまで頑張れ!」とメールが入り、勇気づけられた。
ばっとまんさんの釣果を聞いたところ、コッパグレと27cmのチヌを釣ったとのことだが、
チヌは 30cmオーバーでないと、ポイントにならないらしい。

 しばらくすると、船頭さんが回ってきてくれて、ばっとまんさん&ヤマちゃんは場所替えを
することになり、我々3人のすぐ裏に移ってきたのだった。
そのついでに、我々のところにも回ってきてくれると思っていたのに、素通りした(怒)。
「あれっ、寄ってくれへんの?」っと思っても仕方なく、昼食を取ることにした。

 昼食後、朝からずっと磯際にできていた潮目が竿先2本ぐらい先に移動した。
「これはチャンス!」とばかりに、仕掛けをその潮目に直接入れることにした。
やはり、潮は左に流れている。
そして、釣りキチさんの方を何気なしに見やると、竿を曲げ、タモで掬おうとしている。
我々3人の先陣を切って、初ポイントゲットとなる31cmを上げたのだった。
釣りキチさんのポイントゲットで、3人に活気が戻ってきた。

 その後も竿2本先の潮目に入れて流してみるが、コッパとベラしか釣れない。
そのうち、潮目は再び磯際に寄ってきてしまった。

 そこで、磯際の潮目にエサ取り用のマキエを多く撒いてエサ取りを寄せておいて、
竿1本先に本命用のマキエをパラパラ撒いて、仕掛けを投入することにした。
潮は磯際の潮目に引かれて、仕掛けも磯際に寄ってくる。
磯際に寄ってくるまでに、食わそうと思ったのである。

 そして、マキエした時に集まってくるエサ取りの状況を確認したところ、コッパやアジやフグに
混じって、30cm弱のグレが数匹見え隠れしている。
ベラやフグ以外に、どのサイズのグレが食うかどうかは確率の問題である。

 それで、私は2.5ヒロ遊動から2ヒロ固定に仕掛けを変更し、浅ダナの見えグレを狙うことにした。
大きい方のグレに食ってほしいと思いながら、続けるが、釣れてくるグレは25cmに満たない。
早く、ポイントをゲットしたいと焦りばかりが先行する。

 と、その時、ばっとまんさんからメールが入り、チヌ47cmをゲットしたとのこと。
高得点ゲット、おめでとうございます!
このチヌは2ヒロのタナで食ってきたらしい(驚)。
その後、チヌ狙いのタナに変更し、38cm、46cmを立て続けに追加したばっとまんさんは
さすがである。
でも、そろそろグレの姿を見たいということで、グレ狙いに変更するとのこと。

 一方、我々は相変わらず、コッパとベラとフグたちと戯れていた。
そこで、私は作戦を変更することにした。
もっと遠投すると、エサ取りが少ないかなと思い、竿5本ほど先を狙うことにしたのだ。

 竿5本先では磯際の潮目によって引かれて、ゆっくりと左斜め手前に流れてくる。
手前にマキエを多く撒いてエサ取りを引きつけて、仕掛けを遠投すると、エサも残ってくるので、
しばらく、このパターンで攻めることにした。
すると、ウキがスポッときれいに入り、合わせると25cmに満たないコッパグレだった。
その後、数投するうちにエサ取りも対応してきてエサは取られるようになってきて、
磯際でやっていた時と同じように、釣れてくるのはコッパとベラばかりである。
仕掛けを2ヒロ固定から、2.5ヒロ〜3ヒロ遊動に変更しても結果は同じ。
3.5ヒロにすると、根掛かりするのである。浅い!

 2.5ヒロに戻して仕掛けを流している時に、ふと磯際にマキエを撒いてみたら、
エサ取りの中に先ほどの30cm弱のグレが数匹混じっているのを再確認することができ、
そのグレの姿を見た私は、迷いもせず、2ヒロ固定に戻し、磯際をもう一度攻めることにした。

 磯際を攻め始めて数投後、ウキが消し込んだので、合わせた。
上がってきたのは、やはりコッパグレであったが、手のひらより大きいので、測ってみると、
ポイントを獲得できる25cmを若干上回っていたので、キープした瞬間、「ヤッター!」と叫んだ。
25cmを釣ったくらいで「ヤッター!」と喜ぶのは恥ずかしいですが、この日釣れてくるのは
25cm以下の規定サイズばかりで、一日苦しんだ挙げ句、やっとポイントをゲットできたので、
思わず嬉しくなって、発してしまった(笑)。
この時、既に午後4時を回っていたが、納竿まで2時間が残されていたので、ゴールデンタイムに
期待することにした。

 しかし、早々とポイントゲットした釣りキチさんも、未だポイントを上げていない磯吉さんも、
先ほどポイントを獲得したばかりの私も、健闘虚しく、その後も、コッパとベラとフグに遊ばれ、
納竿の午後6時を迎えることになった。

 あの後、ばっとまんさんは25cm以上のグレを1枚釣り、ヤマちゃんは25cm以上を2枚釣り、
隣磯で釣っていたばっとまんさんたちが納竿すると同時に、Web☆FC大会も終了した。

 陸に上がって、我々のチームのポイントを計算すると、189点だった。
その得点のうち、ばっとまんさんは154点だった。すごい!

 そして、帰路に着くこととなったのだが、一日の汗を流そうということで、みんなで近くの
お風呂さんに行くことになった。
そこで、ハプニングが起こることになった。

 そのハプニングとは、全員お風呂から上がって、帰ろうとした時に、釣りキチさんが靴を入れた
下駄箱の番号を忘れて、大騒ぎになったことだた。
とりあえず、店員さんは下駄箱のマスターキーを使って、手当たりバッタリ開けて、
何とか、釣りキチさんの靴が戻ってきたのだった。

 その後、5人で近くのラーメン屋に寄って、反省会をして、帰路に着いたのだった。
那賀紀州FCの我々3人(私、釣りキチさん、磯吉さん)は、ばっとまんさん率いる兵庫県チームに
招待されて参加させて頂きましたが、足を引っ張るばかりで、お力になれませんでした。
すみませんでした。

 次回釣行はばっとまんさんと同じ磯に上がって、色々話しがしたいです。
有り難うございました。


応援メール・・・・・釣りバカさん、ジュゴンさん
応援有り難うございました。
私がポイントゲットした25cm強のグレ。
釣りキチさんがポイントゲットした31cm。
ばっとまんさんは47cm、46cm、38cmのチヌ3枚と26cmのグレ1枚で高得点ゲット。

ヤマちゃんは26cm、27cmのグレ2枚でポイントゲット。