日付 2005/09/04 区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 海南某波止
メモ  
満潮 6:23 19:09 干潮 0:28 12:41 大潮 波高 1.0m
天気 曇り時々雨 普通 水温   気温  
開始時間 6:30 納竿時間 17:30 同行者 エイちゃん 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ 備考
チャンス配合ヌカ  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
フナムシ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座
チヌ・キビレ 17.0 Cm 〜 42.5 Cm ? kg 〜 ? kg 18 匹      
マダイ 12.0 Cm 〜 12.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹      
キス 18.0 Cm 〜 18.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
アジ 15.0 Cm 〜 15.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹      
写真
 今回は突然にお誘いしたにもかかわらず、エイちゃんは快く同行してくれることになりました。
エイちゃんは都合で10時頃までしか、一緒に釣れないとのことです。
でも、一番心配なのは台風14号接近で風や波は大丈夫なのかということだった。
しかも、午後からは降水確率70%なので、雨で釣りにならないかもしれない。
そういう不安はありましたが、私とエイちゃんは強行することにしました。

 当日、午前6時に現場に集合する約束をしていたのだが、私は少し遅刻してしまった。
エイちゃん、ゴメンナサイでした。
台風14号が接近中ということでしたが、湾内だったので、幸いにも風も無く、波も無かった。
しかし、エイちゃんが目星を付けていた釣り座はちょうど大潮の満潮時で、水没していたために、
数m離れた別の釣り座に決定し、釣り支度を始めた。

 エイちゃんは私より一足早く、ダンゴを投げ始め、タナは2ヒロ強であることを教えてくれた。
「そんな浅い釣り場で紀州釣りなんて出来るのかなあ」って、正直思いました。
しかも、大潮の満潮時で2ヒロちょいなら、干潮になると1ヒロ半ぐらいになるだろうから、
このタナで、もしチヌを釣ったら、チヌを釣った一番浅いタナの記録を更新することになるのだ。
というのも、私は今までにタナが2ヒロ半以下の釣り場で紀州釣りをしたことがなく、
チヌを釣った一番浅いタナが2ヒロ半だからである。

 そして私も支度が終わり、教えてもらった通りにタナを2ヒロちょいに設定し、釣り始めた。
当初は左に緩く流れ、数投目にアタリが出始め、2人はチャリコとキビレを数匹ずつ釣った後、
私は割れてすぐに前アタリがあり、その直後に寝ウキが一気に入ったので、合わせた。
乗った〜! 竿をコンコン叩き、チヌ独特引きだが、あまり大きくない。
上がってきたのは、25cmギリギリのチヌであった。
初めての釣り場での初チヌなので、一応キープした。ダンダビ更新のためにもキープした。

 その直後、ダンゴが割れてすぐにチョコンと前アタリがあり、理想的な本アタリとして寝ウキが
立ったので、合わせると、乗った。
竿をコンコン叩いているし、チヌだと確信しながら、水面に姿を現したのは、やはりチヌであった。
手前に寄せてきて、タモで掬おうとした時に、弧を描いて曲がっていた竿が、上に跳ね上がった。
と同時に、チヌが逃げていく(泣)。
痛恨の針ハズレだった。
30cmはあったと思う。
「2匹目ゲット、ごちそうさま!」と心の中で喜んでいたのに、まさかの事態に私はしばし呆然。

 私はショックを隠せないまま、「始まったばかりやから、まだまだこれからや」と自分に言い
聞かせ、頑張るしかなかった。
その頃、エイちゃんは相変わらず、キビレを連発していた。

 その後、エサ取りが多くなってきたので、50cmほどハワセることにした。
すると、オキアミは囓られながらでも、少し残ってくるので、しばらく続けることにした。

 その後は手のひらチャリコや手のひらキビレと戯れていたが、ようやくダンゴが割れてすぐに
前アタリがあり、本アタリという理想的な本命のアタリがあった。
合わせると掛かって、寄せてきたところを、エイちゃんにタモ入れしてもらった。
27cmのチヌであった。
エイちゃん、有り難うございました。
これで先ほどのバラシが帳消しになった。
よかった〜。

 その後、潮の流れは川のように速くなったり、止まったりの繰り返しで、タナ調整を頻繁に変更
しなければならないので、面倒だった。
しかし、少し緩めに左に流れる潮に変わった。
すると、ダンゴが割れて3秒後ぐらいに寝ウキがピョコンと立って、スーっとゆっくり横に持って
走ったので、思わず、合わせた。
乗った〜!  しかも、今回は引きが強く、サイズアップ間違いなし!
すぐに浮いてきて、姿を現したのは45cmはあろうかと思われるチヌであった。ラッキー!
それで、エイちゃんが慌ててタモを持って下に降りてくれて、タモ入れの準備にかかってくれた。
その間、手前に寄ってきたチヌに2度ほど、足下のスリットに突っ込まれるが、何とか耐え、
エイちゃんがタモ入れしてくれました。
またまた、有り難うございました。
早速、丸々太ったチヌのサイズを測ると、この日最大の43cm弱だった。
思わずビックリして、「えっ」って叫んだ。
丸々太っていたので、45cmはあろうかと見間違えていたのだった。
このチヌを持った私を、エイちゃんが写真をとってくれた。

 その後はしばらく、良いアタリも遠のいた。
と、急にエイちゃんは竿とボケを持って「ちょっと遊んできますわ」と言って、最初に予定していた
釣り座に移動した。
しかし、様子がおかしい。
ヌカを持っていかないってことは、前打ち?フカセ?でも、やるのか?

 しばらくして、私の所に来て、フナムシを分けて欲しいと言ってきたので、分けてあげた。
エイちゃんはどんなことをやっているのかなあと思って、覗きに行くと、フナムシと捕まえたカニで
見えているチヌに対して前打ちをやっていた。
「釣行記には書かんといてよ〜」って、エイちゃんに言われていましたが、書いちゃいました。
まあ、エイちゃんの釣行記で自らバラしていたので、まあいいか(笑)。

 しばらくして、前打ちをあきらめたエイちゃんが戻ってきて、私の隣で紀州釣りを再び始めた。
そして、エイちゃんがシャクった。
キビレ続きだったけど、ようやく待望のチヌを釣り上げた。
「おめでとうございます」って言って良いんですよね(笑)。

 そのうち、エイちゃんはヌカが無くなり、終了予定の10時を迎えた。
道具をしまい、「頑張ってね。」と言い残し、エイちゃんは釣り場を後にした。
次回はもっとゆっくりご一緒しましょうね。

 エイちゃんが帰った後、エイちゃんが当初予定してくれていた釣り座に移動することにした。
水没していた釣り座が姿を現し、何よりもエイちゃんお薦めの釣り座で釣りたかったのである。

 釣り座を移動してから、しばらくは魚を寄せなければと必死でダンゴを投げ続けた。
その後、磯吉さん(四宮氏)が応援に駆けつけてくれて、飲み物の差し入れをしてくれた。
有り難うございました!
磯吉さんはエイちゃんと入れ違いになって、お会いできなかったのを残念がっていた。

 磯吉さんと30分程、話しをしていましたが、家の用事で帰ってしまいました。
その後、しばらく経っても、オキアミはそのまま残ってくる。
おまけに予報通り、雨もポツポツ降り出してきた。
と同時に、タイミング良く、雨男隊(私、釣りキチさん、じじーさん、エイちゃん)の隊長である
じじーさんから「和歌山県は午後から雨の予報が出てますよ〜」なんて、追い打ちメールが
入ってきましたが、構わずダンゴを投げ続ける。
ようやくエサ取りが少しずつ集まり始めたのか、囓られて残ってくるようになった。
喜んでいるのもつかの間、突然に雨が激しくなってきたので、弁当を持って車に避難した。

 車に入るや否や、雨はもっと激しく降ってきたので、昼食を取ることにした。
昼食後も雨は降り止まないので、このまま車の中で待機せざるを得なかった。
1時間ほどすると、少し小降りになってきたので、釣り座に戻ることにした。

 釣りを再開したときには、もう午後1時過ぎだった。
でも、30分もすれば、また激しい雨が降ってきたので、再び車に待機することになった。
「これじゃ、釣りにならんなあ」って、言っても仕方ない。

 そして、30分ほどすると雨が小降りになってきたので、釣りを再開することにした。
オキアミもそのまま残ってくる。
たびたびの中断でエサ取りが散ってしまったのも仕方ないだろう。
だから、チヌを含め、エサ取りを寄せるためにもダンゴを投げ続けた。
しかし、その後はチャリコを2匹釣っただけで、オキアミもそのまま残ってくるし、フナムシやボケ
を使っても、そのまま残ってくるので、元の場所に戻ろうかと思っているうちに、雨も止んだ。
そして、午後3時半に思い切って、最初釣っていた釣り座に戻ることにした。

 元の釣り座に戻って数投後、ダンゴが割れてすぐに前アタリの後、本アタリがあったので、
合わせると、竿をコンコン叩き、心地よい引きを感じながら姿を現したのは、やはり本命であった。
上がってきたのは、28cmのチヌであった。
最初に釣っていた場所に戻って早々に結果を出したので、ちょっと拍子抜けしました(笑)。
だから、「あと、3匹くらいは追加できるんちゃうか?」なんて、軽く考えていたんですが、
世の中、そんなに甘くなかった。

 その後、干潮で引ききっていた潮がようやく動き出し、1ヒロ半だったタナがだんだん満ちてきて、
期待していたのだが、チャリコや手のひらサイズのキビレや小チヌが釣れてくるばかりで、
キープサイズは釣れることなく、納竿とすることになった。

 それにしても、未知の世界だった2ヒロ前後という浅い釣り場での紀州釣りで、
こんな良型が釣れるなんてビックリした。
しかも、この日、キープサイズのチヌを釣ったのは、いずれもオキアミで、フナムシやボケだと、
ほとんどそのまま残ってくるか、掛かってもチャリコであった。
そして、タナをトントンにすると、フグなどのエサ取りにやられるので、終始ハワセることで、
以上の釣果を得ることができました。

 ただ今、紀州釣りシーズン真っ最中ということで、次回も頑張ります。


応援メール・・・・じじーさん、ばっとまんさん、釣りキチさん(永野氏)
駆けつけ応援・・・・磯吉さん(四宮氏)

みなさん、応援有り難うございました。