日付 2005/09/19 区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 加太港
メモ 大波止ではなく、手前の車横付けの釣り場
満潮 6:39 19:07 干潮 0:33 12:52 大潮 波高 1.0m
天気 曇り時々晴れ 普通 水温   気温  
開始時間 6:30 納竿時間 18:00 同行者 黒カモメさん、くっちゃん、あちゃまるさん 備考 エイちゃん、J・Jさん
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ ネット仲間4人を含めて、総勢8名の楽しいOFF会になりました。
エサ 備考
オキアミ  
コーン  
フナムシ  
ボケ  
チャンス配合ヌカ  
細挽きサナギ  
アミエビ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座
チヌ・キビレ 23.0 Cm 〜 23.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
マダイ 10.0 Cm 〜 15.0 Cm ? kg 〜 ? kg 6 匹      
アジ 10.0 Cm 〜 10.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹      
ベラ 15.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹      
サバ 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹      
ボラ 28.0 Cm 〜 28.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
写真
 写真は上段左から、あちゃまるさん、エイちゃん、J・Jさん、黒カモメさん、くっちゃん、会長、
下段左から、トミー、私の総勢8名です。
楽しいOFF会になりました。

 今回は黒カモメさんとの初釣行ということで、すごく楽しみにしていました。
こちらからは私と会長さんと私の友達のトミーの3名が参加することになっていて、
人数も多い方が楽しいので、エイちゃんも誘ってみると、「仕事の都合がつけば行きます。」
と言ってくれたので、「来てくれたら良いなあ」と思っていました。

 そして当日、私が待ち合わせの釣り場に向かっていると、黒カモメさんから電話があり、
連休中なので釣り人が多く、狙っていた外向きの釣り座が確保できないとのことだった。
急がなければ・・・・と、あせる(汗)。

 ようやく駐車場に着いた頃には集合時間の6時を少し過ぎていた。
(黒カモメさんスミマセンでした。)
早速、黒カモメさんに電話をし、到着したことを伝えると、道具をまとめて釣り場に向かった。
その途中にまだ到着していない会長さんとトミーに電話したところ、もう少し遅れるとのことだった。

 駐車場から200mぐらい離れた釣り場に着くと、3人組が話をしながら、こちらに向かってくる。
その中に何と前回初めてお会いしたJ・Jさんがいたので、残りの2人のうちのどちらかが
黒カモメさんだなあと思った。
そして、黒カモメさん、その連れの「くっちゃん」、J・Jさんと挨拶を交わした。
黒カモメさんと、くっちゃんとは「初めまして」です。
J・Jさんもご一緒できるなんて、思ってもみなかったので、ラッキー!

 で、3人はすでに釣り座に仕掛け等をセットして、しかも我々3人の釣り座を確保してくれている。
何から何まで有り難うございます!
しばらく話しをしたあと、めいめいの釣り座に戻って釣り始めることにした。
私は抑えてくれている釣り座の1つに入らせてもらい、ダンゴと仕掛けを作り、釣り始めた。
内向きに左から私、黒カモメさん、くっちゃんの順に座ることになった。
一方、J・Jさんは釣り客の多い外向きに陣取っていて、ヌカ切りをやっていた。

 私はしばらくやってみるが、エサ取りもなく、オキアミが残ってくる状態が続く。
「今日は厳しい釣りになるんかなあ」なんて思っていると、お互いに初対面である会長さんと
トミーがほぼ同時に釣り場にやってきた。
ここでまた、みなさんが一同に集まってきて、挨拶を交わし合った。
と、会長さんは遅れたお詫びとして『からあげクン』を全員に差し入れしてくれた。
有り難うございました。美味しかったですよ〜。

 その後、トミーと会長さんは確保してくれていた釣り座につき、内向きは左から先端に向かって、
会長さん、私、トミー、黒カモメさん、くっちゃんの順に座り、紀州釣りをすることになった。
外向きではJ・Jさんがヌカ切りをやっている。
6名で釣りを再開した。

 しばらくすると、エサ取りがようやく集まり始め、オキアミが取られ始めたが、アタリは出ない。
おそらく、ちびフグか、ちびハゲの仕業であろう。
でも、エサ取りが出てきたということは魚の活性が上がってきた証拠なので、そのうちにボラも
寄ってくれば、必ずその近くにチヌも寄ってくるはずだと信じ、ダンゴを投げ続ける。

 すると、外向きでやっていた釣り人が帰り支度を始め、その様子を遠くで見ている黒カモメさんは
その釣り人が帰るや否や、待ってましたとばかりに外向きの空いた場所に移動した。
確かに内向きより外向きの方がすごく雰囲気が良さそうに見える。
その後、外向きの釣り人(黒カモメさんの隣)がもう一人帰ったので、くっちゃんに「外向きが
空いたけど、どう?」って確認すると、くっちゃんは「ここで頑張りますわ」と言ったので、
私は黒カモメさんの隣の外向きに移動することにした。

 移動して少しの間はオキアミも残ってきて、仕掛け回収時に豆アジが数匹掛かってきた。
でも、しばらくすると、エサ取りも集まってきて、オキアミはダンゴが割れて一瞬で無くなってしまう。
しかも、アタリは全然表れない。
それでエサをボケに変えてみると、寝ウキがピョコンピョコン動いて微妙なアタリはあるものの、
その小さいアタリに耐えきれずに合わしても針に乗らない。
フナムシに変えても、同じように微妙なアタリしかなく、半分食いちぎられて半分残ってくる。
半分残ってくるので、そのまま流しても微妙な
アタリしかなく、取られて残ってこない。
でも、オキアミよりエサ持ちが良いので、エサをローテーションしながら、ボケかフナムシの
どちらかで勝負しようと思った。
そして、コーンの出番もあるかと思い、一応持ってきている。

 ここで、私は休憩することにして、みんなの状況を見に行くことにした。
くっちゃんが25cmくらいのキビレを釣っていたが、みんなエサ取りに悩まされて苦しんでいた。
その後、くっちゃんは同サイズのキビレをもう1枚追加した。

 私は釣り座に戻り、しばらくすると、私と黒カモメさんとの間の釣り座が空いたので、
トミーも外向きに引っ越してきた。
トミーは内向きでもシュンシュンと音を立ててシャくっていたが、外向きに移動してからも
そのシャくり音は止まない(笑)。
その後、黒カモメさんは大きな決断を下した。
「どうも魚の気配がない」ということで、始めに座っていた内向きの釣り座に戻っていったのである。
すると、この決断が功を奏したのか、黒カモメさんは移動した直後に、手のひらぐらいのキビレ
を釣った。さすが勝負師だなあと感心しました。
黒カモメさんに刺激され、私も頑張らなければと俄然やる気が入った。
しかし、オキアミではすぐに無くなるし、フナムシ&ボケでチャリコやベラしか掛かってこない。

 10時30分頃、エイちゃんとあちゃまるさんも合流し、挨拶を一通り済ませてから、エイちゃんと
あちゃまるさんは内向きの先端に入り、総勢8名の賑やかな釣りが再開された。
あちゃまるさんとは掲示板でやり取りはあったものの、顔を合わすのは初めてであった。

 再開しても変わり映えしない状況なので、気分転換しようと、昼食を取ることにした。
すると、食事中にふと横を見た瞬間、あちゃまるさんがカメラを構えていて、パシャっと1枚。
その後、会長さんとトミーも一緒に昼食を取ることになったのだが、思わぬハプニングが・・・。
会長さんがコンビニ弁当を食べようと思ったら、ハシを入れてくれていないことに気付いた。
と、そこへJ・Jさんがやってきて「ハシならあるで〜」と言って、会長さんにハシを分けてくれた。
私はJ・Jさんの用意の良さに感心しました。

 気分転換の昼食が終わり、釣り座に戻った。
釣りを再開したが、相変わらず、エサ取りとの格闘が続いていた。
しばらくして、ヌカ切りをしていたJ・Jさんが30cm弱のアイゴを釣り上げた。
ヒレの毒に気を付けながら、ヒレを落とし、見事におかずゲット!  いいなあ。
その後もJ・Jさんは納竿までに同サイズのアイゴを2匹追加した。

 他に目をやると、知らぬ間にエイちゃんとあちゃまるさんが内向きから外向きの釣り座に
移動していた。
と、朝からずっと内向きでやっていたくっちゃんが何やら大きな魚とやり取りをしている。
迫力ある力勝負は、なかなか見応えがあったが、上がってきたのは丸々と太ったボラであった。
くっちゃんは朝からずっと、ボラに悩まされ続けていた。

 ここで、トミーは同じ外向きのあちゃまるさん近くの先端付近に場所替えをした。
しかし、この場所替えが後に劇的な?ドラマを生むことになったのである。
さて、どのようなドラマが展開されたのでしょうか、お楽しみに〜!

 で、トミーが場所替えをし、しばらくたってから、トミーの隣に紀州釣り師がやってきた。
その紀州釣り師は地元の人らしく、要領よく準備を終え、釣り始めた。

 時間は午後3時頃だったかな、オキアミがたまに残ってくるようになったので、フナムシ、ボケ、
オキアミのローテーションをやめ、しばらくオキアミだけで攻めることにした。
やはり、基本エサはオキアミだと思うので、この状況なら、私はオキアミだけで勝負したい。

 数分後、ダンゴが割れてすぐに小さいアタリがあり、直後に寝ウキが立った。
劇的なドラマが展開されようとしているのか、期待しながら合わせた。
乗った〜!
う〜ん、ちょっと竿を叩いているかな、良い感じで引いている。
でも、すぐに浮いてこないので、チヌと違うような気がしてきた。
手前に来て、ようやく姿を現したのは30cm足らずの小さいボラだった。
ショック!
ショックと同時に思わせぶりな引きをしたこのボラに腹が立ってきて、そのボラをタモで掬う気
にもなれず、そのまま波止に放り上げた(怒)。
私が竿を曲げていることに気付いて、黒カメさんはタモを持って、せっかく寄って来てくれたのに、
気を遣わせてスミマセンでした。
私自身、ボラを放り上げるのは初めての経験でした(笑)。
もちろん、劇的なドラマは持ち越しとなったのは言うまでもない。

 で、朝からずっと、この釣り場ではサビキ釣りを楽しむカップルやファミリーなどが入れ替わり、
立ち替わりやってくるが、相変わらず好調で、コンスタントに豆アジが釣れている。
1人で200〜300匹、いやそれ以上持って帰る人もいるので、「あんなに持って帰ってどうする
んやろう?」、「腹わたを取るだけでも大変やろうなあ。」なんて、私とJ・Jさんは話していた。
一方、紀州釣り&ヌカ切りグループの我々はしばし沈黙を保っていた。

 その沈黙を破るかのように、昼からやってきて、トミーの隣に座っていた紀州釣り師が
30cmくらいのチヌを釣り上げた。
朝一からずっとダンゴを投げ続けて、未だ本命をゲットしていない我々の立場はどうなるの?(笑)。
うん、笑うしかない。
笑ってごまかそう。

 そして午後4時を迎え、ゴールデンタイムが始まろうとしていた。
ゴールデンタイム直前から、またオキアミが全く残ってこなくなったので、
ダンゴの割れを遅くしてみても、やはり、全く残ってこない。
それで、ローテーションを始めた。
すると、オキアミは取られて無くなってくるものの、フナムシとボケの場合はほとんどそのまま
残ってくるか、少し囓られて残ってくることが多いのだ。
ボケは残り少ないし、また刺激を与えるという意味で、コーンを投入することにした。

 最初はオキアミを付けエサにし、ダンゴの中にコーンを7,8粒入れ、投げた。
それでもオキアミは取られているが、これを5投ぐらい続けた。
その後はコーン、フナムシ、ボケ(たまに)、オキアミのローテーションをすることにした。

 その後、あちゃまるさんは終了宣言をし、私のところにやって来た。
J・Jさんも帰り支度をしてやってきた。
その横で私はダンゴを投げ続ける。
すると、本日初めて何者かがダンゴを割りに来た。
ボラなのか、チヌなのか、何なのか分からないが、ボラみたいに下品な割り方ではないので、
チヌかもしれない。
チヌだと信じ、残り少ないボケを集中して使い、オキアミ、フナムシ、コーンもローテーションしていく。
しかし、ボケとフナムシは少し囓られて残ってくる。
でも、本日で今が一番活性が上がってきているのは間違いないので、頑張るしかない。

 と、黒カモメさんが大きく竿を曲げた。
強烈な引きに耐え、悲鳴?を上げながら、やり取りをした魚の正体はボラであった。
う〜ん、残念。

 J・Jさんは黒カモメさんがボラを釣ったのを見届けて帰ろうとしていたときだった。
私はちょうどボケを使い切り、フナムシ中心のローテーションをし始めたとき、劇的な?ドラマが
幕を開けようとしていた。
フナムシをエサにダンゴを投げ、ダンゴが割られてすぐに寝ウキに反応があり、すぐに立った。
すかさず、合わせると乗りました〜〜〜!!!
引きこそ小さいが、竿をコンコン叩いているし、本命であることをほぼ確信しながらも、
先ほどの小さなボラのこともあるので、安心はできない。
でも、すぐに浮いてきた姿を確認してホッと安心した。
小さいので引っこ抜き、長さを測ると23cmだった。
小さいけど、我々のグループの中では本日初めてのチヌだったので、「さすが〜」、「粘り勝ちやな」
なんて言われて、私が良い気分になっているところで、劇的なドラマの幕切れかと思いきや、
そう簡単には幕は閉じなかった。

 私が釣り上げてすぐに、何やらトミーが魚を掛けたようだ。
すぐに私も駆け寄ると、足止めを食らって帰り損ねたJ・Jさんがすでにタモを握りしめていた。
しかし、魚は横に走っているので、ボラ?と思った瞬間、姿を現したのは紛れもないチヌだった。
しかも、30cmは十分に超えている。
トミーは慎重に寄せてきて、J・Jさんが掬ってくれた。
上げて、大きさを確認すると、何と37cmであった。
トミーは今日、2年ぶりに釣りをしたにもかかわらず、良型ゲットは素晴らしい。
オ・メ・デ・ト・ウ!
時間は午後5時30分を回っていた。

 納竿まであと30分ぐらいだが、これは時合いが来たなあと思い、慌てて釣り座に戻って、
続けることにした。
しかし、しばらくするとダンゴを割りにこないようになり、オキアミでも残ってくるようになった。
暗くなってくるし、アタリもないので釣り場全体のテンションが下がり気味になってきたその時、
ようやく、会長さんが会心のアタリをとらえた。
竿の曲がりと引きからして、本命っぽい。
「さすが、会長さん。最後の最後で見せ場を作るねえ」なんて、私が言っていると、
黒カモメさんが横から、「変われ〜〜!」って叫んだ。
私はすかさず、「何に?」って突っ込みを入れると、黒カモメさんは「それは伏せておこう」って
答えたが、「ボラに変われ〜」っていう気持ちの表れなのはバレバレである(笑)。
しかし、黒カモメさんの気持ちが通じたのか、はたまた途中で変わったのか(いやそんな訳ない。)、
小さいボラが姿を現した時、会長さんはショックを隠せずにいた。
よほど腹が立ったのか、その小さいボラを引っこ抜いて、波止に放り投げていた。

 その後、暗くてウキも見えなくなってきたので納竿とし、総勢8名のOFF会が終わった。
みなさんお疲れ様でした。
楽しいOFF会になりました。
機会があればまたご一緒して下さいね。
あちゃまるさん、終始、シャッターチャンスを逃すことなく、カメラマンしてくれて有り難うございました。



今日の釣果
私・・・・・・・・・・・・チヌ1枚(23cm)、他
会長さん・・・・・・・他
トミー・・・・・・・・・・チヌ1枚(37cm)、他
黒カモメさん・・・・キビレ1枚(20cm)、他
くっちゃん・・・・・・キビレ2枚(25cm)、他
あちゃまるさん・・・他
えいちゃん・・・・・・他
J・Jさん・・・・・・・・アイゴ3枚(28cm)、他



応援メール・・・・釣りバカさん、じじーさん、ばっとまんさん
          応援有り難うございました。
私の釣果
納竿30分前にやっときた23cmのチヌ
劇的なドラマの幕切れとなるはずだったのに・・・。
3枚目に続く↓
(あちゃまるさん撮影)
トミーの釣果
本当の劇的なドラマの幕切れとなった37cmのチヌ。
(あちゃまるさん撮影)
納竿数分前に会長さんがボラを掛けて引っこ抜いた。
思わせぶりな引きだっただけにショックは大!
黒カモメさんの「変われ〜〜」発言で本当にボラに変わってしまった(笑)。
(あちゃまるさん撮影)
トミーのチヌ37cmをタモで掬ってくれているJ・Jさん
とっくに帰り支度をしていたのに、足止めを食らって、結局最後までいる羽目になった。
(あちゃまるさん撮影)
納竿間際に大きなボラを掛けた黒カモメさん、
ボラと対話しながらのやり取りは最高に釣り場の雰囲気を盛り上げた。
でも、キビレ1枚(20cm)釣りました。
(あちゃまるさん撮影)
朝から終始ボラに悩まされて、パワー全開で力勝負している、くっちゃん
でも、キビレ2枚(25cm)をすでに釣り上げています。
(あちゃまるさん撮影)
先端で紀州釣りをしているエイちゃん
そこへ黒カモメさんが昼食休憩にやってきた。
(あちゃまるさん撮影)