日付 2005/10/16 区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 由良大引(上野渡船)
メモ  
満潮 4:57 17:28 干潮 11:18 23:31 大潮 波高 2.5m
天気 曇りのち晴れ 強い 水温   気温  
開始時間 6:00 納竿時間 17:00 同行者 永野、四宮、エイちゃん、ふくちゃん 備考  
渡船名 上野渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座
アジ 10.0 Cm 〜 12.0 Cm ? kg 〜 ? kg 20 匹      
イシダイ 18.0 Cm 〜 18.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
マダイ 15.0 Cm 〜 15.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
ガシラ 23.0 Cm 〜 23.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
ベラ 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
グレ 15.0 Cm 〜 15.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹      
コトヒキ 10.0 Cm 〜 18.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹      
ハゼ 17.0 Cm 〜 17.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
サバ 22.0 Cm 〜 28.0 Cm ? kg 〜 ? kg 4 匹      
写真
写真は左から、釣りキチさん、私、磯吉さん、エイちゃん、ふくちゃんである。(写真提供はエイちゃん)

 今回はネット仲間のエイちゃん、ふくちゃん、それに我がクラブの釣りキチさんと磯吉さんが同行し、
久しぶりのフカセ釣りということでワクワクして、前日は寝れませんでした(笑)。
しかも、掲示板で前からやり取りをしているふくちゃんとは初顔合わせとなるので、
また一人、ネット仲間とご一緒できるということでダブルワクワクしていました。

 しかし、遥か南の方で停滞している台風20号の影響で、風が強く、うねりもあるとの予報
だったので、出船できるかどうか心配していたが、前日の夕方にエイちゃんが船頭さんに確認
してくれて、出船できるということだったので、ひと安心したのだった。
今回で大引の上野渡船さんのお世話になるのは2回目である。

 当日、紀の国屋湯浅店に寄って、解凍予約していたボイルを買い、上野渡船さんに向かった。
我々3人(私、釣りキチさん、磯吉さん)は午前4時40分に到着したが、エイちゃんたちとの
待ち合わせの時間まで待つことにした。
しばらくすると、エイちゃんとふくちゃんが到着し、挨拶を交わした。

 しばし雑談をし、うっすら明るくなってきた午前5時30分、出船の時間を迎えた。
出船して港を出ると、大きいうねりが出迎えてくれた。
うねりが大きいのは予報通りだが、エイちゃんと磯吉さんと船頭さんとで協議して決定した
オークラという磯の状況を見て、船頭さんは危ないと判断し、その隣の磯であるビシャゴに
上がることとなった。

 我々5人以外に底物3人のグループもビシャゴに上がることになったが、磯に上がるや否や
一目散に釣り座を確保し、仕掛けを作っている。
磯吉さんとエイちゃんとふくちゃんの3人は過去にビシャゴに上がった経験があることで、
早々と釣り座を確保している。
一方、私と釣りキチさんはビシャゴに上がるのは初めてなので、入念に磯周りを観察し、
やっと、釣り座を決定した。

 結局、ビシャゴに上がった合計8名の釣り座は左から、釣りキチさん、磯吉さん、底物2人、私、
ふくちゃん、エイちゃん、底物1人の順に並ぶこととなった。
釣りキチさんと磯吉さんと底物2人は隣磯との水道側で風裏となり、私とふくちゃんとエイちゃんと
底物1人はまともに強い横風を受けることになった。

 磯吉さんはいつものように仕掛けを作るのだけは早く、既に釣り始めていた(笑)。
エイちゃんとふくちゃんも釣り始めたが、3人はアジの猛攻に会っていた。
私もようやく仕掛けを作り終わり、まずはタナを2ヒロに設定して、釣り始めることにした。

 私とふくちゃんとの間に小さなサラシができていて、そのサラシの左の切れ目を攻めることにした。
その切れ目にマキエをし、第1投を投じたが、アタリもなく、サシエもそのまま残ってきた。
潮は右から左にゆっくり流れていて、風も右から左へ吹いているが、かなり強く吹いている。
だから、道糸がまともに風の影響を受けると、ウキに引っ張られた仕掛けがうまくなじんで
いかないので、道糸がなるべく風の影響を受けないように操作しなければいけない。

 そんなことを考えながら、第2投目、マキエを撒いた瞬間に何やら小さな魚が群がってきた。
先ほど、磯吉さんらが悩まされていたアジだろうと思いつつ、仕掛けを投入すると、
サシエが沈んでいく途中でくわえて走り、ウキが一気に斜めに入っていくので上げると、
やはり15cmくらいのアジであった。
しばらくやってみるが、アジのオンパレードである。
そうしているうちに底物2人のうちの1人が竿を大きく曲げてやり取りをしている。
「イシダイかな」なんて期待を膨らませて、みんな駆け寄って見物させてもらうことにした。
しかし、何やら長いものが姿を現し、よく見ると、ウツボであった。(ゲー、大きい)
上がってきたウツボを間近に見るのは初めてなので、思わず写真を撮らせてもらった。
突然のモンスターにビックリしましたが、我々は釣り座に戻った。

 相変わらず、サシエはアジに取られてしまうので、その後はマキエを多めに撒いて、
サシエをカモフラージュしようとするが、マキエを撒いた瞬間に大群にやられてしまう。
サシエは丸見え状態になるので、アジの餌食になってしまい、アジの入れ食いと化している。

 それならばと、手前にマキエを撒いてアジを磯際に引きつけておき、竿3本先に投入してみると、
右から左にゆっくり流れていて、サシエが残ってきたのは1回だけで、以降は仕掛けを
投入した時の着水音に反応するのか、サシエはやはりアジの餌食となるのである。

 これではラチが明かないと思い、Bから3Bのウキに変更し、Bのガン玉1つ、ジンタン4号1つ、
6号1つ、7号1つを上から順に打って、仕掛けを一気に沈めて、アジの大群を突破しようと試みた。
竿1本半先にマキエをして、すかさず仕掛けを遠投し、竿1本半先まで引っ張ってくる。
すると、サシエが何回か残ってくるようになり、そのうちにウキがスーと入っていった。
合わせると何か掛かかり、アジとは違う引きだが、引きは小さい。
上がってきたのは手のひらサイズのサンバソウであった。
直後にチャリコも釣れて、だんだんと本命に近づきつつあり、雰囲気は確実に良くなってきている。

 それでも、サシエが残ってくることも多いので、タナを2.5ヒロに変更することにした。
しかし、釣れてくるのはアジばかりで、サシエも残ってくる。

 ここで、しばしの休憩タイム&お話タイムを取ることにした。
風裏で釣っている釣りキチさんと磯吉さんとこへ行って話しをしたが、やはりアジに悩まされていて、
釣りにならないとのことでした。
その後、磯吉さんは竿を置いて、横になり始めた。
そして私は次に、ふくちゃんとこへ行った。
ふくちゃんは私の隣でずっと釣っているが、やはりアジの入れ食い状態である。
そして、フカセ釣りはエイちゃんに誘われて3回目だそうで、フカセは釣れる気がしないとのこと。
「また、ご一緒して下さいね。」と私が言うと、ふくちゃんは「次回は紀州釣りでお願いします」
って言っていた(笑)。
最後に、エイちゃんとこへ行ってみたが、ここもアジまみれである。
何よりも、ニューロッド&ニュータモ柄が眩しく光っていたので、思わずカメラでパシャ。
軽いし、糸はスムーズに出るし、良いらしい。

 長い休憩を終えて、釣りを再開することにした。
休憩前のタナ2.5ヒロで竿1本半先を攻めるが、相変わらずアジは活発でサシエは残ってくる。
前日から当日未明まで降り続けた大雨のせいで水温が下がり、グレのいるタナは結構深場
かもしれないと思い、この時期には異例?の沈め釣りを決行することにした。
というのも、私はこの時期にフカセ釣りをするのは初めなので、行き当たりバッタリの策を
決行するしかないのである。

 アジが群れているので、アジ層を一気に突破したいために、3Bウキのまま、ガン玉B3つ、
ジンタン6号2つを打って、ジワーと沈めていくことにした。
すると、コンコンと軽く竿を叩くアタリがあるので、合わせて上げてくると、ベラであった。
その数投後、竿先が軽く引っ張られるようなアタリ?があるので、リールを軽く巻いてくると、
何やら、魚が掛かっているようで、上がってきたのは手のひら強の美味しそうなガシラだった。
 
 その後はほとんどサシエが残ってくることが多くなってきたので、つい暇になって、
風裏で釣っている釣りキチさんと磯吉さんの方を何気なしに見やると、磯吉さんは長い休憩モード
に突入したみたいで、ぐっすり寝ている。
それで、私は磯吉さんの釣り座に場所替えすることにした。
釣りキチさんは私の釣り座に場所替えをした。
私は竿を持って移動する途中、エイちゃんは座って「お先です」と言って、美味しそうに弁当を
食べている。

 釣り座を移動して、風裏での状況を釣りキチさんに確認するが、アジまみれということだった。
だから、先ほど沈めていた仕掛けのまま、再開
することにした。

 ふと前方を見ると、竿4本先に磯と平行に潮目ができていたので、迷わず、仕掛けを投入し、
マキエをパラパラ撒いた。
やはり、ここでもマキエに反応して、アジが群がってきた。
沈めていっても、サシエはそのまま残ってくるので、軽仕掛けに戻して2ヒロに設定し直そうと
思っていた時、エイちゃんがそばに寄ってきて、「この風とうねりじゃ、釣りにならんから、撤収
しようか」と言ってきたので、みんなで協議した結果、撤収して風裏となる波止で第2ラウンド
をすることにした。

 それで、エイちゃんは午前11時に迎えにきてくれるよう、船頭さんに電話をしてくれた。
このとき、すでに午前10時を回っていたので、私は早めの昼食を取ることにした。
食べ終わったら、帰り支度をし、午前11時過ぎに迎えに来てくれた。
港へ帰る途中も、うねりで船は大きく揺れて、乗っている我々は振り回された。

 港に着き、第2ラウンドの場所をどこにしようか話しをしていると、ふくちゃんは手荒れが
ひどいので、第2ラウンドを断念するとのこと。
残念ながら、ふくちゃんとエイちゃんは帰ることになり、第2ラウンドはご一緒できなくなった。

 残された我々3人は風裏を求めて探し回り、やっと見つけて、しばらく見学していると、
紀州釣り師が7,8人ほどいるが、状況はあまり良くないみたいで、仕掛けを回収するたびに
サシエが残っている。
次の釣り場を探す時間がもったいないので、間に入らせてもらい、第2ラウンドを開始した。

 潮は左から右にすごくゆっくり流れていて、マキエをしてもエサ取りの姿を確認できない。
しばらくしても、エサ取りはおろかコッパグレさえ現れてこないので、チヌ狙いに変えて、
タナを2.5ヒロから一気に5ヒロまで深くすると、
底に引っ掛かった。
それで、4.5ヒロにすると大丈夫なので、どうやらこの釣り場の水深は4.5ヒロぐらいだろう。
しばらく、それで続けることにした。

 すると、ポツポツとアタリが出始めて、ウキがスーと少しシモって止まったまま、浮いてこないし、
沈んでもいかないので、上げてみると、ハゼが掛かっていた。

 しばらくすると、今度はウキがゆっくり入っていくので、見えなくなってから合わせた。
引きは小さく、上がってきたのは手のひらもないコトヒキであった。
その後はコトヒキの連発となった。
たまにアジも混じってくる。

 いい加減にコトヒキに飽きてきて、ふと足下を見ると、コッパちゃんの姿が見えた。
そのコッパちゃんの姿に誘われて、思わず足下に仕掛けを投入してしまった(笑)。
すると、本日待望のグレ(コッパ)がヒットし、とりあえず、ヤキトリ解消した。

 夕方になって、25cm前後のサバが回ってきて入れ食い状態となり、横に走る引きを堪能し、
納竿することにした。

 結局、この日は磯で5目(アジ、サンバソウ、チャリコ、ベラ、ガシラ)、波止で4目(ハゼ、コトヒキ、
グレ、サバ)釣って、「合計9目達成だあ」なんて
喜ぶのも悲しいが、本日はこんなことしか、書くことがないので、お許し下さい(汗)。


応援メール・・・・・・にっしーさん、じじーさん、ばっとまんさん
応援有り難うございました。
底物師が釣ったウツボ。
1mぐらいあったなあ。
エイちゃんのニューロッド&ニュータモ柄
紀州釣り大好きふくちゃんがフカセに奮闘中
(エイちゃん撮影)
私(青)と釣りキチさん(赤)が休憩中です。
(エイちゃん撮影)
風裏で釣っている磯吉さんが竿を持ったままニッコリ!
(エイちゃん撮影)