日付 2005/12/27 区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 周参見(山西渡船)
メモ  
満潮 3:22 14:15 干潮 8:25 21:24 若潮 波高 2.0m
天気 晴れ時々曇り 強い 水温   気温  
開始時間 6:45 納竿時間 14:45 同行者 なし 備考  
渡船名 山西渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ 備考
ボイル  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座
グレ 23.0 Cm 〜 26.0 Cm ? kg 〜 ? kg 30 匹      
タカノハダイ 25.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹      
写真
 今回は前回の釣行で出船後に磯に上がることなく撤収を食らった周参見です。
実は前日に釣行予定で、しかも、にっしーさんと初めて御一緒させて頂くはずだったんですが、
強風と波3mという予報だったので、前々日の夜に中止決定しました。残念でした。
だから、今回の釣行は久しぶりに単独での釣行となりました。

 前日に出船の確認の電話をし、当日、午前6時頃に山西渡船さんに到着しました。
すると、私の顔を見るなり、おかみさんが「今日は上がれるよ」って言ってくれて、
私の顔を覚えてくれていました。(感激!)

 そして、出船しました。
私は『白島』という磯に上がりました。
ここは足下に大きな根があり、竿1本半先まで張り出している。
そして、その先はドンと深くなっているようだ。
初めて上がる周参見の磯を見て、「良い感じの磯やなあ。」とつぶやき、喜ぶ。
しかし、魚を掛けて、この根を交わすためには、すぐに浮かせてこなければいけないので、
すごく難しいだろうなあと思った。

 そして、釣りを開始することにした。
風は背中からの追い風で、結構強い(前日の予報では8m〜10mである)。
波は右側からやってきて、右の出っ張っている磯に当たり、大きなサラシができ、そのサラシが
こちらにまで広がってきて、潮は終始、右から左に流れていた。
やはり、ポイントは根の周辺だろうということで、根の先で食わせることにした。

 まずは、Bウキでジンタン6号を2つ打って、2ヒロ固定でスタートする。
サラシが引いた時に右にマキエを打ち、右から仕掛けを流していく。
すると、数投目にウキがスーっと入っていったので、合わせた。
難なく上がってきたのは25cmくらいのグレであった。
この後もこのサイズ(写真のサイズ)が入れ食いになる。
タナを3ヒロまで下げてもなお、25cm前後の入れ食いが続く。

 その後、背中からの風がさらに強くなり、潮は相変わらず右から左に流れていて、仕掛けが
入っていきにくくなってきたので、2Bウキに変更し、ガン玉B1つ、ジンタン4号1つ打った。
すると、仕掛けは馴染んでいきやすくなった。
この頃から、右の出っ張りによるサラシが大きくなってきたので、サラシの泡が消えかけるときに
右にマキエを撒き、ちょっと待ってから釣り座正面に仕掛けを投入し、根の先端でマキエと
同調させることにした。
しかし、掛かってくるのは25cm前後のコッパばかりである。

 腹も空いてきたし、早い目の昼食を取ろうとした午前10時前、ウキが一気に入っていき、
竿先にまでガツンとアタリを感じた。
狙い通りのヒットだったので、すごく嬉しい。
あとは無事に取り込むだけである。
しかし、なるべく竿を持っている手を前に左に大きく伸ばすが、足下の大きな根に突っ込まれて
しまい、ハリスを切られてしまった。悔しい。
今度こそ取ってやる。

 ハリスを交換し、この後も、このパターンで攻めることにした。
その直後、また、ウキが一気に入っていった。
合わせた。これも、大きい。
一気に根に持っていこうとするが、何とかこれに耐え、浮かせようとしたが、2度目の突っ込みで
またしても、足下の根にやられてしまった。

 バラシ2連発で落ち込んでいる暇もなく、攻めるポイントを変更した。
魚を掛けるポイントを根の先端竿1本先に変更し、なるべく早く浮かせることにした。
それで、釣り座正面より少し左に仕掛けを投入することにした。
しばらくすると、またもやウキが一気に入っていった。
「今度こそ〜!」と気合いを入れ、早く浮かせようとするが、先ほどより引きが強く、一気に
足下の根に突っ込んでいこうとし、耐えきれず、糸を少し出してしまい、ジエンド。
ハリスの上の方で切れてしまった。
バラシ3連発に、「あ〜」とため息をついた。
気分転換にと、昼食を取ることにした。

 昼食中も、バラシ3連発を悔やんでいた。
今日は魚の活性が高く、ハリスを少し太くしても食ってくるだろうから、ハリスを2号に変更し、
根に擦ってザラザラになってきてでも、強引に浮かせて上げるように作戦を立てた。

 昼食後、早速ハリスを2号に変更し、アタリを待つが、コッパばかりである。
しばらく、コッパの猛攻が続く。
と、久しぶりに竿先にまでガツンときたので、これは絶対取りたいと思い、


それで、潮は朝からずっと、右から左に流れているので、右のサラシに乗ったマキエの一部が
左の沖の方に流れていっていると判断し、左の少し沖に仕掛けを投入し、竿4本先ぐらいで
同調させることにした。
すると、ウキがスーっと入っていった。
「やっぱり当たったか」と喜び、合わせるが、引きが小さい。
上がってきたのは25cmくらいのタカノハだった。
招かざる外道が釣れてしまった。

 気を取り直して、再び沖を攻めるが、アタリがない。
それで、半ヒロ深くして3.5ヒロにタナを変更した。
すると、数投目にウキが一気に入り、竿先にガツンときた。
慌ててベールを戻し、竿を立てるが、強烈な引きに何とか耐えるのが精一杯である。
しかし、ここは強引にやり取りをしなければいけないと思っていた時に、急に突っ込まれ、
ハリスを太くして臨んだにも関わらず、これまたハリスを切られた。
本日4度目のバラシである。
沖にも大きな根があるのかな?
その後、しばらく続けるが、コッパは釣れども、竿をひったくるようなアタリはなくなった。
それで、タナを2ヒロ半にし、足下の根の少し先に狙いを再び変更することにした。
やはり、午前中のバラシ3連発の敵を取ってやろうと臨んだのである。

 そして、納竿1時間前の午後2時前になった。
ここ最近の私の釣行では、納竿1時間前に釣果を残していることが多いので、大いに期待する。
と、早速、ウキが一気に入った。
やっぱり、根に持っていこうとする。
でも、ハリスがザラザラになってでも、取ってやろうと思い、強引にやり取りをやろうと心に決めた。
そして、突っ込みにも耐えながら何とか浮かせ、足下に寄せてきた。
見ると、40cmぐらいのグレだった。
やっと本日4回のバラシが報われると思い、タモを手にして、掬おうとした瞬間、
手に掛かっていた重みが軽くなったかと思うと、グレが海の中に消えていった。
ハリスが根ズレでザラザラの状態で、何とか磯際まで持ってきたが、間一髪切れてしまったのだ。
「あ〜あ。」
この5回目のバラシはグレの姿をはっきり確認しただけ、さすがにショックを隠せなかった。
私はしばらく呆然として、座り込んでしまった。

 少し落ち着きを取り戻して、釣りを再開し、残りあと少しの時間に賭けることにした。
しばらくすると、ウキが一気に入って、竿先にガツンときた。
合わせると同時に、強烈な引きが手に伝わり、魚は一気に根に持っていこうとする。
そうはさせじと、私も耐える。
強烈な引きが一瞬止まった。
1秒ほどして、また強烈に突っ込もうとする。
でも、道糸を出さずに耐える。
するとまた、油断させるかのように、引きが止まった。
かと思うと、また突っ込もうとするが、私も必死に耐える。
「引きがおかしい。グレじゃないなあ。」と、思っているうちに、急に軽くなった。
根に擦れたハリスが切れてしまったのだ。
先ほどのショックを引きずったまま、この6回目のバラシを受けて、かなりへこんでしまい、
もちろん、このまま納竿となった。

 周参見の磯に初めて上がったが、過去に1日で6回のバラシを経験したのも初めてなので、
悔しい思いでいっぱいである。
是非、再チャレンジしてみたいと思う。
また、今回のように、足下のかなり先まで張り出した根に対処出来るように頑張らなければなあ。


応援メール・・・・・・磯吉さん、エイちゃん、じじーさん、釣りキチさん

応援有り難うございました。