日時 2006/01/03(火) 6:45 〜 15:40
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 勝浦(清丸渡船)
メモ  
満潮 干潮
中潮 8:40 19:34  1:44 14:07 
天気 曇り 強い 波高 1.5m 水温   気温  
同行者 永野、岩崎、四宮、池之坊、中 備考  
渡船名 清丸渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ボイル  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 18.0 Cm 〜 41.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹          
ガシラ 28.0 Cm 〜 28.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
ベラ 18.0 Cm 〜 24.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹          
フグ 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 15 匹          
写真
 写真は左から磯吉さん(今年の会長さんです)、中氏(特別参加)、チヌ吉(私)、岩崎氏、
釣りキチさん、市内釣り師さんである。
なお写真は船頭さんに撮ってもらいました。
有り難うございました。

 今回は毎年恒例の那賀紀州FCメンバーによる正月定例会で、那智勝浦町に行ってきました。
前日の天気予報では風が強いし、波3mとのことだったので、安全第一と考え、串本の東側に
回ることにした。

 当日は釣りキチさんと岩崎氏と中氏のグループ、私と磯吉さんと市内釣り師さんのグループに
分かれて、別々の車で行き、みなべの釣○郎で落ち合った。
みんな揃ったところで挨拶をし、エサを買い、勝浦に向けて走ることにした。

 串本を越え、浦神の堀渡船さんでの客が少なかったら、そこにしようと思っていたけど、
正月ということで、かなりの客がいたために通り過ぎ、清丸渡船さんを目指すことにした。
午前6時前に着くと、ここでも客が多いが、磯がいっぱいあるので、どこかに上がれるだろう。

 出船を迎え、オジャウラ方面と山成群島方面の2艘の船が出るが、沖にある山成方面には
かなりの客が待っているので、我々はオジャウラ方面の船に乗ることにした。
私自身、オジャウラ方面は初めてなので、ワクワクドキドキでした。
船の中で2つのグループに分け、釣りキチさんと岩崎氏と市内釣り師さんのグループ、
私と磯吉さんと中氏のグループに分かれて別々の磯に上がり、グループ対抗戦をしようという
ことになった。
ルールはグレ25cm以上の総寸法で、勝ったチームは負けたチームにジュースをおごって
もらうということにした。(言い出しっぺは私です)
ジュースを賭けたチーム対抗戦ということで、チームごとに気合いを入れて盛り上がっていた。

 まず、我々のグループが和一という磯に上がり、続いて釣りキチさんたちのグループが
黒島という磯に上がった。
和一と黒島は隣の磯なので、お互いの状況がよく分かり、楽しくなりそうだ。

 我々3人は釣り座を決め、沖に対して左から磯吉さん、中氏、私の順に並ぶことになった。
Bウキでジンタン6号を2つ付けて、2ヒロから始めた。
風は強いが、後からの風なので、まだやりやすい。
まずは磯際から攻めるが、潮は全く動いておらず、ボイルもそのまま残ってくる。
3ヒロまでタナを徐々に下げていくと、ボイルが取られ始めた。
そのうち、磯吉さんは何かを掛けた。
竿の曲がりは小さい。
上がってきたのはフグだった。
磯吉さんの今年の初釣りはフグから始まった。
その後も磯吉さんはフグを連発していた。
我々2人はまだアタリはない。

 しばらくすると、黒島で釣っている市内釣り師さんが大きく竿を曲げて、タモ入れをしようとしている。
どうやら、タモに収まったらしく、「何釣れたん?」と磯吉さんが叫ぶと、釣りキチさんが「グレや」と
返してきたので、磯吉さんが「何センチ?」と聞くと、岩崎氏が「30cmはあるで〜」と返してきた。
一歩リードを許した我々は「よ〜し、負けずに40オーバー釣ろら」と気合いを入れた。

 そして、私のウキにも反応があり、スーッと入っていった。
引きは小さい。
上がってきたのはやはりフグであった。
私の今年の初釣果もフグで、その後も同じアタリでフグを連発することになった(笑)。
そのうち、中氏もフグを釣り始めた。

 しばらくすると、磯吉さんは「グレや」と叫ぶので見ると、手のひらあるかないかのコッパであった。
グループ対抗戦なので、一応キープした。
後の検量では22cmだった。
私の方はフグまみれで、潮も流れていないので、フグが居座ってしまってどうしようもならない。
それで、足の遅いフグを交わすためにジンタン6号を1つはずして、ガン玉Bを1つ付けて
3ヒロまで一気に仕掛けを馴染ませることにした。
結果は同じで、やはりフグが釣れる。

 そのうち、潮がゆっくり右から左に流れ始めた。
と同時に、私は磯際にフグを寄せるためにマキエをし、仕掛けを竿2本先に投入した。
本命用のマキエは仕掛け投入地点より3mくらい右にパラパラ撒いた。
やはり、エサ取り分離はできなく、フグが釣れ出した。
5ヒロまで探ってみたが、それでもフグが釣れてくる。
ワイチではサラシがなく、沖に流れることもなく、池みたいな感じで、ちょっと苦しい。
黒島の状況を聞いてみたが、我々同様フグまみれらしい。
それで我々のグループは磯替わりを決断した。

 午前10時前頃、船が回ってきて、磯替えをお願いした。
「ちょっと、向かい風が強いけど、ハゲ島に上がるか?」と言ってくれたので、私は「はい」と答えた。
そして、ハゲ島に初めて上がり、広い磯を下見した。
船頭さんによると、右の先端は取り込みにくいけど、大物がくるとのことだ。
見ると、根が足下から張り出しているので、確かに取り込みにくそうだ。
このポイントに磯吉さんが入ることになった。
それで、私と中氏は船着き周辺で釣ることにした。

 船着きでは内ヨセダとの水道側はドン深になっており、正面から右側にかけては際は浅いが、
その先はかなり深くなっている。
中氏は左の水道側、私は正面から右側で釣ることになった。

 もちろん磯際から釣り始めた。
向かい風がきついので、2Bウキでガン玉B1つとジンタン4号1つ打って、2.5ヒロから始めた。
風が少し弱くなった時にマキエを打ち、仕掛けを投入する。
仕掛けは左から右にゆっくりと流れていく。
しばらくすると、ウキがスーっと入っていくので、合わせた。
何やら掛かっているが、あまり引かない。
上がってきたのは28cmのガシラだった。
まあまあのサイズなので、スカリに入れてキープした。
その後はボイルもそのまま残ってきて、腹も減ってきたので昼食を取ることにした。

 「早く1匹釣って、釣りキチさんチームに追いつかなければ」と思いながら、昼食を取り、
後半に期待しようと気合いを入れた。
昼食を取り終わると、磯吉さんの方へ状況を見に行った。
アタリはあるが、食いが浅くて乗らないとのこと。
また、横風で思うように仕掛けが入っていかないとのこと。
苦労しているようだ。
私は「後半頑張ろう」と言い残し、自分の釣り座に戻った。

 釣りを再開した。
先ほどの2.5ヒロから3ヒロに下げることにした。
すると、ボイルの頭が無くなってきたので、「グレだな」と思って、タナを30cmほど浅くした。
すると、ウキが一気に入ったので、合わせると掛かり、突っ込むことなく上がってきたのは
手のひらもないコッパだった。
25cm以上の規定サイズではないので、即リリースした。
その後もリリースサイズを2,3枚釣ったが、キープサイズは釣れない。
釣りキチさんチームに先を越されているし、また追加しているかもしれないので、気持ちだけが
焦る。

 と、その時、右に流れていたウキが一気に入った。
合わせた瞬間、足下の根に一気に突っ込もうとする。
前回釣行での6回のバラシが頭の中をよぎり、もう悪夢は繰り返したくない。
何とか耐えた。
「グレであってくれ」と願いながら、もう1回突っ込まれるが、何とか浮かせることに成功し、
姿を確認すると、40cmあるかないかのグレだった。
しかし、タモを上に置いていて取りに行けない。
それに気が付いてくれた中氏がタモを持って来てくれて、掬ってもらった。
有り難うございました。
これで、こっちが少しリードしたかもしれない。
もっと釣ってリードを広げようと、一気に盛り上がった。

 しかし、タナを深くしていったり、沖を狙ったりするが、後が続かず、午後1時30分を迎え、
納竿を午後2時にするか、2時間延長して午後4時にするか、釣りキチさんチームと携帯で
連絡を取り、話し合った結果、延長して午後4時上がりに決定した。

 午後2時に船頭さんが迎えに来たが、延長の旨を伝えると、「歩いて表の方に回ったら風裏
になるし、大物くるよ〜」と言ってくれたので、我々3人は残り2時間に期待し、表に回った。
沖向きの表は風裏でやりやすく、大きなサラシが2つできていて、良い感じである。

 早速、釣り座を決め、足下のサラシの左に私、正面に磯吉さん、右に中氏ということになった。
風裏ということでBウキに変更し、サラシが大きいのでジンタン6号を3つ付けて3ヒロで始めた。
私は足下のサラシの左端にマキエを撒き、沖向きに流れる潮に乗せて仕掛けを投入する。
竿3本先ぐらいで同調しているはずだ。
しかし、アタリは全く無く、ボイルもそのまま残ってくる。
4ヒロに下げてもダメである。

 ふと、中氏の方を見ると、竿を大きく曲げているので、私はタモを持って行って、掬う準備に入った。
最初、グレだなと思っていたのだが、上がってきたのは35cmくらいのタカノハだった。
中氏の初グレかなと期待しただけに残念だった。

 私は0ウキに変更し、ジンタン6号を2つはずして、7号2つに付け替え、タナを3ヒロに設定し、
馴染んだらジワーと沈んでいくようにした。
すると、アタリは感じないが、ボイルは残ってこなくなった。
おそらく竿4本先ぐらいで、2ヒロ〜3ヒロ沈めた辺りで食っているようだ。
タナで言うと、5ヒロ〜6ヒロぐらいだから、2Bウキに変更し、ジンタン6号2つはずして、
ガン玉B1つ付けて、5ヒロに設定し、竿2本先に仕掛けを投入し、竿4本先でマキエと同調させる
ことにした。

 しかし、アタリも無く、ボイルもそのまま残ってくる。
それで、タナを6ヒロに下げると、数投目にウキがスーッと入っていった。
「グレだ!」と思ったが、引きが違う。
上がってきたのはベラだった。
その後もベラは釣れども、グレは釣れず。
午後3時40分に、納竿となった。

 午後4時に迎えの船が来て、港に帰り、さっそく検量を始めた。
結局、25cmの規定サイズを越えたのは3枚で、岩崎氏の31cm、市内釣り師さんの34cm、
私の41cmであった。
その結果、釣りキチさんと岩崎氏と市内釣り師さんのチームが勝利となった。
私と磯吉さんと中氏のチームは負けたので、ジュースをおごることとなった(泣)。

 検量で盛り上がっていた我々は渡船料を払うのをすっかり忘れていたことに気づき、
店に払いに行った。
釣果報告をすると、41cmを釣った私の写真をポラロイドで撮ってくれてお店に飾ってくれるとのこと。
確か年末に43cmを釣った時にも撮ってくれたなあ。
ついでに、船頭さんに集合写真も撮ってもらい、今回上がった和一やハゲ島でのポイントや
攻め方を詳しく教えてもらいました。
とても親切な船頭さんでした。
有り難うございました。

 ということで、那賀紀州FC恒例の今年の正月定例会も楽しく終えることが出来ました。
会員の皆さん、お疲れ様でした。
今年も楽しく釣行しましょうね。
どうか、宜しくお願いします。

 読んでくれた皆様、有り難うございました。
今年も那賀紀州FCとの変わらぬお付き合い、どうか宜しくお願いします。
なお、会員の今年の役職&会員規約をUPしていますので、ご覧下さい。


本日の釣果

チヌ吉(私)・・・・・・グレ5枚(18cm〜41cm)
            ガシラ1匹(28cm)
            ベラ3匹(18cm〜24cm)

市内釣り師さん・・・グレ8枚(18cm〜34cm)
            ベラ1匹(25cm)

岩崎氏・・・・・・・・・グレ4枚(21cm〜31cm)

磯吉さん・・・・・・・・グレ1枚(22cm)

釣りキチさん・・・・・グレ1枚(20cm)

中氏・・・・・・・・・・・タカノハダイ1枚(35cm)


応援メール・・・・・にっしーさん
有り難うございました。
釣りキチさんらが上がった黒島である。
我々も初めは隣の和一に上がっていた。
私の本日最長寸41cmである。
清丸渡船さんでは年末の43cmに引き続き、2連続の40UPである。
市内釣り師さんの久々の30UPとなった34cmである。
岩崎氏は1年ぶりにフカセ釣りに行って、31cmを釣った。
中氏の今日一番の引きが35cmのタカノハだった。
ガックリ・・・。