日時 2006/01/28(土) 7:00 〜 15:40
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 串本須江(しょらさん渡船)
メモ  
満潮 干潮
大潮 6:04 16:28  11:18 23:32 
天気 晴れ時々曇り 弱い 波高 1.5m 水温 13 気温  
同行者 四宮、池之坊 備考  
渡船名 しょらさん渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ボイル  
オキアミ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
イシダイ 26.0 Cm 〜 26.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
サンノジ(ニザダイ) 25.0 Cm 〜 40.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹          
写真
 あらかじめ断っておきますが、これは3人での寂しいお土産釣果です(笑)。
詳細は以下に書きますので、お楽しみに〜!

 さて、今回は磯吉さんと市内釣り師さんと私の3人での釣行となった。
しかも、磯吉さんはウェブトーナメント準決勝に申告しているので、頑張ってもらいたい。
それで、釣行前に紀伊有田(串本)に行こうということになっていたが、行きの車の中で、
3人で話していると、須江も良いなあということで、行き先は急きょ、須江に変更した。
ここ数日は南紀も水温は17度ぐらいで安定していて、釣果も良いので、期待出来そうだ。

 午前5時45分頃、乗船場に到着すると、車は10数台止まっており、そんなに多くない。
とりあえず、待合室に行って、船頭さんに挨拶をしに行った。
その後、防寒着に着替えて、出船を待つことにした。

 予定通り、30名弱ほど乗せた船は、午前6時30分に出船した。
まずは通夜島周りの磯に順に降りていき、半分程になった。
我々は結局、「グヤ島」に上がることになった。
グヤ島というと、磯吉さんがウェブトーナメント1回戦を勝ち抜いた縁起の良い磯なので、
期待出来そうである。

 早速、釣り座の下見だが、大会に申告している磯吉さんを優先的に釣り座を選択してもらった。
磯吉さんはこの磯で前回釣果を上げた船着きを選択した。
残る私たち2人は先端付近を下見し、先端に私、私と磯吉さんとの間に市内釣り師さんが
陣取ることになった。

 まずは、Bウキにジンタン6号を2つ付けて、タナを2ヒロ半に設定し、釣り開始した。
釣り座左側の磯際を狙い、足下にマキエをし、仕掛けを流していくと、左から右にゆっくり流れていく。
しばらくしても、魚からの反応が全く無く、ボイルもそのまま残ってくる。

 それで、0ウキに変更し、ジンタンをはずし、3ヒロ固定の完全フカセでやってみることにした。
竿4,5本先まで流すが、全く反応無し。
それでも続けるが、やはり結果は同じである。
この頃から、イワシがたくさん集まってくるようになり、その後は終日群がっていた。
ただ、この魚は口が小さいので、付けエサであるボイルが取られてしまうということはない。

 ここで、気分転換にと、磯吉さんと市内釣り師さんの状況を確認しに行くことにした。
磯吉さんはエサがそのまま残ってくるらしい。
市内釣り師さんはたまに付けエサが取られるとのことであった。
いずれにしても厳しい状況である。

 釣り座に戻って、釣りを再開した。
しばらく、先ほど同様、完全フカセを続けていると、ほんのたまにエサが取られるようになった。
しかし、弱い横風が吹いてきて、仕掛けり、が入っていきにくくなったので、ジンタン7号を2つ付け、
仕掛けが2ヒロで馴染むと、ジワーと沈んでいくように設定した。

 潮は朝一からずっと左から右にゆっくりと流れているので、マキエを足下に撒き、仕掛けも
マキエ投入ポイントに投入した。
すると、仕掛けが馴染んだかと思うと、ウキが一気に入り、竿先にガツンとアタリがあった。
本日初めてのアタリを合わせると、なかなかの引きなので、グレの期待が高まる。
しかし、難なく根を交わし、上がってきたのは40cmのサンコウであった。
期待はずれにガックリである。
その直後にも25cmくらいのサンコウを追加した。
魚の活性が高くなってきたなあと喜んだ。
しかし、その後は続かず、ボイルはそのまま残ってくる。

 しばらくして、船頭さんが見回りに来てくれたが、どの磯も食いが悪いとのこと。
船頭さんによると、水温は前日の17度から、本日は13度まで下がったとのことである。
なるほど、魚の食いがこんなに悪いのは水温が下がったせいだということで、納得である。
しかし、磯に上がった限りは諦める訳にはいかず、頑張るしかない。

 その後も0ウキで沈めていくと、道糸が微妙に引かれるので合わせた。
すると、魚ではなく、何か引っ掛かっているような感じである。
おかしいなあと思い、上がってきたのは、見たことのないウツボだった。
家に帰ってから、魚図鑑で調べると、トラウツボだった。

 気を取り直して続けていると、2ヒロに仕掛けが馴染んで、3ヒロほど沈めていったとき、
竿先にゴツンとアタリがあった。
合わせると、乗ったー!
引きはあまり大きくないが、竿をコンコン叩いているので、アイゴかなと思いながら、
リールを巻いてくると、上がってきたのは26cmほどのサンバソウだった。
ラッキー!  もちろん、キープです。
(家に帰って、小さいながら何とか刺身にして食べましたが、コリコリして美味しかったです。)
その後も沈めていくが、ボイルはそのまま残ってくるので、昼食休憩を取ることにした。

 昼食後も沈めていくが、ボイルはそのまま残ってくる。
しかし、少し変化が表れた。
というのも、磯際を見ると、コッパグレらしき魚が何匹か泳いでいるのを確認出来たのである。
それで、私は慌てて仕掛けを変えることにした。
Bウキに変更し、ジンタン7号2つを付けたまま、タナを2ヒロに設定した。
仕掛けを変更している最中も、グレの活性を下げないようにと、マキエを足下にパラパラ撒いていた。

 仕掛け変更後、釣り再開したが、コッパの姿はまだ確認出来る。
「よ〜し釣ってやる。」と意気込んでいると、隣で釣っていた市内釣り師さんが竿を曲げて、
何やら、やり取りをしている。
足下の根に突っ込まれながら、何とか水面に浮かせた姿を確認すると、グレであった。
「掬おうか?」と言うと、「大丈夫です。」と言いながら、自分でタモ入れをしていた。
あとで測ると、30.5cmであった。
市内釣り師さんもタナを2ヒロに変更したばかりだったと言っていた。
やはり、足下で泳いでいる魚はグレだということが証明され、これが時合いかもしれないと思い、
気合いを入れ直した。

 その直後、向こうで釣っている磯吉さんがこちらを見て、悔しそうに何か言っている。
根付近を釣っていて、掛かった瞬間に根に持っていかれたらしい。
その後も2,3回ほどバラしたとのことであった。
しばらくして、磯吉さんは良い型のカワハギとベラをキープした。

 私はというと、ウキが少しシモったかなと思うと、すぐ浮いてくるようなアタリが数回あり、
そのアタリで合わせても、乗らなかった。
しばらくすると、コッパの姿は消えてしまい、一瞬の時合いが終了してしまった。
その時合いの間でさえも、ボイルはそのまま残ってくることが多かったので、この日は水温低下で
すごく食いが悪かったということが分かる。
この後は仕掛けを何回も変更しながら、浅いタナから深いタナまで探るが、ボイルはそのまま
残ってくるだけで、午後3時40分に納竿となった。

 水温低下による食い渋りでも、何とか釣ってやろうと思い、やれるだけのことはやってみたが、
これだけアタリが少なかったら、ホントに退屈なだけの釣りになりました。
しかし、この状況の悪い中、市内釣り師さんは一瞬の時合いだったチャンスを生かし、
貴重な30オーバーを上げたのは、お見事でした。
この1匹は我々3人にとって、ボーズを間逃れる貴重な1匹だったので、救われました。
次回は爆釣するぞ〜!



本日の釣果

チヌ吉(私)・・・・・・イシダイ1枚(26cm)
            サンノジ2枚(25cm、40cm)
            トラウツボ1尾(80cmぐらい?)

磯吉さん・・・・・・・・カワハギ1枚(26.5cm)
            ベラ1匹(25.5cm)

市内釣り師さん・・・グレ1枚(30.5cm)



応援メール・・・・・VIPさん、釣りキチさん、にっしーさん
応援有り難うございました。
底付近を狙っていたら、釣れたトラウツボ
もちろん、即リリースでした。