日時 2006/03/04(土) 6:15 〜 15:40
区分 フカセ釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 田辺(黒田渡船)
メモ グレというより、チヌの方が魚影が濃い。
満潮 干潮
中潮 8:26 21:13  2:23 14:52 
天気 晴れ 弱い 波高 1.5m 水温 15.2 気温  
同行者 四宮、池之坊 備考  
渡船名 黒田渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
遠投グレムギ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
ガシラ 15.0 Cm 〜 22.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹          
写真
 今回は先週の単独釣行に引き続き、田辺の沖磯に釣行することになった。
でも、今回は磯吉さんと市内釣り師さんと御一緒することになった。
私と磯吉さんはチヌ&グレ狙いでフカセ釣り、紀州釣り命の市内釣り師さんはもちろん、
紀州釣りでチヌ&マダイを狙うことになった。

 先週は1番船出航が午前4時30分だったので、午前4時に現地に到着すれば十分だと思い、
予定通り、午前4時に到着したのだが、船頭さんは既に出船しようとしていた。
でも、我々の到着を見て、出船を待ってくれた。
感謝感謝です。

 出船して、まず、紀州釣りをする市内釣り師さんは希望の磯である金谷に上がった。
で、私と磯吉さんの今回の狙いの磯はサシガネという磯である。
そして、我々の番がきて、サシガネには我々以外に一人だけしか上がらなかった。
「ラッキー」とばかりに、ベストポイントに陣取ることに成功?することになった。
というのも、携帯サイト「絶好釣.Com」で釣り座を確認して陣取ったはずだったのだ。
一方、もう一人は船着きに陣取っていた。
実は船着きも良いらしい。

 磯に上がったのはいいが、午前4時30分じゃ、何もできません。
ということで、磯吉さんと夜が明けるまで爆笑トークを楽しんだ。
そして、ようやく夜が白み始めた午前6時前、マキエと仕掛けを作って、夜明けを待った。

 やっと夜が明け始めた午前6時過ぎ、左に私、右に磯吉さんが陣取り、並んで釣りを開始した。
まだ薄暗いので、底の状態が分からないまま、風も弱いので、Bウキでジンタン6号を2つ打ち、
2ヒロ固定にして、まずは磯際を攻めることにした。
右から弱い風が吹いてくるが、仕掛けが馴染んでいくにはあまり影響がない。
潮は右から左にゆっくりと流れている。
しばらくしても、一向にアタリもなく、エサもそのまま残ってくる。
最近、私の釣行はこのような状況が非常に多い(笑)。
その後、私は徐々にタナを深くしていき、魚のいるタナを探っていくことにした。
すると、2.5ヒロでウキがスーと入って止まった。
合わせて上がってきたのは、15cmくらいのガシラだった。即、放流した。

 そして、開始して1時間程経ったであろうか、隣で磯吉さんが大きく竿を曲げている。
私はタモを持って、掬う準備に入った。
魚は沖に向かって走っているようだ。
磯吉さんは耐えきれず、糸を出してしまった。
その瞬間、沖の根の方に走られて、ハリスが根ズレしてバラしてしまった。
磯吉さんに聞くと、仕掛けを投入してすぐに、仕掛けが沖の方に引っ張られたとのことなので、
おそらく、ハマチ、カツオなどの青物だったに違いない。
「姿を確認できてないので、何とも言えんなあ。もしかして、ボラかも?」なんて、私が冗談を言うと、
磯吉さんは「あの引きは絶対、ハマチや」と力強く言い返してきた。
「磯吉さんはハマチの引きを味わったことあったっけ?」なんて(笑)
それはさておき、気を取り直して、釣りを再開した。

 しかし、オキアミ生はそのまま残ってくるし、アタリもない。
その後、3番船がやってきて、我々の上がっているサシガネに3人上がってきた。
そのうち之1人は船着きに、もう2人はこちらに向かってくる。
こちらはもう入るスペース無いのに、どうするのかなと思って振り返って見ていると、
我々の10m手前で右に曲がり、水深10cmほど浸かりながら入って歩いていく。
そして、10mほど進んだ所に三脚型の竿受けを置いて、2人は並んで釣り座を構えた。
時折、大きな波がやってきては膝ぐらいまで波をかぶっている。
我々は「あんな浅いとこで釣れるんかな?」、「波かぶって危ないなあ」なんて、話していた。

 満潮時間を過ぎてしばらくすると、潮が引いてきて、私の釣り座では足下からずっと沖まで
タナ2.5ヒロでも、根掛かりするのだ。
その後、私はウキを2つ、ロストしてしまった(泣)。
磯吉さんの釣り座は少し深いようだが、それでも3ヒロ強といったところか。
「こんな浅いとこが、ベストポイントなんか?」なんて、我々はボヤキ始めた。

 そんなとき、膝までかぶってやっている2人の釣り人の方を何気なく見やると、潮が引いて
足下にクッキリと磯が現れていた。
その釣り人たちは浅い所で釣っていた訳ではなく、潮が引いた時の地形をよく知っている
常連さんがベストポイントに入り、釣っていたのだった。
我々は1番船で磯に上がり、真っ暗な中、ベストポイントに陣取ったつもりだったのに、
初めて上がる磯がゆえに、潮が引いて現れるベストポイントを間違えてしまったのだ。
ショック!!!!!
でも、今ではもう後の祭りである。
今回はポイントを知っただけでも、渡船料を払って良い勉強をしたとしておこう。

 午前10時過ぎ、気分転換にと、2人で昼食を取ることにした。
昼食後、ベストポイントに入った常連さんが近づいてきて、「なんで、こっちでやれへんかったん?」
って、言ってきた。
それで、私は「初めてやったんで、知らんかったんよ。」
って、答えた。
すると、「今度来た時はこっちでやりよ〜。」と返してきたので、「分かりました。」と返した。
ここで、金谷で紀州釣りをやっている市内釣り師さんの状況を聞くことにし、磯吉さんが電話した。
すると、30cm後半のマダイを釣ったとのことで、さすがである。

 昼食後、ベストポイントではない浅い釣り座を捨てることにし、磯の周りを偵察することにした。
すると、常連さんたちの裏側に気になる釣り座を発見したので、そこに移動した。
その釣り座は竿1本先に沈み根があり、その右前方7,8m先にもうひとつ、沈み根がある。
その2つの沈み根の間が美味しそうである。

 早速、新釣り座で釣りを再開した。
左の沈み根の手前にマキエを打ち、すかさず仕掛けを投入する。
すると、仕掛けはゆっくりと右の沈み根の方に流れていく。
なかなか、良い感じやなあと思い、続ける。
しかし、ここでもエサはそのまま残ってくるし、アタリもない。

 ここで、仕掛けを変更することにした。
0ウキに変更し、ジンタン7号と8号を1つずつ付けて、2.5ヒロに設定し、エサの自然な沈みを
演出するために、シブシブ設定にした。
しばらくすると、左の沈み根から3m程流れた付近で仕掛けが馴染んだかと思うと、
左の根に持っていくかのように、ウキが一気に斜め左に入った。
「これはグレだ」と思って合わせたら、乗ったが、引きは小さく、難なく上がってきたのは
22cmのガシラだった。もちろんキープ!
ガシラなのに、紛らわしいアタリだった(笑)。

 その後はまた、アタリもなく、エサもそのまま残ってくるのだ。どうなってるんだ〜。
そのうち、磯吉さんも最初の釣り座を捨てて移動し始め、船着き付近に行ってやっていたが、
しばらくして常連さんたちの左先端に移動し、納竿間際までそこでやっていた。

 午後2時を回った辺りで、未だに変わり映えしないので、気分転換にと、磯の周りを見学した。
潮が引いて灯台まで見に行くことができ、灯台で釣っている人と話をしたが、エサも取られない
とのことで、我々と同じ状況だった。
「今日はサッパリなので、もう帰るわ」と言って、迎えの船に乗って帰っていった。

 その後も釣り座をたくさん見てから、自分の釣り座に戻り、釣りを再開した。
納竿まで、あと1時間ぐらいだ。
丁度その時、磯吉さんが私の隣に移動してきた。
先端で、ガシラ4匹釣っただけとのことである。
それ以外はエサもそのまま残ってくるし、アタリもないとのこと。
しばらくすると、磯吉さんは再び最初の釣り座に移動し、その後は船着き付近に移動していった。

 私はそのまま移動せずに頑張るが、変わり映えせず、午後3時40分に納竿となった。
結局、2人の常連さんは35cmくらいのグレ1枚と、25cmあるかないかのハゲ1枚だけだった。
船着きでやっていた人は30cm後半のグレを1枚釣っていた。
次回に期待したいと思います。



今回の釣果
チヌ吉(私)・・・・・・・・ガシラ2匹(15cm、22cm)
磯吉さん・・・・・・・・・・ガシラ4匹(12cm〜21.5cm)
市内釣り師さん・・・・・マダイ1枚(39cm)


今回も応援メール等、掲示板の書き込み応援、有り難うございました。
金谷で紀州釣りをした市内釣り師さんの釣果です。
尾ビレが黒くなっている脱走兵ですが、立派な39cmのマダイです。
磯吉さんの釣果です。
ガシラは美味しそうですが、本命を釣りたかったなあっていう磯吉さんの叫びが聞こえてきます。