日時 2006/03/26(日) 6:45 〜 13:40
区分 フカセ釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 湯浅(なぎ丸)
メモ マルキュー紀州釣り大会の開催地
満潮 干潮
中潮 4:51 15:43  10:20 22:35 
天気 曇りのち晴れ 弱い 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 永野、池之坊、にっしーさんのメンバー6名 備考  
渡船名 なぎ丸
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
強力グレZど遠投  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
ガシラ 15.0 Cm 〜 22.0 Cm ? kg 〜 ? kg 20 匹          
ベラ 15.0 Cm 〜 24.0 Cm ? kg 〜 ? kg 20 匹          
フグ 20.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹          
写真
 今回はにっしーさんに誘われて、第7回?高津杯に初めて参加させてもらうことになりました。
フカセ釣りでのチヌ釣り大会です。
那賀紀州FCからは私、釣りキチさん、市内釣り師さんの3名で、夢仁奈会からはにっしーさん、
拓海さん、池ちゃん、KOMAYANさん、shimachanさん、たかさんの6名が参加しました。

 写真は表彰式&閉会式後に撮ったものです。
(前列左からshimachanさん、にっしーさん、拓海さん、後列左からたかさん、池ちゃん、私、
釣りキチさん、市内釣り師さん、KOMAYANさん)

 当日はにっしーさんたちと現地で会う約束をしていたので、楽しみにしていました。
我々3人は途中で魚のエサと自分たちのエサを買い込んで、午前4時前に到着しました。
まず、受付を済ませようということで事務所に行くと、にっしーさんが後から入ってきたので、
挨拶を交わした。
このときはにっしーさん一人だったので、他のメンバーさんとはまだ会えていません。
その後、参加申し込み用紙に記入して、参加費を払い、各自ゼッケン番号を引くことになりました。
ゼッケン番号の披露は後ほど、ということで・・・。

 そして、車を港の乗船場前に移動させ、着替えを済まし、朝食を取ることにした。
その後、3人で本日の抱負など話をしているうちに、にっしーさんが車から出てきたので、
再び挨拶をし、他のメンバーさんを紹介してもらった。
お互いに「おはようございます。宜しくお願いします。」と挨拶を交わし合った。
拓海さんとKOMAYANさんは去年のマルキューグレin串本でお会いしていましたが、
たかさんとshimachanさんと池ちゃんとは顔を合わすのは初めてであった。
しかし、池ちゃんとはネット仲間として、お互いのホームページの掲示板で以前からやり取りを
していたので、今大会で顔を合わすのをお互いに楽しみにしていました。
池ちゃんとしばらくお話をしたあと、大会委員の方から「集合して下さい。」と、声が掛かった。

 大会ルール(フカセ釣りの1匹長寸など)の説明や諸注意の後、本大会主催の高津さんから、
挨拶があり、乗船の準備に入った。
今大会はチヌの1匹長寸で争い、順位を決める。
その他にマダイの大物には特別賞があるとのこと。
そして、何よりも夢仁奈会(6名)×那賀紀州FC(3名)の第1回クラブ対抗戦も兼ねているのだ。
ルールは30cm以上のチヌのアベレージで争うことになっている。
このクラブ対抗戦も盛り上がること間違いなしである。
一体、どちらのクラブが勝つのでしょうか。
結果は、最後の最後までお楽しみです。
是非、最後まで読んで下さい。

 ここで、ゼッケン番号を紹介します。
私は26番、釣りキチさん53番、市内釣り師さん31番、にっしーさん7番、たかさん8番、
拓海さん33番、shimachanさん43番、池ちゃん40番、KOMAYANさん57番です。

 そして、いよいよ出船の時間を迎えた。
67名の参加のために1番船と2番船に分かれて出船し、納竿時間は1番船は午後1時30分、
2番船は午後2時ということになっている。
それで、船割りですが、1番船1号ににっしーさんとたかさん、1番船2号に私、1番船3号には
市内釣り師さんと拓海さんとshimachanさんと池ちゃん、2番船に釣りキチさんとKOMAYANさん
ということになった。
そして、港に釣りキチさんとKOMAYANさんを残し、1番船が出発した。

 それぞれ磯に上がると、番号の若い順に釣り座を決定していくというルールである。
私はタテカルモという大きい島の中の2人の磯に上がり、番号が若かったので優先権があるが、
全く分からないけど、右側を選択した。
にっしーさんは水ハナという磯に上がった。
市内釣り師さんと拓海さんは毛無島で隣同士の釣り座になった。
池ちゃんは根だらけで満潮になると、波で足下を洗われる磯だったらしい。
2番船で上がった釣りキチさんとKOMAYANさんは地磯であるナバエに10人程下ろされ、
10人が竿1本ちょいの等間隔で横一線に並び、思うように仕掛けを流すことができなかったらしい。

 仕掛けを作り、釣り開始である。
まず、潮の流れやシモリの状態などを観察して攻め方を考えることにした。
竿2本先に潮目が出来ていて、左から右に流れている。
そして、足下には水深2ヒロぐらいのところに大きなシモリが張り出している。
それで、まずは際のシモリを攻めて、駄目なら潮目を攻めて右に流していくことにした。

 タナを3ヒロにし、足下と竿1本先にマキエを打ち、仕掛けを竿1本先に投入した。
すると、のっけからエサ取りが群がり、今日はエサ取りに苦労すること間違いなし。
もちろんサシエを回収しても、きれいに取られている。
どのタイミングで取られているか、細かく時間を刻んで仕掛けを回収するが、10秒と持たない。
仕掛けが馴染むまでにサシエが取られ、ウキが少しシモッたような微妙なアタリがたまに出る。
エサ取りの正体はというと、フグとウスバのようで、ハリスに傷ついてくるので結び直したり、
針が無くなっていることも多々あるのだ。

 まあ、足の遅いエサ取りなら、ガン玉で交わせるだろうと、Bウキから3Bウキに変更し、
ガン玉B2つとジンタン4号を1つを段打ちし、タナは3ヒロのままで攻めることにした。
すると、数投後にウキがスーっと入っていった。
と思ったら、すぐに浮いてきた。
やはり、フグの仕業である。
その数投後、またウキがスーっと入っていった。
今度はドンドン入っていくので、合わせた。
乗ったけど、引きは小さく、チヌじゃない。
フグだろうと思いながら、上がってきたのは、やはりフグであった。
「やっぱり、お前か。」とブツブツ言いながら、フグをはずし、サシエを付けて釣りを続けた。

 その後もフグの猛攻に遭い、嫌になってきたのでタナを4ヒロにしてみた。
すると、ウキが少しシモるだけのアタリがあるので、合わせると何やら掛かっている。
おそらくガシラだろうと思いながら、上がってきたのは20cmくらいのガシラであった。
これはキープした。
この後もガシラのリリースサイズやキープサイズがたくさん釣れた。
そのうち、隣の人が35cm前後のチヌを2連続ゲットした。
おめでとうございま〜す。
私も早く本命を釣りた〜い。
検量した〜い。
焦るばかりである。

 「チヌはどこだ〜」とつぶやきながら、タナを5ヒロにしてみた。
すると、ウキが少しシモるアタリがあり、またガシラかと思いながら合わせると、素バリを引いた。
仕掛けを回収し、針を見てみると、わずかに海草が付いていたのだ。
海底の海草に引っ掛かって、ウキが少しシモったのだ。
それで、タナを4.5ヒロに変更した。

 その直後、私に待望のアタリがきた。
ウキがスーっと入っていったのだ。
期待しながら合わせると、乗った〜!
しかし、上がってきたのは本命ではなく、ベラだった(残念)。
この後もベラとガシラの爆釣である。
もちろん嬉しくない(笑)。

 それで、釣り開始直後に狙っていたもう一つのポイントを攻めることにした。
既に潮目は消えていたが、竿2本先では相変わらず、左から右に流れていた。
ここでも、やはりフグなどのエサ取りにまみれていた。
軽仕掛けに変更して、マキエとの完全同調でやってみるが、全然歯が立たない。

 マキエが効いてきた頃に、5Bウキに変更し、ガン玉Bを3つ段打ちし、タナを5ヒロにしてみた。
やはり、ここでもガシラとベラの爆釣である。
「本命への道は遠いなあ。参ったなあ。」なんて、ブツブツ言っているうちに腹も減ってきたことだし、
気分転換にと昼食を取ることにした。

 みんな釣っているだろうかなんて思いながら食べていると、風向きが変わった。
当初は風裏で釣りやすかったが、現在は右前方からの風に変わり、釣りにくそうである。
弁当を急いで食べ終わると、釣りを再開することにした。

 潮全体の流れは止まっているようだが、風によって上潮だけが流れているようだ。
そのせいで、仕掛けは風に流され、右沖に投入しても、左の磯際に流れ着くのだ。
それで、マキエは左の磯際に打ち、仕掛けを右沖に投入し、磯際で合わせることにした。
しかし、ここでもガシラ、ベラがお出迎えしてくれた。
たまに、海底の海草が針に付いてくることがあるので、タナを少し浅くして4.5ヒロにした。
その後、タナを変えてやるが、4ヒロではベラとガシラにフグが混じり、3ヒロではフグの猛攻に遭う。
隣の人も朝一にチヌを釣って以来、フグとベラとガシラに悩まされているとのことだ。

 「こりゃ、駄目だ〜」と思っていると、また風裏になり、釣りやすくなった。
丁度この頃、サヨリの大群が回ってきた。
見ると、20cm〜30cmのサイズだが、たまに30cmを超えるサイズも泳いでいる。
本日の状況では真剣に、お土産用にサヨリ釣りに切り換えようと思いました(笑)。
大会じゃなかったら、間違いなくサヨリ釣りに切り換えていましたよ(爆)。
それで、最初に攻めていた際のシモリに狙いを戻した。
風は止んだが、潮は若干左に流れている。
タナを3ヒロにした。
そして、シモリの右にマキエを打ち、少し待って仕掛けを投入する。
ウキが少しシモるアタリがあるが、すぐに浮いてくる。
やはり、フグの仕業だ。
タナを深くしていく。
そうすると、ベラとガシラが混じる。

 そのうち、また風向きが右前方から吹いてきた。
しばらくすると、また風裏になった。
その後、納竿前までは風裏で、ギリギリまで攻め続けたが、結局本命はゲットできなかった。

 この日は朝一から終始、フグの猛攻に遭い、ハリスに傷が付いたり、針が無くなったりで、
この日1日で10個ほど針を取られた。
針を結び直すだけでも疲れた。
何とか底付近にサシエを持っていくと、釣れるのはフグかベラかガシラである。
ホントに参りました。

 午後1時50分に、迎えの船がやってきて、港に帰った。
港に戻り、しばらくすると、池ちゃんたちの1番船3号、にっしーさんたちの1番船1号も戻ってきた。
すると、池ちゃんが嬉しそうに私を呼んだ。
何が釣れたのかと思い、近づいていくと、30cmのグレをゲットしていたのだ。
さすが、フカセ釣り師池ちゃん、おめでとう!

 またまた、驚いた。
にっしーさんがビッグなマダイをゲットしているではありませんか。
50cmは十分にありそうである。
マダイの特別賞の期待が高まる。
後に検量すると、51.7cmだった。
凄い、凄すぎる。

 その後、30分程すると、2番船だった釣りキチさんとKOMAYANさんも戻ってきた。
2人とも冴えない表情であった。
チヌは釣れなかったとのこと。

 しばらくすると、表彰式&閉会式が始まった。
1位は50.8cmで、2位は50.4cmで、とも年無しで、その差はわずか0.4cmだった。
賞品はというと、1位はがまかつのアテンダー、2位はがまかつのVR、3位はNFTの竿であった。
良いなあ、アテンダー、欲しかったなあ。
以下、9位まで釣果があり、順に賞品を受け取っていく。
それで、今回マダイの大物に贈られる「マダイ特別賞」は51.7cmを釣ったにっしーさんであった。
しかも、マダイを釣ったのは全体でにっしーさん一人であった。
さすが、夢仁奈会の会長だ。
おめでとうございま〜す。パチパチパチ・・・。

 その後は、お待ちかねの大抽選会なのだ。
賞品の中に、ギヤ変速付き折りたたみ自転車がある。
「あれ、欲しいなあ。」
釣果の無かった人たちの中での抽選が始まった。
ゼッケン番号と名前が順に読まれていき、賞品を受け取っていく。
飛び賞でたまに良い賞品が当たっている。
私も良い賞品欲しいなあなんて思っているが、名前はなかなか呼ばれない。
残り賞品もあとわずかのところで、フェルトスパイクシューズと保冷バッグをゲットした。
ヤッター!
でも、市内釣り師さんはまだ名前を呼ばれていない。
自転車が当たるのか?
いや、とうとう名前が呼ばれて、ヒップガードをゲットしていた。
その後、残り3人になったところで、幸運な人が自転車をもらった。

 これで、全員賞品が当たったはずですが、もう1つ賞品が残っている。
ソニーのスゴ録だ。
司会者の「ジャンケン大会で〜す」のかけ声で、全員参加の争奪ジャンケンポン大会が始まった。
私は2回勝ったが、無念・・・。
強運の持ち主がゲットしていった。
ということで、初めて参加させてもらった高津杯が終わった。
こんなに楽しい大会なら、また来年も参加しようっと。

 おっと、忘れてた(笑)。
もうひとつの大会である第1回クラブ対抗戦(夢仁奈会×那賀紀州FC)の結果だが、
もう、ご承知の通り、どちらのチームもチヌを釣った人はおらず、0対0で引き分けドローで、
決戦は次回に持ち越しとなった。

 夢仁奈会のみなさん、お疲れさまでした。
また御一緒して下さいね。
そして、クラブ対抗戦もまた企画しましょうね。


今回も、応援TEL&メール、掲示板への書き込み等、有り難うございました。
抽選でゲットしたフェルトスパイクシューズと保冷バッグである。
シューズは私の足にピッタリの25cm〜25.5cmのサイズだった。
そして保冷バッグは何故か、USJの文字が・・・・。
夢仁奈会の会長のにっしーさんが釣った51.7cmのマダイだ。
マダイ特別賞をもらいました。
おめでとうございます!
夢仁奈会の若き将来のエースの池ちゃんが30cmのグレを釣って、ニッコリ!
カッコイイ!
市内釣り師さんがマダイ?を掛けた!
掛けた瞬間に沖に走ったとか。
この後は耐えきれず、ぶち切られた。
これがマダイだったら、にっしーさんの釣ったマダイと良い勝負したかも。
写真提供は隣で釣っていた拓海さんでした。
有り難うございました。