日時 2006/04/09(日) 6:20 〜 16:40
区分 フカセ釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 みなべ埴田
メモ  
満潮 干潮
中潮 4:16 15:44  10:14 22:03 
天気 曇り 普通 波高 1.5m 水温 18℃ 気温  
同行者 なし 備考  
渡船名 わだま渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
遠投グレムギ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 20.0 Cm 〜 23.0 Cm ? kg 〜 ? kg 8 匹          
アイゴ 32.0 Cm 〜 32.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
イサギ 21.0 Cm 〜 21.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
ガシラ 12.0 Cm 〜 15.0 Cm ? kg 〜 ? kg 15 匹          
ベラ 15.0 Cm 〜 17.0 Cm ? kg 〜 ? kg 13 匹          
写真
 今回は釣りキチさんと久しぶりの釣行予定だったのですが、釣りキチさんが急きょ行けなくなり、
久しぶりの単独釣行になってしまった。
そして、田辺に釣行しようとしていたので、渡船屋さんのHPを見てみると、釣行と同じ日に
大きな大会が開催されるということで、2番船までは乗れないとのことである。
それで、行き先をどこにしようか悩んだ末に、一度行ってみたかった「みなべ」に行くことにした。
初めてのみなべの磯に上がるということで、どんな磯なのか、期待に胸が膨らんでいた。
まあ、国道を走りながら、今までにみなべの磯を見てきたが、田辺同様、低い磯が多いようだ。

 当日は午前5時30分出船ということで、初めての渡船屋さんということもあって、少し早い目に
着いておいて、船頭さんに挨拶をしておこうと思い、午前4時40分頃に到着した。
すると、既に駐車場に車がいっぱいじゃありませんか。
やはり、田辺で大会が行われるためにこちらに流れてきたのか?
それとも、人気の渡船屋さんだからなのか?
それはともかく、早速待合室に行き、船頭さんに挨拶し、乗船名簿に名前を書いて出船まで待機した。

 この日は曇りだったので、出船時間が少し遅れて、午前5時45分の出船となった。
出船して、右の方の磯に向かい、良い感じである中の島など(後にもらった磯地図で分かった)に
上げた後、鹿島本島に向かい、沖向きの磯に順に上げていく。
深そうでなかなか良さそうな磯が多かった。
その後、大島などに上げていった後、残る客は私ともう一人の2人になった。
みなべの磯は初めてで、何も分からないので、船頭さん任せにしていたが、結局、キリリン
という磯に私一人上げてもらうことになった。
この磯は小さい磯で、冬場の寒グレシーズンには大人気の磯らしいが、今の時期はあまり
人気ではないとのことであった。

 キリリンに上がるや否や、船頭さんが「船着きで1ヒロ〜3ヒロで攻めたらいいで〜」と
アドバイスしてくれた。
「えっ、そんなに浅いの〜」と心の中で突っ込んでしまった(笑)。
その後、磯の周りを観察していると、船着きの釣り座以外は浅くて釣りにならないし、船着きも
そんなに水深が無さそうである。
そして、船着きでは水深が無い足下の際をまず攻めることにした。
あとは、竿2本半先の大きなシモリの際か、シモリとの水道ぐらいしか攻める所は無さそうである。

 下見が終わったところで、仕掛けを作り、釣りを開始する頃には午前6時20分頃になっていた。
それでまず、磯際を2ヒロで攻めてみた。
潮は左から右にゆっくりと沖向きに流れている。
しばらく、やってみるが、オキアミはそのまま残ってくる。
それで、少しずつタナを深くしていき、3ヒロまで探っていくが、オキアミに何の反応も無い。
今度は船頭さんの言う通り、1ヒロまでタナを上げてみても結果は同じである。

 それで次に、竿2本半先のシモリの際を攻めることにした。
まずは2ヒロ半から攻めることにした。
ここでも、左から右にゆっくりと流れていた。
すると、すぐに結果が出た。
ウキがスーっと入っていくではありませんか。
すかさず、合わせると乗りました。
しか〜し、引きは小さい。
難なく上がってきたのは、20cmそこそこイサギであった。
「これはイサギの入れ食いになるのか」なんて、期待していたが、この後は続かなかった。

 しかし、エサは毎回取られてくるので、タナが浅いのかなと思い、タナを2ヒロにしてみた。
すると、その数投後、ウキが一気に入っていくので合わせた。
懐かしい引き(グレの引き)を感じながら、難なく姿を現したのは、20cmそこそこのグレであった。
一応、お約束通り、一匹目はお土産用にキープした。
この後は、同じようなサイズのグレを数枚追加したが、2匹だけキープした。
しばらくすると、潮は逆に右から左にゆっくり流れたり、止まったりして、安定しなくなった。
と同時に、エサが取られない時もあり、アタリも出なくなった。

 ここで、今回もチヌが本命なので、船頭さんの言う通りに、タナを3ヒロにまで下げてみた。
すると、仕掛けが馴染んだあとに少しシモるアタリがあるので合わせると、何か乗った。
しかし、あまり引かない。
もしかしてガシラか?
やっぱり、ガシラかー!(笑)
ものすごい小さいサイズだったので、即放流(爆)。
その後も放流サイズがよく釣れたが、やっぱり即放流した。
ガシラと平行して、手のひら無いくらいのベラも良く釣れた。

 そのうち、弁当船がやってきて、注文していた弁当を受け取った。
いつもはコンビニで弁当を買っていくことが多いのですが、今回は久しぶりに注文した。
丁度、腹も減っていたので、温々の弁当を食べることにした。
大好物の唐揚げが無かったのは残念でしたが、コロッケがまた美味かった。
私の少年時代に地元の粉○町にあったスーパーで売っていたのと同じ味がして、懐かしかった。

 早めの昼食を済ませ、釣りを再開することにした。
再開してもなお、ガシラとベラが釣れるばかりである。
それで、シモリとの水道(竿1本半先)を攻めることにした。
この水道では軽仕掛けで2ヒロから始めることにした。
マキエとの完全同調でしばらく攻めていくが、付けエサはそのまま残ってくる。
それでタナを徐々に深くしていき、3.5ヒロまで探っていくが、魚からの反応は何にも無い。
更に深くしていき、4ヒロにすると、ウキが少しシモるので合わせると、大きく竿が曲がった。
しかし、魚が掛かっているのではなく、根掛かりだった。
船頭さんが言っていたが、「こんなに浅いのか」と思いながら、引っ張ると、サルカンの下で切れ、
ウキも無事に回収出来た。
ハリスをもう一度結び直し、4ヒロで底に引っ掛かるので、3ヒロに戻して釣りを再開した。
しかし、ここでは魚からの反応が全くない。

 そこで、狙いをシモリの際に戻すことにした。
相変わらず、潮は左から右にゆっくり流れていて、流していくと、ウキがスーっと入っていった。
すかさず合わせた。
すると、乗ったあ〜!
引きはまあまあで、竿先をコンコン叩いていて、難なく足下まで寄せてきて、足下の根に
突っ込もうとするが、これも難なく交わした。
チヌだったら良いなあって、期待しながらも、もしかしたらアイゴかもって、頭によぎった。
そして、キラリと姿を現したのはアイゴだった。
う〜ん。
チヌだと期待していただけに、少しショック!
30cmオーバーなので、とりあえずキープした。

 この後も頑張るが、ガシラとベラばかりで、午後4時40分に納竿となった。
今回はみなべの磯に何も分からないまま、ほろ苦いデビューとなった。
しかし、船頭さんはすごく優しい人で、各磯の説明など色々お話をさせて頂き、有り難うございました。
そして、中の島周りや鹿島本島の沖向きの磯など、たくさん良い磯があったので、近いうちに
是非リベンジに行きたいと思う。


今回の釣果・・・・アイゴ1枚(32cm)
           グレ8枚(23cm〜20cm)
           イサギ1匹(21cm)
           ガシラ15匹(12cm〜15cm)
           ベラ13匹(15cm〜17cm)


今回もたくさんの応援TEL&応援メール、掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。
酢の物、味噌和え、卵焼きも美味しかったですが、コロッケが一番美味しかった渡船屋弁当です。