日時 2006/05/14(日) 9:30 〜 15:40
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 田辺(黒田渡船)
メモ グレというより、チヌの方が魚影が濃い。
満潮 干潮
大潮 5:40 19:13  0:06 12:23 
天気 曇りのち晴れ 強い 波高 2.0m 水温 20.3℃ 気温  
同行者 永野、中氏、田中氏 備考  
渡船名 黒田渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
強力グレZど遠投  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 26.0 Cm 〜 33.0 Cm ? kg 〜 ? kg 7 匹          
イサギ 24.0 Cm 〜 24.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
写真
 今回の釣行で御一緒したメンバーです。
釣行後に帰る途中で、集合写真を撮っていないことに気付いて慌てて撮った1枚です。
前列左:私(チヌ吉)、前列右:釣りキチさん、後列左:中氏の友達(田中さん)、後列右:中氏です。

 今回の釣行で、おそらく今シーズン最後?(笑)のフカセ釣りだと心に決めている。
場所は最近ではHG化しつつある田辺釣行である。
「ホントに今シーズン最後のフカセ釣りか?」なんて、突っ込まないでね(笑)。
自信ないので・・・(爆)

 当日は私と釣りキチさんが同乗、中氏と田中氏が同乗で、み○べの釣○郎で待ち合わせをしていた。
予定通り、午前3時に合流し、エサ等を買って、乗船場に向かった。
しかし、午前3時30分前に現場に着くと、既に1番船は出船していました。
早〜い!
船が戻ってくるまで、待つしかなかった。

 午前4時30分に船がようやく戻ってきたので、早速、船頭さんに聞くと、「今日は波が高いから、
上がれる磯は少ないで〜」とのことであった。
とりあえず、2番船出船まで待つことにした。

 そして、少し明るくなった午前5時前に2番船が出船し、釣り客を順に思い思いの磯に上がっていく。
そして、我々4人は灯台に上がることになった。
我々の他に、お孫さん(12才)を連れたおじさんも同じ灯台に上がった。
その2人は船着きに陣取った。

 我々は灯台に上がると、早速、釣り座を下見することにした。
もうすぐ、満潮を向かえるというのに水深は意外と浅い。
私は灯台は初めて上がることになったのだが、もっと水深があると思っていたからだ。
それで、私と釣りキチさんは竿を出さなかった。
というのも、私と釣りキチさんは3番船か弁当船でやってきた船で磯替えを目論んでいたので、
一度出した竿を片付けるのが面倒くさくて、あえて竿を出しませんでした。

 そして、中氏と田中氏は灯台の中間辺りで釣り始めた。
中氏にアドバイスしながら見ているが、コッパが釣れ始めた。
でも、なかなかサイズアップしないので、船頭さんのお薦めである先端付近に移動した。

 ここでは潮は左から右に流れていて、時折高波が押し寄せてくるので、足下に大きなサラシが
できて、釣りづらい状況である。
それにもめげず、中氏と田中氏は竿を持って頑張っている。

 すると、カッパを着るまででもないが、ポツポツと小雨が降り始めた。
前日の予報で、雨マークから晴れマークに変わったということで喜んでいたのに、「やっぱり、
俺は雨男なんだなあ。」なんて、つぶやいてしまった(笑)。

 その後、中氏にマキエの打ち方やタナについてのアドバイスをした。
しばらくすると、手のひらもないコッパグレの入れ食いになった。
田中氏はその横で、フグに針を取られながら、フグと格闘していた。
2人はそんなに離れていないのに、状況がかなり違っていた。

 そのうち、中氏の竿が大きく曲がったかと思うと、一瞬で竿が上に跳ね上がり、バラしてしまった。
針ハズレだった。
本人曰わく、「大きかった」であった。

 その後しばらくして、雨も止んで、晴れ間も見えてきた。
すると、待ち望んでいた弁当船がやってきたが、潮があまり引いていなく、波をかぶるということで、
まだ、磯替わりはできないとのことだった。
ショック!
しかし、しばらく待つしかなかった。

 相変わらず、中氏はコッパと戯れていた。
一方、田中氏は休憩して、中氏にアドバイスをしていた。
しばらくして、先ほどまでは波をかぶっていたが、潮がだいぶ引いて、灯台の前にある小さな
一級磯に行けるようになったので、中氏と田中氏はそこに移動した。
その磯の先端の両側にはシモリがあり、その際を狙っていると、グレの大物が出るということである。
しかし、コッパは釣れども、なかなかサイズアップしないようだ。

 午前9時30分、磯替えの船に待ちくたびれた私は、とうとう竿を出すことにした。
しかし、釣りキチさんはまだ竿を出さずにいた。
私は中氏と田中氏が最初にやっていた釣り座で釣り始めることにした。
だいぶ浅くなっていたが、手のひらもないコッパグレが数枚釣れた。

 午前10時前になって、船がやってきて、ようやく磯替わりが出来るということで、
我々4人(釣りキチさん以外の3人)は慌てて竿をしまって、船に乗り込んだ。
それで、中氏と田中氏はグレの一番人気磯のカナトコに上がってもらうことにし、
私と釣りキチさんは小ジブに上がることにした。
小ジブには我々の他に3人上がってきた。

 久しぶりの小ジブに上がった私と釣りキチさんはカナトコ向きに陣取った。
カナトコを正面に見て、左側に釣りキチさん、右側に私が釣り座を構えた。
釣りキチさんは竿1本半先のシモリとの水道を狙う。
一方、私は足下右にサラシが出来ていて、その払い出しによって流していく。
私は最初2.5ヒロから始めた。
その払い出しにマキエと仕掛けを投入すると、潮は全体的に右に流れているために、仕掛けは
斜め右沖向きに流れていく。
しばらくすると、たまにオキアミが取られようになった。

 ここで、ジンタン6号を2つ付けていたのを1つはずして、タナを2ヒロに変更した。
すると、すぐに結果が出た。
仕掛けが馴染んで、少し流すと、ウキが一気に入っていくので合わせ、難なく上がってきたのは
30cmオーバーのグレであった。
とりあえず、キープして続けた。
この同じパターンで、30cm弱のグレを1匹追加した後は、アタリが無くなってしまった。

 午前11時30分、気分転換にと、昼食を取ることにした。
昼食を取りながら、目の前のカナトコに上がった中氏と田中氏の方を見ていると、田中氏は竿を
置いて中氏にアドバイスをしている。
すると、中氏が何やら掛けた。
スーっと上がってきたのはコッパグレのようだ。
弁当を食べ終わった私は釣り座に戻ることにした。

 そして、釣りを再開することにした。
再開しても、潮の流れは変わっておらず、依然として右斜め沖向きに流れていて、アタリは無い。
すると、釣りキチさんの竿が曲がった。
竿先をコンコン叩いているので、チヌかアイゴかなと思って、タモ入れの準備に入った。
案の定、姿を見せたのはアイゴだった。
私は無事にタモ入れをした。

 しばらくすると、潮の流れが変わった。
サラシの払い出しによって、そのまま沖向きに流れていくようになった。
潮の流れが変わった瞬間というのは、時合いになることが多いので、これはチャンスかもしれない
と思い、その払い出しに乗せて竿3本先のシモリ前まで流す。
すると、数投後、シモリ前でウキが一気に入っていったので、合わせた。
すると、乗ったあ〜!!
そのシモリに突っ込もうとするが、難なく交わし、上がってきたのは30cmオーバーのグレであった。
やはりチャンス到来だったようで、30cmオーバーをもう1枚追加した。

 今が時合いだということで、連続ヒットを狙って続けようとしたが、小ジブに一緒に上がった
釣りキチさんを何気なしに見やると、苦戦しているようで、手のひらくらいのコッパグレ1匹しか、
釣っていないようなので、釣り座を交代することにした。

 釣りキチさんの釣り座に交代して、私は竿1本半先にある左右に延びるシモリを攻めることにした。
ここでは潮は左から右にゆっくりと流れているので、シモリに沿って仕掛けを流すことにした。
すると、数投後に2ヒロの仕掛けが馴染んですぐにウキが一気に入ったので合わせると、
30cm弱のグレが、難なく上がってきた。
その直後も30cm弱のグレを追加した。
一方、釣りキチさんは私の釣り座でも苦戦しているようだ。
と、そのとき、釣りキチさんのウキが一気に入り、合わせると竿が曲がった。
引きは小さいようで、難なく上がってきたのは30cm弱のグレであった。
その直後に、釣りキチさんは25cmくらいのグレをもう1匹追加した。
この後は潮の流れが止まったり、右から左に流れたりで、安定しなくなり、しばらく、アタリが遠のいた。

 午後2時前、潮が左から右にゆっくりと流れ始めると同時に、釣りキチさんが元の釣り座に
戻りたいというので、私と釣りキチさんは釣り座を交代し、お互いに元の釣り座に戻ることになった。
私は元の釣り座に戻り、釣り始めると、潮は当初のように左から右に流れていた。
しばらく続けるが、釣れるのは手のひらもないコッパばかりである。

 そこで、チヌはいないかなあと思い、少しタナを深くし、3ヒロにしてみた。
すると、仕掛けが馴染むまでにウキが一気に入っていったので、合わせた。
上がってきたのは30cm弱のグレであった。
今日はグレだけにしようと開き直り、タナを2.5ヒロに戻し、続けた。
しかし、その後はアタリが無くなってきた。

 ここで、思い切って、釣り座を釣りキチさんの左の先端に移動することにした。
時間は既に午後3時を過ぎていた。
残された時間はあとわずかである。
この釣り座では先端から足下左に竿2本先まで根が伸びている。
そして、潮は右から左にゆっくり流れている。
それで、足下にマキエを打ち、仕掛けも足下からその根に沿って左に流していく。

 そのうち、オキアミも時々取られ始めた。
そして、仕掛けが馴染み、竿1本半先まで流した時、ウキが足下左の根の方に(斜め方向に)
一気に入っていった。
ヨッシャーとばかりに合わせると、足下左の根に突っ込もうとするので、竿をなるべく前に出して
右に引っ張り込み、何とか足下左の根から引き離すことに成功すると、魚はすごい勢いで
私の足下に向かってくると、足下の根に突っ込もうとする。
引きからしてかなり大きいようだ。
その引きに耐えきれず、少しだけ糸を出したが、その後のやりとりで、何とかウキが見える
ところまできた。
それで、釣りキチさんはそろそろタモの準備をしてくれようとした時、今度は魚が足下右に
走ろうとするので、それを交わそうとし、左に引っ張り込もうとしたら、急に軽くなった。
あ〜、痛恨のバラシである(泣)。
糸を出した時に根ズレでもしていたのかと思い、仕掛けを回収しようとするが、軽すぎる。
すると、ウキが付いていない。
高切れだった。
見ると、ウキがプカプカ浮いている。
回収しようとタモを伸ばすが、あと10cmくらい足りない。
魚もロスト、ウキもロストしてしまった。
根ズレでのハリス切れならともかく、道糸にキズが入っていて高切れとは悔やんでも悔やみきれない。
それにしても、逃がした魚は大きかった。

 しばし、呆然とした後、時計を見ると、午後3時40分を回っていた。
納竿までもう少しだけ時間があるので、悔しさを胸に仕掛けを作ろうとすると、迎えの船が遠くに
見えたので、朝をかきながら慌てて道具を片付けて、納竿となってしまった。
悔しい〜!!!!



今回の釣果

私(チヌ吉)・・・・グレ7枚(26cm〜33cm)
          イサギ1匹(24cm)
釣りキチさん・・・グレ3枚(22cm〜26cm)
          アイゴ1枚(27cm)
中氏・・・・・・・・・グレ20匹ぐらい(22cm前後)
田中氏・・・・・・・グレ3枚(22.5cm〜27cm)
          チヌ1枚(39.5cm)


今回も応援メールや応援TEL、掲示板への応援書き込みなど、有り難うございました。
チヌ吉の釣果です。
グレ7枚(26cm〜33cm)、イサギ1匹(24cm)でした。
もちろん、コッパは放流してます。
チヌが釣れなかったのは残念でしたが、30cmオーバーのグレが釣れたので良かった。
それにしても、最後にバラした大物の姿見たかったなあ(泣)。
釣りキチさんの釣果です。
グレ3枚(22cm〜26cm)、アイゴ1枚(27cm)です。
大分苦労してました。
田中氏の釣果です。
グレ3枚(22.5cm〜27cm)、チヌ1枚(39.5cm)です。
もちろん、コッパは放流してます。
我々4人の中で唯一のチヌを釣り上げてくれました。
さすがです。