日時 2006/05/28(日) 7:00 〜 19:00
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 塩津漁港
メモ  
満潮 干潮
大潮 5:50 19:44  0:24 12:45 
天気 曇り時々晴れ 普通 波高 1.5m 水温   気温  
同行者 永野、岩崎、四宮、池之坊 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
チャンス配合ヌカ  
細挽きサナギ  
ウニ配合  
アミエビ  
オキアミ  
コーン  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
アジ 20.0 Cm 〜 22.0 Cm ? kg 〜 ? kg 15 匹          
写真
 今回は第3回那賀紀州FC杯紀州釣り大会が開催されることになった。
最近、我がクラブメンバーはフカセ釣りばかりしているので、5人全員とも今期初の紀州釣りで
ぶっつけ本番で大会を迎えることになった。
結果はいかに、あまり期待をしないで読んで下さいね。

 場所は今回の場所選択の責任者である私が塩津に決定しました。
本当は、今絶好調である下○ピアー○ンドで開催したかったのだが、日曜日はかなりの釣り客
で賑わい、凄く狭い間隔で隣の釣り客と釣りをしなければならないだろうと予想されるために、
下○ピアー○ンドでの大会開催を残念したのである。

 そして、あとの心配は天候だけである。
2,3日前までの週間天気予報では雨マークで降水確率60%だったが、前日の天気予報では
曇りマークに変わり、降水確率20%に下がった。
ただ、午前6時までは降水確率60%だったので、開催時間を待たなければならないかもしれないが、
前日の会議で、予定通りに開催する方向で決定した。

 当日、午前6時前、現地に到着した。
本当は写真の正面奥に見えているヨットが止まっている波止に5人並ぶ予定だったんですけど、
朝一は数人の釣り人がいたので、
5人並ぶことが困難だと考え、急遽、写真の波止に決定したのだった。
当初は雨がまだ降っていたので、止むまで待つことにした。
しばらくすると、止んだので、道具を運び、釣り座を決定することにした。
ふと、波止の際を覗いてみると、数匹のチヌが際に付いているイガイなどを食べにきている。
チヌの姿を拝ませてもらった我々は、俄然やる気になった。

 それで、ジャンケンの勝った順に思い思いの釣り座を選択していった。
朝一には先端付近にフカセ釣り師が2人いたので、その右隣から私、磯吉さん、釣りキチさん、
岩崎氏、市内釣り師さんの順に座ることになった。
写真ではフカセ釣り師は既に帰り、カメラマンの私は奥のバッカンを置いている釣り座である。
この後、開会式を行い、午前7時に会長さんの合図で大会が開催されることになった。

 みんな久々の紀州釣りだが、手際よくダンゴを握り、どんどん投げている。
私はタナ調整もバッチリ合ったところで、5ヒロのタナトントンから始めた。
釣り始めは、風は弱い向かい風で、潮はゆっくりと左に流れていた。

 しばらく続けるが、エサ取りもいないのか、オキアミもそのまま残ってくる。
それで、タナを手のひらほど短くして、魚にオキアミをアピールすることにした。
潮はゆっくり左に流れたり、ゆっくり右に流れたり、あるいは止まったりして、不安定である。
「変な潮の流れだなあ」と思って続けているが、オキアミは一向に取られる気配がない。
エサ取りが多いことを想定してコーンを用意しているのに、出番がないのか。
とりあえず、勝負用にボケを用意しているが、これも出番がないのかなんて不安がよぎる。
既に、朝一の数投にボケを使っているが、オキアミも取られない状況では宝の持ち腐れである。

 そんな中、市内釣り師さんがシュンと大きく竿をしゃくった。
竿が曲がっているが、引きは小さいようだ。
上がってきたのはベラであった。
その後も頻繁にアタリがあるようで、市内釣り師さんのシャクリ音だけが響き続けた。
そのうちの何回かは、ベラやアジなどが釣れている。
そして、市内釣り師さんの隣で釣っている岩崎氏もしゃくり始めた。
しかし、私を含め、4人は朝一からずっとアタリもなく、オキアミも取られない状況が続いていた。

 午前10時30分を過ぎた頃、私は腹が減ってきたので、早めの昼食を取ることにした。
知らぬ間に、晴れ間も時々覗くようになってきていた。
変わり映えしない状況にシビレを切らしたのか、知らぬ間に全員で昼食タイムになっていた。
これからの釣果に期待して、昼食タイムを終え、釣り開始することにした。

 再開してもなお、タナ調整はタナトントンより少しだけ短くして、オキアミをアピールしていた。
間もなくすると、私の寝ウキに変化があった。
ダンゴが割れてすぐに、ピョコンと立つ前アタリがあり、ウキが寝たかと思うと、ウキが一気に入った。
前アタリの後、本アタリを期待しながら待っていると、本当に本アタリが来たのでビックリした。
とりあえず、この日初めてのアタリだったので、嬉しくて、すかさず合わせると、素バリを引いた。
何てこった!
あんなに綺麗な前アタリと本アタリが出て、合わしたのに素バリを引くとは思わなかった。
ショック!!!

 先程のショックを隠せないまま、続けていると、すぐに先程と同じアタリがあり、合わせると乗った!
しか〜し、引きが本命とは違う。
難なく上がってきたのは20cmくらいのアジであった。
先程の仕業もアジだったのか。

 この後も20cmくらいのアジが連発するので、タナを変更することにした。
オキアミをアピールすると、沸いているアジに取られるので、半ヒロほど這わせてみた。
すると、オキアミはそのまま残ってくることが多いが、少し吸われた形で残ってくることもある。
少しだけエサ取りも出てきたみたいで、もしかしたらチヌも寄ってきているのかなと思って、
ボケも使ってみるが、ボケには見向きもしない。
どうやらチヌは寄ってきていないようだ。

 しばらくすると、アジは散ってしまったようで、タナを浅くしてオキアミをアピールしてみても、
そのまま残ってくるようになった。
全員エサ取りもなく、小康状態が続いていると思いきや、市内釣り師さんだけは常にエサが
取られているとのことである。
市内釣り師さんは右の波止の際付近を狙っているようで、かなり浅いが、エサ取りも豊富にいる
ようである。

 しかし、その後は何も釣れないまま、午後2時を迎えた頃、岩崎氏が大きくしゃくったかと思うと、
竿が大きく曲がった。
引きからして、他のみんなは「ヤバイ」って、思ったらしい(あとで聞いた話だが・・・)。
みんなの注目の的になりながら、姿を見せたのは25cmくらいのグレであった。
とりあえず、一安心した4人は自分の釣り座に戻った。
岩崎氏は悔しい思いをしただろうなあ。
その直後にも、手のひらくらいのチャリコを釣り上げた。

 風は昼前からずっと横風のに、追い風に変わった午後3時過ぎ、エイちゃんからTELがあり、
釣り場に応援に来てくれるとのことであった。
その数分後、エイちゃんがやってきてくれた。
しかも、クラブ員全員にコーヒーの差し入れを頂いた。
いつもいつも有り難うございます。
私と釣りキチさんとエイちゃんの雨男3人衆でしばらく話をしたあと、エイちゃんが帰っていきました。
エイちゃんが、わざわざ釣り場にまで応援に来てくれたのだから、まだ本命を釣っていない我々5人は
奮起することを誓った。

 しかし、その思いとは裏腹に、その後は5人とも何も釣れないまま、大会終了時間の
午後6時まであと1時間となった午後5時に、わんばさんとキャスターさんが応援に来てくれた。
エイちゃんに我々の釣り場を聞いて来てくれたとのことだった。
感激です!
初めてお会い出来て嬉しかったです。
しばし、お話をしたあと、わんばさんとキャスターさんは帰っていきました。
御一緒して頂くことを約束して頂き、有り難うございました。

 虚しくも、終了時間の午後6時を迎え、会長さんが終了宣言をした。
しかし、誰もチヌをゲットしておらず、決着がついていないので、全員で協議をすることにした。
その結果、特別ルールとして1時間の延長ということになった。

 しかし、延長してもなお、何も釣れないまま終わってしまった。
結局、今回の紀州釣り大会は決着つかずの再試合になってしまった。
朝一にチヌの泳いでいる姿を拝みながら、こういう結果になろうとは夢にも思っていなかった。
まあ、フカセばかりやっている我々は罰が当たったのだろう(笑)。
仕切直しはいつになるか分かりませんが、それまでに紀州釣りの練習に行っておこうっと。



今回の釣果

私(チヌ吉)・・・・・・アジ15匹(20cm〜22cm)
釣りキチさん・・・・・アジ
岩崎氏・・・・・・・・・アジ、ベラ、グレ1枚(25cm)、チャリコ1枚(20cm)
磯吉さん・・・・・・・・アジ
市内釣り師さん・・・アジ、ベラ数匹、ガシラ


今回もたくさんの応援メール、掲示板への応援書き込み等、有り難うございました。