日時 2006/07/23(日) 7:00 〜 13:50
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 海南某波止
メモ  
満潮 干潮
中潮 4:07 18:32  11:13 23:39 
天気 雨時々曇り 弱い 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 なし 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
コーン  
フナムシ  
チャンス配合ヌカ  
荒挽きサナギ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 20.5 Cm 〜 23.5 Cm ? kg 〜 ? kg 8 匹          
グレ 19.0 Cm 〜 21.0 Cm ? kg 〜 ? kg 7 匹          
キス 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
写真
 今回は約一ヶ月ぶりの釣行となった。
この一ヶ月間は仕事が忙しく、休みが半日しかなかったりで、釣りに行けなかった。
ようやく、仕事が一段落したので、3,4日前から釣行を計画していた。
しかし、週間天気予報では雨マークのまま変わらず、前日の予報でも午前中の降水確率は50%、
午後からの降水確率は80%で、午後3時以降は大雨になるとのことだった。
「どうしようかなあ」と掲示板に書いて、悩んだ結果、カッパを用意して釣行することにした。
そうと決まれば、早速釣り道具の準備をして、床に着いた頃には夜中の12時を回っていた。

 翌朝、午前4時30分に起きて出発した。
途中、エサを買って現地に到着し、早速仕掛けとダンゴを作り、午前7時に釣り開始した。
一週間後のWeb☆FC和歌山大会に向けて弾みを付けるためにも、是非とも釣果を上げたいと、
意気込んだ。
で、今回は久しぶりの単独釣行である。

 タナトントンで開始して、一投目こそオキアミはそのまま残ってきたが、二投目では寝ウキに
モゾモゾしたアタリがあり、オキアミは囓られて
吸われて少ししか残ってこない。
三投目ではダンゴが割れてすぐに寝ウキがゆっくりと立ったので合わせると、何やら掛かっている。
上がってきたのは20cm弱のキスだった。
キスが掛かってくるということはエサ取りが少ないというこになるが・・・。
しかし、数投目以降はダンゴが割れてすぐにオキアミは秒殺され、全く残ってこなくなった。
「今日はエサ取りの活性が高すぎる」って、独り言をつぶやきながら、この時期ではよくあること
なので、早速、作戦を立てることにした。

 潮は左から右にゆっくり流れているので、まずは50cmほどハワセることにした。
しかし、オキアミはほぼ秒殺状態だ。
それで、ハワセ幅をだんだん長くしていくが、1ヒロ以上とってもダメである。
既にかなりのエサ取りが集まってきたみたいだ。
それでも辛抱強く続けていると、ダンゴが割れて寝ウキがピョコンピョコンした直後に
寝ウキが一気に入ったので合わせると、小さい引きで何やら掛かっている。
憎たらしいヤツか?
上がってきたのは予想通り、エサ取りの常習犯フグであった。

 その後もフグの猛攻に遭いながら、午前8時過ぎに寝ウキがピョコンと半立ちし、寝たかと思うと、
すぐに立ったので合わせた。
すると、竿をコンコン叩く心地よい引きが伝わってきた。
引きは小さいが、ほぼ本命だと確信しながらリールを巻いてくると、水面に姿を現したのは
紛れもなくチヌであった。
いつもは1匹目はタモで掬うのだが、あまりに小さいので、ごぼう抜きした。
上がってきたチヌを手で測ると、25cm無いサイズであった。
リリースサイズだが、とりあえずは本命ゲットできて嬉しい。
しかし、その後はオキアミだけでは太刀打ち出来なくなり、エサのローテーションをすることにした。
だが、エサ屋さんでは最近の大雨のせいで、ボケを入荷出来ていないとのことなので、
今回はオキアミとコーンとフナムシしか、用意出来ていない。

 1ヒロほどハワセながら、まずはオキアミとフナムシとでローテーションをすることにした。
オキアミ、オキアミ、オキアミ、フナムシ、フナムシのパターンをしばらく繰り返すことにした。
エサ取りもフナムシに対応してくるのは時間の問題だと思うが、完全対応してくる前に本命に
フナムシで食わそうという作戦である。
そして、しばらくして、オキアミ後のフナムシの時にダンゴが割れてすぐに寝ウキがピョコンピョコン
と動いた後、寝ウキがゆっくりと立ったかと思うと、水中に入りかけたところで合わせた。
上がってきたのは、1匹目と同じサイズのチヌだった。
しかし、その後はエサ取りもフナムシに完全対応してきて、秒殺モードに入ってしまった。

 それで、この後はコーンをローテーションに加えることにした。
オキアミ、オキアミ、コーン、コーン、フナムシ、フナムシのパターンを繰り返していくことにした。
すると、エサ取りはオキアミとフナムシには反応するが、コーンにはほとんど見向きもしないのだ。
それならばと、コーンの時は他のエサより長く流してみるが、ほとんどそのまま残ってくる。
そしたら、コーンだけでも勝負になると思い、コーンだけでやってみることにした。
しかし、しばらくやってみても、少し囓られてくるぐらいで残ってくる。
この釣り場ではコーンへの反応が悪いようだ。

 だから、コーンだけに頼らず、先ほど同様、オキアミとコーンとフナムシのローテーションに戻した。
すると、この頃からダンゴを割りにくるヤツが出現してきた。
ヤツの正体はこの時点では分からない。
しかし、しばらくエサ取りの猛攻に遭いながら、午前11時頃、フナムシで本日3匹目をゲットした。
またまた25cmも無いサイズのチヌである(泣)。
その後はアタリはあるが、合わしてもエサが無くなっていたり、針が無くなっていたり、
掛かってもフグばかりなので、気分転換にと昼食を取ることにした。

 午前中は小雨が降ったり止んだりだったけど、止んでいる時が多かったので、カッパを着る
までもなく、釣りができた。
何とか、このくらいの天候で夕方までもってほしいなあなんて思っているうちに、昼食を終え、
釣りを再開することにした。

 再開してからも、3種類のエサをローテーションしていく。
コーンには相変わらず反応が無いが、オキアミとフナムシの時はほぼ秒殺で無くなる。
ただ、オキアミとフナムシの時は寝ウキがモゾモゾしたり、立ちかけたり、何かしらのアタリが出る。
そして、昼食前にダンゴを割りにきていたヤツもまだ群がっているようで、ダンゴを割りにきている。
厳しい状況には変わりないが、ダンゴの割れを遅くしたりして、エサ取りの食い気をそらし、
午前中に釣ったのと同じサイズのチヌを3枚追加した。
いずれもフナムシで食わせた。
「ここにはもっと大きいのはおらんのか!!!!」って、思わず大声を出してしまった(笑)。

 その後、午後1時前になると風が強くなってきた。
「この風が止むと、おそらく雨が降り出し、予報通り大雨に変わってくるんやろうなあ。」ということで、
ここからは本日一番のアタリエサであるフナムシだけで勝負することにした。
大雨になるまでの残り少ない時間のことを考えれば、エサ取りの猛攻に遭ってでも、
フナムシだけで早い勝負をした方が本命の枚数を稼げるだろうと思ったからだ。
(そんなに上手くいくのだろうか?)

 潮は朝一からあまり変わることなく、左から右にゆっくり流れている。
フナムシ1本で勝負を賭けて数投後、ダンゴを割りにきていたヤツの正体が判明することになる。
ダンゴが割れてすぐに寝ウキが一気に入るので合わせると、掛かった魚は竿先を叩かない。
引きは小さいが、底に突っ込む。
懐かしい引きだ!
チヌじゃなくて、もしかして、グレ?
なんて思いながら上がってきたのは、やはり、コッパグレだった。
この後も同じアタリが連発し、上がってくるのはコッパグレなので、ダンゴを割りにきていたヤツの
正体はコッパグレだったのだ。
南紀や紀東ではコッパグレが紀州釣りのダンゴを割りにきて、掛かることはよくあることだが、
紀北ではコッパグレが群がってダンゴを割りにくるなんて初めての経験だったので、ビックリした。

 その後、コッパグレに混じりながら、25cmあるか無いかのチヌを2枚追加し、久しぶりの2ケタを
目指そうと思っていた矢先に強く吹いていた風が止み、雨がポツポツ降り出してきた。
そして、その直後に次第に雨脚が強くなってきたので、午後13時50分に納竿することにした。

 仕掛けを片付け終わり、車に荷物を積んだ直後(午後2時30分)に大雨に変わってきたので、
ほぼ予報通りの天気の中、久しぶりの釣りができて良かった。
次回釣行のWeb☆FC和歌山大会へ弾みをつけるほどの型ではないが、小さいながらも本命を
ゲット出来て良かった。
あとは、30日に助っ人に頑張ってもらいましょう(笑)。



今回の釣果

チヌ8枚(20.5cm〜23.5cm)
グレ7枚(19cm〜21cm)
キス1匹(20cm)
フグ多数


今回もたくさんの応援TEL&応援メール、応援書き込み等、有り難うございました。