日時 2006/08/31(木) 7:00 〜 17:30
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 和歌浦港
メモ 和歌山市では言わずとしれた好ポイント
満潮 干潮
小潮 10:59 21:37  4:02 15:49 
天気 晴れ後曇り後雨 普通 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 なし 備考  
釣り方  
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
フナムシ  
チャンス配合ヌカ  
ウニ配合  
アケミ貝配合  
細挽きサナギ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 22.0 Cm 〜 32.0 Cm ? kg 〜 ? kg 7 匹          
フグ 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹          
写真
 今回は仕事にお休みをもらえたので、急遽、単独釣行することになった。
というのも、9/3のマルキュー紀州釣り大会に向けて弾みを付けたかったからである。
それともう一つは、石川&富山の紀州釣り遠征で失敗したことを、今回の釣行でどうしても
調整しておきたいことがあったからである。
調整したいことというのは、ダンゴに集魚材&アミエビを入れて、エサ取りを集め、その中から、
チヌをいかにして釣るかを再確認しておきたいということであった。

 当日、マル○シ釣具店で予約してあったボケとアミエビに加え、フナムシも買い、目的地に向かった。
平日ということもあり、人気の旧下津町の沖○はガラガラだろうと思いきや、午前5時に着くと、
もう既に紀州釣り師やサビキ釣り師がいっぱい来ていた。
平日だから、余裕で釣り座を確保できるだろうと甘く見ていた。
5年ぶりに沖○で釣りをしたかったのになあ。
でも、入れる余地はないので仕方ない。

 ということで、マ○ーナ釣り公園か和歌浦のどちらにしようと迷ったところ、1年ぶりの和歌浦に
行くことにした。
この人気スポットもいっぱいかと思いきや、内向きには紀州釣り師が1人しかいなく、表向きには
4人の紀州釣り師がいるだけで、ガラガラだった。
ラッキー!
それで、1週間ほど前に買った折りたたみ自転車に乗って釣り道具を運び、内向きに釣り座を
確保することができた。
本日初めて使用することになった折りたたみ自転車の乗り心地は最高だった。
やっぱり、自転車で荷物を運ぶのは楽だ。

 釣り座に着くと、仕掛けを作り、ダンゴを練った。
今回のダンゴは、最近の和歌山ではエサ取りが少ないので、集魚材とアミエビを配合することにした。
遠征でエサ取りも寄せることができずに、悔しい思いをしたので、とりあえず、エサ取りも含めて
魚をたくさん集めてから、いかにしてチヌを釣り上げるか、再確認したかったのだ。

 すべての準備が終わり、午前7時に釣り開始となった。
タナは3ヒロ強からスタートした。
釣り始めは潮は全く動いていなかった。
この釣り場は湾内のために相変わらず、池のように波は無く、漁船が通る時に波が発生するだけだ。

 開始してしばらくしても、潮は動かないまま、オキアミはそのまま残ってくるし、アタリもない。
本日は集魚材&アミエビをバリバリに入れて臨んでいるのになあ。
和歌浦をHGにしている市内釣り師さんの話では、この時期はエサ取りをどう交わすかで、
頭を抱えるらしいが、本日はそんな様子も全くない。
この前の遠征でボーズを食らって凹んでいるのに、本日もボーズじゃ、どうするの?
しかも、マルキュー紀州釣り大会に向けて弾みを付けたいので、本日のボーズは許されない。

 オキアミも取られないまま、暇な時間を過ごしていると、午前9時前になって、ようやく、
ボラが集まり出し、ダンゴを突きにき始めた。
その後は1日中、ボラがこの場を離れることはなかった。
紀州釣りにはボラが付き物で、ボラが湧いてきたということは、チヌが釣れる雰囲気が出てきた
ということなので、良い感じになってきた。

 そして午前9時過ぎ、それまで動いていなかった潮が微妙に右に流れ始めた。
潮の流れが変わった時はチャンスである。
しかし、しばらくやっているが、ボラだけが活発なままである。
「おかしい! エサ取りは何故、湧いてこないのか?」
こう考え込んでも、答えは見つからない。
この後も潮は止まったり、微妙に右に流れたりを繰り返し、未だオキアミを取られることはない。

 午前10時過ぎ頃、潮は先ほどよりも少し速く流れ始めた。
その数投後、ダンゴが割れてすぐに、ピョコンと前アタリがあり、寝ウキが立った。
すかさず合わせると、素バリを引いてしまった。
「あんなにキレイなアタリなのに何故掛からないのか?」
しかし、本日最初のアタリで魚は掛からなかったが、底付近の状況が良くなりつつあることには
間違いがないので、気を取り直して続けた。

 その2投後、またもやキレイなアタリがあり、合わせると、引きは小さいながらも、本命の引きだ。
上がってきたのは手のひらサイズのチヌだった。
ダンダビ規定サイズ25cmあるかないか、微妙なので、一応スカリに入れてキープした。
とりあえずは小さいながらも1枚釣れて、石川&富山遠征でのボーズのショックを少しだけ
和らげることができた。
「フー、良かったあ!」

 時合いが来たとばかりにフナムシを投入した。
すると、数投後、先ほどと同じアタリで、1枚目と同じサイズをもう1枚追加した。
これはもう爆釣モード突入かと、気分もハイになり、イケイケ状態だ。
でも、その気持ちとは裏腹に、アタリがだんだん少なくなってきて、小さいアタリしか出なくなった。
もちろん、その小さいアタリで合わせても、フナムシは少し囓られている形で残ってくる。
でも、エサ取りが少しずつではあるが、集まってきた証拠なので、気分良くダンゴを投げ続けた。
しばらくしても、変わり映えしないので、気分転換にと昼食を取ることにした。

 昼食を取っている間、表向きで釣っていた紀州釣り4人のうち、一番右で釣っていた人が
30cm強のチヌを1枚上げた。
続けて、表向き右から2番目の人が35cmクラスを1枚釣り上げた。
「時合いがまた来たぞ〜」と心の中で叫び、急いで昼食を終え、釣りを再開した。

 再開して間もなく、またボラがお出ましになり、ダンゴを割りに来る。
この時もフナムシを付けエサに使っていたのだが、ダンゴが割れて流していると、頻繁にアタリが出る。
しかし、合わせても、乗らず、ハリには頭だけ残ったフナムシが付いている。
おそらくフグの仕業だろう。

 続けていると、私の右隣の人が、大きくシャくった。
それで、そちらを見ると、大きく竿を曲げていた。
その人は先ほどからボラを連発していたので、今回もボラかなと思った。
ふと、自分のウキの方に目線を戻すと、寝ウキが見当たらない。
急いで合わせると、何か掛かっている。
引きからして、おそらく本命の引きだ。
上がってきたのは、やはり手のひらサイズのチヌ(3枚目)だった。
この時、午後12時30分だった。

 ここで、1つの迷いが生じてきた。
表向きに釣り座を移動しようかということだ。
私は内向きでやっていて、手のひらサイズしか釣っていないが、表向きでやっている人は
数は釣っていないが、30cmオーバーを釣っている。
表向きの方が掛かれば型が大きいかもと思い始め、どうしようかなとかなり迷った挙げ句、
この釣り座でもいずれはサイズアップするだろうと期待し、移動しないことにした。
次回、和歌浦に来た時は表向きでやってみようかな。

 その後はエサ取りもだいぶ増えてきたので、ダンゴの割れるタイミングを遅くしたり、
オキアミとフナムシとボケのローテーションでエサ取りを交わすことにした。
しかし、しばらくすると、フグが釣れ始めた。
やはり、エサ取りはこいつの仕業だったのだ。
とりあえずは、集魚材&アミエビの効果が出てきたということだ。

 それで、1ヒロ這わせることにした。
すると、フグが釣れてくることは少なくなったが、エサもほぼ毎回残ってこない。
そんな状態がしばらく続き、午後2時30分頃、フナムシで流していると、前アタリがあり、
寝ウキがスーッと立ち、入りかけたところで合わせた。
すると、手に伝わってきた魚の引きは本命のようで、これまで釣った3枚よりも大きいみたいだ。
「よし、よし」と思いながら、上がってきたのは30cmあるかないかのチヌであった。
何とか30cmクラスが釣れて、ホッとした。

 その後もダンゴはボラの襲撃に遭い、エサはエサ取りの猛攻に遭いながら、時間だけが過ぎ、
ゴールデンタイムを迎えようとしていた。
その時、エイちゃんがコーヒーの差し入れを持って応援に駆けつけてくれました。
いつもいつも有り難うございます。
エイちゃんとしばらく話しをしているうちに、ゴールデンタイムに突入していった。

 エイちゃんと話しをしながら、釣りを再開した。
本日の当たりエサはどうやら、フナムシのようなので残り時間をフナムシで臨むことにした。
数投後、手のひらサイズを1枚追加し、その直後にも同サイズをもう1枚追加した。
そして、少し経ってから、30cmクラスも1枚追加し、どうやら時合いが終わってしまったかと思いきや、
ダンゴが割れて少し流していると、寝ウキが立った。
ここで合わせると、乗ったけど、強烈な引きが手に伝わってくる。
竿先をコンコン叩くことなく、横に走っているので、ボラだとすぐわかった。
朝からボラが群れてきていたのに、本日初ボラを掛けてしまった。
しかし、掛かりが浅かったようで、姿を現した途端にハリから外れて、逃げていった。
ラッキー!
ここで、エイちゃんは帰っていきました。

 その後も続けるが、アタリも無くなり、エサも取られなくなり、時合いが終了したと判断し、
午後5時30分に納竿とした。

 今回釣れたのは小さいサイズばかりで満足とはいきませんでしたが、数は釣れたので、
3日後のマルキュー紀州釣り大会に向けて、良い弾みになったかなということで良しとしましょう。



今回の釣果
チヌ7枚(22cm〜32cm)
フグ多数


本日もたくさんの応援メール、掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。