日時 2006/09/30(土) 14:45 〜 18:00
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 初島漁港
メモ 漁船の出入りが激しく、新しい波止である。
30センチ前後が多いが、40センチ〜50センチも
たまに見掛ける。
満潮 干潮
小潮 13:03 20:57  4:28 16:15 
天気 晴れ 普通 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 四宮 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
チャンス配合ヌカ  
アケミ貝配合  
ウニ配合  
細挽きサナギ  
アミエビ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 18.0 Cm 〜 27.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹          
マダイ 15.0 Cm 〜 18.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹          
写真
 今回は久しぶりに磯吉さんと同行することになった。
いつもながら、突然の誘いだった(笑)。
最近はフカセ釣りしかやらない磯吉さんが紀州釣りには見向きもしないと思っていたのだが、
珍しく、紀州釣りに行こうと誘ってくれたのだった。
ホントに珍しいなあ(笑)。
磯吉さんは朝から一人で行くとのことであったが、私はあいにく、土曜日の午前中に仕事が
入っていたので、午後から合流させてもらうことになった。
場所は2年ぶりの初島である。

 当日、私は午前中の仕事を終え、午後12時30分過ぎに釣り場に向かって車を走らせた。
国道24号線から国体道路に入ると、しばらくして車が多くなり、渋滞に巻き込まれた。
「土曜日のこんな時間帯に、何故混んでるんよ〜。少しでも早く着いて釣りしたいのに〜(怒)。」
なんて、ブツブツ文句を言いながら、ノロノロ運転をしていた。

 結局、海南インターの少し手前で道路工事をしていて、1車線の通行規制をしていたために
こんなに渋滞していたのである。
この渋滞のおかげで20分〜30分はロスしてしまった。
あ〜、もったいない!
工事現場を通り過ぎると、何も無かったかのようにスイスイと走り始めた。
そして、いつもの紀○○屋に寄って、エサを買い、初島に向かった。
初島まではもう少しだ。

 エサ屋さんを出て15分ほどすると、現地に到着した。
すぐに荷物を下ろして、折りたたみ自転車に乗り、磯吉さんが釣っているところに向かった。
それで、ようやく磯吉さんと合流することができた。
「オイ〜ッス」と挨拶を交わし、磯吉さんの右隣に荷物を下ろした。
それで、今までの状況を聞くと、エサ取りは少なく、釣れるのはチャリコばかりとのことだ。
時間も無いので、話もそこそこに準備を始めた。

 午後2時45分、釣り開始となった。
こんな遅い時間から紀州釣りを開始するのは初めての経験である。
今の時期なら、午後6時になれば暗いだろうから、納竿まではせいぜい3時間ぐらいだろう。
気合いを入れて頑張らなければ!

 タナは4.5ヒロぐらいだったことを思い出し、セットすると、ピッタリだった。
当初、潮は止まっていたので、タナトントンから始めた。
1投目こそ、オキアミはそのまま残ってきたが、2投目からは取られてきた。
確か、磯吉さんによると、エサ取りは少ないとのことだったはずなのになあ。
磯吉さんも「今までエサ取りが少なかったのに〜」と、ビックリしていた。
何はともあれ、エサ取りが活発になってきたということは期待が持てそうな感じがする。

 そして潮が止まっている間、タナトントンでやってみたが、オキアミはすぐに取られるので、
半ヒロほど這わせることにした。
すると、少しだけエサ持ちが良くなったようだが・・・・・。

 しばらくすると、潮は左にゆっくりと流れ始めたので、這わせ幅を1ヒロに設定した。
それでも、オキアミはダンゴが割れて少し流すと取られてくることが多いが、たまに残ってくること
もあるので、続けてやっていた。

 すると数投後に、ダンゴが割れて少し流していると、寝ウキがモゾモゾしたかと思うと、
スーッと立ったので、合わせた。
しか〜し、素バリを引いてしまった。
本命のアタリだと思ったのだが・・・・。

 その3投後に先ほど同じように、寝ウキがモゾモゾして、スーッと立った。
合わせると、乗った〜!
竿先をコンコン叩きながらも、なかなか水面に浮いてこず、横に走っていく。
本命ではないのか?
しかし、難なく寄せてきて、水面に姿を現したのは一瞬、ヘダイと見間違えたが、キビレだった。
私の隣でタモを持ってスタンバイしてくれていた磯吉さんがタモ入れをしてくれた。
磯吉さん、有り難うございました。
30cmあるかないかのキビレであった。
ということは3投前のアタリもキビレだったのかな?
もったいない!

 続けていると、その直後に磯吉さんが大きく合わせた。
竿が大きく曲がったかと思うと、わずか2,3秒のやりとりの後、「あ〜あ」と溜息が聞こえた。
痛恨のバラシだ。
磯吉さんにとっては本日最大のチャンスだっただけに、このバラシは悔やまれたに違いない。
魚の正体だけは確認したかったであろう。

 私の方は、ちょうどこの時から、ボケを投入し、オキアミとのローテーションをすることにした。
というのも、先ほどからチヌが寄ってきている雰囲気がするからである。
現にそれらしいアタリが何回か続いているのだ。

 そして、その直後、ボケで少し流していると、再び寝ウキがモゾモゾしたかと思うと、スーッと立った。
少し待って合わせると、乗ったが、引きは小さい。
チャリコだろうと思いながら、寄せてくると、やはり小さいチャリコだった。
その後はオキアミでもボケでも、チャリコが連発した。

 やがて、一瞬だけ潮が止まったかと思うと、今度は左から右に速く流れ始めた。
と同時に這わせ幅を2ヒロに設定して続けた。
この頃から、オキアミでも残ってくることが多くなった。
この速い潮の流れはしばらく続き、我慢我慢の釣りが続くことになった。
それでも、たまにチャリコは釣れた。

 午後5時40分を少し過ぎたとき、これまで速く流れていた潮はゆっくりと流れ始めた。
これはチャンスかもということで、ボケだけで攻めることにした。
すると、数投後に寝ウキがスーッと立ったので、
少し待って合わせた。
乗ったが、小さい。
チャリコかと思っていたが、20cmに満たないキビレであった。
これは時合いかもしれないと、ダンゴを投げ続けるが、午後6時を迎え、ウキも見えにくくなって
きたので、納竿とした。

 紀州釣りなら、朝一から夕間詰めまで丸一日釣りをするのが基本だが、わずか3時間余りの
紀州釣りなんて、初めての経験でした。



今回の釣果

私の釣果・・・・・・・・・キビレ2枚(27cm,18cm)
             チャリコ10枚(18cm〜15cm)

磯吉さんの釣果・・・・チャリコ数枚(20cm〜15cm)