日時 2007/01/14(日) 7:20 〜 14:45
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 串本潮岬
メモ  
満潮 干潮
若潮 2:37 13:01  7:30 20:52 
天気 晴れ 弱い 波高 1.5m 水温 19.3℃ 気温  
同行者 四宮、田岡氏 備考  
渡船名 うりた渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ボイル  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 20.0 Cm 〜 31.5 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹          
サンノジ(ニザダイ) 30.0 Cm 〜 35.0 Cm ? kg 〜 ? kg 4 匹          
メンドリ 35.0 Cm 〜 35.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
写真
 先ずは今回釣行したメンバーである。
写真左から、私、磯吉さん、田岡さんである。

 今回はウェブトーナメント2007準決勝に申告しての釣行となった。
実は釣行数日前、磯吉さんと共に最近の釣果情報を収集して、慎重に場所選びをして、潮岬か
江須崎のどちらかで申告しようという話になった。
ただ、潮岬は以前から行きたいと思っていたが、まだ1回も行ったことが無いので、初めての
渡船区で勝負を賭けるはやっぱり無謀かなと思い、江須崎で申告する方向で話が進んでいた。
そんな時、磯吉さんの仕事仲間で田岡さんという人が潮岬に詳しいとのことで、潮岬を案内して
ほしいとお願いしてもらったところ、快く了解してくれたので、初めての潮岬に決定したのだ。

 当日、私と磯吉さんは順調に車を走らせ、午前5時半過ぎに、うりた渡船さんに到着すると、
既に田岡さんが待っていてくれた。
「おはようございます。宜しくお願いします。」と挨拶を交わし、少し話をしたあと、準備を始めた。

 その後、午前6時過ぎに乗船場に向かい、急な下り坂をかなり下っていき、乗船場に到着した。
すると、日曜日ということもあるが、やはり人気の場所ということで、60人以上の客が来ている。
私はこの大人数にビックリしたが、田岡さんによると、まだ少ない方だ言っていた(驚)。

 午前6時40分過ぎ、いよいよ出船の時を迎えた。
船は親父と息子の2艘に分かれて乗り込むが、2艘とも満員状態なので、まず1番船2艘が出船し、
我々3名を含む10名ぐらいの客は2番船に回り、1番船が帰ってくるのを待つことになった。

 15分ほどすると、1番船(親父)が戻ってきたので、我々は乗り込み、2番船が出船した。
初めて見る潮岬の磯の雰囲気の良さを感じながら船は進み、本流釣りができる超A級磯ドウネを
横目に見ながら、我々3人は二の島のコジという磯に上がることになった。

 磯に上がると、田岡さんは私と磯吉さんに釣り座選択のアドバイスをしてくれて、先に釣り座を
決定させてくれた。
それで、私は沖向き右に、磯吉さんは沖向き左に釣り座を構えることになった。
有り難うございました。

 私の釣り座では足下右に小さなサラシがあり、そのサラシに乗せて磯際から流すことにした。
先ずは、エサ取りの状態も分からないので、G2ウキにジンタン6号1つ付けて、2ヒロ半から
始めることにした。

 すると、開始3投目に斜め左方向の竿1本半先でウキが入った。
引きは小さく、難なく上がってきたのは、20cmほどのコッパグレだった。
その後もコッパグレは数匹連発した。
その中の1枚は25cmあるかないか微妙なサイズだったので、メジャーで検寸すると、
23.5cmだった。
惜しい!
とりあえずは3枚揃えたいので、少ないポイントでもゲットしておきたかったのいだが・・・・。
しかし、魚の活性が高いようなので、この後の釣果は期待できるだろうと軽い気持ちでいた。

 その後、しばらくすると、磯吉さんが大きく合わせてかと思うと、竿が曲がっている。
私は慌ててタモ入れの準備に入った。
姿を見せたのは紛れもないグレだった。
それで、無事にタモ入れに成功し、上げてみると、35cm前後の良型であった。
ポイントゲットおめでとうございます。
その直後に30cm前後をもう1枚追加した。
もう1枚釣って3枚揃えておきたいところでしょうね。

 ここで、田岡さんから「磯際ではコッパグレが多いので、遠投した方が良いよ」とアドバイスを
頂いたので、辺りをもう一度見渡し、遠投して狙えるポイントを探してみた。
そうすると、釣り座正面では竿4本ぐらい先で根の切れ目があり、あそこまでマキエが遠投
できれば良いポイントなのだが、ボイルでは到底届くはずはない。
しかも、潮は沖向き左斜め方向に流れているので、正面方向にはマキエも効いていないはずだ。

 それで、マキエの効いている遠投ポイントは他に無いか探るためにサラシに乗せて流していくと、
沖向き左斜め方向に流れていった後、更に左に折れ曲がって流れていくので、その折れ曲がる
ポイントの少し前に仕掛けを遠投することにした。
マキエが効いているであろう折れ曲がりポイント以降でアタリが出ることを期待することにした。
私がそう考えたのとほぼ同時に、この攻め方が正しいことを決定づけるアドバイスを
田岡さんから頂いたのだ。
それは我々のいる磯の右隣にある二の島からドウネ向きに流れている潮に乗せて流すと良い
とのことだった。

 マキエは足下のサラシに撒き、仕掛けはそのポイントに遠投することにした。
しかし、しばらく続けるが、アタリすらなく、付けエサも取られてこない。
ここで、田岡さんから「左の流れに直接投入した方が勝負早いよ。」とアドバイスを頂いた。
その通りに直接投入して間もなくして、ようやくウキが一気に沈んだ。
やっとキタ〜〜〜とばかりに合わせると、まずまずの引きである。
足下の根に入られないように先端まで慌てて移動して、やりとりをする。
しかし、竿先をコンコン叩きながら(嫌な予感)、水面に姿を現したのはやはりサンノジだった。
サンノジかもしれないと予想していたが、思わず、膝がガクッとよろけてしまった(悲)。

 気を取り直して続けていると、しばらくしてウキが一気に入った。
そして、合わせて難なく上がってきたのは30cm前後のグレであった。
とりあえずはポイントゲットできて、ホッと一安心。
その直後にも同サイズをもう1枚追加し、ポイントを追加した。
この時、午前9時30分であった。
あと、もう1枚追加して3枚揃えたいと思いながら、続ける。
しかし、その思いとは裏腹に、その後はアタリすら無い状況が続いた。
磯吉さんも同様の状況である。
ただ、地元である田岡さんは35cm前後の良型を2枚釣っていた。
さすがである。

 変わり映えしない状況が続く中、やがて、潮の流れが変わってしまった。
今までは二の島からドウネ向きに流れていたが、昼前になって、逆向きに流れ始めたのだ。
これで、状況が良くなるのかと期待したが、田岡さんによると、二の島からドウネ向きに流れて
いる潮が一番良いとのことなので、逆向きの潮は期待できないのだろうか?
しかし、私はWebトーナメントに申告しているので、何が何でも何とかしなければならないのだ。
それで、今の潮では我々の撒いたマキエは二の島の方に流れていくので、ヒットポイントは
二の島付近だろうということで、二の島付近まで仕掛けを流すことにした。

 すかさず、0ウキに変更してジンタン7号を1つ追加し、タナを2ヒロちょいにし、仕掛けが馴染むと、
ジワーっと沈めていく設定にした。
そして、今までのヒットポイントまで仕掛けを遠投し、マキエのボイルもその付近までなるべく
遠投するようにし、足下にもパラパラ撒いていく。
すると、良い感じで仕掛けが入っていき、二の島付近までどんどん流していく。
しかし、魚からの反応はほとんど無く、ほんのたまに取られてくることがあるだけだ。
しかも、時々流れが速いときもあるので、道糸を操作しながら流していくが、明確なアタリは無い。

 それで、明確なアタリを出すために、2Bウキに変更してガン玉B1つとジンタン4号1つと
ジンタン6号1つを打ち、シブシブ設定とまではいかないが、少しのアタリも逃さない設定にし、
浅いタナから深いタナまで探っていくことにした。

 すると、3ヒロのタナでウキがスーッと入っていったので合わせた。
そんなに大きな引きではないが、少し期待しながら、難なく浮かせてきた魚はカワハギであった。
「今夜は鍋だな」と思いながら、ゴボウ抜きする際に、途中で針から外れて海に落ちてしまった。
これこそ、取らぬ狸の皮算用?(笑)
このカワハギを逃したのはホントにショックだった(爆)。
気を取り直して続けて、6ヒロのタナまで探っていったが、明確なアタリは出なかった。

 ここで、気分転換をするために、磯吉さんと釣り座を交代することにした。
再び、G2ウキに変更し、軽仕掛けで磯際を攻めることにした。
しかし、ボイルは全く取られることなく、そのまま残ってくる。
この後は磯吉さんと何回か釣り座を交代しながら気分転換を図るが、状況は変わり映えしない。

 そのうち、私は元磯吉さんの釣り座で何かを掛けた。
まあまあの引きでのやりとりをしながら、姿を確認できるまで浮かせた魚は赤かった。
その魚はマダイではなく、35cmのオジサン(メンドリ)だった(泣)。

 そうこうしているうちに、納竿まであと1時間に迫った午後2時前、磯吉さんは元自分の釣り座で
久々に何かを掛けた。
それを見た私はタモ入れの準備に入った。
それで、慎重なやりとりをして水面に現したのは本命ちゃんだった。
私はそのグレを掬ってあげた。
30cm前後だろう。
この時点で磯吉さんは申告枚数規定となる3枚を揃えたのだった。
さすがです。
私はまだ2枚しか釣っていないので、とりあえず、もう1枚釣らなければなあ!

 その後、磯吉さんはグレを掛けた磯際のポイントを教えてくれて、私にそのポイントを譲ってくれた。
有り難うございました。
そして、ウキがスーッと入っていくアタリで上がってくるのは22cm前後のコッパグレや
30cmくらいのサンノジばかりで、25cm以上のグレはなかなか釣れてこない。
この後もタイムリミットの午後2時45分まで続けるが、状況は変わらず、仕方なく、納竿とした。

 結局、私は2枚(31.5cm,30.5cm)、磯吉さんは3枚(34cm,30.5cm,30cm)を
ウェブトーナメント2007準決勝に報告した。
日曜日ポイントを含めて、私は68P、磯吉さんは103.5Pである。
準決勝はかなりハイレベルな戦いだけに、ヒヤヒヤしながら、残りの人たちの結果を待つだけだ。
3枚揃えて103.5Pを獲得した磯吉さんはともかく、2枚しか釣れなくて68Pだった私の
決勝進出できる可能性は低いだろう(泣)。

 潮岬初めての我々を案内して下さった田岡さん、色々お世話になり、有り難うございました。



今回の釣果

私の釣果・・・・・・・・グレ10枚(31.5cm〜)、他
磯吉さんの釣果・・・グレ多数(34cm〜)、他
田岡さんの釣果・・・グレ多数(35cm〜)、他




 今回もたくさんの応援メール&TEL、掲示板への応援書き込み等、有り難うございました。
写真中央は今回釣行に新調したゴアテックスに身を包み、思わずニッコリの磯吉さんである。
奥で釣っているのは地元串本出身の田岡さんである。
今回釣行では色々お世話になりました。
写真中央付近に見える磯(磯としては一番右端にある)に何人か乗っていますが、この磯こそ、
本流釣りで尾長グレが狙える超A級磯であるドウネだ。
ドウネの周りでは、潮は川のように流れていました。
ウェブトーナメント2007準決勝に報告した私の釣果です。
31.5cmと30.5cmでした。
獲得ポイントは68P(31.5+30.5+6)でした。
ウェブトーナメント2007準決勝に報告した磯吉さん釣果です。
34cmと30.5cmと30cmでした。
獲得ポイントは103.5P(34+30.5+30+9)だった。
今回お世話になった田岡さんの釣果である。
厳しい状況ながら、35cmと33cmはさすがである。