日時 2007/05/21(月) 5:30 〜 17:20
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 堅田イカダ
メモ  
満潮 干潮
中潮 7:52 22:10  2:32 15:03 
天気 晴れ 弱い 波高 1.0m 水温 19.1℃ 気温  
同行者 N氏、T氏、K氏、O氏 備考  
渡船名 真誠丸
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
アケミ貝配合  
ウニ配合  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 45.0 Cm 〜 45.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
ボラ 70.0 Cm 〜 70.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
写真
 今回は久しぶりの平日釣行ということもあり、平日なら良い磯に上がれるだろうと思い、
今シーズン最後のフカセ釣りに行こうと目論み、「どの渡船屋さんで、どの磯に上がろうかな」
なんてワクワクしながら、数日前から釣果情報をチェックしているときに、仕事仲間から
「筏に行かないか」と誘われた。
私の正直な気持ちとしては、この時点では今シーズン磯フカセ納めに行く気満々だったので、
いきなり紀州釣りに誘われても、すぐには気持ちの整理が付かず、「どうしようかなあ」と迷った。
でも、筏には今までに上がったことが無く、以前から一度上がってみたいと思っていたので、
今シーズン最後のフカセ釣りに別れを告げ、紀州釣りにスイッチすることにしたのだ。
と言いながら、次の釣行はフカセ釣りに行っているかも(笑)。

 いきなり紀州釣りに決定したので、慌てて紀州釣りの準備をすることになった。
仕掛け等は既に揃っていたが、ヌカや集魚材などのダンゴの準備をするべく、まずはいつもの
エサ屋さんに行き、いつものヌカを買おうとすると、「もうヌカは置いてないんよ〜」と言われた。
いつものヌカがないということは、いつものダンゴの設定にできない。
これは困った(笑)。
というのも、今まではエサ屋さんでヌカ(ヌカ+砂+押し麦)を買い、集魚材やアミエビを追加し、
自分のダンゴを作ってきたからだ。
それで急遽、米屋さんでヌカを調達し、砂は海で調達し、これからはチヌ吉オリジナルのダンゴを
作っていこうと決心した。
ただ、今回釣行は、このオリジナルダンゴの設定でどこまで通用するのか不安だが、
まあ、今週末の那賀紀州FC杯紀州釣り大会に向けての練習釣行だと、気楽に構えることにした。

 そして当日、午前2時30分にN氏と待ち合わせの場所で合流し、白浜の筏に向かった。
今回の釣り場は白浜町の堅田の筏である。
私とN氏は、予定通り午前4時前に到着した。
そして間もなくして、K氏&T氏、O氏も合流した。
「お早うございます。」
この渡船屋さんは受付時間前に並んだ順番で、希望の筏を順に指名できるとのことだ。
そして、我々の前には1人の先客がいるだけで、平日だけに人気の筏にも客は少ないようだ。
ラッキー!

 そして午前5時、我々5人を含めて8人で出船することになった。
出船して間もなくして、ボラ筏11番に到着し、T氏とK氏とO氏が上がり、私とN氏はボラ筏7番に
上がることになった。
筏に上がると、私とN氏とで釣り座決めをするが、私は何も分からないので、N氏に先に決定して
もらうことにした。
結局、N氏は沖向きに、私はボラ筏8番との間で釣ることになった。

 筏は初体験で何も分からないが、堅田の筏では短竿だけではなく、5.3mの竿でも使用可
ということで、私にとっては普段通りの紀州釣りスタイルでできるので、少しは気が楽である。

 そして、午前5時30分、実釣開始となった。
まずは、タナを確認すると、13ヒロほどあった。
「やっぱり、筏は深いなあ」と感心している場合ではない。
ここまで深いタナでは、仕掛けは潮の状況によってテンションが掛かり、浮かされるだろうから、
かなり這わさなければいけないだろう。
ということで、1ヒロ半ほど這わせて続けるが、オキアミは取られない。
ボケに変更しても全く取られない。
冷凍ボケもあるので、ボケを連続して使うことにした。

 しばらくすると、100mほど先の11番筏で釣っている3名が騒がしくはしゃいでいるので見ると、
T氏の短竿が曲がっている。
しかし、数十秒後、バラしたようだ。
「バラしたのは魚か?」、「魚や〜」なんて、面白いやりとりを聞いていると、笑ってしまった(爆)。

 この後も私には何のアタリもない。
しかし、私の目の前の8番筏で釣っている2人はベラ数匹とボラ2匹を掛けて楽しそうだ。
アタリに飢えている私の目には、楽しそうに写った(笑)。
とりあえず、どんな魚でもいいから、アタリが欲しい。
そんな感じである。

 私もN氏も、小康状態がずっと続いていたが、その沈黙を破ったのはN氏であった。
午前9時前、N氏は寝ウキが立ってスーッと入っていったので、合わせた。
すると、竿が大きく曲がった。
慎重にやりとりをし、姿を現したのは立派なチヌだった。
私はタモ入れのお手伝いをし、上がってきたチヌを検寸すると、47cmぐらいだった。
おめでとうございます。
この直後も、同サイズを追加したN氏は「今日は爆釣の予感がする」と言っていた。
その予感は的中し、N氏は立て続けに同サイズを、更に2枚追加した。
その中の1枚は年無しだった。
さすがです。
爆釣しているN氏の隣で釣っている私はアタリすらないので、早く釣りたいと焦るばかりだ(笑)。
その後も、N氏はもう1枚追加し、羨ましそうにタモ入れをしている私がいた(笑)。

 ようやく、午前10時30分前、私の寝ウキが立った。
エサがボケだけにウキが入るまで待たなければならないということは、頭では理解しているのだが、
私の隣で釣っているN氏のロケットスタートを見ていると、私も早く釣りたいという気持ちが先走り、
寝ウキが入るのを待たずして合わせた。
でも、乗ったあ〜!!!!
竿先をコンコン叩くように上がってきたが、もう少しでウキが見えるところで、痛恨のハリ外れだ。
このバラシは悔しかった。
ウキが入っていくまで待っていれば、獲れただろう。
ボラかもしれないけどね(笑)。
きっと、ボラだろう(爆)。
そういうことにしま〜す(大爆)。
とりあえずは、本日初めてのアタリがやっと来たのに、魚の姿だけでも確認したかったなあ。

 そして、ようやく私にもビッグチャンスが到来した。
直前にN氏から頂いた水中ウキを付けてやっていると、ダンゴが割れて少し流していたら、
再び、寝ウキが立った。
先ほどの早合わせで失敗したので、今回はウキが入っていくまで待とうと決めていたので、
「入れ〜」と祈りながら待っていると、寝ウキが入っていった。
少し待って合わせると、乗ったあ〜!!!
この魚はバラすまいと慎重にやりとりをし、姿を現したのは良型の本命だった。
N氏にタモ入れをしてもらい、上がってきたのは45cmのチヌだった。
この時点で、私は初の筏釣り挑戦で本命チヌちゃんを釣ることができ、とりあえずは満足していた。
しかも、この深ダナで私がゲットできたのは、直前にN氏から頂いた水中ウキの威力が
発揮したからだろう。
この後は、N氏のようにチヌ連チャン目指して頑張るが、うまくいかないのだ(笑)。
私の腕では当たり前ですよね(爆)。

 この後も根気よくダンゴを投げ続けるが、今までアタリも少ないので集中力を欠いてしまい、
ポカポカ陽気も助けて、ついコックリしてしまうことも、しばしばあった(笑)。
竿を持っている手も緩んで、竿を落としかけることも、しばしばあった(爆)。
笑いばかり取っている場合ではないですね(大爆)。

 そして、納竿まであと2時間に迫った午後3時30分過ぎ、私に再びアタリがあった。
この少ないチャンスを生かすべく、寝ウキが入っていくのを見届けてから、大きく合わせた。
乗ったあ〜〜〜!!!
久々に魚を掛けたので、慎重にやりとりをする。
ウキが見えてきた。
その瞬間、急に軽くなった。
あ〜あ、またバラしてしまった。
これもボラだろう。
きっと、ボラだ。
そう自分に言い聞かせて、続けた(泣)。

 しばらくして、ひたむきな思いが伝わったのか、先ほどと同じようなアタリがあり、寝ウキが
入ったので合わせた。
最初はそれほど大きな引きではなかったので安心していたが、重量感たっぷりの引きに変わった。
思わず、道糸を出してしまった(笑)。
「筏で道糸を出してしまうなんて、もしかしたらチヌではないかも」って思いが頭をよぎった直後、
タモ入れの準備に入ってくれたN氏が「ボラやで〜」と言ったので、そう思いたくない私は
「そんなこと言わんといて下さいよ」と返すと、ようやく姿を現した魚はやはり、ボラだった。
チヌじゃないかもしれないと思っていたけど、チヌだと信じていたのでガックリだ(笑)。

 そして、納竿間際にN氏が大きく竿を曲げた。
凄い勢いで道糸が出ていく。
チヌではないだろう。
以前にコショウダイの大物を釣ってるので、その期待も高まる。
しかし、慎重なやりとりの末、上がってきたのはボラのスレだった。
ガックリです。
その直後、迎えの船がやってきて、納竿を迎えた。

 この日は結局、N氏の独壇場になり、年無し2枚を含み、ほとんど40cm後半ばかりで、
合計14枚を数えることになった。
さすがです。
N氏は凄すぎです。
お陰で私はタモで掬う練習をたくさんすることができました(笑)。
N氏の隣で釣っている私は午前11時前に釣った1枚しか釣れず、格の違いをまざまざと
見せつけられることになった。

 初めての筏ということで、不安でいっぱいだったが、いつもの5.3m竿を使用することができ、
ダンゴ投入先も竿下なので、道糸の操作が楽だった。
次回、堅田の筏に釣行の際には複数枚釣るぞ〜!!!



今回の釣果

私の釣果・・・・・・チヌ1枚(45cm)

N氏の釣果・・・・チヌ14枚(52cm〜30cm)、キス27cm、他

T氏の釣果・・・・チヌ1枚(48cm)、マダイ2枚(30cm)、他

K氏の釣果・・・・他

O氏の釣果・・・・他



 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。
N氏の釣果です。
さすがです。
良型揃いで羨ましい。
こんな釣果、一度でも経験した〜い。
T氏の釣果です。
48cmのチヌはさすがです。
朝一のバラシがなかったら、爆釣だったかも・・・。
私とN氏が上がったボラ筏7番です。
写っているのはN氏です。
後ろ姿を見ていても、プロの貫禄十分です。
T氏&K氏&O氏が上がったボラ筏11番です。
我々の上がった筏からは100mほど離れています。