日時 2007/05/26(土) 6:30 〜 18:00
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 塩津漁港
メモ  
満潮 干潮
長潮 2:27 14:52  8:57 20:33 
天気 晴れ 弱い 波高 1.5m 水温   気温  
同行者 永野、四宮、池之坊、楽釣さん 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
アケミ貝配合  
ウニ配合  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 33.0 Cm 〜 33.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
アジ 25.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
ボラ 60.0 Cm 〜 60.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
イトヒキハゼ 15.0 Cm 〜 15.0 Cm ? kg 〜 ? kg 7 匹          
写真
 まずは今回釣行したメンバーを紹介します。
写真左から、楽釣さん、釣りキチさん、磯吉さん、私(チヌ吉)、市内釣り師さんである。

 今回は我がクラブ主催の第4回那賀紀州FC杯紀州釣り大会の開催となった。
日程は早くから決定していたが、場所は開催日間際に決定した。
今回は釣りキチさんが場所を決める番で、直前まで慎重に決定してくれた場所は塩津漁港である。
塩津漁港と言えば、去年もこの同じ時期に第3回大会を行い、全員がノーフィッシュで決着が
付かなかった場所である。
だから、決して相性が良いとは言えないこの塩津漁港を、あえて今回の開催地に選んだ
釣りキチさんの決意に全員がリベンジを誓い、意気込み十分で今大会に臨んだ。

 しかし、今大会はクラブ員5人全員参加の予定だったが、直前になって釣り天国さんが
都合悪くなり、参加できなくなった。
残念だが、仕方ない。
結局、私&釣りキチさん&磯吉さん&市内釣り師さんの4人での大会となった。

 以下、大会前の4人の思惑語ろう。
・私は那賀紀州FC史上初の紀州釣り大会連覇を目指す。
・磯吉さんはグレカップ優勝に引き続き、紀州釣り大会に優勝して、2冠王を目指す。
・釣りキチさんは第2回大会以来の、2度目の優勝を目指す。
・市内釣り師さんは初優勝を目指し、無冠の帝王と呼ばれていることから卒業したい。
未だ紀州釣り大会&グレカップとも優勝経験がないのは市内釣り師さんだけなので、
みんなが市内釣り師さんのことを無冠の帝王と呼ぶようになったのだ。
本人はだいぶ気にしているらしく、無冠の帝王から早く解放されたいと思っている。
頑張れ〜!  無冠の帝王!(笑)

 そして、今回は第8回Web★FCチャンピオンシップ(都道府県対抗)も兼ねて行うために、
和歌山チームの助っ人として、紀州釣り一筋の楽釣さんに御一緒してもらえることになった。
我がクラブ員4名に楽釣さんも加えて、5名で力を合わせて、たくさんのポイントをゲットし、
和歌山チーム初優勝を目指す。
頑張りましょう!!
こうして、2つの大会が同時開催されることになった。

 当日の午前5時30分に楽釣さんと現地集合の約束していたが、我々は少し遅れての到着だった。
楽釣さん、遅れてすみません。
到着後、既に波止に向かった楽釣さんの元に慌てて向かい、挨拶を交わした。
「お早うございます。遅くなってすみません。」

 で、早速、那賀紀州FC杯紀州釣り大会の開会式を済ませ、釣り座を決定することにした。
ジャンケンで勝った順に釣りキチさんは波止先端に、私はその右隣に、特別参加の楽釣さんは
私の右隣に、市内釣り師さんは楽釣さんの右隣に、磯吉さんは市内釣り師さんの右隣に
釣り座を構えることになった。

 そして、午前6時30分、2大会共同開催のゴングが打ち鳴らされた。
タナは確か6ヒロぐらいだと記憶していたので、6ヒロにセットすると、ばっちりタナトントンだった。
それで、1ヒロ這わし、7ヒロのタナに設定した。
開始直後は左にゆっくりと流れていて、しばらく続けるが、何のアタリも無い。
もちろん、オキアミ&ボケもそのまま残ってくる。

 そんな中、楽釣さんが大きく合わせた。
竿は小さく曲がっていて、上がってきたのは15cmぐらいのイトヒキハゼだった。
この時から、アタリが少しずつ出始め、私にも待望のアタリがあった。
這わせていた仕掛けで、ダンゴが割れたであろう直後に、寝ウキが少し立ってはすぐ寝て、
また立つのを2回繰り返し、3回目に寝ウキが立ったのを見て、合わせた。
すると、小さい引きで何か掛かっているようだが、魚の正体は一体なんだろうと期待しながら、
上げてくると、楽釣さんが釣ったサイズのイトヒキハゼだった。
この後は同じようなアタリが続き、イトヒキハゼが何匹か釣れた。

 午前10時を回った頃から、何かがダンゴを割りにくるようになり、魚の活性が高くなってきた
ようなので、本命も寄ってくることを期待しながら、続けることにした。

 釣りキチさんと市内釣り師さんは久しぶりの紀州釣り釣行ということで、ダンゴの割れの調整が
うまくいかないようで、苦労している。
このもたつきが、後の釣果に響かなければいいのだが・・・・・。
しかし、釣りキチさんは最後の最後までうまく調整出来ずに、思うような釣りができなかった。
市内釣り師さんは途中で何とか調整した様子である。

 この日は朝一から、潮は左にゆっくりと流れたり、止まったり、右にゆっくりと流れたり、
急に左に速く流れたり、不安定な流れが続いていた。
そして、アタリが少ない中、ボケとオキアミを交互にローテーションをしていた私にチャンスが到来した。

 午前11時、左にゆっくり流れていた時に、ダンゴが割れてオキアミで少し流していると、
寝ウキに前アタリがあり、スーッと立った。
すかさず合わせると、乗ったあ〜!
心地よい感じで引いている。
もしかして、本命ちゃんかな?
そんな期待をしながら、やりとりをしていると、すぐに魚は浮いてきた。
姿を確認すると、やはり、本命ちゃんだった。
ヤッター!!!!
上がってきたのは、33cmのキビレだった。
とりあえず、みんなより一歩リードはしたが、今回の那賀紀州FC大会は1匹長寸で競うということで、
常に逆転される心配があるので、リードはあってないようなものだろう。
でも、私が釣ったこの1枚で、みんなは確実にプレッシャーを感じているだろう。
連チャンの可能性が高いので、これに安心することなく、私はサイズアップを狙うしかない。

 そして、Web★FCチャンピオンシップ和歌山チームに関しては、このキビレで30ポイントが入った。
とりわけ、このキビレ1枚は、みんなを勢いづける意味では効果のある1枚であろう。
和歌山チームよ、今から頑張ろう!!!

 この後、残っている数を計算して、付けエサはボケで攻めることにした。
しかし、この後もダンゴを割りに来る魚はいるものの、後は続かない。
そして、アタリはあるが、合わせるとハゼばかりである。
この厳しい状況に対して、気分転換を図ろうと、昼食タイムにした。
昼食タイム中も、たまに空ダンゴを投げ、せっかく寄ってきた魚が散らないようにした。

 そして、釣りを再開した。
ダンゴを投げると、すぐに割れてくるので、魚は散っていない。
そんな時、磯吉さんが大きく合わせた。
竿は良い感じに曲がっている。
ボラのように強烈な引きではない。
もしかして、本命かも!
本人はチヌだと期待しながら、やりとりをしていると、魚はすぐに浮いてきた。
結局上がってきたのは、35cm前後のコノシロだった。
あ〜あ、残念!
ダンゴを割りにきているヤツはコノシロの仕業か?
それを裏付けるように、磯吉さんの右隣でやっている紀州釣り師は先ほどから、コノシロを
連発していた。
私の所も寄ってきている魚の正体はコノシロかなあ(笑)。

 しばらくすると、潮は止まり、ダンゴを割りに来なくなった。
相変わらず、他のみんなも苦戦している様子だ。
さすがの楽釣さんも、この厳しい状況に手こずっている様子だ。
私は楽釣さんの横で会話を楽しませてもらいながら、この機会にとばかりに色々なテクニックを
盗もうとしている。

 そんな折、私のところに再びダンゴを割りに来た。
仕掛けは1ヒロ以上這わしていたが、ダンゴが割れて、寝ウキが3回ぐらいピョコンピョコンした後、
スーッと立って少し待ったが、寝ウキは入っていかないので、合わせると乗った。
引きは小さく、上がってきたのは25cmくらいのアジだった。
このサイズのアジなら、もちろんキープだ。
ボケを食うアジなんて、贅沢なヤツだ(笑)。

 この後もあまり変わり映えしない中、午後2時30分過ぎに釣りキチさんが大きく合わせたと思うと、
竿が大きく曲がった。
この瞬間、私はシャッターチャンスとばかりにパシャ!(写真参照)
その後、私は慌ててタモを持って駆けつけた。
横でよりとりを見ていると、中々浮いてこないし、ボラっぽい引きだ。
ようやく、足下近くになって、姿の現したのはやはりボラだった。
寄ってきたボラを私はタモで掬ってあげた。

 そして、午後3時になって、楽釣さんが納竿することになった。
Web★FCチャンピオンシップに参加して頂き、有り難うございました。
さすがの楽釣さんでも、今回は厳しい状況だったようですね。
お疲れ様でした。
これに懲りず、夏のチャンピオンシップも参加して下さいね。

 さて、この後も残り4人で続けるが、変わり映えしない。
那賀紀州FC杯紀州釣り大会の優勝の行方も気になるが、Web★FCチャンピオンシップの得点も
そろそろ獲得しなければと、気持ちだけが焦るばかりである。

 そして、納竿予定の午後6時を迎えようとした2分前、私のウキにアタリがあった。
寝ウキがピョコンと立ったかと思うと、そのままスーッと入っていった。
少し待って合わせると、ズッシリとした重みを感じながらリールを巻いていると、根掛かりなのかと
思うくらいに何も引かない。
でも、少しずつリールを巻くことが出来るので、ゴミか何か引っかかったのだろうと思い、
私の横でタモを持ってスタンバイしてくれている釣りキチさんに「魚と違うわ。」と伝えた。
そして、ウキが見えるくらいまで巻いてくると、急に横に走り始めた。
この瞬間、ボラだと確信した。
ようやく足下まで寄せてくると、魚の姿が確認することができ、やはりボラだった。
ボラは無駄な抵抗を続けながら、釣りキチさんに何とかタモ入れをして頂き、上がってきたのは、
丸々太ったボラだった。
でも、今までに経験したことのないホントにおかしい引きだった。
途中までゴミを引いているような感じで巻いてきたボラなんて、初めてだった。
今回は納竿間際でドラマは起きなかった。

 そして、このまま午後6時を迎え、那賀紀州FC杯紀州釣り大会&Web★FCチャンピオンシップ
和歌山大会の両大会が終了することになった。
今回釣行はホントに厳しい状況でした。
今大会に参加した我がクラブ4人に加え、特別参加の楽釣さんとで、計5人での釣果は
わずかキビレ1枚では厳しすぎます。
皆さん、お疲れ様でした。

 結局、Web★FCチャンピオンシップとしては、私の釣ったキビレ33cm1枚だけが、
和歌山チームとして唯一獲得したポイントであり、30ポイントに終わってしまった。
そして、1匹長寸で競った第4回那賀紀州FC紀州釣り大会では、私の釣ったキビレ33cmが
4人での唯一の釣果となり、私の優勝となった。
もちろん、那賀紀州FC史上初の2連覇である。
これからは連覇更新を目指し、もっと練習に励みます。

 最後まで読んで頂き、有り難うございました。



今回の釣果

私(チヌ吉)の釣果・・・・・・キビレ1枚(33cm)、他

釣りキチさんの釣果・・・・・他

磯吉さんの釣果・・・・・・・・他

市内釣り師さんの釣果・・・他

楽釣さんの釣果・・・・・・・・他



 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。
今大会優勝した私(チヌ吉)である。
那賀紀州FC史上初の2連覇達成にニッコリ!!
第4回那賀紀州FC紀州釣り大会で優勝を決めた私の釣ったキビレ33cmである。
Web★FCチャンピオンシップで30ポイントゲットしました。
我がクラブ主催の大会での優勝賞品は、「夕食タダ」である。
優勝した私が今回タダ飯を頂いた、マーボー丼と焼きそばです。
うまかったあ〜!!
釣りキチさんの竿が大きく曲がっている。
期待しながら寄せてきた魚は・・・・・・ボラだった(笑)。
ショック!!!!
思わず、苦笑い(爆)。