日時 2007/06/10(日) 5:45 〜 18:30
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 加太港
メモ  
満潮 干潮
長潮 1:25 14:13  8:07 19:54 
天気 晴れ時々曇り 普通 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 なし 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
アミエビ  
アケミ貝配合  
ウニ配合  
細挽きサナギ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 22.0 Cm 〜 26.5 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹          
フグ 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹          
写真
 今回は紀州釣りの単独釣行となった。
実は釣行数日前に、磯吉さんからTELがあり、「日曜日に磯に行こう」と誘われた。
今シーズンに入って紀州釣りに2回行って、既に紀州釣りモードに入っていた私はこの時点では、
日曜日も紀州釣りに行こうと思っていた。
しかし、この誘いで気持ちが揺らいだ(笑)。
磯にも行きたいなあ。
そして前日に磯吉さんから、明日釣りに行けないとの連絡があった。
そちらから誘って、私をその気にさせておいて、「釣りに行けない」って、そりゃ無いよ〜(笑)。
そんなこんなで、私の単独釣行となってしまったのだが、磯に行きたい気持ちになっていたので、
一人でも磯に行こうかと迷ったが、紀州釣りを選んだのだ。
場所は1年半ぶり2回目の加太漁港に決定した。
これが事実上、本格的に紀州釣りモードに突入した瞬間でもあった(笑)。

 さて、当日は私一人なので、時間を気にせずに、午前4時に出発した。
魚のエサと、私のエサを買い込んで、午前5時過ぎに現地に着いた。
既に紀州釣り師が1人、波止の真ん中に陣取っていた。
「おはようございます。」と挨拶を交わし、状況を聞くと、エサ取りもいないとのこと。
この釣り場の常連とのことで、最近の状況を聞くと、チヌは釣れていないとのことである。
場所選択ミスしたかなあと、不安になった。
そんなことを言っていても始まらないので、早速、仕掛けとダンゴの準備をした。
その最中に、紀州釣り師がもう一人やってきて、私と先客との狭い間隔に入った。
広い釣り場なのに、あとからやってきて、わざわざ狭い間隔に入ってくるのだから、
せめて「ここに入らせてもらって良いですか?」ぐらいは声を掛けてよなあ。

 そして、午前5時45分、釣り開始となった。
釣り開始当初は、潮は右にゆっくりと流れていた。
タナはもう少し深いかなあと記憶していたけど、4.5ヒロにガックリ!!
この時点で釣り場を替えようかと思ったが、移動するのは面倒なので、しばらく続けることにした。

 最初はタナトントンでオキアミを使っていたが、エサ取りもいない状況である。
それで、朝一モーニングとばかりに1ヒロ這わせて、ボケを使うことにした。
しばらく続けるが、何の反応もない。
そのうち、潮は止まり、次に左にゆっくり流れ始めたが、変わり映えしない。

 この後も潮は安定せず、左にゆっくり流れたり、止まったり、右にゆっくり流れたりしている。
私はオキアミとボケをローテーションしているが、何の反応もない。
そんな小康状態がしばらく続いた。

 そんな中、午前10時前、静かに沈黙を破ったのは先客の紀州釣り師だった。
が30cm弱のチヌを釣り上げた。
大きく合わせたかと思うと、良い感じに曲がって、引きもチヌっぽい。
上がってきたのは、30cm弱のチヌだった。
サイズはともかく、「おめでとうございます!」です。
時合いがやって来たのかなと、私も気合いが入る。

 そして、私にも待望のアタリがあった。
潮は左にゆっくりと流れていて、ダンゴが割れて少し流していると、寝ウキがピョコンピョコンと動くが、
なかなか立たない。
ボケを使っていただけに、立って入っていくのを待っていたが、ようやく少し半立ちになったところで、
イライラ感がつのり、待てずに合わしてしまった(笑)。
しかし、何か掛かったようだが、魚の引きではない。
ゴミみたいにスーッと上がってくる。
「この正体は一体何だろう」と思い、巻いてくると、大きなヒトデであった。
しかも、このヒトデはボケをちゃんと食っていたのだ。
エサ取りが少な過ぎるがゆえの外道?にビックリである。
私にとっては、ヒトデを釣ったのは初めての経験である。
この後も数枚釣れました。
結局、時合いはなく、再び小康状態に入ってしまった。

 それで、気分転換にと昼食タイムにした。
昼食中もダンゴを定期的に投げ入れ、エサ取りを集めることに徹した。
その最中にアタリが出てきたのか、紀州釣り師2人がシャクリ始めた。
私は焦りながら見ているが、何も掛かっていない。
しかし、さすがに他人のシャクリ音は気持ち良いものではないので、慌てて昼食を食べ終え、
釣りを再開することにした。

 午後12時過ぎ、ボケもたくさん残っているので、ボケを連続して使用することにした。
この頃から、ようやくエサ取りも出てきたみたいで、ボケもたまに無くなってくる。
良い感じである。

 しばらくして、私と先客との間に入った紀州釣り師が帰ってしまった。
やっと釣り座が広くなったかと思いきや、その直後に、今まで裏向きでやっていた投げ釣り師が
私と先客との間に入ってきた。
帰った紀州釣り師同様、この狭い間隔に入るなら、「ここに入っても良いですか?」ぐらいは、
両隣に声を掛けて欲しいなあ。
釣り場での一般的なマナーぐらいは守って欲しい。
そして、投げ釣りも紀州釣りも同じ底を釣る釣法なので、私が魚を寄せたポイントに投げ釣りの
仕掛けを引きずられると、せっかく寄せた魚も散ってしまうので、投げ釣り師が隣に来ただけでも
嫌である。
しかも、この狭い間隔に3本も投げている。
いつかは仕掛けが絡むことになるのではと心配した。

 やはり、その心配は的中した。
数投後、投げ釣り師は私の投入ポイントに投げてきた。
しかし、謝ろうともせず、仕掛けを回収するでもなく、仕掛けをそのまま置いている。
「釣りマナーを知らんのか?」と言いたかったが、とりあえずは我慢した。
しばらくして今度は、先客の紀州釣り師の投入ポイント近くに投げ入れた。
もちろん謝りもしないし、仕掛けを回収もしない。
そして、先客の紀州釣り師と仕掛けが絡まったので、「そんなに斜めに投げられたら、
ワシは釣りにならんわ!」と投げ釣り師に言った。
しかし、投げ釣り師は「すみません。」とも言わないので、さすがに私も腹が立って、
「すみません、ぐらい言えんのか」と言うと、「すみません。」と謝っていた。
ちゃんと謝ることができるやん。

 しばらくして、今度は私の方に再び投げてきたが、「すみません。」と謝ってくれたので、
「まっすぐ投げてね。」と優しく言ってあげた。
その後は、投げ釣り師も斜めに投げたら、すぐに仕掛けを回収していた。
釣りマナーを覚えてくれて、嬉しいです。
同じ釣り場で釣りを楽しむ者同士、お互いに気持ちよく釣りを楽しみたいよね。

 一方、私の釣りはと言うと、あまり変わり映えしない。
ただ、ダンゴの割れが早くなってきたので、ダンゴを割りに来ているヤツが出現し始めたことは
歓迎すべきことである。
おまけにボケもたまに取られるようになってきた。
良い感じになってきた。

 そして、左にゆっくりと流れているときに、ダンゴが割れて少し流したら、寝ウキが立ってすぐに
一気に入ったので、思わず合わせた。
しかし、素バリを引いた。
しかも、針だけ取られている。
おそらく、フグの仕業であろう。
針が取られることが数回続いた後、寝ウキが入って合わせると、何かが掛かった。
やはり、上がってきたのは、エサ取りの本命フグだった。

 フグを数匹釣った後、待ちに待ったヤツが現れた。
ダンゴが割れて少し流していると、寝ウキがピョコンと立って寝たあと、再び立った。
そして、一気に入っていった。
これは本命かもしれないと思いながら、合わせた。
引きは小さいが、竿先をコンコン叩いているので、本命の期待をしながら、本命だろうと思いたい。
すると、海面に姿を現したのは小さいキビレだった。
厳しい状況だけに、やっと釣れた小さい本命ちゃんは22cmだけど、素直に嬉しい(笑)。
午後3時30分だった。

 やっと、時合いがやって来たかと意気込んで続けた。
しかし、この後も潮は右に左に安定せず、期待とは裏腹に、あとが続かない。
そして、しばらく沈黙が続いた。

 午後5時40分、このまま終わってしまうのかと思っていた矢先に、ようやく待望のアタリがあった。
ダンゴが割れて少し流していると、前アタリの後、ピョコンと立った後、スーッと入っていったので、
合わせると、乗ったあ〜!
すかさず合わせると、竿先をコンコン叩いているので、本命だと確信した。
上がってきたのは案の定、本命チヌだった。
サイズは26.5cmなので、納得サイズではないが、本命ゲットはとりあえず嬉しい(笑)。
ここで、連チャンモードに入るかと思いきや、後が続かず、そのまま納竿となった。

 前回の塩津漁港に引き続き、今回も厳しい釣りになった。
恥ずかしいですが、小さいながらも本命をゲットできて良かった。
今年は紀州釣りシーズンに入って、3回の釣行とも何とかボーは間逃れているという具合だ。
次回釣行はスッキリとした釣果を上げなければなあ。
って、次回釣行はフカセ釣りに行ってたりしてるかも(笑)。



今回の釣果

チヌ1枚(26.5cm),キビレ1枚(22cm),他



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