日時 2007/06/30(土) 8:30 〜 18:45
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 衣奈漁港
メモ 駐車料金と入場料がいる
満潮 干潮
大潮 5:08 19:12  12:07  
天気 晴れ 普通 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 四宮 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
アケミ貝配合  
ウニ配合  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 21.0 Cm 〜 21.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
マダイ 15.0 Cm 〜 15.0 Cm ? kg 〜 ? kg 20 匹          
ボラ 60.0 Cm 〜 75.0 Cm ? kg 〜 ? kg 4 匹          
フグ 25.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 15 匹          
写真
 今回は紀州釣り4回目の釣行となった。
しかも、最近は紀州釣りに余り行かなくなった磯吉さんとの同行である。
でも、磯吉さんは珍しく、今回の紀州釣り釣行は意気込んでいた(笑)。

 私は既に紀州釣りモードに突入していて、どこに行こうか迷っていた時に、前週に引き続き、l
単独釣行になるのは寂しいので、紀州釣り離れになりつつある磯吉さんを誘ってみると、
意外にも、「行こう」と返事が返ってきた(笑)。
場所は下津の沖○に決定した。

 そして当日、私は午前4時に磯吉さんを迎えに行き、魚と人間の食料を調達して、午前5時前に
現場に到着すると、既に何人かの紀州釣り師が陣取っていて、我々2人の入る余地はない。
仕方なく場所変更を余儀なくされ、どこにしようか悩んだ結果、久しぶりに南下しようという事になり、
急遽、御坊市の塩屋漁港を目指すことになった。
以前から行ってみたいと思っていた塩屋漁港で初めて釣りが出来る思うと、開拓大好きな私は
向かう道中ではワクワクしてしょうがなかった。

 そして、1時間後、塩屋漁港に到着し、釣り座を決定するべく、車から降りて海の状況を
見てみると、濁りが激しい。
前日の雨の影響で、河口付近には大量の泥が流れ込んでいて、かなり濁っている。
この濁りでは釣果は期待できないと見切った私は、海岸線を北上して釣り場を探すことにした。
中紀の海岸線の景色を楽しみながら、紀州釣りができる釣り場を探すことになった。
もう、こうなりゃ、釣りというより南紀にドライブをしにきた状態である。
結局、磯吉さんが紀州釣りで初めてチヌをゲットした縁起の良い衣奈漁港に辿り着くことになった。

到着したのは午前8時前だった。
まずは釣り座を決定するべく、下見をすることにした。
すると、紀州釣りしている先客がいた。
私はいつものように隣に寄って状況を聞くと、本命は釣れていないが、エサ取りは多く、
ボラもかなり集まっているとのことである。
既にエサ取り等が寄ってきているがゆえに、その左隣に陣取らせてもらうことを申し出ると、
「良いですよ」と、気持ちよく了解してくれた。
ふと、磯吉さんを見ると、初チヌを釣った記念すべき釣り座に既に陣取っているではないか。
いつものようにちゃっかりしてるなあ(笑)。
抜け目ないなあ(爆)。
磯吉さんは、私の釣り座とは少し離れたところに陣取った。

 後にやってきた常連さんとの話によると、この人は毎週、衣奈にう通う常連さんで、
年間150枚を釣る名手だそうだ。
これは色々な技を盗む良いチャンスだということで、ワクワクしていた。

 ようやく準備を終え、釣りを開始したのは、午前8時30分を回っていた。
釣り場を探しながら転々と移動すると、私の過去の例からすると、負けパターンが多いが、
今回はどうなるのでしょうか。
しかも、私の今年の紀州釣り目標は「釣果は型は関係なく、ボー無しで終わること」だと決めている。
今シーズン3回の釣行は何とかボーは間逃れているが、今回はさすがに厳しい。

 そして、実釣開始となった。
開始した直後は左にゆっくりと流れていた。
タナは6ヒロちょいだった。
すると、タナトントンで、1投目からオキアミはすぐに取られてきた。
それで、すかさず、1ヒロほど這わせることにした。
それでも少し流すと取られてくる。
こうなりゃ、ダンゴが割れるタイミングを遅くして、エサ取りの食い気をそらし、付けエサに食ってくる
ヤツが本命であることを願うだけである。

 ダンゴを投げると、ボラがすぐに割りに来るので、握る回数を多くして臨む。
そうこうしているうちに、隣の常連さんが大きく合わせたと思うと、竿も大きく曲がった。
少しのやりとりの後、その魚の正体がボラだと分かり、タモ入れをスタンバイ私は掬ってあげた。
かなりのボラが寄っているようだ。

 そのうち潮が止まり、ダンゴが割れても付けエサはエサ取りの餌食になるだけである。
幾つかのアタリはあるものの、合わせると、素バリを引くか、15cmくらいのチャリコが掛かるくらいだ。
そんなとき、寝ウキが一瞬で入っていくアタリも出始めた。
針のすぐ上のハリスはザラザラになってくることも多くなったので、おそらくフグの仕業だろう。
その数投後には同じアタリで、裏大本命のフグが釣れてきた(笑)。

 そんな厳しい状況がしばらく続いたが、再び潮が左にゆっくりと流れ始めた直後、付けエサの
オキアミやボケがたまに残ってくる。
「エサ取りを交わすことができるチャンスかも!」と思っているときに、磯吉さんが何かを掛けた。
私はすかさず、タモ入れの準備に入った。
中々姿を現さないヤツはおそらくボラだろうと思っていたが、やはりボラだった。
タモ入れスタンバイしていた私が掬ってあげたそのボラをは丸々と太っていた。
今までは串本のボラが最強だと思っていたが、衣奈のボラが最強だということが分かった。

 そして、ようやくチャンスが到来した。
付けエサにボケを使って、ダンゴが割れたであろうタイミングに、寝ウキがスーッと立って、
入っていったので、合わせた。
すると、乗った!!!
引きは小さいが、竿先をコンコン叩いている。
上がってきたのは手のひらくらいの本命(チヌ)だった。
恥ずかしいサイズだが、釣り場で初めてゲットした本命はキープすることにしているので、
スカリに入れた。
午前11時だった。
これを機に連チャンするかと期待して続けるが、再びエサ取りが猛威を振るい、這わしているエサも
秒殺状態なので、気分転換にと昼食休憩を取ることにした。
そして、昼食もすばやく済ませ、午後からの巻き返しに期待することにした。

 釣り再開後は、潮は右にゆっくりと流れていた。
相変わらず、ボラの大群はダンゴ投入と同時に群がり、ダンゴが着底し、割れると同時に
付けエサはエサ取りの餌食になるのだ。
それでも、いつかは本命に当たることを期待しながら続けた。

 そのうち、潮は再び左に流れ始めた。
と同時に、群がるボラの数が少なくなったので、
ダンゴが割れるタイミングを少し早くした。
しかし、相変わらず、付けエサは秒殺状態なので、エサ取りの数は減っていないようだ。

 この時間帯からは付けエサにはボケのみで勝負することにした。
そして、ダンゴが割れて少し流していると、寝ウキがピョコンと動いたあとに、スーッと入っていった。
すかさず合わせると、竿先をコンコン叩くように引いているので、本命かと思いきや、
少しすると、横に走り出した。
その瞬間、ボラだと確信した。
でも、姿を見るまでは分からないと思いながら、やりとりをするが、波止では0.8号の竿を
使っているせいか、中々寄ってこない。
今まで、ボラを寄せるのにこんなに苦労したことは串本の大ボラ(70cm)くらいだが、
このボラはかなり大きいんだろう。
15分くらいのやりとりの後、ようやく姿を現したのは、やはりボラだった。
私の横でタモを持ってずっとスタンバイしてくれていた磯吉さんに掬ってもらい、上げてみると、
丸々太った72cmだった。
しかもスレだったので、上げるのに苦労したのだ(笑)。
15分間も引っ張り合いをすると、さすがに腕がパンパンになった(爆)。
その後も3匹のボラを釣ったが、先ほどと同サイズだった。
衣奈のボラは串本のボラより大きい。

 相変わらず、寝ウキがピョコンピョコンと動いて、少しだけ立って止まるアタリ(入っていかない)で
合わせると、15cmくらいチャリコは釣れるが、中々変わり映えしない。
フグもたまに掛かってくる。

 そんなこんなで、ゴールデンタイムの始まりである午後4時を迎え、良型ゲットに期待した。
しかし、状況は変わることなく、午後6時を迎え、ゴールデンタイム終了してしまった。
しかし、ダンゴもまだ残っているので、午後6時45分まで続けるが、良いとこ無しで納竿となった。

 紀北での紀州釣りで良い情報が無いので、急遽、南下したが、今シーズン4回目の釣行も
厳しい釣りとなった。
しかも、衣奈に毎週出没し、年間150枚ゲットする常連さん(私の右隣)でもボーだったのだ。
それを考慮すると、私と磯吉さんが小さいながらも1枚ずつ釣ったことは、十分に価値あるかな(笑)。

 そして、私は今シーズンの紀州釣りでボーズ無しを目標にしてやっているが、サイズ的には
恥ずかしいながらも、今回も何とかボーを間逃れ、目標を達成することが出来たのが良かった。
次回釣行に期待することにする。



今回の釣果

私(チヌ吉)・・・・チヌ1枚(21cm)、他

磯吉さん・・・・・・チヌ1枚(23cm)、他



 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。