日時 2007/07/07(土) 5:00 〜 16:30
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 敦賀新港
メモ  
満潮 干潮
小潮 7:55 19:06  1:04 13:28 
天気 晴れ時々曇り 普通 波高 0.5m 水温   気温  
同行者 otawakeさん、wakaさん、遊撃会のみなさん 備考  
釣り方  
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
アケミ貝配合  
ウニ配合  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
マダイ 20.0 Cm 〜 22.0 Cm ? kg 〜 ? kg 7 匹          
キジハタ 20.0 Cm 〜 22.0 Cm ? kg 〜 ? kg 4 匹          
キス 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
アジ 15.0 Cm 〜 18.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹          
ベラ 18.0 Cm 〜 23.0 Cm ? kg 〜 ? kg 20 匹          
フグ 15.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹          
写真
 写真は遊撃会の皆さんと私である。
前段右から2番目が私で、その左隣がotawake会長で、私の右後ろがwakaさんである。

 今回はotawake会長率いる「遊撃会」の例会、兼紀州釣り大会に参加させてもらうことになった。
場所は福井県の敦賀新港である。
和歌山県〜福井県の日帰り釣行の強行スケジュールだが、otawakeさん&wakaさんと、
紀州釣りでは初めて御一緒できるということでこの強行釣行に踏み切ったのだ。

 前日の仕事を終え、自宅に帰って食事を済ませた後、1時間ほど仮眠し、道具を積み込み、
otawakeさんに「出発します。」とメールを打ち、家を出た。
まずは近くの釣具店でエサを調達し、以前から欲しかったダ○ワの携帯メジャーを購入し、
午後11時30分に和歌山ICから高速道路に入り、いざ、敦賀に向かった。
順調に車を走らせ、途中のPAで休憩しながら、北陸道に入った。

 そして、午前2時過ぎに敦賀ICを出て、大会申し込みの釣具店である若潮屋さんに向かっている
途中にwakaさんからTELがあった。
カーナビを付けていない私にとって、地図を見ながら初めての地で待ち合わせ場所などを
探すのは一苦労なので、ホントに心強いTELだった。
有り難うございました。
その1分後に若潮屋さんに到着し、otawakeさん&wakaさんが温かく迎えてくれた。
しばらく会話した後、お店でオキアミを買い、敦賀新港に向かうことになった。

 午前3時過ぎ、釣り場周辺の駐車場に到着すると、既にたくさんの車が止まっていた。
かなり人気の釣り場みたいだ。
ナンバーを見ると、福井や岐阜や滋賀や石川や大阪や和歌山(私)など、たくさんの地方から
やって来ている。
そして、荷物をキャリーカートにまとめ、otawakeさんの先導のもと、我々は後をついて
目的の釣り座に向かうが、なかなか辿り着かない。
暗くて分からないが、かなり長い波止のようだ。
やっと、釣り座に到着したときには、汗だくだくだった。
後に明るくなって分かったことだが、我々の釣り座はこの波止の中央付近だったのだ。
こんな長い波止は見たこと無い。
もしかして、先端までは2kmぐらいあるかも。

 そして、順に釣り座を決定していき、左手前にwakaさんとotawakeさんなどが陣取り、
私はまだ奥に進み、右奥から2番目に陣取ることになった。
時間はまだ午前3時30分を回った頃で、辺りは真っ暗である。
ヘッドランプなんか持ってきていないので、仕掛けを作ることも出来ず、しばらく横になって、
仮眠することにした。
仮眠もそこそこに、午前4時を少し過ぎると、うっすらと白み始めたので、まずはダンゴを練り、
続いて仕掛けを作り、もっと明るくなるまで待つことにした。

 そして、午前5時、釣り開始した。
初めての釣り場なので、まずはタナ取りから始めた。
すると、水深は11ヒロ前後だった。
潮もあまり流れていないので水深を考慮し、タナを12.5ヒロに設定した。
水深から考えると、ほとんどタナトントンか、ほんの少しのハワセであろうと推測される。
エサ取りなどの状況を探るために、タナトントンに設定したのだ。

 すると、数投後にオキアミで、寝ウキがピョコンピョコンとしばらく続いた後、スーッと立って
止まったので合わせると、乗ったが、本命の引きではないことは分かるが、魚の正体は分からない。
そして、すんなりと上がってきたのは20cmのキスだった。
良型キスはもちろんキープだ。
キスが釣れるということは、エサ取りが少ない証拠だ。
「今日も厳しいかも」と頭に一抹の不安がよぎる。

 しかし、その不安も解消されることになった。
というのも、その数投後にはオキアミが取られて無くなってきたのだ。
エサ取りが多いのも困るが、エサ取りが全くない状況よりは十分に良い。l
そして、右にゆっくりと流れ始めたので、さらにタナを2ヒロ深くした。
それと同時にエサにボケを使うことにした。
すると、その直後にダンゴが割れて少し流していると、寝ウキがピョコンピョコンと前アタリがあって、
立ったかと思うと、スーッと入っていったので合わせた。
心地よい引きではないが、先ほどのキスよりは良い引きだ。
上がってきたのはベラだった。
この後もベラを連発した。

 そのうち、ベラではないあの高級魚が釣れた。
和歌山ではあまり釣れないあの高級魚とはアコウ様(正式名称:キジハタ)であった。
思わずキープした。
この後も高級魚のアコウ様を数匹釣ったが、2匹目以降はリリースした。
私がアコウ様を初めて釣ったのは、2年前の鳥取&島根遠征だったので、日本海ではアコウの
魚影が濃いのだろうか?

 この後、潮は止まったり、右にゆっくり流れたり、左にゆっくり流れたりして、安定せず、
ベラもそこそこに、エサ取り大本命のフグちゃんも猛威を振るうことになった。
フグちゃんも針に掛かってきて、針ごと持っていかれることもしばしばあった。

 そして、午前10時30分を過ぎた時点で、潮は止まり、付けエサが残り始めた。
エサ取りが少なくなってきたということで、チャンス到来かもしれないということで意気込むが、
アタリさえ無くなってしまった。
ここで気分転換にと、昼食休憩を取ることにしたが、本命を早く釣りたいので、早々に食べ終え、
続けることにした。

 釣りを再開したが、先ほどと変わり映えせず、オキアミでもボケでも残ってくるのだ。
しばらく続けると、潮は左にゆっくりと流れ始めると、付けエサも再び取られ始めた。
しかし、アタリが出始めたので合わせるが、フグかベラしか釣れない。
この後、潮は右にゆっくり流れ始めたが、変わり映えしない。
そうこうしていると、右からの強い横風が吹いてきたので、上潮と底潮が逆になり、タナを一気に
2ヒロ深くして、付けエサが浮かされることがないようにした。
すると、アタリも取りにくいが、根気よく続けていると、20cmくらいのチャリコが釣れた。
この後もチャリコが数匹釣れた。
そのうち、土産用に2匹だけキープした。

 それにしても本日はダンゴにアタックしてくる魚が全く無いのだ!
この時期にしてダンゴにアタックしてくる魚がいないというのは、ホントに厳しい状況である。

 その後も右からの横風が強くて、釣りにならない。
すると、しばらくして潮は風と同じ方向である左に流れ始め、更に釣りづらい状況になった。
しばらく続けるが、アタリが取りづらい状況の中、変わり映えしない状況に飽きてきたのか、
前日からの眠気が襲ってきたのか、竿を置いて横になり始める人が続出した。

 私もそのうち、眠くなって、知らぬ間に横になっていた。
目覚めた時には午後2時30分を回っていた。
私が慌てて釣りを再開したときには、1人しか竿を持っていなかった(笑)。

 再開したときにもまだ、右からの強風が吹いていたが、潮は止まっていた。
それで、先ほどのハワセ幅で続けた。
もちろん、付けエサはボケ連発である。
しかし、ボケでも残ってくることが多くなった。
ということは、エサ取りが少なくなってきたのは言うまでもないが、「本命の気配が無くなって
しまったのか?」、「エサ取りが無くなって、チャンスなのか?」、どちらか分からない。
でも、しぶとく続けるしかないのだ。

 そして、午後3時を少し回った頃、大会役員のotawakeさんは午後4時からの検量に備えて、
一足早く納竿した。
ご苦労様です。
この時点で誰も本命を釣っていないので、残り1時間はみんな凄く集中して釣っていた。
しかし、エサが残ってくることが多い中、1時間が過ぎた。

 そして、右からの横風が強い中、午後4時を回った頃、右にゆっくりと流れ始めた。
本日の潮では右にゆっくりと流れる潮が、一番良い感じの潮なので期待できる。
すると、その期待通りに頻繁にアタリが出始めた。
しかし、掛かってくるのはフグやチャリコやベラぐらいで、たまに針ごと持っていかれたりする。
この後も粘ったが、、午後4時30分、波止に残っている我々も、本命の姿を見ることなく納竿となった。

 荷物をまとめ、悔しい思いを胸に波止をあとにし、集合場所に行くと、otawakeさんが待っていた。
聞くと、急遽、一般参加しくれた紀州釣り師が我々と同じ波止の付け根で釣っていて、
30cmオーバーのチヌを1枚ゲットしたとのことである。
遊撃会の皆さん&私が釣れなかったということで、その人の優勝が決定した。
おめでとうございます。

 それにしても、9名の名手揃いの紀州釣り師(私以外)が横一線に並んで1日やっても、
誰も本命をゲット出来ないということは、状況がよほど悪すぎたのだろう。
まあ、そういうことにしておきましょう(笑)。

 そして、私は今年の紀州釣りシーズンはボーズ無しを目標にしていただけに、福井県まで来て、
今シーズン初のボーズを食らってしまって、大変悔しい。
是非とも、近いうちにリベンジを果たしたいと思っている。
まあ、ボーズは食らったが、久しぶりにotawakeさん&wakaさんとお会いでき、遊撃会の皆さんとも
御一緒できたことが最大の収穫である。

 otawake会長、今回は何かとお世話になり有り難うございました。
そして、遊撃会の皆さん、和歌山の紀州釣り師が例会にお邪魔させてもらっても、
温かく迎えて下さって、有り難うございました。
今後とも、宜しくお願い致します。



今回の釣果

チャリコ・・・・・7枚(20cm〜22cm)
アコウ・・・・・・4匹(20cm〜22cm)
キス・・・・・・・1匹(20cm)




 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。
とりあえず、私がキープした魚である。
和歌山ではあまりお目にかかれないアコウも4匹釣れた。
そのうちの1匹である。
そして、当日購入したダ○ワのメジャーも一緒に写っている。
このメジャーは以前から欲しかったのだ。
今回の釣り場となった敦賀新港で、先端はまだまだ先である。
ホントに長い波止である。
真剣な眼差しでウキを見ている私である。
私の隣の奥に小さく見えている釣り師は遊撃会の人である。

(写真提供:otawakeさん)