日時 2007/07/16(月) 6:20 〜 15:15
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 海南某波止
メモ  
満潮 干潮
中潮 6:49 20:20  1:10 13:35 
天気 曇り時々晴れ 弱い 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 四宮 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
アケミ貝配合  
ウニ配合  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
フナムシ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 17.0 Cm 〜 23.5 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹          
グレ 18.0 Cm 〜 24.0 Cm ? kg 〜 ? kg 25 匹          
マダイ 15.0 Cm 〜 17.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹          
キス 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
ベラ 22.0 Cm 〜 22.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
フグ 12.0 Cm 〜 16.0 Cm ? kg 〜 ? kg 7 匹          
写真
 前週に行った初の福井県で、今期初の紀州釣りでのボーを食らい、どうしても本命の顔を
見たくなったので、今回は急遽、お口直し釣行を企てた。
そして、紀州釣りをあまり好まない磯吉さんをダメもとで誘ってみると、あっさりとO.Kをもらい、
御一緒することになった。
しかも、夕方から用事があるということで、場所は近場である海南某波止をチョイスした。

 今回は前日の仕事が長引いたので、当日の朝は遅めの出発となり、既に明るくなった
午前5時15分に出発した。
途中、魚&人間のエサを調達し、現場に着いたのは午前6時であった。
それで、釣り座に荷物を運び、釣りの準備を済ませ、磯吉さんはあとでやってくるとのことで、
午前6時20分、私は一足早く釣りを開始した。

 釣り開始直後は右にゆっくりと流れていて、まずはオキアミで様子を見ることにした。
第3投目にいきなりアタリがあった。
寝ウキがピョコンピョコンと立ったり寝たりしたあとで、スーッと立ったので合わせた。
何かが乗った。
しかし、本命の引きではない。
上がってきたのは、20cm強のベラであった。

 その直後、またまたアタリがあったので合わせると、先ほどとは違う引きだ。
上がってきたのは25cmあるかないかのグレであった。
この後も、20cmほどのコッパグレが1投ごとに1匹ずつ釣れた。
そのうち、磯吉さんから連絡が入り、あと30分ほどしたら、合流できるとのことである。

 そして午前7時30分頃、磯吉さんが合流することになった。
私の潮下である右側に陣取ってもらうことにした。
丁度、この頃からエサ取りが集まってきて、小さいアタリでオキアミが取られるようになってきた。
もちろん、合わせるほどのアタリではない。
それで、エサ取りからの猛攻を交わすために、ハワセ幅を大きく取って続けた。

 しかし、フグが多くなってきたみたいで、ウキがモゾモゾするアタリしかなのに、オキアミやボケが
ダンゴが割れて一瞬で取られてくるし、針ごと無くなっていることもしばしばあるのだ。
おそらく、エサ取りの本命であるフグの仕業であることは間違いないし、コッパグレよりも、
フグの方がたくさん集まってきたに違いない。
この後の作戦を立てるのに、厄介なヤツが出現してきたなあって感じである。
案の定、フグも数匹釣れ始めた。

 そんなこんなで、エサ取りにもめげずに続けていたが、あまりにも大量のフグが集まってきたので、
午前10時を回った頃、ようやくフナムシを投入することにした。
すると、1投目こそ、そのまま残ってきたが、2投目には少し囓られてきて、3投目には取られてきた。
その数投後には、フナムシでさえ、秒殺状態である。
それで、オキアミとボケとフナムシのローテーションをすることにした。

 そして、午前10時30分頃、ダンゴが割れて少し流していても、フナムシが残ってきた。
エサ取りが少なくなってきたと判断し、これはチャンスだと思っていると、寝ウキにピョコンと
前アタリがあり、再びスーッと立ったので合わせた。
すると、竿先をコンコン叩くように心地よい引きが手に伝わる。
上がってきたのは、25cmあるかないかのキビレだった。
ちなみに当たりエサはフナムシだったので、定石通り、同じエサで攻めることにした。
すると、その直後には同サイズ以下のチヌが2枚釣れた。
しかし、続けていると、、フグが再び集まってきたみたいで、ほとんど秒殺状態になってしまった。
ここで、昼食を食べることにした。

 ここまで苦戦している磯吉さんの状況を聞くと、「タナトントンでやっているが、エサが秒殺状態
で取られるので、アタリが取れない。」とのことである。
それで、私は「思い切って1ヒロ以上這わせてみたら、エサ取りを交わせる確率が高くなるかもよ。」
と一言つぶやいた。
そして、昼食を終え、釣りを再開することにした。

 再開後1投目にして、フナムシが取られてきた。
昼食の間、海を少し休めておいたはずだが、相変わらずエサ取りの活性は低くなっていないようだ。
それで、さらに半ヒロほど広く這わせ幅を取ると、エサが取られるまでの時間が少しだけ延びた。
それならばと、更に半ヒロ深くタナを取ったが、余り変わらないので、このまま続けることにした。

 そのうち、ダンゴを割りにくるヤツが出現した。
ボラみたいに下品ではなく、上品に割りにくるので、その正体はもしかしてチヌかもしれない。
そして、ダンゴが割れた。
エサはボケだけに期待が高まる。
そして、仕掛けを30cmほど流していると、寝ウキがピョコンと立って寝た直後に再び立った。
「そのまま入っていけ〜」と思いながら待っていると、期待通りに入っていったので合わせた。
すると、何かが掛かったが、引きは小さい。
上がってきたのは15cmほどのチヌだった。
嬉しいやら、嬉しくないやら(笑)。
その直後にもう1匹追加した。

 まだまだ本命が寄ってきている雰囲気なので、慌ててダンゴを投げ続けた。
すると、ウキがスーッと入っていったので合わせた。
しかし、素バリを引いたかと思いきや、針にウロコが付いていた。
チヌのウロコである。
もちろん、この後はチヌも散ってしまったのか、ダンゴを割りにくることは無くなった。
その代わりに、コッパグレが釣れるようになった。
しばらくはコッパグレの入れ食い状態が続いた。

 そして、午後2時過ぎに磯吉さんは用事があるとのことで一足早く帰っていった。
結局、1匹も魚を掛けることはなかったとのことである。
すごく悔しい思いを胸にこの場を去ったことであろう。

 この場に残された私はというと、納竿時間まであと1時間程しかないので、良型を期待して続けた。
すると、川のように速く流れ始めた。
この釣り場では時折、とてつもなく速く流れることがあるのだ。
と同時に、タナを一気に2ヒロほど深くした。
しかし、コッパグレは釣れども、チヌは釣れない。
そしてこのまま、午後3時15分を迎え、予定通り納竿とした。

 今回の釣果もあまり良くなかったが、いつものように釣果記録を残しておくために、
デジカメで撮ろうとすると、突然のアクシデントに見舞われた。
デジカメの画面表示の様子がおかしくて、撮った画像を確認すると、魚の姿すら映っていない。
ということで急遽、ケイタイのカメラで撮り、事なきを得た。
良かったあ〜。

 今回の釣行は前回の福井遠征のお口直しとはいかなかったが、小さいながらも本命の姿を
拝むことができて良しとしましょう(笑)。
今年の紀北地方の紀州釣りは、あまり良い情報が無いですが、次回釣行の際には状況も
良くなっていることを期待したいです。



今回の釣果

チヌ吉・・・・・チヌ&キビレ5枚(23.5cm〜15cm)
        グレ25枚(24cm〜18cm)
        マダイ10枚(17cm〜15cm)
        キス1匹(20cm)
        他

磯吉さん・・・完全ボーズ(厳しい)。



 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。