日時 2007/09/02(日) 5:30 〜 13:20
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 マルキュー紀州釣り大会(家島)
メモ  
満潮 干潮
中潮 0:46 14:18  7:30 20:17 
天気 曇りのち晴れ 弱い 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 タヌPONさん、じじーさん、wakaさん 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボケ  
フナムシ  
ヌカ+砂+押し麦  
アケミ貝配合  
ウニ配合  
細挽きサナギ  
アミエビ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 28.5 Cm 〜 28.5 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
マダイ 15.0 Cm 〜 18.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹          
ベラ 20.0 Cm 〜 22.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹          
フグ 15.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹          
写真
 今回は2007マルキューカップ紀州釣り大会に参加してきました。
今年で第7回を迎える今大会の会場は、昨年に引き続いて家島諸島となった。
第6回大会だった昨年、第1回大会から第5回大会までずっと続いていた湯浅会場から、
初めて家島会場に変更となり、大勢の参加者がまずまずの釣果を得たので、今年も家島会場で
開催されることになったのだろう。

 そして、ここ3年前から、本大会はネット仲間とのOFF会の場となりつつあり、
今年もネット仲間が数人集まり、楽しい大会になった。
写真に写っているのは、今大会に参加したネット仲間である。
そのメンバーを紹介しておこう。
左から、wakaさん、じじーさん、タヌPONさん、私である。
今回は我が那賀紀州FCからは私1人の参加となった。
紀州釣り軍団?としては少し寂しいなあ(笑)。

 さて、私は大会に向けて出発したのは前日の午後10時30分過ぎだった。
ただ、現地では生エサは調達出来ないと思うので、遠回りしてでも地元のエサ屋さんで調達
することにした。
いつもの安いエサ屋さんは遠いので、少々高いけど一番近いエサ屋さんに寄ってから、
高速道路のICに向かうつもりだ。
そして、エサ屋さんで生エサを調達して、最寄りの泉南ICに向かい、午後11時50分頃、
泉南ICを通過した。
渋滞もなく、順調に車を走らせ、午前2時10分に龍野ICを出て集合場所に向かった。

 方向音痴の私の車にはカーナビが付いていないので、地図を見ながら地道を走っていると、
じじーさんから「もう到着したよ。」とメールがあった。
タヌPONさんさんは前夜に到着して仮眠しているし、wakaさんも既に到着しているとのことで、
私も急いだ。
途中、道を間違えたが、午前2時30分に何とか現地に到着し、じじーさん&wakaさんと合流できた。
カーナビ欲しいなあ(笑)。

 その後、3人でしばらく会話をしていたが、受付時間が近づいてきたので、じじーさんが仮眠中の
タヌPONさんを起こしに行った。
そして、寝起きのタヌPONさんも合流し、4人で会話を楽しんでいると、受付開始ということで、
あっという間に本部前に行列ができた。
我々は受付を済ませ、番号の若い順から、じじーさんは50番、私が59番、タヌPONさんが81番、
wakaさんが84番だった。
その結果、私とじじーさんが2番船に、タヌPONさんとwakaさんが3番船に乗ることになった。

 そして、午前4時10分を回った頃、1番船の人たちが乗り込もうとすると、いきなり雨が降り始めた。
やっぱり、雨男(私、じじーさん、wakaさん)が集まっているのだから、しょうがない(笑)。
1番船が出船した直後、心配していた雨が止み、私とじじーさんは2番船に乗り込み、
午前4時30分に出船した。

 船の中では、じじーさんと会話を楽しみながら、30分ほどして沖に出たら、予想以上に波が高く、
風も強かった。
船頭さんは暗い中、サーチライトを照らしながら、上がれる波止を確認していく。
閉会式の講評で言っていたが、予定していた波止をいくつか変更したそうだ。

 番号の若い順に波止に上がっていき、じじーさんを含めた5人が長い波止に上がった。
この頃には、既に辺りは少し明るくなっていた。
そして、いよいよ私を含めた4人(58番〜61番)が大きな貨物船がいっぱい停泊している湾内の
ごく普通の港に上がることになった。
我々が上がるやいなや、マルキュースタッフが「貨物船が入ってくるかもしれないので、
その時は場所を空けてね。頑張って下さい。」と言い残し、あと数人を乗せた船が去っていった。

 我々4人は早速、釣り座を決定することにした。
貨物船が入ってくるかもしれないということで、既に停泊している船と船の狭い間なら
貨物船は入ってこないだろうということで、58番順に慎重に釣り座を決定していった。
59番の私は2番目に釣り座を決定したが、どの釣り座もあまり差がないように思った。
そして、結構広い間隔で4人が釣り座を構えることが出来た。
我々4人の前に降りた4人(54番〜57番)も目と鼻の先で同じ湾内だった。
この釣り場は、ほとんど風は吹いておらず、風裏のようなので、釣りやすいかもしれない。

 その後、準備も終わり、釣りを開始した。
私の今年のマルキュー紀州釣り大会が開幕である。
去年に引き続き、今年も何とか検量したいなあ。
あわよくば、入賞するなんて夢見ているのである(笑)。
まずはタナ合わせということで、全く分からないが、去年の家島では8ヒロだったので、
今年も8ヒロに設定すると、水深はほぼ8ヒロだった。
ビンゴ!

 潮の流れはほとんど無く、タナトントンのまま、しばらく続けるが、小さいアタリはあるものの、
オキアミは秒殺されるので、早々とフナムシを投入することにした。
しかし、ほんの少しだけエサ持ちが良いという具合だ。
おまけにハリスに傷が入ってくるので、フグかハゲの仕業であろう。

 それで、潮の流れもほとんど無いし、1ヒロほど這わせることにした。
と同時に、ボケも投入し、数投連続でボケを使用してみることにした。
すると、2投目にピョコンピョコンと寝ウキが立ったり寝たりを繰り返したあと、半立ち状態で止まった。
少し待っても、それ以上立っていかなかったので合わせると、小さい何かが掛かった。
上がってきたのは手のひらもないチャリコだった。
その直後もチャリコやベラなどは釣れるが、やがてアタリこそなく、ボケだけ取られて全く残って
こなくなった。
「今日もエサ取りに悩まされるなあ。」とぶつぶつ独り言を言いながら、3種のエサのローテーション
をして、ダンゴを投げ続けた。

 ボラが寄ってくれば状況も変わってくるのだろうけど、今のところ、フグやハゲなど厄介な
エサ取りだけが集まってきていて、おまけに潮の流れもほとんどないので、エサ取りを交わす
ためにはダンゴの割れを遅くしたり、ローテーションなどで食い気をそらすしかないのだ。

 その後も続けるが、変わり映えせず、たまに掛かってくるのはチャリコかベラかフグである。
そして、午前10時30分過ぎに昼食を取ることにした。
もちろん、昼食を食べながらも鉄則通り、空ダンゴだけは投げ続けた。

 昼食休憩しながら、他の釣り人の状況を観察していると、私の左で釣っていた60番の人が、
25センチあるかないかのサイズを1枚ゲットした。
おめでとうございます!
それを見た私は、時合いが来たのかもということで、休憩どころじゃなく、早々と食べ終え、
後半からの巻き返しを期待しつつ、釣りを再開した。
再開しても、空ダンゴを投げ続けていたせいか、エサ取りは活発そのものだった(笑)。

 しかし、午前11時を回った頃、右にゆっくりと流れ始めたので、這わせ幅を2ヒロにして続けるが、
エサが残り始めた。
エサ取りはどこかに散ってしまったのか、オキアミでさえ、残ってくるようになった。
これはチャンス到来とばかりに、2ヒロ這わしていたタナを一気に2ヒロ浅くし、タナトントンにした。
それでも、エサは残ってきた。
ホントに、厄介なエサ取りが散ってしまったようだ。
ラッキー!
ここで、60番の人が私の所に偵察に来た際に、一番奥で釣っている61番の人が30cm前後を
2枚釣っていると言っていた。

 ここで、エサをアピールするべく、タナをもう少し浅くし、エサを底から少し浮かせることにした。
この時のエサはオキアミとフナムシを交互に使っているが、いずれも残っくる。
先ほどまでの猛烈なエサ取りはどこに行ってしまったのだろうか?
こんなに急にエサ取りがいなくなるなんて、珍しい。
その後も、オキアミを中心にアピールしながら続けるが、エサはそのまま残ってくるのだ。

 正午近くになって、この日初めて左に流れ始めた。
これはチャンス到来か?
ということで期待しながら続けるが、エサは相変わらず、取られてこない。
去年に引き続いて何とか検量したいと頑張るが、この日の朝から今までの状況を考えると、
「今年はボーかも」って、正直諦めていた。

 そして、納竿時間の午後1時を迎えようとしていた。
しかし、納竿時は波止に上がっていった順に
船が迎えに来るので、我々を迎えに来るのは
午後1時30分頃だろうと予想し、ダンゴをしぶとく投げ続けた。

 すると、エサが取られ始めたのだ。
さらにエサをアピールしようと、底から10cmほど浅くし、タナを短くした。
そして、午後1時10分、ダンゴが割れてすぐに寝ウキがピョコンと半立ちしてすぐ寝て、
スーッと立った。
この時のエサはオキアミで、前アタリの後、本アタリという典型的なアタリなので期待しながら、
すかさず合わせた。
乗ったあ〜〜!!
引きも本命らしく、竿先をコンコン叩いている。
まだ見ぬ魚の正体を確認するまでは油断できない。
そして、すぐに浮いてきた魚の姿を確認すると、紛れもなく銀鱗ちゃんだ。
慎重にタモ入れをして、上げてみると、30cmあるかないかのサイズである。
今年も何とか検量にこぎつけることができて、とりあえずは嬉しい。
でも、これで満足は出来るはずはない。
もちろん、規定サイズを5枚揃えたい。
しかも、チヌが寄ってきている雰囲気が感じられるので、期待できる。

 そして、連チャンを求め、続けた。
しかし、チヌが寄ってきている雰囲気を感じながら、数投後には迎えの船が遠くに見えたので、
ここで納竿せざるを得なくなった。
せっかく、チヌが寄ってきてるのに、納竿するのは惜しいけど仕方ない。
チヌが寄ってくるのが遅かった。

 結局、私はチヌ1枚(28.5cm)で300g、じじーさんはチヌ2枚(23cm&25.5cm)だった。
そして、大会初参加のwakaさんはチヌ1枚(37cm)で初検量は立派である。
さすが!
タヌPONさんは残念ながら、クジ運が悪かったようで検量出来ませんでした。

 閉会式では成績発表が始まり、優勝者は5枚を揃え、3400gオーバーである。
今年の優勝者はあのN組に所属している人で、過去のマルキュー紀州釣り大会でも優勝経験が
あるとのことだった。
やっぱり、上手な人は上手なのだ。
そして、10位以内にはN組やS組の面々が数人入賞していて、3枚〜5枚は揃えていた。
さすがです。

 成績発表も終わり、あとはお楽しみ抽選会に入った。
我々4人は中々名前が呼ばれない。
いいぞ!  いいぞ!
あとに残ってくる賞品ほど、良い物が多いのだ。
残り少なくなってきたとき、タヌPONさんとwakaさんが立て続けに賞品をゲットしたが、
私とじじーさんは期待しながら、最後まで名前を呼ばれることはなかった。
この抽選会を楽しみに来たのに、何も当たらないなんて、ショックだ!(笑)

 ということで、今年のマルキュー紀州釣り大会(OFF会)も楽しく終えることができた。
来年は10位入賞目指して、頑張るぞ〜!



 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。
私の今回の釣果です。
納竿間際に釣ったチヌは小さいけど、これが精一杯でした(笑)。
釣り上げたときには納竿時間の13時を少し過ぎていたけどね(爆)。
でも、納竿時は良い感じになっていただけに、もったいなかったなあ。
チヌがもっと早く寄ってきていればなあ。
今年も何とか28.5cm1枚を恥ずかしいながらも検量してもらいました。
300gでした。
去年、あの山本太郎氏に検量してもらい、感無量でした。
今年もいらっしゃるかと思っていたのですが、やはりお忙しいらしく、今年はお目に掛かることは
出来ませんでした。

(写真提供:タヌPONさん)
私の釣り座です。
前や横に見えている大きな貨物船が至る所に停泊していました。
我々4人は船と船の間で釣っていました。
今回の抽選会で見事に賞品を当てたタヌPONさん(左)とwakaさん(右)です。
私とじじーさんは何も当たらなかっただけに、羨ましい!
来年の抽選会では絶対に目玉商品を当てるぞ〜!(笑)