日時 2007/09/23(日) 6:00 〜 16:45
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 福井県縄間
メモ 紀州釣り教室会場
満潮 干潮
中潮 2:18 10:54  5:24 18:52 
天気 曇り時々晴れ 弱い 波高 0.5m 水温   気温  
同行者 otawakeさん、wakaさん、遊撃会のみなさん 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
アケミ貝配合  
ウニ配合  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
フナムシ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
キス 22.0 Cm 〜 22.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹          
アジ 22.0 Cm 〜 24.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹          
ボラ 30.0 Cm 〜 50.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹          
フグ 15.0 Cm 〜 28.0 Cm ? kg 〜 ? kg 30 匹          
写真
 今回はotawake会長率いる遊撃会が主催する第3回紀州釣り教室に初参加してきました。
場所は福井県の縄間で開催され、参加者は遊撃会のみなさんや一般の人たちでした。
紀州釣りに関して、色々教えて頂けるということで、初めて参加させてもらうことにした。

 前夜の午後10時30分に出発し、受付場所のエサ屋さん付近に到着したのは、約3時間後の
午前1時30分の少し前でした。
受付時間は午前4時までとなっているので、近くのコンビニの駐車場で仮眠を取ることにした。
そして、午前3時過ぎに目覚め、受付場所に向かった。

 2分後に受付のエサ屋さんに到着すると、遊撃会の2名(まさおさま&牧野さん)が店先で
待ち受けてくれた。
早速、受付を済ませ、現地へ向かった。
10分ほど走り、現地周辺に到着したようだが、既に到着していたwakaさんの目の前を私の車が
通り過ぎたので、wakaさんからTELがあり、渡船屋さんの駐車場までナビゲートしてもらった。

 その後、駐車場でwakaさん&遊撃会の会員さんとお話をしているうちに、参加者が続々と
集まってきて、受付の2人(まさおさま&牧野さん)も到着し、乗船場まで荷物を運んだ。
出船時間までの間、まさおさまから紀州釣り教室の説明がなされた。

 そして、午前5時30分に出船し、5分ほどすると、会場となる波止に到着した。
この波止は2つに分かれていて、わずか50m程しか離れていない。
仮に、「A波止」&「B波止」と名付けよう。
前日はB波止で9枚上がったが、A波止では1枚も上がっていないとのことである。
で、私を含む5名はA波止に上がることになった。
「前日の釣果なんて関係ないということを証明してやるぞ!」と意気込んだ。

 波止に上がった我々は早速、釣り座選択をした。
ただ、私はこの釣り場について、ほとんど知識がないので、他のみんなに先に選択してもらい、
残る釣り座に陣取った。
紀州釣りプロの牧野さんも私と同じ波止に上がっているので心強い。

 早々と準備を済ませ、釣りを開始した。
タナは8ヒロ〜9ヒロだと聞いていたので、8ヒロから始めることにした。
すると、丁度タナトントンであった。
そして、潮は止まっていた。
開始数投後にはオキアミも取られるようになり、エサ取りが活発であるようだ。
こりゃ、今日はエサ取りに苦労するぞ!

 ということで、思い切って1ヒロほど這わせると、オキアミは残ってきた。
それもつかの間、その数投後には残ってこなくなり、かなりのエサ取りが待ち受けているようだ。
それで早々と、ボケを投入すると、アタリが明確に出た。
ダンゴが割れて少し流していたら、寝ウキがピョコンと立って一気に入っていった。
すかさず合わせると、何か掛かっている。
引きは小さく、上がってきたのはエサ取りの本命フグであった。
この後もフグが猛威を振るい、フナムシを投入するも、掛かってくるのはフグばかりだ。
しかも、アタリで合わせると、針も無くなってくる始末だ。
もちろん、フグの仕業だ。

 こんな厳しい状況が続いている中、遊撃会会長otawakeさんが遅ればせながら、
船に乗ってやってきて、合流することになった。
そして、私の左に釣り座を構えた。

 しばらくすると、otawakeさんが大きくシャクリ始めた。
ボラがダンゴを割りに集まり始め、アタリが出始めたとのこと。
すると、otawakeさんが大きく合わせたかと思うと、竿が大きな弧を描いていた。
上がってきたのは30cmほどのボラだった。
このサイズのボラの引きはチヌの引きと間違いやすく、紛らわしい。
otawakeさんも巻いてくる途中まで期待していたようだ。
残念!
この後も同サイズのボラを何匹か釣っていた。
私んとこはボラも湧いてきていない状況なので、ボラごときだが羨ましい限りだ。

 この状況がしばらく続き、またもやotawakeさんが大きく合わせた。
曲がっている竿先を見ていると、良い感じでコンコン叩いている。
案の定、上がってきたのは30cmほどのチヌであった。
おめでとうございます。
一番最後に登場して、本命を釣るところはさすがです。

 丁度この直前から、私の方はアタリが無くなり、オキアミも残り始めたのだ。
先ほどまで猛威を振るっていたエサ取りはどこに言ってしまったのか?
そうこうしていると、otawakeさんは30cmほどのサンバソウを追加した。
美味しそうな外道ゲット、おめでとうございます。

 その直後、ダンゴが割れてボケで少し流していると、寝ウキが3回ほどピョコンピョコンとした後、
スーッと半立ち状態で止まったので、入るまで待ちきれずに合わせてしまった。
でも、何かが掛かった。
小さい引きで上がってきたのは、20cm強のキスだった。
思わずキープした。
この直後も同サイズのキスを釣った。
釣り開始直後で、まだエサ取りが寄っていない時にキスが釣れることはよくあることだが、
開始してかなり時間が経ってから、キスが上がってくる時って、過去の経験からすると、
あまり良い状況ではないことが多いのだ。

 しばらくすると、otawakeさんの方にアタリが無くなってきてエサも取られないようになってきた
とのことだが、逆に隣で釣っている私の方はエサが取られるようになり、アタリも戻ってきた。
これはチャンスかもしれないということで、タナトントンにしてエサをアピールすると、
25cmほどのアジが釣れた。
美味しい外道なので、もちろんキープだ。
この後も同サイズを数匹釣り、キープした。

 その後、エサ取りの猛攻にあい、針は取られ、上がってくるのはエサ取りのフグばかりなので、
昼食休憩を取ることにした。
時を同じくして、otawakeさんはB波止に移動する準備をしていた。
というのも、隣にやってきた家族連れの子どもが投げ釣りを始め、otawakeさんがせっかく寄せた
ポイントに投げ入れてくるし、親も自分の子どもに注意しないので、釣りにならないということだ。

 私は早々に昼食を終え、釣りを再開した。
すると、半日で帰る人のために迎えの船がやって来て、数人が帰り、otawakeさんともう一人が
本命波止のB波止に移動していった。
実は私も移動したかったなあ(笑)。
この後も潮の流れはあまりなく、先ほどまでの活発なエサ取りが急に無くなり、午後2時までは
オキアミも残ってくるようになった。

 しかし午後2時を回ると、潮は相変わらず、ほとんど動かないが、エサ取りの活性が良くなってきて、
再び、オキアミが取られ始めた。
この頃からボケとフナムシのローテーションを繰り返した。
でも、釣れてくるのはフグばかりだ。
しかも、針が取られてくることも多くなった。
そこで、2ヒロ近く這わせたが、フグの猛攻にあい、どうしようもない状態だ。

 結局、状況は変わらないまま、納竿時間の午後5時のギリギリまでダンゴを投げ続けたが、
迎えの船が遙か彼方に見えたので、仕方なく納竿することになった。
15人が参加し、本命を釣ったのは2人でした。
otawake会長が2枚釣り、紀州釣り初めての遊撃会会員が43cm1枚でした。
おめでとうございます。

 この日、私は本命を釣ることはできませんでしたが、遊撃会のみなさんと楽しく交流ができた
ことは最大の収穫としておきましょう。
otawake会長やwakaさんとは今年も既に御一緒していますが、「まさおさま」とは初めて
お目にかかれて良かったです。
今後とも宜しくお願いします。

 今回の福井県遠征を終え、今年は7月から9月にかけて、毎月福井県に通っていますが、
納得できない1枚(21cm)だけの釣果なのです。
まさに、福井県は私にとって鬼門となってしまいました(泣)。
特に、敦賀方面は7月7日釣行に引き続き、2連敗なので、こうなりゃ、やけっぱちで
10月も敦賀に来ようかな?(笑)

 とりあえず、otawake会長率いる遊撃会の皆様、紀州釣り教室お疲れ様でした。
今年はボーに終わったので、釣れるまで参加したいと思いますので、来年の教室も御指導下さいね。
宜しくお願い致します。



 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。
手前の緑色のクーラーボックスが私の釣り座です。
向こうに紀州釣りの名手が並びましたが、本命は釣れませんでした。
ホントに厳しかったです。
来月にもリベンジ行こうかな?(笑)
今回の竿頭である遊撃会会員が釣ったチヌ43cmである。
この日教室に参加した15人で3枚という厳しい状況の下、紀州釣り初体験でこのサイズを
釣ったのは、この教室が開催された甲斐があったということだろう。
これをきっかけに、紀州釣りにはまってしまうのは時間の問題でしょう(笑)。
さすが、遊撃会会長otawakeさんです。
遅くにやってきたにもかかわらず、30cmクラスを2枚釣りました。
さすがです。