日時 2007/10/07(日) 6:15 〜 15:25
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 堅田イカダ
メモ  
満潮 干潮
中潮 3:06 16:19  9:36 22:16 
天気 曇り時々晴れ 普通 波高 2.0m 水温   気温  
同行者 楽釣さん、O氏 備考  
渡船名 真誠丸
釣り方  
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
アケミ貝配合  
ウニ配合  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
マダイ 15.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹          
アジ 29.5 Cm 〜 29.5 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
ボラ 50.0 Cm 〜 50.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
写真
 今回は白浜の堅田筏釣り大会に参加してきました。
写真は左から、私、楽釣さん、O氏である。
10日ほど前に堅田常連の楽釣さんから、今大会に参加しないかと誘われたので、即OKした。
今大会はどんな釣法でも良いし、1匹長寸で競うので、まぐれでデカイのを釣れば上位入賞も
十分に狙えるのだ。
そして、2部門に分かれていて、「チヌ・キビレ・ヘダイ部門」と「マダイその他部門」である。
詳しくは以下のHPを御覧下さい。http://www.toretore.com/ikada/tsuritaikai5.html

私の筏釣りは今年5月21日に引き続いて、今回2回目の釣行である。
前回は何とか45cmのチヌを釣りましたが、今回も本命をゲットして、入賞を目指したい。
でも、常連さんが数多く参加する今大会で上位入賞なんて、夢のまた夢だ。
まあ、参加賞として、シマアジをもらえるだけでも嬉しいのだ。

 そして当日、午前4時前に意気揚々で、私と楽釣さんとO氏の3人で出発した。
O氏の快調な走りで午前5時過ぎに現地に到着し、受付を済ませた。
あとは出船を待った。

 午前6時前に出船となった。
私と楽釣さんはボラ筏Bに上がり、O氏はボラ筏3に上がった。
そして、堅田での名人とされるH氏は私の目の前のボラ筏7に上がった。
少し遠いが、目の前で名人の技を見れるだけでも、今大会に参加して得した気分だ。
ただ、我々は5.3mの長竿で寝ウキを使用し、H氏は短竿でウキ無しである。

 筏に上がるやいなや、早速準備をし、午前6時15分釣りを開始した。
私の釣り座は竿1本半ほど先にロープがあるので、養殖筏の近くに仕掛けを投入できない。
だから、本意ではないが、養殖筏から少し離れたポイントに投入するしかない。
前回(5/21)に上がった筏とは違うが、タナはほぼ同じだろうと思い、13ヒロから始めた。
でも、1ヒロほど浅いみたいなので、2ヒロハワセの14ヒロに設定した。

 開始直後は潮は全く動いておらず、オキアミも全く取られてこない。
しばらくすると、右にゆっくり流れ始めた。
と同時に、オキアミが取られ始めたので、冷凍ボケに切り替えた。
すると、20cmほどのチャリコが釣れた。
小さいながら、「マダイその他部門」にエントリーできるので、サイズ更新を期待してキープした。
この後、チャリコは釣れるが、本命は釣れない。

 次第に干潮に向かう午前8時過ぎ頃、楽釣さんが何かを掛けた。
もしかして本命かと思いきや、上がってきたのは25cmくらいのメッキだった。
嬉しい外道だ。
すると、その直後に、100m程離れたO氏が大きく竿を曲げていた。
タモ入れ準備に入ったU氏は、マダイだと言っていたが、O氏は長いヤツ(ボラ)だと答えた。
残念でした。
しかし、この直後、O氏は40cm弱のチヌをゲットしたとのことだった。
おめでとうございます。

 この日の潮は右にゆっくり流れたり、止まったり、沖に流れたりした。
でも、右にゆっくり流れることが一番多かった。

 そのうち、干潮近くになってエサが残り始めた。
しばらくして、船頭さんが巡回にやって来た。
別の筏では、55cmのコロダイが釣れたとのことだが、未だチヌは釣れていないとのことだ。
前日の釣果はそこそこ釣れていたのに、1日違いで、こんなに厳しくなるのか。

 午前10時30分、そろそろ腹も減り、状況も変わり映えしないので、早めの昼食を取ることにした。
この日はいつもより多めのダンゴを持ってきて、釣行中もひっきりなしに空ダンゴを投げ続けた。
この空ダンゴ作戦は過去の教訓によるものである。
もちろん、昼食中も空ダンゴを投げ続けた。

 そして、釣りを再開した。
すると、本日初めて沖に流れ始めたので、チャンス到来とばかりにこまめにダンゴを投げ続けた。
と、楽釣さんが大きく竿を曲げた。
私は慌てて竿を置いて、タモ入れの準備に入った。
しかし、横に走っているので、多分ボラ?と思いながら待っていると、ようやく魚体を現したのを
確認すると、やはりボラだった。
しかも80cmクラスの大物だ。
タモ入れしようとした瞬間、ハリス切れしてしまった。
逆にハリス切れしてタモ入れしなくて良かったかな(笑)
本命でなくて良かったですよね。
もし、タモ入れする直前に目の前の本命が逃げていく姿を見たくないですもんね。

 その直後、またもや楽釣さんが何かを掛けた。
その引きからして、本命らしい。
私は早速タモ入れの準備に入った。
しかし、上がってきたのは45cmくらいのボラだった。
残念!
このサイズのボラは、コンコン叩くことが多く、本命と間違いやすいのだ。

 私はタモ入れをして、自分の釣り座に戻ってみると、寝ウキが消えていた。
すかさず合わせると、まあまあの引きながら本命ではないと思いながら上げてくると、
案の定、本命では無いが、29.5cmのアジだった。
朝一のチャリコに引き続いて、「マダイその他部門」のサイズ更新なのでキープした。

 その後しばらくして、再び、楽釣さんが竿を曲げた。
引きはそう大きくないが、本命らしき引きである。
上がってきたのは、やはり30cm弱のキビレだった。
おめでとうございます。
この後は午後2時まで、チヌは釣れることなく、以降の釣果が勝負を決することになった。

 午後2時前になると、潮は右にゆっくり流れ始め、私の目の前の名人H氏が何かを掛けた。
30cm程のキビレとのことだ。
この厳しい状況の中、さすがである。
ただ、この1枚は序章に過ぎず、H氏の本当のドラマはこれからであった。

 午後2時を迎えて、ようやくボラが集まり始め、ダンゴを割りに来はじめた。
ダンゴが割れて少し流していると、私の寝ウキが入っていったので合わせた。
竿先をコンコン叩いているので、やっと本ゲットかと思いきや、上がってきたのは50cmほどの
ボラであった。
このサイズは紛らわしい引きをするので、間違いやすいのだ。
ショック!

 この直後、私の目の前で釣っているH氏のワンマンショーが始まった。
年無しクラスを上げたかと思うと、良型チヌ&キビレを怒濤のごとく、ゲットしていく。
100m程先の私は釣れないのに、H氏は連発しっぱなしである。
さすがである。
凄まじきシーンを見せて頂き、ごちそうさまでした。
しかし、枚数ではダントツの優勝だろうけど、今回は1匹長寸なので、勝負は最後まで分からない。

 そして、納竿間際の午後3時25分までしぶとく頑張ったが、迎えの船が遠くに見えたために
渋々納竿することにした。
迎えの船に乗った我々は、名人H氏の釣果が眩しく見えた。
年無しクラスを含み、良型チヌを10枚ほど釣っていたからだ。
この厳しい状況の中、この釣果はさすが名人である。
その他の人も良型マダイや良型コロダイなど釣っていた。
50cmくらいのクエも上がっていた(驚)。

 そして陸に上がり、本命は無いが、アジを検量してもらい、結果発表を待っていた。
その間、一日中筏に乗っていたせいか、体はまだ筏に乗っているようでフワフワしているのだ。
しばらくして、結果発表が始まった。

 「チヌ・キビレ・ヘダイ部門」では、優勝は49.9cmを釣った人で、たくさん釣った名人H氏は
2位で45.6cmだった。
御一緒させて頂いたO氏が39.1cmで4位入賞しました。
おめでとうございます。
賞品は伊勢エビだった。
良いなあ。

 「マダイその他部門」では、優勝は54.6cmのコロダイで、2位以下は50cm前後のクエが続き、
飛び賞の10位はなんと、私のアジだった。
ラッキー!
嬉し恥ずかしい気持だ(笑)。
賞品は米10kgだった。
まあ、嫁さんに喜んでもらえるだろう。
それだけでも、今後、私が釣行しやすいの状況になること間違い無しである。
その後の抽選会で楽釣さんが本日一番の賞品であるタラバガニ4kgを当てた。
ということで、3人ともなかなかの賞品をもらって、ご機嫌である。
おまけに、参加賞として42cmのシマアジをもらい、お土産としては十分過ぎだ。
そして、帰路に着いた。
お疲れ様でした。




今回の釣果

私・・・・・・・・アジ1匹(29.5cm)、その他

楽釣さん・・・キビレ1枚(28cm)、メッキ、その他

O氏・・・・・・・チヌ1枚(39.1cm)、コロダイ、その他



 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。
 「マダイその他部門」で10位入賞した私のアジ29.5cmである。
本命で入賞したかったなあ。
 楽釣さんの釣ったキビレ28cmである。
ボラに悩まされながら、この1枚はさすがである。
 「チヌ・キビレ・ヘダイ部門」で4位入賞したO氏のチヌ39.1cmである。
眩しく光るチヌが羨ましい。
 参加賞のシマアジ42cmである。
お刺身&塩焼きで頂きましたが、うまかったなあ。