日時 2007/11/18(日) 7:30 〜 17:00
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 田ノ浦漁港
メモ  
満潮 干潮
小潮 13:18 23:37  5:20 19:25 
天気 曇り 強い 波高 1.5m 水温   気温  
同行者 楽釣さん、芝さん、N氏、T氏 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
アケミ貝配合  
ウニ配合  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 25.5 Cm 〜 25.5 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
ヘダイ 23.0 Cm 〜 23.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
フグ 15.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 8 匹    
ボラ 40.0 Cm 〜 40.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
写真
 前回釣行で今シーズンの紀州釣り終了宣言をし、既にフカセモードに入っていたんですが、
水温が高いので、グレの情報も芳しくないし、まだまだ紀州釣りでも釣れるだろうと思い、
どちらにしようかなと迷っていた前日に楽釣さんからメールがあり、「明日、楽釣会のメンバーで
田○浦で紀州釣りをする。」との連絡を受けた。
それで即決した。
紀州釣り終了宣言を撤回し、楽釣さんグループとあと1回だけ紀州釣りすることにしたのだ(笑)。

 当日、私は午前7時に現地に到着すると、楽釣さんグループ(4人)は既に釣り座を構えていた。
「お早うございます。」
私のために確保してくれていた釣り座に荷物を下ろすと、楽釣さんからメンバーを紹介してもらった。
楽釣さんの一番弟子&愛弟子である「芝さん」と、「T氏」、「N氏」である。
芝さんだけでなく、3人とも凄腕の雰囲気がプンプンしている。
「今日は宜しくお願いします。」
私は早速、準備に取りかかった。
ちなみに、釣り座は先端からT氏、楽釣さん、芝さん、私、N氏の順である。

 午前7時30分、私もようやく準備完了し、実釣開始となった。
開始直後は潮は止まっていた。
最初は様子見にオキアミを使っていた。
とりあえず、魚を寄せるために手返しよくダンゴを投げ続けことにした。

 しばらくすると、オキアミが取られ始めた。
その後は秒殺状態となったので、タナトントンから、ハワセに移行した。
1ヒロ近く這わせるが、ダンゴが割れて仕掛けを少し流すと、オキアミは取られる。
この後も這わせ幅を長くしていくが、オキアミはすぐに取られる。
この時期にして、エサ取りの多さにビックリである。
他の人の状況も同様のようだ。

 そして、右にゆっくりと流れ始めて、寝ウキがスーッと立ったので、すかさず合わせた。
十分すぎる重みを感じながら巻いていくと、根掛かりであることが判明した。
この後は根掛かりを交わすために遠投し、続けた。
しかし、遠投しても根掛かりしてくるのだ。
結局、この日は根掛かりを連発し、針を20個ほどくくり直すことになった。
根掛かりばっかりで、いい加減、腹が立ってきて、「ホンマ腹立つなあ」と発してしまった(笑)。

 しばらく続けるが、潮は右に左にゆっくりと流れたり、止まったり、はっきりしない。
そして、沈黙を破るかのように、楽釣さんが何かを掛けた。
強烈な引きでナイスファイトを見せた正体はボラだった。
残念!
でも、ボラが寄ってきたということは、本命が近づいてきた証拠だ。

 それを裏付けるように、しばらくして、楽釣さんが30cm弱のチヌをゲットした。
さすがです。
おめでとうございます。
やっと時合いが来たかと思い、私は本日初めてボケを投入した。
と同時に這わせ幅を大きくした。
しかし、ボケだけは取られてくるものの、アタリは全くないのだ。

 しばらくして、楽釣さんが大きく合わせたかと思うと、竿が大きな弧を描いた。
魚は横に走り道糸が出ていくので、楽釣さんはボラだと確信していたみたいだった。
実は私もボラの確率が高いと思っていた(笑)。
しかし、楽釣さんの愛弟子である芝さんは、タモ入れをスタンバイしながら、チヌだと信じていた。
さすが、師匠思いである(笑)。
そして、ようやく足下に寄ってきた魚の正体は、愛弟子の思いが通じたのか、何とチヌであった。
それもかなりの大型である。
芝さんが無事にタモ入れをし、上がってきたチヌを検寸すると、48cmであった。
波止の紀州釣りで、このサイズは滅多にお目にかかれないので、一同ビックリであった。
今度こそ、時合いがきたのかと思い、気合いを入れるが、エサ取りの活性が高いだけである。

 ここで、午前11時30分頃、昼食休憩にした。
今日は朝一からずっと曇り空で、しかも常に強風が吹いているので、かなり寒い。
風はほとんどは左から吹いていることが多いが、時折後ろから吹き、高い波止の上から強風に
押されて落ちるかと思うこともしばしばあった。
危ない! 危ない!
強風が吹き荒れる中、昼食休憩もそこそこに、釣りを再開することにした。

 再開してしばらくしても、状況は変わり映えしない。
そして、私はダンゴが無くなったので、ダンゴを補充している間に楽釣さんはもう1枚追加した。
他の4人(私を含んで)は1枚もゲットしていないのに、楽釣さんの一人舞台である。
さすがです。

 そしてようやく、私にもチャンスが到来した。
寝ウキが立ったかと思うとスーッと入っていったので合わせた。
と同時に右隣の芝さんが仕掛けを回収し始めると、私の仕掛けが絡まっていたのだ。
「すみません。」
しかし、針に魚が付いている。
どちらの針なのか・・・・・・。
それは私の針であった。
上がってきたのは、23cmのヘダイであった。
とりあえず、初キープだ。
その後、25cmくらいのグレも追加した。
グレが釣れるということは、やはりハエ根が点在しているということである。
だから、頻繁に根掛かりするわけだ。

 その直後に同じアタリがあったので合わせると、根掛かりのような感じである。
しかし、徐々に上がってくる。
もしかして、「ゴミかな?」なんて思いながらリールを巻いてくると、水面に現れたのはタコだった。
本日は良いとこ無いかと思い、とりあえず写真を撮った(笑)。
(画像2参照)

 しばらくして、今度こそ正真正銘のチャンス到来したと思いきや、寝ウキが立った後に、
スーッと入っていったので合わせた。
すると、良い感じの引きを感じながら寄せてくると、姿を現した魚は40cmほどのボラだった。
チヌだと思っていたのに〜!
残念!
サイズ的に、チヌだと勘違いしやすいだけに、ショックは隠せない。
タモ入れスタンバイしていてくれていた楽釣さんに掬って頂き、有り難うございました。

 私はこの後も続けるが、ボケが取られて無くなるか、掛かってもフグしか釣れない。
そして、楽釣さんはもう1枚追加して、合計4枚になった。
他のメンバーさんはというと、アタリもほとんど無い状況だ。
結局、午後5時に、このまま納竿となった。
楽釣さんに腕の差をマザマザと見せつけられた1日となり、私は完敗でした。

 楽釣会のみなさん、お疲れ様でした。
来シーズンも御一緒願います。
ということで、私はこの後、フカセモードに突入しま〜す。
来年の紀州釣りシーズンにはまた御一緒して下さいね。
芝さんはフカセ釣り(グレ)も凄腕とのことなので、今シーズンに御一緒して色々教えて下さいね。
宜しくお願いします。



今回の釣果

チヌ吉(私)・・・・・グレ1枚(25.5cm)、ヘダイ1枚(23cm)、他
楽釣さん・・・・・・・チヌ4枚(48cm〜26cm)、他
芝さん・・・・・・・・・他
N氏・・・・・・・・・・・他
T氏・・・・・・・・・・・他



 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。
私の釣った大きなタコである。
楽釣さんに持って帰ってもらいました。
 本日唯一の本命をゲットした楽釣さんの釣果である。
残り4人は誰も本命をゲットしていないのに、楽釣さんだけゲットしたのはさすがである。