日時 2007/12/01(土) 6:40 〜 16:15
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 串本有田(松村渡船)
メモ  
満潮 干潮
小潮 11:35 22:52  4:18 17:58 
天気 晴れ時々曇り 弱い 波高 2.5m 水温 22℃ 気温  
同行者 なし 備考  
渡船名 松村渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ボイル  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 20.0 Cm 〜 36.0 Cm ? kg 〜 ? kg 25 匹          
アジ 28.5 Cm 〜 28.5 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
イズスミ 30.0 Cm 〜 40.0 Cm ? kg 〜 ? kg 7 匹          
サンノジ(ニザダイ) 30.0 Cm 〜 45.0 Cm ? kg 〜 ? kg 8 匹          
ダツ 60.0 Cm 〜 70.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹          
ベラ 20.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹          
写真
 前回釣行(11/24)では、ウェブトーナメント1回戦に出撃して、25cm以上を釣ることなく、
0ポイントに終わり、ショックを受けていた。
去年は決勝ラウンドまで進出したのに、今年は1回戦で敗退かと思うと、涙が出てきた。
しかし、11月は厳しい状況で、名手たちが0ポイント続出したので、1回戦突破定員に満たず、
敗者復活戦(12/1〜12/14)が行われることになった。
ラッキー!
敗者復活戦とは、1回戦で敗退した人たちで、2回戦進出への残り定員を争う厳しい戦いなのだ。
残る定員は6名という狭き門だが、何とかラストチャンスをものにしたい。

 ということで、今回は敗者復活釣行である。
去年のウェブトーナメント2007では、松村渡船(串本有田)さんのお陰で、決勝ラウンドまで
進出できたと言っても過言ではないので、困ったときこそ、松村さんに頼ることにした。

 今回は磯吉さんと御一緒させて頂くことになっていたのだが、前夜に磯吉さんから連絡があり、
「熱があるので、明日は無理だあ〜。」とのこと。
2週連続で御一緒出来るかなと思っていたのに、残念です。

 当日、私1人で車を走らせ、午前5時45分に現地に到着すると、車が5台止まっていた。
早速、船頭さんと話をして、沖の大島に上げてもらうことになった。
ここ串本では、前日に雨が降ったり止んだりの天候だったとのこと。
前日から水温が下がっていなければ良いのだが・・・・。

 そして、午前6時15分、出船した。
港では水温は20.3℃だった。
沖に向かうにつれて、だんだんと水温が上がった。
数人の客が磯に上がり、私が沖の大島に上がるときには、22℃だった。
水温は高いかもしれないが、湾内より高いので、期待が持てるかも。

 沖の大島に上がるのは初めてである。
ドキドキ!
早速、釣り座を決定するべく下見をしたが、船頭さんのアドバイス通り、沖向きに釣り座を構えた。
でも、2.5mの高波が襲ってきて、磯際の一段低い釣り座では膝まで波が襲ってくるので、
一番高い所にバッカンを置いて、釣りを開始した。
でも、マキエを撒いた後は、磯際まで降りてアタリを待ち、膝までの波に耐えるしかない。

 開始直後は磯際を攻めることにした。
左右に大きなサラシが出来ていて、そのサラシがぶつかり合い、潮のヨレが沖に向かって
できていたので、左右のサラシにマキエを撒き、仕掛けをそのヨレに投入した。
すると、数投後にはウキが一気に入り、上がってきたのは20cmほどのコッパグレだった。
この後もウキが入るが、コッパのオンパレードだ。
コッパがエサ取り化し、おまけにフグなども集まり始め、厳しい状況である。

 そこで、エサ取りを交わそうと、右のサラシの中に仕掛けを投入することにした。
ジンタンを追加して仕掛けを安定させると、ウキが一気に入る。
でも、ここでもエサ取りがわんさかいるらしく、たまに上がってくるのはコッパばかりだ。
その中で一番大きいのは23cmである。
とりあえず、25cm以上を1枚釣りたいのだが、この後もことごとく23cmである。
サラシの先に仕掛けを投入しても、エサ取りが猛威を振るっていて、同様の状況だ。

 しばらくしても変わり映えしないので、今度は左のサラシを攻めることにした。
しかし、ここでも状況は変わらない。
時折、高波が膝まで襲ってくる。

 そして、これから上げの潮になってくる午前9時過ぎ、船頭さんがやってきて、これ以上は
危険だということで、磯替わりを勧めてくれた。
確かに一番高いところでも、時折波が襲ってくるようになり、私はその指示に素直に従うことにした。

 そして、やむなく上がった磯は双子島であった。
双子島は過去に何回か上がっているので、ポイントは分かっている。
ある意味、ラッキーかもしれない。
上がってみると、ここでも高波が襲ってくるが、沖の大島よりはマシである。
そして、磯の一番左の釣り座に構えたいと思ったのだが、波が膝くらいまで襲っていて、
しかも、満潮まであと2時間近くあるので、満潮を過ぎるまで、船着きに釣り座を構えることにした。

 この釣り座では足下に小さなサラシができていた。
早速、そのサラシにマキエを撒き、仕掛けを投入すると、沖にゆっくりと流れていった。
しばらく続けていると、磯際でウキがスーっと入っていった。
上がってきたのは、20cmほどのコッパであった。
この直後もコッパが釣れるが、ことごとく最長サイズは23cmだった。
「ホントに25cmの壁は高いなあ」って、ついボヤいてしまった(笑)。
この後もコッパが釣れるか、ボイルが取られるかのどちらかの状況が続いた。

 ここで、私は勝負に出た。
満潮を過ぎるまで封印しておこうと思っていた左の釣り座に移動することにした。
先端の細い釣り座では、膝元以上の波が襲ってくるので、先端より3mほど手前の広い釣り座に
ピトンを打ち、バッカンを吊して、釣りを再開した。
それでも、膝下まで波が襲ってくるが、それぐらいは仕方ない。
それよりも、足下には竿1本先までハエ根が広がっているので、魚を掛けたら出来るだけ
早く浮かせるよう気を付けなければならない。

 足下のサラシにマキエを撒き、サラシの先に仕掛けを投入すると、竿3本先のシモリ根付近まで
ゆっくりと流れていく。
数投後には、ボイルも取られ始めた。
しばらくして、シモリ付近でウキが一気に入った。
すかさず合わせると、強烈な引きが手に伝わった。
ヨッシャー!
すると、足下左のハエ根に一気に走り、その速さについていけず、あっという間に突っ込まれて
しまい、あえなく高切れしてしまった。
あ〜あ!
先端まで移動してやりとりができたら、もう少し耐えることが出来たのだが・・・・。

 気を取り直して、ザラザラになった道糸をカットして、仕掛けを作り直し、釣りを再開した。
先程同様、シモリ根まで流していたが、その後、アタリが遠のいてしまった。
すると、シモリ根の少し右に潮溜まりが出来ているではないか。
マキエが溜まっているだろうと思い、その潮溜まりに直接、仕掛けを投入した。
その数投後、思惑通り、ウキが一気に入ったので合わせた。
今回も強烈な引きだ。
「今回こそ絶対獲るぞ」と意気込んだが、強烈な締め込みに耐えられなく、一瞬だけ道糸を
出してしまった。
これが命取りになり、右のハエ根に突っ込まれ、痛恨のハリス切れだった。
今回も先端まで移動できたなら、獲れたかもしれないが・・・・。
1回戦敗者復活戦で早くポイントをゲットしたいという気持ちが強くて、この2連続のバラシに、
余りにもショックを受け、しばらく凹んでしまった。

 再び、気を取り直して仕掛けを作り直し、釣りを開始したが、ボイルは取られるものの、
アタリがなくなってしまったので、気分転換にと、昼食を取ることにした。
昼食中も、先程の2連発のバラシを思い出してしまい、「今年のウェブトーナメントは1回戦で
終わってしまうのかなあ。」なんて、一瞬、弱気になって寂しくなったが、今年こそシード権を
獲得するという目標を掲げていたので、「ここで終わるわけにはいかない!」と気合いを入れた。

 気合いを十分に入れた後、釣りを再開した。
釣り座右にある小さな磯との水道との真ん中付近に磯と平行に潮目が出来ていたので、
足下のサラシにマキエを撒き、仕掛けを足下に投入し、引かれ潮に乗せて、潮目との合流地点で
ヒットを狙った。
再開した直後、大きな波が襲ってきて、頭から海水シャワーを浴びてしまった。
冷たい!
この後も、数回、海水シャワーを浴びることになった。

 しばらくして、狙い通り、潮目との合流地点でウキが一気に入ったので合わせた。
すると、引きは小さいながら、難なく足下まで寄せてくると、30cmあるかないかのグレちゃんだ。
ヤッター!
慎重にタモ入れをして、タモに収まった瞬間、思わずガッツポーズしてしまった(笑)。
とりあえず、欲しかったポイントをようやくゲットし、敗者復活の望みが出てきた。
ポイントを加算するべく、次の1枚を求め、俄然気合いが入った。

 その数投後、再びウキが入り、上がってきたのは25cmあるかないかのグレだった。
とりあえず、メジャーで検寸すると、26cmだったのでキープした。
更に数投後、25.5cmを追加し、とりあえずは25cm以上を3枚揃えることができ、ホッと一息だ。

 そして、その直後、仕掛けが馴染まないうちにウキが一気に斜めに入って、横に一気に
走ったので、グレじゃないとは分かった。
もしかして青物?   あるいはこの季節になってもダツ?
なんて思いながら、水面に現れたのは、ある意味予想通りのダツだった(泣)。
まだまだ、冬の海に程遠いということである。

 しばらくすると、潮目は消えたが、釣り座右に潮溜まりができていた。
そこを中心に攻めていると、ウキが一気に入った。
合わせると、まずまずの引きである。
ハエ根に突っ込まれながらも、何とか浮かせたのは良型の本命ちゃんだった。
慎重にタモ入れをした瞬間、再びガッツポーズだ。
検寸すると、35cm強だった。
あとはサイズアップして、ポイントを伸ばしていくだけである。
その直後、30cmオーバーを1枚追加して、30cmオーバーを3枚揃えることができた。

 そして、潮溜まりは無くなり、竿1本先の磯際に平行に潮目ができた。
その潮目の手前にマキエを撒き、潮目の向こう(沖)に仕掛けを投入し、潮目まで引っ張ってくる。
エサ取りを交わしながら、潮目で同調し、ヒットを狙った。
すると、数投後、ウキが一気に入った。
強烈な引きだけに、これはサイズアップ間違い無しと思いながら、慎重にやりとりをして、
上がってきたのは、何と40cmのイズスミだった。
そりゃ、引きが強烈なわけだ。
この後も、イズスミが猛威を振るった。
しかも、サンノジも参加し、もう腕はパンパンになった(笑)。
45cmのサンノジのファイトには参ったなあ(爆)。
この後もイズスミ&サンノジのせいで、更に腕はパンパンになった(大爆)。

 その後、この潮目で、30cm前後のグレを2枚追加した。
それから、しばらくして、仕掛けが馴染むまでに仕掛けが斜めに入っていくので合わせると、
まずまずの引きである。
横に走るので、またダツかと思いきや、上がってきたのは大きなアジだった。
30cm近くある。
ただ、マアジではなく、何アジか分からない。
家に帰ってから、小西英人さんのWEB魚図鑑で調べると、、「クサヤモロ」だと分かった。
味はそれほどでもなかった(笑)。

 この後もサンノジ&イズスミが釣れることはあっても、キープサイズのグレが釣れることがなく、
午後4時15分、このまま納竿することになった。でも、何とか納得のいく釣果を得て満足した。
ただ、今回は掛けた後に、すっぽ抜けが予想以上に多かったという課題が残ってしまった。

 とりあえず、今回の1回戦敗者復活戦で、36cm、32cm、31cmの99Pに加え、
土曜日ポイント1×3枚=3Pで、102Pをゲットして敗者復活できる可能性を残せたので、
12月14日まで続く敗者復活戦の戦況が気になるが、見守るしかないだろう。





今回の釣果

チヌ吉・・・・グレ25枚ほど(36cm〜20cm)、25cm以上は写真の6枚+1枚で、合計7枚。
サンノジ、イズスミ、ダツ、アジ、ベラ、他





 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。