日時 2007/12/24(月) 7:30 〜 16:00
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 串本有田(松村渡船)
メモ  
満潮 干潮
大潮 6:46 17:14  11:56  
天気 晴れ時々曇り 普通 波高 2.0m 水温 19.8℃ 気温  
同行者 四宮 備考  
渡船名 松村渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ボイル  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 20.0 Cm 〜 43.0 Cm ? kg 〜 ? kg 15 匹          
カワハギ 22.0 Cm 〜 22.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
ヒブダイ 28.0 Cm 〜 28.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
写真
 今回は磯吉さんと共にウェブトーナメント2008の2回戦に出撃することになった。
それで数日前から、磯吉さんと共に釣果情報をこまめに収集して慎重に申告場所を選び、
須江に決定したのだ。

 磯吉さんはウェブトーナメント2007で5位入賞し、今年のシード権(1回戦免除)を獲得し、
我がクラブから初めてシード権を獲得した強者であり、満を持して出撃することになった。
一方、私はというと、今年の1回戦で1度は敗退したが、敗者復活戦で何とか勝ち残り、
2回戦に上がれた喜びをしみじみ噛みしめながら、今回の出撃となった。

 当日は午前3時前に磯吉さんが迎えに来てくれて、いざ須江に向かった。
いつもの釣具店でエサを買い、いつものコンビニで食料を調達し、順調に車を走らせ、
予定通り、午前6時前に現地に到着した。

 すると、3連休の前2日間が高波のために、釣行を残念した釣り客がこの日に集中したのか、
乗船場には十分に50人以上はあろうかと思う人々でごった返していた。
しかも、駐車場付近で準備中の人も、まだたくさんいたので、どうせ我々は2番船もしくは
3番船になるだろうから、我々の上がる磯はあまり期待できないかも・・・・・(泣)。
あまりに大勢の人にビビってしまい、急遽、場所変更することにした。
それで我々は迷わず、紀伊有田に向かった。

 でも、一度申告している場所を、当日変更できるかできないか分からないので、とりあえず、
場所変更のお願いをしなければということで、ケイタイから掲示板に書き込もうとするが、
エラー表示が出て、カキコできないのだ。
この後何回もカキコしようとチャレンジするが、エラーが出るばかりだ。
それならばと、メールにて「場所変更のお願い」を送信すると、何とか送信することができた。
後に調べると、大会ルールでは当日突然の場所変更は釣行後に報告すれば良いとのことであった。
ということは、慌ててお願いすることでもなかったのだ。

 間もなく、紀伊有田の乗船場に到着すると、ここでもやはり、いつもより釣り人が多かった。
良い磯が残っていないと思いきや、地方よりの「ウマノコシ」という磯が残っていたので、
上げてもらうことにした。

 ウマノコシは凄く小さな磯で時折大きな波が襲ってくる。
とりあえず、道具は高波に流されないようにと、一番高い場所に置いた。
そして、釣り座を下見し、磯吉さんは釣り座Aに、私は釣り座Bに陣取ることにした。
ちなみに釣り座Aは本命ポイントである。
急いで準備をし、我々が釣りを開始した時には午前7時30分を回っていた。
少し出遅れた感はあるが、ようやく我々のウェブトーナメント2回戦が始まった。

 私の釣り座では足下から右斜め方向にシモリ根が伸びていた。
水深は少し浅そうなので、タナを2ヒロに設定し、足下の小さなサラシにマキエを撒き、
仕掛けは竿2本先のシモリ根付近に投入した。
開始直後は満潮1時間後だったので、潮は止まっていた。
3投後にはボイルも取られるようになった。
まだまだエサ取りが多いようだ。
潮も流れていないので、エサ取りを交わすのは一苦労である。

 ここで早々と作戦を変更することにした。
磯際の小さなサラシにマキエを多く撒き、なるべくエサ取りを寄せ付け、竿3本先に仕掛けを
投入することにした。
するとボイルが残ってくるので、勝負になるかと思っていると、その数投後にウキがスーッと
入っていったので合わせた。
竿先をコンコン叩いているので、グレではないと思いながら上がってきたのは、
40cm弱のタカノハだった。
この後、エサ取りと奮闘しながら、釣れてくるのはオセンとヒブダイであった。

 そして、午前10時過ぎ、下げの潮が動きだし、沖に向かって流れ始めた。
と同時に、私は釣り座Cがすごく気になっていた。
というのも、この釣り座Cは第3番目のポイントらしいが、大きなシモリ根が足下から伸びていて、
その左側はまずまずの水深があるので、期待が持てそうだ。
しかも、先程まで我々の隣の磯に上がっていた人が別の磯に替わっていき、その磯との水道に
できている潮目が斜め向こうに伸びていて、シモリ根の先端で合流し、その先端付近に
かなりのマキエが溜まっているだろうと思ったので、思い切って釣り座を変更することにした。

 それで、今度はマキエを足下のサラシの先に撒き、仕掛けを竿3本先の潮目の手前に投入し、
大きなシモリ根先端の左側で潮目と合流するポイントでヒットを狙うことにした。
しばらくすると、ウキが一気に入り、竿先にガツンときたので合わせると、乗ったあ〜!!
しかし、上がってきたのは規定サイズ以下の23cmのグレだった。
早くポイントをゲットしたいのに、残念!
25cm以上の規定サイズではないので、即放流した。
この後も続けるが、ここでもエサ取りの猛攻にあいながら、もう1枚23cmを追加した。
前回釣行(12/1)同様、規定サイズ25cmの壁を破るのが厳しいようだが、頑張るしかない。

 ここで、エサ取りを交わそうと、潮目の手前にマキエを撒き、仕掛けは潮目の向こうに投入する。
そして、潮目でマキエと仕掛けが合流し、アタリが出るという筋書きを思い描いていた。
しかし、数投こそボイルは残ってきたが、再びエサ取りの猛攻にあった。
しばらく続けるが、釣れてもコッパだけだ。

 午前11時過ぎ、気分転換も兼ねて昼食を取ることにした。
2人とも2回戦に申告しているだけに、25cm以上を早く釣りたいが、25cmの壁をなかなか
越えることができないので、少し焦ってきた。
ということで、昼食を早く済ませて、釣りを再開した。

 昼食前まではコッパばかりなので、重めの仕掛けに変更し、キープサイズを求めて
タナを深くしていくことにした。
そして、一度は消えていた潮目が再び現れ、シモリ根の先端まで伸びている。
昼食前同様、シモリ根の先端付近を攻めることにした。
しばらく続けていると、狙い通り、大きなシモリ根の先端付近でウキが一気に入った。
合わせると乗ったあ〜!!
強烈な引きだが、竿先をコンコン叩いているので、サンコウだと思った。
それで「どうせサンコウだから。」ということで、荒っぽいやりとりをしていると、ようやく足下に
姿を現した魚を見て驚いた。
何と、本命グレであった。
しかも良型である。
これを見て、私は急に慎重なやりとりに変わり、2回ほど足下の根に突っ込まれかけながら、
何とかタモ入れを成功し、上がってきたのは40cmオーバーのグレであった。
これで、2回戦突破を確実にした。
ヤッター!!!!!!!!!!!!!
苦しみながらのこの1枚はホントに嬉しかった。
それで、あまりの嬉しさに、しばらく放心状態になって、何も手に付かなくなってしまった(笑)。

 ここで、磯吉さんに釣り座Cで釣ってもらうことにした。
30分ほどしてようやく、我に返った私は、釣りを再開することにした。
先程のグレの突っ込みでハリスがザラザラになっていたので、ハリスを交換した。
そして、私は磯吉さんが釣っていた釣り座Aで釣ることにした。

 ここではシモリ根が足下から真っ直ぐ向こうに走っていて、その根の左側は浅いが、
右側では深くなっている。
そして、潮は左から右に流れているので、シモリ根の少し左にマキエと仕掛けを投入し、
右に流していき、シモリ根の右側でヒットを狙うことにした。
すると数投後、狙い通り、ウキが一気に入った。
と同時に左の根に走るので引き離そうと右に移動してやりとりをし、難なく上がってきたのは
35cm強のグレであった。
その後、同じパターンで30cm強をもう1枚追加した。
一応、規定サイズを3枚揃えたが、あとはサイズアップを目指し頑張る。

 ふと、磯吉さんの方を見ると、大きく竿を曲げている。
グレか?
私は慌ててタモ入れをしに行こうと思いきや、磯吉さんは苦笑いしながら、その魚を引っこ抜いた。
上がってきたのは小さなボラだった。
残念!

 今、私が釣っている釣り座Aでは良い雰囲気なので、磯吉さんに再び釣り座Aを譲り、
この釣り座で釣ってもらうことにした。
そして、私は釣り座Cに戻った。
ちょうどこの時から、強い向かい風に変わり、シモリ根の先端まで伸びていた潮目も消えていた。
左から右に流れている潮では、40cmオーバーを釣った竿3本先のポイントまでマキエを
運ぶためには風が弱くなったときに遠投するしかない。

 しかし、マキエを思うようにポイントまで運ぶことができないので、釣り座Dに移動することにした。
釣り座Dは、ウマノコシでは第2番目のポイントである。
まあまあの水深があるようなので、磯際をじっくりと攻めることにした。
浅いタナから、ガシラが釣れる深いタナまで探っていくが、てのひらサイズのグレばかりだ。

 ここで、強風対策として、釣り座を少し左に移動しようとしたときに、バッカンからシャクが落ち、
海にそのままポッチャンと落としてしまった。
慌てて、タモを持って掬うおうとするが、あと30cmほど足りない。
あ〜あ。
私はその流れていくシャクを、指をくわえて見ているしかなかった。
しかも、そのシャクは3日ほど前に購入して、本日初めて使ったばかりだったのに〜・・・・(泣)。
実は前回(12/1)の釣行でもシャクを流しているので、2回連続のドンブラコ〜♪
今までは尻手ロープを付けたことがなかったが、次回からは付けようと心に決めた瞬間であった。

 この時点で午後4時を少し回り、納竿まであと30分あるので予備のシャクを使うと、
もう少しできるのだが、流してしまった新しいシャクが気になるので、一足早く納竿し、
迎えの船が来てくれるまでシャクの行方を目で追うことにした。
しかし午後4時20分、とうとうシャクが見えなくなってしまった。
そして10分後、迎えの船がやって来て、船に乗り込み、見失った辺りに行ってもらったが、
見つからなかった。

 結局、NEWシャクの代償は高くついたけど、規定サイズ3枚(43cm,37cm,31cm)をゲットし、
2年連続、決勝戦に進むことができて嬉しい。
あとは8位以内に入って、来年度のシード権を獲得できるよう、決勝戦で頑張ります。



今回の釣果

私(チヌ吉)・・・・・グレ15枚くらい(43cm,37cm,31cm,・・・・)、他

磯吉さん・・・・・・・グレ多数(25cm以下)、他


 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。