日時 2007/12/29(土) 7:30 〜 15:45
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 勝浦(清丸渡船)
メモ  
満潮 干潮
中潮 9:40 21:02  2:57 15:30 
天気 雨のち晴れ 普通 波高 3.0m 水温 16℃ 気温  
同行者 四宮、池之坊 備考  
渡船名 清丸渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ボイル  
釣果
魚名 サイズ kg 釣れた時間 推算潮位 釣り座 ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 20.0 Cm 〜 32.0 Cm ? kg 〜 ? kg 40 匹          
カワハギ 25.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹          
ベラ 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹          
写真
 今回は釣り納め釣行として、磯吉さんと市内釣り師さんと田岡氏と共に潮岬に行く予定だった。
ほぼ1年ぶりに田岡氏と、潮岬で御一緒させてもらえることを楽しみにしていた。
しかし、3日前の週間天気予報により、29日を含め、その前後はずっと雨ということで、
早々と潮岬釣行は見送られてしまった。
田岡氏は行けなくなったが、私と磯吉さんと市内釣り師さんの3人は天気が変わることを期待して、
釣り納め釣行計画を強行に進めていた。
すると、我々の願いが叶ったのか、29日の天気は「雨のち晴れ」に変わったのだ。
「ヨッシャー!」と言いたいところだが、波の予報は3mということで、休船するところも多く、
出船できても湾内磯にしか上がれないだろう。
どこに行こうかと、前日に悩んだ結果、この時期の強い北西風によって引き起こされる高波を
交わすことができるかもしれない場所は勝浦だろうということで、勝浦に決定したのだ。
「勝浦なら沖磯に上がれるかもしれない」と淡い期待を持っていたのだ。

 そして当日、市内釣り師さんは磯吉さんを迎えに行った後、午前2時前に私を迎えに来てくれた。
有り難うございます。
勝浦に向かう道中は、ずっと雨は降りっぱなしだったので、ホントに雨が止むのか心配だったが、
エサ&食料を調達し、午前6時前に渡船屋さんの駐車場に到着する直前に、雨は上がった。
すると、年末休みにもかかわらず、車は意外に少なかった。
やはり、多くの人は高波の予報にビビってしまい、敬遠したのかなあ。
いずれにしても、釣り客が少ないのはラッキーだが、あとは沖磯に上がれるかどうかが心配である。

 そして、雨上がり後の曇が多い天候だけに、出船した時には、午前6時45分を回っていた。
20名ほど乗せた船は沖に向かうが、かなりの高波の手荒い祝福を受けた。
そんな中、高波が襲いながら、10名程の常連さんが一の島&チョウシに上がる様子を見ていると、
凄く怖かった。
その後、船頭さんは「しばらく様子を見て、波が治まってきたら、沖磯に行こうか。」と言いながら、
湾内に戻って、湾内磯に数人上がった後、我々3人は森浦湾のとある磯に上げてもらった。
(納竿後に船頭さんに聞いたところ、ライオン島という磯だった。)
周りは浅瀬に囲まれているので、私は散々な釣り納めになってしまったなあと、失望してしまった。

 しかし、この磯に上がるやいなや、釣り座を下見してみると、まあまあの水深があり、
シモリ根もたくさんあるので、面白い磯かもしれないと、失望から期待に変わっていった。
すると、あっという間に磯吉さんと市内釣り師さんは準備を始め、釣りを開始していた。
速っ!(笑)
一方、私はまだ仕掛けを作っていた。
釣り座はというと、磯吉さんが船着きに、市内釣り師さんは10m程右に離れて陣取り、
私はその間に入らせてもらった。

 磯吉さんの釣り座では、「足下の磯際」と「先端の磯際」と「竿1本ほど離れた小さなシモリ根」
との間のトライアングルが美味しそうだ。
市内釣り師さんの釣り座では、竿3本先にある大きなシモリ根との水道が良い感じである。
私より早く始めた2人は既にエサ取りの猛攻にあいながら、コッパを数枚ずつ釣っている。

 私もようやく準備が終わり、2人に遅れて釣りを開始することになった。
最初は磯際を攻めることにした。
しかし、1投目からボイルが取られてきて、エサ取りの多さにビックリである。
続けていると、この日初めてウキが入った。
小さい引きで、上がってきたのは手のひらサイズのコッパグレだった。
この後も釣れてくるのは、同サイズのグレか、エサ取りの大本命のフグである。

 ここで、変わり映えしない状況を変えるべく、攻めを変更することにした。
私の釣り座でも、竿3本先に大きなシモリ根が釣り座に対して平行に伸びているので、
シモリ根付近を攻めていくことにした。
潮はというと、足下からシモリ根の方に向かって流れ、シモリ根の手前に到達すると、
シモリ根に沿って左から右に流れていくという複雑な潮だが、私にとっては良い潮かもしれない。
というのも、私の左にいる磯吉さんのマキエも、私と同じ潮によって、シモリ根付近に
流れ込んでいて、かなりのマキエが溜まっているからなのだ。

 攻めを変更して最初は、マキエは足下のサラシに、仕掛けはサラシの先(竿1本半先)に
投入するが、1投目からボイルが取られてくる始末だ。
それならばと、仕掛けを竿3本先のシモリ根手前に遠投することにした。
すると、数投後にウキが一気に入り、合わせると、まあまあの引きだ。
難なく上がってきたのは、30cm強のグレであった。
読みがピタリと当たった。
この快感がたまらないのだ。

 しかし、この後は、コッパ(写真の下のサイズ)&フグの嵐に見舞われることになった。
それで、サイズアップを狙い、思い仕掛け人変更し、更に深いタナに入れていくと、
ガツンと竿先にまでアタリがあり、合わせると、強烈な引きが腕に伝わってきた。
「これは先程の30cmオーバーより大きいぞ!」と期待したのもつかの間、急に軽くなった。
バラしてしまった。
あ〜あ!
仕掛けを回収すると、食いが浅かったようで針が残っていた。
このバラシが響いたのか、この後は良いアタリが無くなってしまった。
しばらくすると、潮の流れも変わってしまった。

 ここで、船頭さんがやってきた。
「そろそろ沖に連れて行ってくれるのか?」と期待していると、「調子どう?、磯の右の方も良いで〜、
遠投して頑張れよ。」
と言い残し、行ってしまった。
ガックリ!!
沖を眺めると、確かにまだ波が高いようだ。
それで、ガックリついでに昼食を取ることにした。

 早々と食べ終え、先程船頭さんが言っていた通り、右の先端に行くことにした。
右先端で沖に対して立ってみると、足下には横に5mぐらいのシモリ根が竿1本先まで伸びていて、
すごく美味しそうな感じである。
早速、シモリ根の先にマキエを撒き、仕掛けを投入する。
3投後には25cmぐらいのコッパが釣れた。
この後も25cm前後が連発する。

 ここで、ふと沖を見ると、斜め左の竿2本半ほど先に潮溜まりができている。
すかさず、仕掛けをその潮溜まりに直接投入した。
すると数投後、ウキが一気に入り、上がってきたのは30cm弱のグレだった。
そして、この潮溜まりは徐々に右に移動していき、その左には潮目ができている。
しぶとく、潮溜まりに投入していくと、30cmオーバー(写真の上のサイズ)が数枚混じりながら、
30cm前後が連発した。
磯際より、沖で掛けたグレの方が少し大きいようだ。

 しばらくすると、潮目も潮溜まりも消えたが、同ポイントで30cm前後を数枚追加した後は、
フグなどのエサ取りの餌食になるばかりだ。
それで再び、磯際のシモリ根付近を攻めることにした。
ここでは25cmあるかないかのグレしか釣れず、やはり磯際では型が小さいみたいだ。

 やがて、午後3時少し前、磯際に潮目ができ、シモリ根前でウキが斜めに一気に入っていった。
その魚は一気に足下のシモリ根に走っていく。
慌てて、シモリ根から引き離そうと、竿を前に出してやりとりをし、何とか上がってきたのは
30cm弱の尾長であった。(写真中央)
この後はこのサイズの尾長のオンパレードで、納竿まで楽しませてもらった。

 午後3時45分、納竿した。
最初はライオン島に上がったとき、パットしなかったが、今日1日やってみると、良いポイントが
たくさんあり、じっくり攻めると、もっと大きいサイズが釣れそうな雰囲気の磯だという印象を受けた。
それにしても、今日は3人でグレを3桁は釣ったであろう。
私も30cm前後(写真左列)20枚くらいを含め、30枚〜40枚は釣れたので、型には不満だが、
それなりに楽しませてもらったので、2007年の釣り納めとしては良かったと思う。



本日の釣果

私(チヌ吉)の釣果・・・・・・グレ40枚(32cm〜24cm)、他
磯吉さんの釣果・・・・・・・・グレ40枚(30cm〜23cm)、他
市内釣り師さんの釣果・・・グレ40枚(25cm前後)、他


 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。
磯吉さんの釣った30cm?のグレ