日時 2008/01/14(月) 6:45 〜 14:45
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 串本町袋(かわばた渡船)
メモ  
満潮 干潮
小潮 9:48 21:47  3:03 15:46 
天気 晴れ 普通 波高 2.0m 水温 18.7℃ 気温  
同行者 四宮 備考  
渡船名 かわばた渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ボイル  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 30.0 Cm 〜 30.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
オヤビッチャ 20.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 20 匹    
写真
 今回は前日まで磯吉さんとこまめに情報収集し、久しぶりの須江か出雲に行くことにした。
どちらにするかは、現地に到着してからの客の数で決めることにしたのだった。

 当日、私は午前2時45分に磯吉さんを迎えに行き、串本に向かった。
途中、いつものエサ屋でボイルを調達し、いつものコンビニで我々のエサを調達し、
午前5時30分に須江に到着した。
すると、50名以上の客がいたので、出雲に回ったが、出雲ではそれ以上の客がいた。
それで、どうしようかと思いながら、HG化しつつある紀伊有田に向かっている途中、
磯吉さんが、袋のかわばた渡船さんに電話してくれたところ、上がる磯がまだあるとのことなので、
かわばた渡船さんに初めてお世話になることにした。

 そして、午前6時30分、出船となった。
初めてお世話になる渡船屋さんということで、どんな磯に上がれるのかとワクワクしていた。
我々が上がったのは一級磯である「一の島」だった。
初めてお世話になるのに、一級磯に上げてもらって、ラッキー!
有り難うございます。

 一の島に上がるやいなや、船着きに3名のフカセ師が陣取り、カゴ釣りの常連さんは慌てて
沖向きの釣り座を確保し、ピトンを打っていた。
一方、我々はというと、初めての磯ということで、じっくりと沖向きの釣り座を下見し、
私は大きなサラシ付近に、磯吉さんは私の左に釣り座を構えた。
私の釣り座では足下に大きなサラシがあり、たまに足下まで波が押し寄せてくる。
しかも、右から強い風が吹いていて釣りづらい。
ということで、仕掛けが早く馴染みやすいように重めの仕掛けですることにした。

 そして、準備を済ませ、釣りを開始した。
サラシの中にマキエを撒き、サラシの先に仕掛けを投入する。
すると、仕掛けは左に流れていき、第1投目からボイルが無くなってきた。
かなりのエサ取りがいるようだ。
エサ取りの正体は何なのか?
それはすぐに分かった。

 数投後、ウキが斜めに入っていくので合わせると、引きは小さいが、何かが掛かった。
上がってきたのは、20cmほどのオヤビッチャだった。
この後もオヤビッチャは猛威を振うことになり、こんなに多くのオヤビッチャがエサ取り化すると、
結構厄介であった。
そんな中、30m程先の小さな磯に向けて遠投しているカゴ釣り師はその磯付近で
30cmオーバーのグレを掛け始めた。
しかし、こちらはグレの姿すら拝めないので、羨ましい限りである。

 そのうち、今まで左に流れていた潮が、右に流れ始めた。
すると、カゴ釣りの常連さんは、「今度はそっちの番ですよ。」と言ってくれたので、我々は自然と
力が入った。
グレの姿をいつかいつかと待ちわびながら続けるが、掛かってくるのはオヤビッチャばかりだ(泣)。

 そして、潮が止まり、周りが釣れなくなったと同時に昼食休憩にした。
慌てて弁当を食べ、釣りを再開することにした。
本日は15時に納竿ということで、あと3時間余りしかないが、何とかグレを釣りたい。

 朝から吹いていた右からの横風はちょうど昼食前から止み、釣りやすい状況になっていた。
それで、私は足下のサラシの右側にあるハエ根の左付近を狙うことにした。
やはりここでもエサ取りがまみれていて、ボイルも秒殺されるが、しばらく続けた。
しばらくすると、船着きで釣っていた3人のうちの1人が沖の潮目に超遠投し始め、
30cmほどの尾長を連発したのだ。
それを見て、仲間の残り2人も遠投して同じ潮目を狙うが、潮は右に流れているので、
潮下の1人だけが更に連発していた。
そして、午後1時になって、船着きの3人とカゴ釣り師は納竿し、帰っていった。
と同時に他の磯で釣っていた釣り客2人が一の島にやってきた。

 それで、我々は船着きに移動し、遠投して尾長を狙うことにした。
すると、磯吉さんが何かを掛けた。
それを見た私はすぐにタモを持って駆けつけ、タモ入れを無事に完了し、上がってきたのは
30cmほどの尾長であった。
おめでとうございます!
タモ入れをしたあと、私は置いてあった竿を持ってウキを探すが、見当たらない。
「もしかして当たっているのか?」と思いながら上げてみると、何か掛かっている。
しかし、根に入られてジ・エンド!!
あ〜あ!

 気を取り直して、私もとばかりに場所を交代してもらってやっていると、ウキがスーッと
入ってはすぐに浮き上がってくる。
スーッと入った時に合わしても掛からない。
食いが渋い!
ただ、斜めに入っていくアタリではオヤビッチャがたまに掛かってくる。
そして、次第に潮目も消え、アタリも無くなった。
でも、この頃からたまにボイルも残ってくるようになってきた。

 納竿まであと30分となった午後2時過ぎ、先ほどやってきた釣り師2人は、カゴ釣り師が
釣っていた釣り座で30cmオーバーの連発モードになっていた。
羨ましい!
でも、「時合いがやってきたのだ」と信じ、先ほどやっていたハエ根の右側を狙うことにした。

 すると、ハエ根のすぐ側でウキが一気に入ったので合わせると、まあまあの引きだ。
ハエ根に突っ込まれながら何とか交わし、竿先をコンコン叩きながら、海面に姿を現したのは、
35cmほどのサンコウだった。
ある程度、サンコウかなと思いながらやりとりをしていたが、「もしかしてグレかな?」と
淡い期待していたんだが・・・・(泣)。

 そして、午後14時40分、そろそろ納竿しなければと思い、最後の1投をした。
流していると、ウキが一気に入っていった。
最後にドラマがやって来たかと思い、すかさず合わせると、まずまずの引きなのだが、
竿先をコンコン叩いているので、最後もサンコウだと確信しながら、強引にやりとりをしていたが、
水面に姿を現したのは尾びれの白い口太だった。
グレの姿を見た途端に慎重なやりとりに変わり、磯吉さんがタモ入れをしてくれた。
有り難うございました。
上がってきたグレは30cmだった。
その直後、磯吉さんは30cmオーバーをもう1枚追加して、我々は納竿した。



今回の釣果

私(チヌ吉)の釣果・・・・・グレ1枚(30cm)、他
磯吉さんの釣果・・・・・・・グレ2枚(33cm,31cm)、他



 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。
磯吉さんの釣果です。
33cmの口太と31cmの尾長です。