日時 2008/01/20(日) 7:00 〜 14:45
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 串本町袋(かわばた渡船)
メモ  
満潮 干潮
中潮 5:30 15:19  10:25 22:44 
天気 雨のち曇り 強い 波高 2.0m 水温 19.6℃ 気温  
同行者 楽釣さん 備考  
渡船名 かわばた渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
強力グレZど遠投  
遠投グレムギ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 18.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹    
サンノジ(ニザダイ) 25.0 Cm 〜 35.0 Cm ? kg 〜 ? kg 7 匹    
ガシラ 23.0 Cm 〜 23.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
メンドリ 30.0 Cm 〜 35.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹    
写真
 あらかじめ断っておくが、この画像は楽釣さんの釣果であり、私の釣果ではありません(笑)。

 今回は2週連続で、かわばた渡船屋さんのお世話になることになった。
しかも、楽釣さんの記念すべく磯釣りフカセデビューの日でもある。
紀州釣りではかなりの腕前で知られている楽釣さんが、いよいよフカセ釣りデビューする
ということだが、フカセ釣りを習得するのは時間の問題であろう。

 当日、私と楽釣さんは午前5時30分に現地に着き、出船時間の午前6時30分を待っていた。
そして、出船することになった。
この日は、北東からの強風が吹いていたが、我々は比較的楽な「沖のヒラバ」に上がった。

 磯に上がると、まず釣り座決定するために下見をするが、空は曇っているためにシモリ根など、
底の状態を把握することができないのだ。
とりあえず、楽釣さんは無難に船着きに陣取ってもらうことにした。
そして、仕掛け設定や、マキエ投入や仕掛け投入などの攻め方を教えて実釣開始となった。

 まずは、仕掛けを投入してもらうと、潮は左に流れていたので、磯釣り初めての楽釣さんに
マキエ投入ポイントと仕掛け投入ポイントなどを教えて、隣で見守っていると、楽釣さんはシャクを
落としてしまった。
それで、私は慌ててタモで掬って回収してあげると、竿受けに置いてあった楽釣さんの竿が
コンコン曲がっている。
そのことを伝えると、楽釣さんは慌てて竿を持ち、リールを巻き始めた。
あまり抵抗なく、すんなりと寄ってきた魚は紛れもなくグレであった。
私はタモ入れをし、上がってきたグレは35cm前後の良型であった。
おめでとうございます。
釣り開始して、1時間も経たない出来事であった。
初の磯釣りで、良型ゲットするなんて、ただ者ではない。

 それで、本日最低限の任務を果たした私は自分の釣りを開始することにした。
私の釣り座でも、シモリ根の状況がよく分からない。
潮は左に流れているので、釣り座の前にマキエを撒き、仕掛けを少し左に投入する。
すると、1投目からオキアミが取られてくる。
本日は強風のため、久しぶりの「オキアミ生+集魚材」で臨んでいるのだ。

 しばらく続けるが、オキアミが取られてくるだけで、ウキには何の反応もない。
やがて、潮は右に流れ始めたが、やはり、オキアミが取られてくるだけだ。
そんな状況に飽き飽きして、楽釣さんのそばに寄っていくと、潮が変わったことによって、
マキエ投入と仕掛け投入の難しさに迷っていたようだ。
それで、私は簡単に説明して、自分の釣りに戻った。

 そして、磯に上がってから気になっていた釣り座に移動することにした。
今の釣り座の右に小さな磯があり、その水道を狙うことにしたのだ。
ここでも、潮は右に流れている。
しばらくやっていると、コッパやガシラやベラなどは釣れるが、満足のいくグレは釣れない。
この後は、潮が止まったり、右に流れたりを繰り返すが、状況は変わり映えしない。

 そして、気分転換にと、早めの昼食タイムとした。
時々、楽釣さんの様子を伺っているが、私自身はまだ、満足のいくグレを釣っていないので、
余裕が無くなっていた。
「早く良型を釣りたい!」と焦っていたのだ。
ということで、早々と昼食タイムを終え、釣りを再開した。

 再開すると同時に、最初の釣り座に戻った。
朝から曇りの天候なので、シモリ根の状況が分からないまま続けていたが、ようやく大体の状況が
分かってきた。
最初の釣り座では左右に大きなシモリ根があるので、そのシモリ根付近を狙うしかない。
しかも、シモリ根の手前と左右は浅いので、シモリ根の向こうをヒットポイントにするしかないのだ。

 それで、しぶとく続けていると、シモリ根の向こうでウキが一気に入った。
すかさず合わせると、引きはまあまあだが、竿先をコンコン叩いているので、おそらくサンコウかと
思いながら、上がってきたのは案の定、35cmのサンコウだった。
この後はサンコウのオンパレードとなり、腕がパンパンになった(笑)。
おまけに良型のオジサンも釣れ、更に腕はパンパンになった(爆)。
一方、楽釣さんは、ダツ、ガシラ、ベラ、オジサンなどを始め、たくさんの外道を釣り、
忙しそうだった。

 そして、納竿1時間に迫った午後2時前、潮の流れが左に流れ始めた。
と同時にオキアミが残ってくることが多くなった。
朝一に楽釣さんが良型グレを釣った潮の流れだけに、期待が持てる。
その直後、私のウキが一気に入った。
期待しながら合わせると、強烈な引きで左の根に突っ込もうとする。
まさしくグレの引きだ。
何とかシモリ根から引き離し、ウキが見えてきた。
すると、手前に寄ってきた魚は足下の根に一気に走ったので耐えようとするが、
先程の突っ込みで根ズレしていたのか、ハリス切れしてしまった。
あ〜あ!

 気を取り直して、針を結んで釣り再開するが、このバラシが響いたのか、アタリが無くなり、
このまま納竿となった。

 私の釣果は満足のいくものでは無かったが、フカセ釣り初めての楽釣さんに良型のグレを
釣ってもらって、とりあえず良かった。
かわばた渡船さんでは、前日まで爆釣していただけに誠に残念な結果となったが、
これも自然相手なので、致し方ない。
いつかリベンジしなければなあ(笑)。



今回の釣果
私(チヌ吉)の釣果・・・・グレ5枚(コッパ)、他
楽釣さんの釣果・・・・・・グレ2枚(36cm、18cm)、他



 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。