日時 2008/02/10(日) 6:45 〜 15:45
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 勝浦(清丸渡船)
メモ  
満潮 干潮
中潮 7:56 19:47  1:30 13:52 
天気 晴れ 強い 波高 1.5m 水温 16.5℃ 気温  
同行者 永野、四宮、池之坊 備考  
渡船名 清丸渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボイル  
遠投グレムギ  
強力グレZど遠投  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
タカノハダイ 35.0 Cm 〜 35.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
ベラ 18.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹    
写真
 今回は第3回全日本グレカップの開催となった。
2008年2月10日に設定していた今大会も、5人全員の参加予定だったが、2日前から
釣り天国さんが風邪を引いて、急遽参加できなくなり、4人での開催となったのである。
歴代チャンピオンが参加できないのは寂しいですが、仕方ない。

 写真は左から、私(チヌ吉)、市内釣り師さん、磯吉さん、釣りキチさんである。

 今大会も個々にそれぞれの思惑があった。
私と市内釣り師さんと釣りキチさんは初優勝を目指し、磯吉さんは史上初の2連覇を狙っている。
一体、誰が優勝したのか?
結果はどうなったのか、乞うご期待!

 今大会開催に向けて、場所決め担当の私は、全員検量して僅差で優勝を決定するような
盛り上がった大会を思い描き、前日までこまめに渡船屋さんの釣果情報をチェックし、
2つの渡船屋さんに絞った。
しかし、前日の予報で北西の風が強く、波3mだということなので、前夜に2つの渡船屋さんに
TELしてみると、1軒は休船するとのこと。
そして、もう1軒は出船できるかどうか分からないとのことである。
それで、北西風の波に強い勝浦の渡船屋さんにTELしてみると、「明日はそんなに波ない」との
ことだったので、急遽、勝浦に場所を変更することにしたのだ。
第2回大会同様、荒れ模様の天候に降り回されることになってしまった。
良い状況で思いっきり戦いたいなあ(笑)。

 当日、午前5時40分過ぎに到着した我々は待合室に行き、乗船名簿に名前を書いて、
着替えて準備をすることにした。
出船前にクジ引きを済ませ、「磯吉さん&市内釣り師さん」と「私&釣りキチさん」に分かれて、
磯に上がることになった。

 そして、午前6時15分に出船した。
オジャウラ周りと沖周りのどちらにするかと迷ったが、我々は沖回りにすることにした。
まず、1番手に磯吉さんと市内釣り師さんが「沖ヨセダ」に上がり、私と釣りキチさんは「内ヨセダ」
に上がることになった。
内ヨセダと沖ヨセダとは隣り合わせの磯であるので、近い距離ならお互いの状況は分かるが、
沖ヨセダの沖向きと、内ヨセダの内向きでは全く見えない。
結局、市内釣り師さんは沖ヨセダの沖向きに、磯吉さんは沖ヨセダとハゲ島との水道に陣取り、
私と釣りキチさんは内ヨセダの沖向きに入れず、内向きに陣取ることになった。
ということで、私と釣りキチさんからは磯吉さんの状況は見えるが、市内釣り師さんは見えないのだ。

 そして、大会開始となったが、内ヨセダの内向きに陣取った我々は向かい風となり、
釣りづらい状況である。
しかも、潮は斜め左手前に流れる「あて潮」であった。

 最初はシモリ根の状況も分からないので、磯際を攻めることにした。
すると、2投目にウキがスーッと入っていったので、合わせると乗ったあ〜!
しかし、竿先をコンコン叩きながら上がってきたのは、35cmくらいのタカノハだった。
招かれざる客だが、大会史上初の外道賞適用を狙い、キープしようかと迷ったが、リリースした(笑)。
この後は、エサが取られなくなり、3ヒロでやっていたタナを少しずつ深くしていき、
4ヒロでようやくエサが取られてきた。
そして、ウキがスーッと入ったので合わせると、難なく上がってきたのは25cmくらいのベラだった。
その直後も、ベラが釣れたタナで続けるが、磯際は浅いようなので、狙いを変更することにした。

 少し沖のシモリ根付近を狙おうと、強い向かい風のために釣り座を少し右に移動した。
あて潮に対抗するべく、重い仕掛けに変更し、なるべく沖に投入することにした。
それでも、すぐに磯際に流れてくるのだ。
本日の潮と風じゃ、内向きでやっている我々の釣り座では、自分の思うような釣りができない。

 そんな時、沖ヨセダの沖向きで釣っている磯吉さんがタモ入れをしているのが見えた。
無事にタモ入れをした瞬間に、私に向けてガッツポーズをしていた。
すぐさま、携帯でグレのサイズを聞くと、35cm〜40cmぐらいとのことである。
やられた〜!
でも、TELでの磯吉さんの情報によると、隣のハゲ島の沖向きでやっている釣り人も
この時間帯にグレを数匹釣れ始めたとのことなので、時合いがきたようだ。
ということで、自然と気合いが入る。

 しかし続けているが、強い向かい風と、あて潮によって思うような釣りができない。
我々の周辺の磯の内向きで釣っている釣り人も竿を曲げていない。
沖向きは追い風となり、潮は沖に流れていき、深いタナまで探れるようだが、内向きはあて潮
により、竿先の深いタナまで探れないので厳しい。

 ここで、船頭さんが巡回してきたので、私と釣りキチさんは磯替わりをしようと、準備をした。
そして、我々の磯に来てくれて、磯替わりできる磯があるかどうか尋ねると、「湾内磯しかない。」
と言われたので、内ヨセダで引き続き頑張ることにした。
しかし、この判断が、この後の我々の釣果にどう影響したのだろうか?
ただ、船頭さんは「この船着きでどんどん沈めていくと良いよ。」とアドバイスをくれた。
有り難うございました。

 そのアドバイス通り、釣りキチさんが船着きで始めた。
この船着きでは確かに水深があり、横風なので、向かい風よりはやりやすそうだ。
一方、私は元の釣り座に戻り、向かい風と戦うことになった。

 相変わらず、変わり映えしない状況が続き、気分転換にと昼食を取ることにした。
今のところ、磯吉さんの1枚だけなので、午後からの巻き返しを期待しつつ、釣りを再開した。

 しばらくすると、朝一からずっと、あて潮だった潮が右に流れ始めた。
ハゲ島では右に流れた時がチャンスタイムなので、その隣の内ヨセダでやっている我々にも
ようやくチャンスがきたとばかりに続けていると、すぐに再び、あて潮に変わってしまった。

 結局、内向きでやっている我々の釣り座では終始、あて潮で釣りづらい状況であり、
納竿時間の15時45分まで続けたが、グレの姿を見ることはなかった。

 本日は潮や強風によって、釣りづらい状況だったので、湾内磯に変わった方が良かったのかも。
今から思うと、磯替わりをしても良かったなあと後悔している。

 港に戻ってから検量すると、磯吉さんの釣ったグレは37cmで、重さは1kgだった。
良型ゲットおめでとうごいざいます。
結局、我々4人で釣ったグレは1枚であり、その1枚が勝負を決することになった。
1枚勝負は、ちょっと盛り上がりに欠けたが、自然相手なので、状況に左右されるのは仕方ない。
来年のグレカップは全員が検量できるように、頑張りましょう。
皆さん、お疲れ様でした。



今大会の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・タカノハ、ベラ
釣りキチさん・・・・・ガシラ、ベラ
磯吉さん・・・・・・・・グレ1枚(37cm)
市内釣り師さん・・・他


 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。
優勝した磯吉さんである。
前回に続いて、2連覇達成です。
おめでとうございます。
ちなみに、記録は1kg(37cm)でした。