日時 2008/03/16(日) 6:10 〜 15:45
区分 フカセ釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 田辺(黒田渡船)
メモ グレというより、チヌの方が魚影が濃い。
満潮 干潮
小潮 3:21 12:24  8:23 20:25 
天気 晴れ 弱い 波高 1.5m 水温 16.5℃ 気温  
同行者 四宮 備考  
渡船名 黒田渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ボイル  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
カワハギ 25.5 Cm 〜 25.5 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
イズスミ 33.0 Cm 〜 33.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
サンノジ(ニザダイ) 30.0 Cm 〜 30.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹    
ガシラ 15.0 Cm 〜 18.0 Cm ? kg 〜 ? kg 7 匹    
フグ 25.0 Cm 〜 30.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹    
写真
 今回は久しぶりに磯吉さんと、乗っ込みチヌを狙って田辺の磯に行くことになった。
しかも、Web★FCチャンピオンシップ春の陣開催に向けて、偵察釣行を兼ねていた。
ちなみにチャンピオンシップ和歌山大会は3月末に開催予定である。

 当日、午前1時15分に磯吉さんが迎えに来てくれて、田辺に向かった。
午前3時前に現地に到着すると、既に20人以上の釣り客が来ていた。
少しすると、船頭さんがやって来たので、我々は慌てて準備を始めた。
そして午前3時過ぎに出船となった。
相変わらず、早い出船である。

 午前3時30分には、我々は狙い通りの磯に上がることになった。
その磯とは「小ジブ」であった。
この磯周りの状況はほとんど知っていて、しかも今までにボーが無いだけに期待が持てる。
その後、真っ暗な中、小さな磯で夜が明けるまで2時間30分ほど待つことになった。
そして、磯吉さんとの会話を楽しんでいるうちに、あっという間に夜が明けた。

 午前6時過ぎ、辺りがようやく明るくなってきたので釣りを開始した。
私は船着きに、磯吉さんは右隣に陣取った。
初めはいつものように軽めの仕掛けで始めた。すると、開始直後は潮は左にゆっくり流れていた。
しかも、釣り開始直後からボイルが取られ始めたので、エサ取りの活性が高いみたいだ。
「今日はエサ取りに苦労するかも!」と思って続けた。
しばらくして、ウキがスーッと入っていったので合わせ、上がってきたのは30cmくらいのフグだった。
まあまあの引きだったので、「もしかして!」と期待したが、期待はずれだった(笑)。
この後もことごとく期待はずれのフグであった(爆)。

 この後、潮が逆向きに流れ始めた。
すると、この直後からボイルは残り始め、先ほどまでのエサ取りの活性が嘘のようだ。
本命潮ではないが、辛抱強く続けるしかない。
もしかして、うるさいエサ取りが無くなってチャンスかもしれない。
まあ、そんなことないだろうけど(笑)。

 そんな時、磯吉さんが何かを掛けた。
新調した竿はまあまあ曲がっている。
期待しながら、上がってきたのはタカノハだった。
少しだけ期待していただけに、残念だった!

 しばらくして、潮は再び左に流れ始めた。
この直後から終始、ボラの大群がマキエを食べるようになってきた。
すると、私のウキが少しシモって止まっている。
「もっと入っていけ!」と待っているが、入っていかないので合わせると、何か小さいのが
掛かっているようだ。
上がってきたのは、20cmに満たないガシラだった。
この後も同サイズのガシラが数匹釣れたが、低い磯なのでクーラーを遠くの少し高いところに
置いていたので、面倒くさくて即放流していた。
しかし、納竿したときには「すべてキープしておけば良かったなあ。」と悔やんだ(笑)。

 しばらくして、私のウキが一気に入った。
「グレか?」と期待しながらやり取りをし、姿を現した魚は期待はずれのイズスミだった(泣)。
30cmオーバーのイズスミはナイスファイトを演じてくれたが、嬉しくなかったのは言うまでもない。
この直後、ウキが一気に入ったので、またイズスミかと思いきや、今度はサンコウだった。
ガックリ!

 気を取り直して続けていると、ウキが少しシモって止まっている。
少し待っているが、シモったままだ。
根掛かりかと思いながら、仕掛けを回収するが、何か引っ掛かっているようだ。
大きな海藻でも引っ掛かっているんだろうと思いながら、リールを巻いてくると、何と、
小さなウツボが掛かっていた(画像2参照)。

 この後は潮が止まったかと思うと、再び右に流れ始め、アタリも無くなったので、昼食休憩にした。
昼食もそこそこに釣りを再開すると、潮は左に流れていた。
すると、磯吉さんが大きく竿を曲げた。
2号竿でのやり取りを見ていると、魚はどうやらグレっぽい。
私は慌ててタモを持って駆けつけようとした途中に、根に突っ込まれて、ジ・エンド!!!
残念でした。

 しかし、この直後、磯吉さんが再び大きく竿を曲げた。
今度こそグレかと思いきや、横に走っている(笑)。
魚の正体は大体分かっていたが、強烈な引きで上がってきたのは案の定、長いヤツだった(爆)。
私がタモ入れをしてあげた。
ナイスファイトに感謝かな(笑)。

 この後は再び右に流れ始め、厳しい時間帯がしばらく続いた。
しかし時折、ウキがスーッと入っていくので、少し待って合わせても乗らない。
ボイルの頭だけ無くなっていることも多くなった。
食いが渋いということで、0ウキに変更し、ジンタン7号1つだけ付け、軽仕掛けにした。
すると、この作戦が功を奏したのか、ウキが一気に入ったので合わせた。
まあまあの引きで上がってきたのは、30cmほどのサンコウだった。
「もしかしてグレかも」って期待したんだけどなあ(笑)。

 ここで、磯吉さんと釣り座を入れ替わることにした。
しばらくしても、エサはそのまま残ってくるので、私は大ジブ向きに釣り座を変更した。
ここは浅いが、根が複雑になっていて、チヌの隠れ家がたくさんあるので期待が持てるかも。

 しかし、2時間ほど、タナを少しずつ変えながら探っていくが、魚からは何の反応も無く、
ボイルはそのまま残ってくるだけだ。
続けていると、磯吉さんが大きく竿を曲げている。
もう既に魚が水面に姿を現しているのを確認してガッツポーズをしている。
そして、私がタモ入れをするまでもなく、自分でタモ入れを完了していた。
間に合えなくてすみません(笑)。
上がってきたのは、40cm強のチヌであった。
おめでとうございます。
さすが、小ジブを知り尽くした男、磯吉!!!
でも、ウキが見えなくなるまで待って合わしても、皮一枚という具合だったようだ。

 その後、磯吉さんの好意で釣り座を代わってもらった。
有り難うございます。
納竿まで、あと1時間ほどあるので、納竿間際に数々のドラマを演じてきた私にとっては、
1時間あれば十分である。
しかも、潮は私を応援するかのように、本命潮である左に流れていた。

 そして、0ウキの軽仕掛けでやっていると、数分後、ウキが磯際に向かってスーッと斜めに
入っていった。
チヌだと言い聞かせて、少し待って合わせると、強烈な引きが手に伝わってきた。
間違いなくチヌだと思ってやり取りをしていると、痛恨のハリス切れだった(泣)。
磯際付近で掛けたので、根ズレしたのだろう。
あ〜あ!

 気を取り直して続けていると、今度もスーッと入っていったので、期待しながら待って合わせると、
先程よりもずっと引きが小さい。
難なく上がってきたのは、25cmほどのカワハギだった。
迷うことなくキープでした。
しかし、この後はアタリもないまま、午後3時45分に納竿となった。

 結局、小ジブを知り尽くした磯吉さんは良型チヌを釣ったが、私はチヌもグレも釣れなかった。
恐るべし小ジブ師、磯吉!!
さすがである。

 私は次回、リベンジに燃えている。
頑張るぞ〜!!!!



今回の釣果
チヌ吉・・・・・カワハギ、イズスミ、サンノジ、他
磯吉さん・・・チヌ1枚(41.5cm)、他
私が釣ったウツボである。
ウツボが釣れるなんて、エサ取りが少ないということですよね?
厳しい中、磯吉さんが釣ったチヌ(41.5cm)である。
さすが、小ジブを知り尽くした小ジブ師、磯吉さんである(笑)。