日時 2008/05/06(火) 6:30 〜 19:00
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 塩津漁港
メモ  
満潮 干潮
大潮 5:58 19:26  0:20 12:38 
天気 晴れ 普通 波高 1.5m 水温   気温  
同行者 四宮 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 32.0 Cm 〜 36.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹    
写真
 今回は1ヶ月ぶりの釣行であり、しかもフカセ釣りに別れを告げ、今シーズン初の紀州釣りに
出掛けることにした。
ということで、今シーズンを占う上でも良いスタートを切りたいところだ。
今シーズンは「ボーズ無し」を目標にしているので、何としても本命をゲットしたい。
そして、我がクラブ主催の第6回紀州釣り大会の下見釣行を兼ねていたので、うちのメンバーを
誘ってみたが、都合が付かず、磯吉さんと私との2人での釣行になってしまった。
残念!!

 当日、午前5時過ぎに磯吉さんを迎えに行き、魚と人間のエサを買い込み、現場に着いたのは
午前6時前だった。
すると既に紀州釣り師が10人ほど陣取っており、我々は空いている所に入らせてもらうしかなかった。
それで、磯吉さんはあのネ○スクリーンのメンバーさん3人の左に陣取り、その右に潮○会の
メンバーさんが8人ほど狭い間隔で並んでいる右隣に私が陣取ることにした。
私の釣り座の左右にも狭い間隔で紀州釣り師がいるので、気を遣いながらの釣りになった。

 準備を済ませ、午前6時30分に実釣開始となった。
釣り開始当初は右にゆっくりと潮が流れていたので、1ヒロほど這わせる設定で始めた。
しかし、しばらくしてもオキアミは取られてこない。
それで、ボケに変えてみることにした。
でも、しばらく続けるが、ボケはそのまま残ってくるだけである。
それならばと、オキアミでタナトントンに変更するが、オキアミもそのまま残ってくる。

 そんな時、潮○会の1人がチヌを釣った。
その直後に私の右隣の釣り人もチヌを上げた。
時合いがやってきたとばかりに、エサをボケに変更し、這わせ幅を1ヒロ強に戻した。
すると、その直後に寝ウキが立ってスーッと入っていったので合わせると、乗ったあ〜〜!!
竿先をコンコン叩きながら、強烈に引いている。
「チヌだあ〜」と思いきや、突然のバラシ!(泣)
仕掛けを回収すると、サルカンの真下からハリス切れしていた。
ハリスはザラザラだったので、シモリ根か何かがあるのだろう。

 この後はバラシが響いたのか、アタリが無くなってしまった。
と同時に、潮も止まり、周りの釣り人も竿を曲げることから遠ざかってしまい、我慢の釣りが
しばらく続いた。

 そして、止まっていた潮が左に流れ始めた。
これで状況が良くなるだろうと信じて続けるが、エサすら取られてこない。
しばらくすると、潮は再び右に流れ始めた。
それで、仕掛けを右隣の釣り人付近まで流していくと、根掛かりするようになった。
この後も、ハリスを何回も交換することになり、嫌気がさしていた。

 そんな時、その付近でアタリがあり、合わせると、再び乗ったあ。
しかし、またもや、痛恨のハリス切れ!
回収するとやはり、ハリスがザラザラになっていた(泣)。
アタリがあまり無いだけに、2回バラしたショックは大きかった。

 相変わらず、根掛かりに悩まされながら、仕掛けを作り直している時に、いしばしさんから
応援TELをもらった。
TELで、私の状況を説明すると、「内向き先端の釣り座も良いで〜」とアドバイスしてくれたので、
私は迷わず、内向き先端の釣り座に変更することにした。
そして続けていると、いしばしさんが応援に駆けつけてくれました。
「ご無沙汰してます。」
ひとしきり、今までの状況を話したり、この釣り場についてのアドバイスしてもらった。
あとで再び見に来てくれるとのことで、いしばしさんは、この場をひとまず去っていきました。

 しばらく、内向きの釣り座でやっているが、魚からは何の反応もない。
しかも、朝一から内向きでやっている紀州釣り師数人も、エサ取りすらない状況である。
しばらくすると、潮目が先端左から岸に向かって伸びていて、その引かれ潮によって
仕掛けが引かれて左に流れ、潮目に合流して岸に流れていく。
マキエも岸にドンドン流れていくので、ヒットポイントがボケてしまい、釣りにならない。
それで、元の釣り座で根掛かり覚悟で攻めている方が、チヌに会う確率が高いと考え、
元の表向きの釣り座に戻ることにした。

 この後も潮は右に流れていて、私の釣り座からは少し右に流れると根掛かりする。
かといって、左には狭い間隔で釣り人がいるし、釣りにならないが、仕方なく続けるしかない。
その間にも周りではチヌがポツポツ釣れている。
でも、私には釣れない。
余程、私の腕が悪いんだろう(泣)。
それにしても、ネオ会メンバーさんはあまり釣れていないのに、潮○会メンバーさんはコツコツ
釣り上げていて、潮○会メンバーの腕の凄さをまざまざと見せつけられました。

 そして、時間だけがドンドン過ぎていき、午後3時過ぎにダンゴが無くなってしまったので、
ダンゴの調合をして練ろうとすると、アミエビを入れている袋はあるが中身が無くなっている(汗)。
一段高い波止でやっている私の釣り座の下にアミエビを置いてあったのに、私の知らぬ間に
誰が私のアミエビを使ってたんや〜?(怒)。
と言っても、無くなっている物は返ってこないので、仕方なくアミエビを買いに行くことにした。
そして、近くのエサ屋さんでアミエビを買ってきて、ダンゴ材料にアミエビを混ぜて、ダンゴを作り、
再び釣りを再開できた頃には午後4時を回っていた。
ホントにもったいない時間のロスだ(怒)。

 その後、這わせ幅をもう少し大きくして、しぶとく続けていると、ウキがスーッと入っていった。
少し待って合わせた。
乗ったあ!!!!
掛かった瞬間は、引きはそれほど強くなかったが、いきなり沖に走り始めた。
もしかして真鯛?
そんな期待も裏腹に左横に一気に走り始めた。
道糸もドンドン出ていくので、おそらくこの正体はボラだろう。
それで、私の左でやっている潮○会のメンバーさんの仕掛けにことごとく引っ掛かってしまい、
御迷惑をお掛けしました。
「すみませんでした。」
結局、上がってきたのは案の定、ボラだった。
人騒がせなヤツ!!!(怒)
私こそ人騒がせでした。
反省!!

 夕方になって、いしばしさんが再び訪れてくれた。
そして、状況を話すると、「この釣り場ではもう少し這わした方が良いよ。」とアドバイスしてくれた。
それで、アドバイス通りに這わせ幅を大きくした。
その間にも、潮○会の人たちにはチヌがポツポツ釣れているが、私にはまだ釣れない。

 そして、午後6時前に左隣の釣り人が帰った。
それで、潮は依然として右に流れているので、左に仕掛けを投入して、今まで狭かった範囲を
広く攻めることができるようになった。
と同時に、左からの風が強くなったので、タナを一気に深くして、這わせ幅を一定に保つことにした。

 そして、辺りも少し暗くなり始めた午後6時30分、私の今シーズン初の紀州釣りは完敗だと
諦めかけていたら、寝ウキがスーッと立って入っていった。
チヌだと期待しながら合わせると、乗ったあ〜!
すると、竿先をコンコン叩いているので、チヌだと確信しながら慎重に足下に寄せてくると、
薄暗くなった水面に現したのはやはりチヌだった。
高い波止なので、腕をいっぱい伸ばし、慎重にタモで掬い、タモに収まった。
ヤッタ〜〜〜!!!
諦めムードになっていた時のこの1枚は涙が出るほど嬉しかった。

 周りを見ると竿が曲がっているので、やっと遅い時合いがやってきたようで、まだ釣れるかもと
期待しながら続けた。
すると、既に諦めて私のそばにやってきた磯吉さんの目の前で、立て続けにもう2枚を追加した。
しかもタモで掬ってもらい、磯吉さん有り難うございました。
この後、もっと暗くなり、ウキが見えなくなってきたので、午後7時に納竿とした。

 朝からあんなに苦しんでいたのに、納竿間際の怒濤の3連チャンは気持ちよかった。
ホントにすっきりしました。
私も今回釣行から紀州釣りシーズンに突入しましたが、、シーズン目標である「ボーズ無し」を
達成できるように頑張ります。

 それにしても、苦しんでいた私に対して、周りで釣っていた潮○会のみなさんは朝から
たくさん釣っていたので、腕の差を間近でまざまざと見せつけられましたけどね(笑)。
恐るべし、紀州釣り軍団でした。



今回の釣果
私・・・・・・・・・・チヌ3枚(36cm,34cm,32cm)、他
磯吉さん・・・・・他



今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。