日時 2008/07/06(日) 7:00 〜 19:00
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 加太港
メモ  
満潮 干潮
中潮 7:45 21:12  2:02 14:31 
天気 曇り時々晴れ 普通 波高 1.5m 水温   気温  
同行者 四宮、いしばしさん、エイちゃん 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
オキアミ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
フグ 15.0 Cm 〜 15.0 Cm ? kg 〜 ? kg 15 匹    
写真
 画像は今回同行させてもらったメンバーである。
左から、私の釣り座(緑色のクーラーボックス)、磯吉さん、エイちゃん、いしばしさんである。
この日は当日飛び入りで、久しぶりにエイちゃんが同行することになったのは嬉しかった。

 土曜日釣行なら、いしばしさん&磯吉さんと共に家島釣行を予定していたのですが、
各人の予定が合わず、日曜日ということで近場で紀州釣りをすることにした。
私は3週間前に私がまずまずの釣果を得ていたので、加太港に設定したのだ。

 当日、私はいしばしさんを迎えに行き、加太港に向かった。
現地到着は午前5時前だった。
早速、波止を偵察すると、紀州釣り師が1人、サビキ師が数人、エギンガーが数人いて、
たくさんの釣り客が来ていたので車に戻り、いしばしさんと場所変更しようかと、
しばらく悩んだ結果、少し空いている所に釣り座を構えることにした。

 車に戻り、荷物をまとめて波止に向かい、波止に到着すると、私は先端から10mほど手前に
陣取り、いしばしさんは更に10m程手前に陣取ることになった。
ちなみに磯吉さんは後に合流してくれるとのことである。
この時、いしばしさんのネット仲間である「かもやさん」が偶然にも同じ波止にいて、
この波止の状況やら何やら話している。
私は後に挨拶をさせてもらったが、今までに私のHPを見て下さっているとのことだった。
有り難うございます。
今後とも宜しくね!

 釣り座を構えてから、時間の縛りもないので、いしばしさんとしばらく釣り談義を楽しんでいた。
楽しい一時も終わり、準備を始めた。
午前7時前にようやく準備が終わり、釣りを開始した。

 釣り開始直後、満潮近かったので、タナを6ヒロに設定すると、丁度タナトントンだった。
そして、潮はゆっくりと左に流れていた。
それで、しばらくタナトントンで攻めることにした。
しかし、2投目からオキアミが取られてきたので、急遽這わせることにした。

 半ヒロほど這わせるが、少し流すとオキアミは無い。
それで1ヒロ這わせることにしたが、アタリは無く、オキアミだけが取られてくる。
朝一からこんなにエサ取りの活性が高いなんて、ビックリである。
とりあえず、タナはそのままで、エサ取りの活性を押さえるためにダンゴの割れを遅くして、
様子を見ることにした。

 そのうち満潮を迎え、潮が止まった。
しかし、エサ取りの活性が落ちるどころか、ドンドン高くなってきているようだ。
ここで、オキアミでは持たないので、ボケを使うことにした。
すると明確なアタリがあった。
ダンゴが割れて少し流していると、モゾモゾした前アタリがあり、その直後に寝ウキが立ち、
一気に入っていった。
本日初めてのアタリだったので、ワクワクしながら合わせると、乗ったあ〜〜!!
しかし、引きは本命ではなく、上がってきたのは手のひらもないフグだった。
やはり、エサ取りの正体はフグだった。
残念!

 でも、エサ取りが寄ってきているということは、チヌも近くにいると信じつつ、ボケとオキアミの
ローテーションで攻めることにした。
しかし、アタリを合わせるたびに掛かってくるのはフグばかりである。
そんな時、いしばしさんがやって来て、「フグが多いときにボケを使うと、余計にフグまみれに
なるよ。」とアドバイスをしてくれた。
ということで、オキアミを連続して使った後、ボケに変更し、またオキアミを連続して使うことにした。
もちろん、フグの目先を変えるという意味で、このローテーションに変更し、ボケだけをチヌに
食わせるようにしたいのだが、フグの猛威は凄まじく、思うように釣りができない。
ボケの時だけ、フグが釣れてくる。

 しばらくして、いしばしさんが手のひらほどのキビレをゲットした。
おめでとうございます。
その直後にもアタリをとらえ、本命らしき引きで寄せてくる途中に、バラシてしまった。
今回は30cmはあろうかという引きだったらしく、ホントに残念でした。

 そして午前10時頃、御一緒するのは1ヶ月半ぶりの磯吉さんがやって来た。
しばしのお話を楽しみ、釣り座は私といしばしさんの間に入ってもらうことにした。
この時、サビキ釣り師も何人か帰っていたので、場所を確保できたのだ。
ようやく、予定通りの3人で釣りをスタートできることになった。

 その直後、エイちゃんから応援電話があった。
いつもいつも応援有り難うございます。
そして嬉しいことに、突然この後、我々と合流して頂けるとのことで、ほぼ1年半ぶりに
御一緒できるのをワクワクしながら待っていた。

 そして昼前頃、エイちゃんがやって来た。
「ご無沙汰してます。」と挨拶をし、磯吉さんといしばしさんとの間に入ってもらった。
写真はその時の釣り座である。
お会いするのもホントに久しぶりだったので、嬉しくてたまりませんでした。

 4人が横一線になり、釣り始めた。
午前中、潮は左に流れたり止まったりを繰り返していたが、午後になって右に流れるようになった。
しかし午前中同様、依然としてフグの活性が高いままである。
そして、この時から、いしばしさんはたまにエサが残ってくるようになってきたとのこと。
いしばしさんの釣り座では良い兆しのようだ。
でも私はというと、朝一からエサは全く残ってこない状態が続いているので、どうだろうか。

 しばらくすると、エイちゃんが大きな合わせを入れた。
フグちゃんが集まり始めたんだろう。
この後もエイちゃんのシャクリ音は何回も響いていた(笑)。
もちろんエイちゃんだけではなく、みんなのシャクリ音も響いていたのは言うまでもない。

 この後もフグ対策として、ダンゴの割れを遅くしたり、這わせ幅を大きく取ったりするが、
フグの勢いは一向に弱まる気配はない。
そのうち、ダンゴの割れが凄く早くなった。
もしかしてボラが集まってきてダンゴを割りに来たのかも?
それを裏付けるように、いしばしさんがボラを掛けた。
残念!
でもボラが寄り始めてから、ほとんどのフグが散ってしまったのか、ボケでは残ってくることも
多くなったのは事実だ。
これはチャンスかも!!

 そして午後3時30分、磯吉さんが大きく合わせると、竿先をコンコン叩いているので、
本命だと、我々一同期待した。
と同時に、ボケで這わしていた私にも寝ウキが立ってスーッと入っていき、典型的な本命の
アタリになので期待しながら合わせた。
すると良い感じに竿先をコンコン叩いている。
「やっと掛かったかあ〜!」と喜ぶのもつかの間、急に軽くなったかと思うと、痛恨のバラシ!
仕掛けを回収すると、サルカンの少し下でハリス切れだった。
痛〜〜〜〜い!!
結局、磯吉さんが掛けた魚は見事に本命で、無事にゲットしていた。
私と同時に掛けた磯吉さんがチヌをゲットしただけに私のバラした魚はチヌだった確率が高い。
痛すぎる〜〜〜〜〜〜!!!

 この直後、ボラがどこかに行ってしまったのだろうか、ダンゴの割れが遅くなったかと思うと、
再びフグが集まり始め、オキアミ&ボケを這わしているが、ほぼ秒殺状態だ。

 しばらくすると、ボラが再び集まり始めたようで、ダンゴが早く割れるようになった。
それで、ダンゴを握る回数を多くして、ダンゴの割れを遅くすることにした。
すると、先程からシャクリ続けていたエイちゃんが何かを掛けた。
上がってきたのは20cm強の美味しそうなキスだった。
キスが釣れるということは、やはりエサ取りが少なくなっている証拠なので、
チャンス到来とばかりに気合いが入った!
その直後、いしばしさんが大物を掛けた。
強烈な引きでのやり取りをしながら、もう少しで魚影を確認できるところまでまで寄せてきた時に、
磯吉さんがタモ入れの準備に入った瞬間にバラしてしまった。
いしばしさんによると、バラした魚はおそらくてボラだったと言うが、残念でした。
この後は、再びフグが猛威を振るい始め、午後7時に納竿とした。

 結局、この日の後半はフグとボラのローテーションを繰り返し、数少ないチャンスをものにした
磯吉さんがチヌ1枚(27.5cm)、朝一の時合いをものにした「いしばしさん」がキビレ1枚(23cm)を
釣ったのが関の山で、厳しい状況でした。
それにしても、この厳しい状況下で、いしばしさん&磯吉さんはさすがでした。
みなさん、お疲れ様でした。

 私は前回釣行で、せっかく釣果8割に乗せたのに、釣果6割6分6厘になってしまった(泣)。
釣果8割に何としても戻すぞ〜!



本日の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・他
磯吉さん・・・・・・・・チヌ1枚(27.5cm)、他
いしばしさん・・・・・キビレ1枚(23cm)、他
エイちゃん・・・・・・他



 今回もたくさんの応援メール&掲示板への書き込み応援等、有り難うございました。
厳しい状況下で、「磯吉さん」と「いしばしさん」の釣果である。
上は、いしばしさんの釣った23cmのキビレである。
下は磯吉さんが釣った27.5cmのチヌである。