日時 2008/07/13(日) 14:45 〜 18:50
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 初島漁港
メモ 漁船の出入りが激しく、新しい波止である。
30センチ前後が多いが、40センチ〜50センチも
たまに見掛ける。
満潮 干潮
若潮 0:53 16:53  8:50 20:47 
天気 晴れ 強い 波高 1.5m 水温   気温  
同行者 なし 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 21.5 Cm 〜 21.5 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
コトヒキ 21.0 Cm 〜 21.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
マダイ 10.0 Cm 〜 10.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹    
キス 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
ボラ 60.0 Cm 〜 60.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
フグ 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹    
写真
 今週は仕事のために釣行できないと諦めていたが、仕事は何とか午前中に切り上げることが
できるということで、午後から釣行できることになった。
場所は、前日に磯吉さんが単独釣行して手のひらサイズながら5枚ほど釣った初島漁港である。
私自身、初島漁港はほぼ2年ぶりに行くことになった。

 当日は予定通り、仕事を午前中に早く切り上げて、現場に向かうことにした。
そして携帯を見ると、メールが来ていたので見ようとすると、ボタンを押すが、反応もない。
唯一、電源ONOFFのボタンだけ反応したので、一旦OFFにして、ONしてリセットするが、
やはり、どのボタンも反応しないのだ。
それで急遽、DOCOMOショップに向かった。
すると、メーカー修理しなければならないということで、貸し出し用の携帯を借りることができ、
不便は無くなったが、予定は1時間半ほど狂ってしまった(泣)。
そして現場近くの駐車場に到着したのは、午後2時過ぎだった。
それで慌てて少し遠い釣り座に歩いて向かい、釣り準備をして、釣り開始は午後3時前であった。

 突然の携帯アクシデントで予定時間より1時間半ほど遅れたが、ようやく釣り開始となった。
5ヒロのタナトントンから始めた。
釣り開始直後は左からの風も強いし、潮は右に流れているし、釣りづらい状況である。
そんな中、数投後にキスが釣れた。
エサ取りが少ないのかと思いきや、その数投後にはオキアミが無くなってきたので、
エサ取りの活性が高いということが分かった。

 それで、這わせを敢行することにした。
まずは半ヒロぐらいから様子を見るが、全く太刀打ちできない程、瞬時にオキアミが取られるので、
ボケに切り替えると、アタリが出始めた。
寝ウキがモゾモゾしながら立ち、入っていったので合わせると何か掛かった。
引きは小さいし、本命の引きではない。
上がってきたのは小さいフグであった。
やはり、エサ取りの大本命であるフグが群がっていたのだ。

 それで、這わせ幅を更に1ヒロ近く長くした。
すると少しではあるが、エサ持ちが良くなった。
そしてダンゴが割れて少し流していると、寝ウキがピョコンと立ち、一気に入っていったので、
合わせると、乗ったあ〜。
先程のフグよりは引きが強いので、期待しながら上がってきたのはコトヒキだった。
久しぶりのコトヒキだったので、一応キープした。

 この後はエサ取りが猛威を振るい始め、仕掛けを這わしているだけに寝ウキがピクッと
動く程度のアタリしか無いが、ボケだけはきっちりと取られてくる。
もちろん、全くアタリが無い時の方が多いので、辛抱しながらダンゴを投げ続けるしかない。

 そんな我慢の釣りが続いていた中、磯吉さんが応援に駆けつけてくれて、冷たい缶コーヒーを
差し入れてくれた。
有り難うございます。
前日に磯吉さんは、この釣り場で手のひらサイズを5枚釣っているので、色々なアドバイスを
頂きながら、しばらくお話をした。
そして、おもむろに「竿を貸してくれ!」と言うと、私の使っている竿を持って釣り始めた。

 磯吉さんは30分程釣りをして気が済んだのか、「頑張れよ!」と言い残し、帰ってしまった。
その間、アタリは1回もなかった。

 磯吉さんの応援に励まされ、私は釣りを再開した。
しばらくすると、今まで強く吹いていた左からの風が弱まり、釣りやすくなった。
そして、寝ウキに久しぶりのアタリがあった。
ボケを使っているので、寝ウキが入っていくのを見届けてから合わせた。
すると、軽い!
素バリを引いたかと思いきや、何か掛かっているのか、微妙な重みを感じるのだ。
仕掛けを回収すると、何と10cm程のチャリコが掛かっていた。
この後も、風が弱まり、アタリが取りやすくなってからは同サイズのチャリコが連発した。
もちろん、このチャリコもフグ同様にエサ取り化していて、今まで邪魔をしていたのであろう。

 そして、右にゆっくりと流れていた潮が止まり、風は弱い追い風となった。
と同時にエサはエサ取りの大群によって簡単にやっつけられるようで、アタリは無くなってしまった。
それで、タナをほぼトントンにしてみると、明確なアタリはたまに出るが、釣れるのはフグ&チャリコ
だけである。

 そして、潮が再び右にゆっくりと流れ始めたと同時に這わせ幅を1ヒロ半ほど取った。
すると、その数投後、前アタリの後、一気に寝ウキが入ったので少し待って合わせた。
引きは小さいが、おそらく本命ちゃんだろうと確信しながら上がってきたのは、手のひらくらいの
キビレだった。
残り時間も少なく、ボーズを覚悟していただけに、小さいながらもこの1枚はホントに嬉しかった。
この時、午後5時45分だった。

 やっと時合いが来たかと思い、連チャンを期待して気合いを入れ直した。
しかし、なかなか続かない。
釣れてくるのはフグとチャリコばかりだ。
そんな時、寝ウキが立って一気に入ったので、またもやキビレかなと思いながら、
少し待って合わせた。
乗ったあ〜!
なかなかの引きだ!!
竿先をコンコン叩いているのでチヌだと思いきや、次の瞬間、凄い勢いで横に走り出した。
もしかしてボラ?
やりとりを続けていると、おそらくボラのようだ。
でも、チヌであるという期待は少し持ちながら、足下に寄せてきた魚を確認すると、
やはり、ボラだった。
え〜ん(泣)。
仕方なくタモ入れして上がってきたボラは、丸々と太っていた。

 結局、この後はアタリも少なくなり、ダンゴも無くなったので、午後7時前に納竿とした。
キビレならぬ、「チビレ」1枚だけでは納得はしていないが、ボーズを間逃れただけでも
良しとするしかないなあ(笑)。

 先程から、私と入れ替わりに カマス狙いのルアーマンがたくさんやって来た。
見ていると、時折、手のひら強のカマスが釣れている。
こんなことなら、私もルアーを持ってくれば良かったなあ(笑)。




今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・キビレ1枚(21.5cm)、コトヒキ、キス、チャリコ、他