日時 2008/07/21(月) 5:30 〜 19:15
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 下津沖山
メモ  
満潮 干潮
中潮 7:24 20:45  1:51 14:05 
天気 晴れ 普通 波高 1.5m 水温   気温  
同行者 楽釣さん 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 26.0 Cm 〜 31.0 Cm ? kg 〜 ? kg 4 匹    
ボラ 80.0 Cm 〜 80.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
コノシロ 30.0 Cm 〜 30.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
フグ 20.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹    
オコゼ 10.0 Cm 〜 10.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
写真
 今回は久しぶりに楽釣さんと御一緒させてもらうことになり、楽釣さんのホームグランドである
沖山に釣行することになった。
私も楽釣さんも沖山では今シーズン2回目で、前回(6/8)では共にボーズを食らったので、
2人してリベンジ釣行となった。

 当日は私が午前3時45分に楽釣さんを迎えに行き、途中に魚のエサ&人間のエサを調達して、
現場に到着したのは午前5時だった。
短い波止だけに、心配していた場所取りだが、カマス&タチウオ釣り組と入れ替わりで、
何とか確保することができたのでホッとした。
ただ、紀州釣り師が1人もいないというのは、本日の釣果にどう影響するのだろうか?
先端にカマス釣り師がいたので、その左隣に私、更に左隣に楽釣さんが構えることになった。

 そして、釣り準備も終わり、午前5時30分には釣り開始することができ、夕方までの暑くて
長い釣りが始まった。
タナは前回釣行同様9ヒロから始めることにした。
釣り開始当初、潮は右にゆっくりと流れていたのでタナ的には丁度良い感じであった。

 しばらくすると、楽釣さんが大きく合わせ、上がってきたのはフグだった。
この後、楽釣さんはフグを連発し、エサは毎回取られてくるとのことだった。
一方、私はというと、エサは全く取られないし、アタリも全く無い状態である。
ただ、私は楽釣さんよりも竿1本ほど先に投入しているんだが、ちょっとの違いで
こんなにも状況が違うなんて!

 そうこうしているうちに、潮は川のように速く右に流れ始め、釣りにならなくなった。
釣り開始直後から足下にマキエを撒いていると、エサ取りの下の方に25cm前後の
グレの姿を確認していたので、流れの速い間だけ紀州釣りを一時中断し、
紀州釣りの仕掛けのままフカセ釣りを始めた(笑)。
と同時に、楽釣さんもヌカ切りの要領でグレを狙い始めた。
しかし、オセンやフグなどのエサ取りに邪魔され、2人とも中々グレが釣れない。
しばらくして、ヌカ切り師と紀州釣り師がやってきて、私の左に釣り座を構えた。

 潮が緩やかになったようなので、我々は紀州釣りに戻った。
相変わらず、魚からの反応は全く無い。
ひたすらダンゴを投げ続けるが、状況は変わらない。
しばらくすると、再び潮が速くなったが、休むことなく続けた。

 そして、目の前に止まっているタンカーが動き出すみたいで、周りの人達の動きが
慌ただしくなった。
この後、やはりタンカーが動き出し、タンカーの向きを変えるために補助船が
タンカーの船頭を押している。
その補助船のスクリューによって底がかき回され、辺り一帯が濁ってしまった。
今まで撒いてきたダンゴも、全部かき回されたのだろうか?
それにもめげず、頑張るしかない。

 この後、潮は緩やかになったり、速くなったりを繰り返し、なかなか安定しない。
魚からの反応も鈍いままだ。
おまけに上潮は右に流れているが、下潮は右に流れているときもある。
いわゆる2枚潮になっているときもあるのだ。
「こんな厳しい状況じゃ、午前中は釣れないだろう」と我々は覚悟していた。
私は「午前中どころか、今日は釣れるかな?」という心配までしていた(笑)。

 しかし、ボラがダンゴを割りにき始めたのを機に、ボケも取られ始めた。
やがて、アタリが出始めたが、上がってくるのはフグである。
でも、エサすら取られなかった今までの状況からすると、一歩前進したと言える。

 で、ヌカが残り少なくなったので、第二弾ダンゴを練ろうか、昼食休憩しようかと迷っていた
午前11時30分頃、潮がゆっくりと右に流れ始めたと同時に、楽釣さんが30cm強のチヌゲットした。
おめでとうございます。
それで、やっと来た時合いを逃さないとばかりに、私はダンゴは残り少ないが、続けることにした。
すると、私に本日初めてのアタリがあった。
ボケで2ヒロほど這わしていると、前アタリの後、寝ウキがスーっと立って入っていったので、
すかさず合わせると乗ったあ〜!
竿先は心地よくコンコン叩いているので、本命だと確信した。
そして、ようやく海面に姿を現したのはやはりチヌだった。
楽釣さんに掬ってもらい、上がってきたのは30cm前後のチヌだった。
ヤッター!
状況が厳しかっただけに、この1枚はホントに嬉しかった。

 喜ぶのもつかの間、私はこの時合いでチヌを追加しようと、残り少ないヌカで頑張ることにした。
すると、1枚目をゲットした次の投入で、またもやアタリがあった。
今度は前アタリもなく、一気に寝ウキが入った。
慌てず、少し待って合わせた。
すると、これも乗ったあ〜!
上がってきたのは、先程よりも少し小さいサイズのチヌであった。
そして連続して、ゴボウ抜きサイズのチヌをもう1枚追加し、合計3枚になった。
私は数投後にヌカが無くなり、昼食休憩をすることにした。
この後、私も楽釣さんもアタリが無くなり、時合いが終了したようだった。

 昼食休憩を早々に済ませ、第二弾のヌカを調合することにした。
そして、第二弾のダンゴを作り、釣りを再開した。
再開直後、潮の流れが変わり、沖に速く流れるようになってしまった。
午前中のように釣りにならないような速い流れだが、暑さに負けず続けた。

 しばらくして続けているうちに、アタリが無いので仕掛けを回収しかけた瞬間、
エサが少し動いて誘いになったのか、何かが掛かった。
チヌか? 
いや、チヌじゃないなあ。
何だろう?
微妙な引きを楽しみながら上がってきたのは、チヌではなく、久しぶりのコノシロだった。
もしかしてチヌかなと期待していただけに残念だった。

 そのうち、流れは緩やかになったが、ボラの活性が高くなり、ダンゴが速く割られるようになった。
それで、ダンゴを握る回数を増やし、割れにくくして臨んだ。
何とか、ダンゴを深い底まで持って行くことができるが、ダンゴが割れてからはエサ取りが
散ってしまったのか、エサは全く取られることは無くなった。

 この後、潮の流れは小刻みに変わり続け、厳しい状況であることには変わりない。
そして、暑さに強いはずの私は頑張って続けていたが、この日の猛暑に耐えきれず、
意識朦朧となりかけていたので、車に戻ってクーラーをガンガンにして休憩することにした。
そのうち、気持ち良くなって1時間ほど眠ってしまった。
すると、楽釣さんが心配になって様子を見に来てくれた。
楽釣さん、心配かけてすみませんでした(ペコリ)。

 釣り再開したときには潮は落ち着いていたが、私が休憩していた間もずっと釣り続けていた
楽釣さんによると、状況は良くないとのことだった。
それでも、いつか来る時合いに向けて続けるしかない。

 すると、釣り再開直後の午後3時過ぎ、楽釣さんが2連チャンゲットで、私に追いついた(3対3)。
楽釣さんに初めてプレッシャーを掛けることができたのに、とうとう追いつかれてしまった(泣)。
まあ、凄腕の楽釣さんに勝てるなんて初めから思っていないので、想定内のことである。
ここで、再び来たであろう時合いに向けて気合いを入れ直した。
すると、ダンゴが割れたであろう瞬間に寝ウキがスーッと入っていったので合わせた。
強烈な引きで寄ってきたのは丸々と太ったボラであった(泣)。
楽釣さんは早々にタモ入れの準備をしてくれていたのだが、ボラは急に波止先端に走り、
波止に道糸が擦れて切れてしまった。
それで、楽釣さんは私の流れてしまった寝ウキを回収してくれました。
有り難うございました。

 私は慌てて仕掛けを作り直すことにした。
道糸から切られたので、タナも調整し直さなければならなかった。
作り直している最中にも、楽釣さんの様子が気になって仕方がなかったが、ようやく仕掛けが
出来上がり、釣りを再開した。

 すると、ボラの大群にダンゴが割られるので、ダンゴにアミエビを少々追加したり、
握る回数などで割れ具合を調整するが、タナ調整がなかなか上手くいかない。
ここで基本に返り、タナトントンから始めようと、固いダンゴでタナ調整することにした。
ようやく、タナトントンに合わせることができ、潮の流れは緩やかなので、少しだけタナを深くして
続けることにした。

 すると、その1投後、ほとんどタナトントンのまま、ダンゴが割れてすぐにアタリがあった。
エサはボケだったが、タナトントンだけにスーッと立ったので、すかさず合わせた。
乗ったあ〜〜!!
上がってきたのは、30cm弱のチヌであった。
この深場にしてタナ調整で釣れたなんて、ラッキー!!
釣れてしまって、すみません(笑)。
調子に乗ってこのまま続けるが、全くダメだった。
やっと、タナが合ったので、2ヒロ近く這わしてすることにした。

 そのうち夕方になり、ボラが散ってしまい、釣りやすい状況になった。
すると私の方は、ほとんどボケは残ってくるようになったが、アタリは無くなってしまった。
一方、楽釣さんは納竿間際に怒濤のようにシャクリ始めた。
しかし、フグしか上がってこなく、このまま納竿となった。

 私は今回も釣果を得ることができ、これで7.5割(6回/8回)に戻すことができた。
今期目標の8割釣果に戻すには、あと2回の釣行で2回とも釣果を得なければならないのだ。
頑張ります!




今回の釣果
チヌ吉(私)・・・・・・・チヌ4枚(31cm、29cm、27.5cm、26cm)、他
楽釣さんの釣果・・・チヌ3枚(32cm、28cm、25cm)、他




 今回もたくさんの応援メール等、有り難うございました。
楽釣さんの釣果です。
30cm前後を3枚でした。