日時 2008/08/10(日) 9:00 〜 18:45
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 海南某波止
メモ  
満潮 干潮
長潮 22:30   6:59  
天気 晴れ 普通 波高 1.5m 水温   気温  
同行者 なし 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
フナムシ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 25.0 Cm 〜 26.5 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹    
マダイ 15.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹    
フグ 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 6 匹    
写真
 毎年恒例である那賀紀州FC紀州釣り遠征の今年の日程(8/15〜8/16)もやっと決定し、
遠征に向けて調整釣行しようかなとも思っていたが、今週も釣りに行かないつもりだった。
それで、8/9の夜は焼酎を飲みながら、北京オリンピックの中継を見ていた。
すると、オリンピック3連覇を期待されていたヤワラちゃんこと谷亮子選手が負けてしまった。
(結果として銅メダルを獲得したのだが・・・)
その後、寝床に入ったが、なかなか寝入ることが出来ない。
それで突然、釣行したくなった(笑)。
こんなに急な釣行は初めてだ(爆)。
ということで、今回は久しぶりの単独釣行となった。

 明くる日、目を覚ましてから、場所を何処にしようか考えた。
急遽思い立った釣行だけに、釣果に関係なく、初めての釣り場で挑戦したいと思い、
以前から気になっていた海南市S港に行くことにした。

 それで、凄く遅い出発となり、すっかりと明るくなった午前7時に自宅を出発した。
ひっそりとしたS港に到着したが、小さい漁港ゆえに駐車場がない。
漁港にいた地元の漁師さんに、駐車場はどこにあるのか聞くと、駐車場はないが、
少し離れた場所に駐車スペースがあるとのことで、そこに駐車し、大荷物を持って歩くことにした。
10分ほど歩いて、ようやく波止に到着したが、朝から厳しい日差しが照りつけ、
波止に到着したときには、汗びっしょりになっていた。
慌てて準備をし、午前9時に釣り開始となった。

 いつもながら、初めての釣り場で釣りを開始するのはワクワクするものだ。
特に気になるのは、どのくらいの水深があるのかというこだ。
早速、タナ合わせから始めると、4.5ヒロ強だったので、暑いこの時期にしては
何とか勝負できるタナである。

 それで、いつものようにタナトントンから始めた。
潮は右にゆっくりと流れていた。
2,3投ほどはオキアミも残ってきたが、その後は秒殺状態である。
余程、フグなどのエサ取りの活性が高いのだろう。
これでは勝負にならないということで、一気に1ヒロほど這わせることにした。
しかし、それでも瞬時にオキアミは取られるので、早々とフナムシを投入することにした。
そして、風は左から強く吹いていて、釣りづらい状況である。
この風は夕方までずっと吹いていた。

 すると、2投ほどはフナムシでも残ってきたが、それ以降は残ってこない。
もちろん、アタリもない。
挙げ句の果てにはアタリもないまま、針ごと持って行かれる始末である(泣)。
フグの大群が集まっているようである。
朝一からこの状況では厳しい釣りになりそうであるが、この時期の紀州釣りなら、
エサ取りが多いのは想定内だが・・・・・・・・・・・・・・。

 この後は潮は左に流れ始めた。
でも、オキアミもフナムシも瞬時に取られる。
そして、潮は止まり、再び右に流れ始めたが、状況は変わらない。

 ここで、ボケを投入することにした。
潮は右にゆっくりと流れていて、這わせ幅を1ヒロ半に設定した。
しかしアタリは無いが、ボケは上手に取られてくる。
それで、ここからはボケとオキアミとフナムシのローテーションで攻めることにした。
それでもエサ取りはアタリもなく、エサを上手に取ってくる。

 そんなこんなで、潮は右にゆっくりと流れたり、止まったりを繰り返し、時間だけが過ぎていった。
それで、午後2時前にダンゴが無くなったので、第二弾を練ることにした。

 「やっぱり初めての釣り場では難しいなあ。」と思って諦め掛けていたのだが、
新しいダンゴで、しかもボケを連続して使い始めて数投後、寝ウキが一気に入っていった。
「チヌのアタリじゃなく、フグだろうなあ」と思いながら、少し待って合わせた。
すると、竿先はコンコン叩いているので、「もしかしてチヌかな?」と期待しながら寄せてくると、
紛れもなく、銀鱗ちゃんだった。
自分でタモ入れをし、上がってきたのは25cm強のチヌであった。
とりあえず、ボーを間逃れて良かったあ〜(笑)。

 この後は頻繁にアタリが出始めたが、寝ウキがピョコンと立ったり寝たりで、ボケは無い。
この直後、同サイズのチヌをもう1枚追加した。
それで、この頃から勝負を掛け、ローテーションの中でもボケを多く使うことにした。

 しばらくして潮が止まったので、這わせ幅を半ヒロ短くすると、ダンゴが割れて少しすると、
シモリ玉が寝ウキまで行っていないのに、寝ウキがピョコンと立ったり寝たりで、モゾモゾしている。
それで、もしかしてこれがアタリかと思い、合わせた。
すると、やはりアタリだったようで、上がってきたのは先程と同サイズのチヌだった。
もちろん、針は飲み込んでいた。

 これで3枚ゲットしたところで、あまりの暑さに参り、車に戻って涼むことにした。
すると、30分ほど寝てしまった(笑)。
そして仮眠の後、釣り場に戻った。
この時から、風は緩やかになり、釣りやすくなった。

 と同時に、潮も左に流れるようになった。
しかし、アタリは無い。
今日の当たり潮は右に流れるか、止まったときだろう。
でも、ボケだけが取られてきて、そのまま時間だけが過ぎていき、午後6時を過ぎていた。
今日は初めての釣り場だし、この3枚で終わろうかと思っていた時にアタリがあった。

 寝ウキが一気に入ったので、少し待って合わせた。
すると、乗ったあ〜〜〜〜!!
これも、本命らしい引きで足下に寄ってきたのは、25cm強のチヌであった。
同じアタリで、同サイズをもう1追加した。
これで、計5枚である。

 この直後、寝ウキはスーッと立ったまま止まって入っていかなかったので、待ちきれずに
合わせると、乗ったあ〜〜!!
今回は今までより少し大きい引きだったが、数秒後に痛恨のバラシ!!!
針ハズレだった。
残念!!!

 この後、このバラシが響いたのか、アタリも無くなってしまい、ボケも残るようになった。
逆にチャンスかと思ったのだが・・・・。
このまま、午後6時45分に納竿となった。
結局、初めての釣り場で小さいながらも、5枚ゲットして、久しぶりに新規開拓に成功した。

 それにしても、本日の釣行で、今まで思っていたチヌの習性が一変させられることがあった。
それは、本日のチヌのアタリの出方に現れていた。
というのも、フグが朝一から納竿までずっと猛威を振るい、ボケやフナムシが残ってこなくて、
1ヒロ〜2ヒロくらい這わしていただけに、フグではアタリが出ることは無いが、ハリごと持って
いかれることも、しばしばあり、厳しい状況であった。
そんなフグまみれの海の中では、ダンゴが割れた後、我先にとエサの争奪戦が繰り広げられ、
チヌもフグに負けじと、争奪戦に堂々と参戦していたに違いない。
それを裏付けるように、ボケを這わしているにもかかわらず、本日のチヌのアタリ(5枚中4枚)は
前アタリもなく、寝ウキが一気に入っていったのだ。
とりあえず、フグよりも速くエサに食らいつき、口にくわえて一気に走っていたのだろう。
チヌはエサ取りよりエサを取るのが下手だと思っていたが、エサ取り(フグ)と競ってエサを
取り合いできるとは驚きだった。

 とりあえず、急遽思い立った釣行で、新規開拓できたことは、今年の紀州釣り遠征に向けて、
良い弾みになったと思います。
今年の遠征は、5年前からずっと続いていた日本海から太平洋に場所を移し、三重県に決定した。
日程は8月15日&16日です。
今年はいしばしさんも初めて参加してくれるということで楽しみにしています。




今回の釣果
チヌ吉・・・・チヌ5枚(26.5cm,26cm,25.5cm,25cm,25cm)、他



 今回もたくさんの応援メール等、有り難うございました。