日時 2008/08/15(金) 5:45 〜 17:45
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 三重県某波止
メモ  
満潮 干潮
大潮 4:30 18:04  11:19 23:39 
天気 晴れ 普通 波高 1.5m 水温   気温  
同行者 いしばしさん、タヌPONさん 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 21.0 Cm 〜 35.5 Cm ? kg 〜 ? kg 13 匹    
アイゴ 40.0 Cm 〜 40.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
ベラ 20.0 Cm 〜 22.0 Cm ? kg 〜 ? kg 3 匹    
グレ 20.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹    
フグ 20.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹    
写真
 今年もお盆恒例の那賀紀州FC紀州釣り遠征の時期がやってきました。
過去4年間は日本海で攻めていたんですが、今年は初めて三重県に行くことにした。
日程の調整が少し手間取ったんですが、8/15〜8/16の2日間になり、うちのメンバーに
遠征参加の有無を確認すると、誰も行けないとのことで、我がクラブとしては4年前以来、
私1人での遠征になるのかと思いきや、いしばしさんが同行してくれるということで、ホッとした。
もちろん2年前から、この遠征に御一緒して頂いているタヌPONさんも毎年恒例として
今年も現地集合で参加してくれることになった。
有り難うございます。
遠征2日目には、いしばしさんの地元三重県のお友達も合流予定ということで、
今年も楽しみな遠征になりそうだ。

 遠征1日目(8/15)は鳥羽市の某波止で、2日目は志摩市の某波止の予定だ。
というのも、あるネット仲間からの情報をもとに決定したのである。
その節は本当にお世話になり、有り難うございました。

 遠征前夜の14日の午後11時、いしばしさんが私の家に迎えに来てくれて出発した。
当初、私が車を出そうと思っていたのですが、「私の車(エルグランド)なら、足を伸ばして
仮眠することが出来るで〜」という、いしばしさんの御好意で乗せてもらうことになった。
私の遠征なのに、車を出してもらうことになって、申し訳ございませんでした。

 ということで、午後11時に出発して地道を走り、勢和多気ICで伊勢自動車道に入り、
伊勢志摩スカイラインに入って鳥羽市まで行き、
1日目の目的地である鳥羽市某漁港に向かった。
途中休憩しながら、午前3時30分過ぎに目的地に到着すると、同時にタヌPONさんも到着した。

 早速、駐車して挨拶を交わした後、波止場の下見に向かった。
すると波止には誰もいなく、場所取り放題であったので、ネット仲間からの情報通り、
3人分の場所取りをした。

 その後、タヌPONさんは準備を始め、まだ暗いうちから電気ウキで紀州釣りを始めた。
さすが、紀州釣り師の鏡である。
一方、私といしばしさんは、辺りが明るくなり始めるまで待っていた。
そして、ようやく明るくなり始め、準備をし、午前5時45分に、私といばしさんは釣りを開始した。

 気になる水深だが、3ヒロ前後というところか。
それで、まずはタナトントンでオキアミを使って様子を探ることにした。
すると、数投後にはオキアミが残ってこなくなり、エサ取りが多いという証拠だ。
しばらく続けるが、アタリは無いものの、オキアミだけはしっかり取られてくる。

 ということで、1ヒロほど這わせることにした。
それでも、数投後にはアタリも無く、オキアミが取られてきた。
しばらく続けるが、状況は変わり映えしない。

 ここで、早々とボケを投入することにした。
すると、ダンゴが割れて少し流したら、明確なアタリが出始めた。
寝ウキがピョコンピョコンと小刻みに半立ちするようになった。
もちろん、ボケでもしばらく流していると、無くなってくる。
そして、スーッと立ったまま止まったので、入っていくのを待たずして合わせてみた。
何かが掛かった。
チヌではないようだ。
上がってきたのは、エサ取りの大本命であるフグだった。
やはり、フグの仕業だったのだ。
この後もフグの猛攻にあい続けた。

 午前9時過ぎ、フグまみれの中、しぶとく続けていると、寝ウキが立ってスーッと入っていった。
少し待って合わせると、乗ったあ〜〜!
竿先をコンコン叩いているので、チヌのような引きだ。
期待しながら寄せてくると、紛れもない銀鱗ちゃんだった。
慎重にタモ入れをして、上がってきたのは30cm弱のチヌであった。
今年の遠征第1号を釣り、思わずガッツポーズ!
この1枚は、今年の遠征を占う上で、大きな1枚であるのは言うまでもないが、
これから始まる遠征爆釣伝説のほんの序章に過ぎなかった。

 その数投後、左に流れていた潮が止まり、這わせ幅を少し詰めると、ウキ止めが寝ウキまで
達していないのに、ピョコンと立ち、すぐに寝て、再び立ったので、これはアタリかなと思い、
合わせると、やはり乗ったあ!
竿先をコンコン叩いているが、引きは小さい。
上がってきたのは25cm弱の本命ちゃんだった。
2枚目ゲットだ、イエ〜イ!
この頃になると、海底の状態がようやく見え始め、シモリ根が所々に点在していることが分かった。
和歌山の波止では、シモリ根が点在している所はあまり無く、私自身経験不足だが、
シモリ根付近を攻めるしかないだろう。

 この後、潮は再び左に流れ始め、ボケ&オキアミだけはしっかりと取られてくるが、
アタリは遠のいてしまった。
しばらく我慢の釣りが続いた。
そして、少し早い昼食休憩にしようかと思っていたときに、寝ウキが立って一気に入った。
フグかなと思いながら合わせると、なかなかの引きである。
初めは竿先をコンコン叩いていたので、チヌかと思いきや、近くに寄ってくると、強烈な引きで
横に走り始め、姿を現したのは丸々太ったボラだった(泣)。
この時を同じくして、タヌPONさんはチヌをゲットしていた。
おめでとうございます。

 これは時合いが来たかと思って、しばらく続けるが、小康状態が続いたので、
午前11時、気分転換にと、昼食休憩することにした。
その間も周りの状況を見ているが、変わり映えしない。
しかも、いしばしさんは釣り開始当初から、エサがほとんど取られないとのことだ。
私と5m程しか離れていないのに、この差は何なのか?
それは先程も触れていた通り、シモリ根の点在状況によるものだった。

 昼食後、釣りを再開するが、エサだけは取られる。
そこで、這わせ幅を1ヒロから2ヒロに変更すると、エサが取られる時間を少しだけ伸ばすことが
出来たので、このまま続けることにした。
そのうち、エサ取りも対応するようになり、状況を打開するべく、フナムシ投入とばかりに、
秘密兵器で採取しようと思っていた。
するとボケでアタリがあり、合わせると心地よい本命の引きだ。
上がってきたのは、本日最長寸の35.5cmだった。
ここで、いしばしさんに私とタヌPONさんとの間に入ってもらうことにした。
(直後に、いしばしさんに眠気が襲い、しばしの休憩タイムに入った。)

 この後、ポツポツとチヌを追加することができたので、フナムシを採取することなく、
午後4時を迎えた。
寝ウキに前アタリがあり、スーッと立ったまま入っていかないので合わせると、乗ったあ〜!
本日一番の引きだ。
もしチヌだったら、40cmは越えているだろう。
本命らしい引きで足下まで寄せてくると、足下のシモリに突っ込むが、難なく引き離し、
ようやく姿を現したのは、良型のアイゴだった。
良型チヌだと思っていただけに、「あ〜あ」と溜息をついてしまった(泣)。
上がってきたアイゴは、40cm強の良型であった。
これがチヌだったらなあ(大泣)!
この頃から、ダンゴの割れが速くなったので、タナを一気に浅くし、這わせ幅を半ヒロにした。

 この直後、ボケで少し流していると、寝ウキが一気に入った。
合わせると、まずまずの引きだ。
しかも本命らしい。
足下に寄せてくるとシモリに突っ込むが、難なく浮かせて水面に姿を現したのは銀鱗ちゃんだ。
上がってきたのは本日2番目の33cmだった。
この数投後に20cm強を1枚追加し、この時点で7枚ゲットである。
釣果はこれだけでも十分に満足であったのだが・・・・。

 午後5時を迎え、25cm強を1枚追加した。
丁度タイミング良く、しばし休憩中だったいしばしさんが復帰した。
私はというと、怒濤のように入れ食いタイムが始まった。
わずか40分の間に25cm前後を6枚追加することができ、合計13枚となった。
この間は、チヌがダンゴを割りに来ていた感があったので、ダンゴの割れを速くして、
勝負の速いオキアミで臨んだ結果の釣果であった。

 そして午後5時45分、私はダンゴが無くなったので納竿とした。
一方、いしばしさんは納竿間際に3枚ゲットしていた。
さすがです。
ストリンガーでキープする時間がもったいないということで、釣った3枚は即放流していた。
その間、見ていると、いしばしさんが使っていた寝ウキは辺りが暗くなったにもかかわらず、
凄く見やすく、明るく光っていた。
そして、いしばしさんも午後7時に納竿した。

 結局、三重遠征1日目は型こそ満足いかなかったものの、私は13枚釣ったので、
シモリ根などの状況によって釣果の違いはあったものの、数には大満足だった。

 納竿後、車に荷物を積み、本日の反省や2日目の遠征先などの話をしていた。
タヌPONさんは2日目は参加できないとのことだったので残念である。
2日目の遠征先は私があらかじめ決定してあったのだが、タヌPONさんの情報により、
急遽、変更することになった。
この変更がどう影響するかは誰も分からない。
ということで、タヌPONさんとはここでお別れとなった。

 急遽、場所変更となり、現場に向かう途中、夕食を済ませ、風呂に入れるところを探した。
私といしばしさんはスーパー銭湯や道の駅などはなく、温泉街のホテルや旅館などを
数軒回ったが、入浴時間が過ぎているということで断られた。
午後8時や9時で受け付け終了なんて早すぎるよ(泣)。
結局、この日は風呂に入ることは出来なかった(大泣)。

 仕方なく、アミエビやオキアミ等を買った後、現場に付くと、午後11時を回っていた。
そして、すっかり暗くなった釣り場を偵察するべく、タヌPONさんに教えてもらった釣り座を見るが、
状況が全く分からない。
ということで、私といしばしさんは車に戻り、私が買ってきた焼酎で乾杯することにした。
この後、車の中で2人で飲みながら、釣り談義で盛り上がった。

 まずは、三重県ならではの波止のシモリ根での攻め方であった。
和歌山の波止ではシモリ根が点在しているとこは少ないが、その付近を恐れず攻めることの
大事さを勉強した。
そして、いしばしさんが納竿間際に使っていた寝ウキが自作であるということで、その話が一層
盛り上がり、頂けることになったのだ。
ラッキー!
午前2時過ぎ、ようやく床に付くことになった。

 明日、タヌPONさんに代わって、いしばしさんのお友達(三重県)が合流するとのことだが、
朝ちゃんと起きられるのだろうか?(笑)
2日目に続く。



本日の釣果
私(チヌ吉)の釣果・・・・・チヌ13枚(35.5cm〜20cm)、他
いしばしさんの釣果・・・・チヌ4枚(25cm)、他
タヌPONさんの釣果・・・チヌ2枚(23cm〜20cm)、他



 今回もたくさんの応援メール等、有り難うございました。
いしばしさんの釣果です。
時合い中は3枚ゲットしたが、即放流だったので、プラス3枚で4枚ゲットである。
タヌPONさんの釣果である。
何度かシモリ根に持って行かれて、悔しいバラシをしたようです。