日時 2008/08/16(土) 10:00 〜 18:45
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 三重県某波止
メモ  
満潮 干潮
大潮 5:10 18:31  11:52  
天気 晴れのち曇り 普通 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 いしばしさん、徳山さん 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 23.0 Cm 〜 43.0 Cm ? kg 〜 ? kg 11 匹    
アイゴ 35.0 Cm 〜 35.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
マダイ 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹    
写真
 2008年のお盆紀州釣り遠征の2日目を迎えた。
場所は志摩市某波止である。
前夜に到着し、駐車場に止めた車の中でいしばしさんと焼酎を飲みながら、釣り談義が盛り上がり、
床についたのは午前2時過ぎだった。
そして、いしばしさんのエルグランドで足を伸ばしてぐっすりと寝ることが出来たおかげで、
目覚めはスッキリでした。
でも、目覚めたのは辺りがすっかり明るくなっていた午前8時30分過ぎだった(泣)。

 波止では既に、いしばしさんのお友達(徳山さん)が先端付近で釣り始めていて、
本命を1枚ゲットしているとのことだ。
我々は慌てて、車で15分ほどのコンビニに行き、朝食&昼食の買い出しをした後、
波止に戻り、徳山さんと挨拶を交わした後、準備を始めた。

 釣り座は先端付近に徳山さん、少し間隔を置いて右にいしばしさん、更に間隔を置いて右に
私が陣取ることになった。
準備をしていると、いしばしさんが寄ってきて、昨晩に約束していた寝ウキを頂いた。
有り難うございます。
早速、使わせてもらうことにした(画像3参照)。

 そして、釣りを開始したは午前10時頃だった。
でも、こんなに遅く開始したにも関わらず、釣り人が少ないお陰で、釣り座を確保できて良かった。
和歌山紀北周辺では場所取りが大変なので、考えられないことである。
しかも、この日、我々3人以外に紀州釣り師は現れることがなかった。
筏やカセが多い三重県では、波止からの紀州釣りはあまりやらないのだろうか?

 そんなことはともかくとして、まずはタナ合わせをすることにした。
水深は6ヒロぐらいで、潮は左にゆっくりと流れていたので、まずはタナトントンから始めた。
すると、数投後にはオキアミが取られてくるようになり、ハワセを敢行した。
その直後、寝ウキが立ったかと思うと、スーッと入っていった。
いしばしさんから頂いた寝ウキの初アタリである。
合わせると、強烈な引きが腕に伝わり、竿先をコンコン叩いているので、チヌだと期待しながら、
足下に寄せてきた魚を確認すると、やはりチヌだった。
慎重にタモ入れをし、上がってきたのは本日最長寸となる43cmだった。
開始が遅くなったので心配していたが、開始後30分ほどで良型の本命をゲットすることができ、
ラッキーにも幸先良いスタートが切れた。
釣れたのは、おそらく居着きのチヌだろうから、この後、どのようにしてチヌを寄せるかが、
本日の釣果を伸びるか否かが決まることになるだろう。

 本日の波止も前日の波止同様、シモリ根が点在しているのが見えるので、そのシモリ周辺を
攻めることになるだろう。
ただ、昨日の波止よりはかなりの水深があるので、この釣り場は肉眼で確認できないシモリ根が
多数存在しているかもしれないということで、慎重に攻めていくしかない。

 そして周囲を探りながら、ダンゴを投げ分けていくと、左右に小さいシモリ根があるようで
根掛かりしてくるのだ。
ということは、今は潮は左に流れているが、どちらに流れても期待できるということになる。

 潮は左にゆっくりと流れたまま、しばらくして、35cm前後をもう1枚追加することが出来た。
この直後、いしばしさんが何かを掛けた。
竿は良い感じに曲がっているので、本命の期待が高まる。
でも、上がってきたのは本命ではなく、カワハギだったが、サイズは30cm程の良型であった。
本命ではなかったが、磯並の良型カワハギゲットおめでとうございます。
実は前日、いしばしさんは地元のエサ屋さんで購入していたボケ(大きい)を三等分して
使っていたとのことだった。
そんなのありなの?(笑)
柔道で言うと、「有効」ぐらいかな?(爆)。

 しばらくすると、いしばしさんはボケ三等分の技で、チヌとグレを数匹ずつ釣り上げていき、
「技あり」に近づいてきた。
この技は使えるなあ(笑)。

 この後は昼食休憩をはさみ、しばらく小康状態が続いていたが、ダンゴの割れが急に早くなった。
ダンゴを割りに来ているのはボラだろうと思っていたが、実はボラではない魚だったことが
後に判明したのは驚きだった。

 しばらく時間だけが過ぎ、午後14時頃、潮は止まるときもあったが、左に流れていた時に、
ダンゴが着底前に割れてしまい、ウキ止めが寝ウキまで届かないうちに、寝ウキがモゾモゾ
していたので合わせた。
すると、やはりアタリだったようで強烈な引きが
腕に伝わってきたので期待したが、
足下にようやく寄せてきた魚を確認すると、アイゴだったので、ガックリだった(泣)。
上がってきたのは、40cm越えの良型のアイゴであり、この時はこのサイズのアイゴが
まさかエサ取りだとは思っていなかった。
しかし、直後に徳山さんも同じようなアタリで同サイズのアイゴを釣ったので、エサ取りが
良型のアイゴであることを確信した時には、ビックリである。
何とスケールの大きいエサ取りなんだろうってね(驚)。

 この直後、いしばしさんは良型アイゴのエサ取りにも負けず、先程とは別の技を披露した。
練りエサを使って、チヌを連発させたのだ。
こうなってくると、「1本」勝ちに値する技であろう。
凄すぎる。

 ようやく私にも久しぶりのアタリがあり、上がってきたのは30cmあるかないかのチヌだった。
少しして、40cm前後の良型をもう1枚追加した。
これは時合いが来たとばかりに、気合いが入る。
直後に寝ウキがスーッと入っていったので合わせるが、素バリを引いた。
しばらくしてダンゴが無くなり、この大事な時に第二弾のダンゴを配合しに行くことになった(泣)。

 午後15時過ぎ、第二弾のダンゴを練ってから、潮は本日初めて右に流れ始めた。
この間はエサ(ボケ&オキアミ)は取られるものの、アタリはなく、我慢の釣りが続くことになった。

 1時間ほどすると、潮は左に流れ始めた同時に、アタリが出始めた。
しかし、合わせるが素バリを引き、なかなか乗らないのだ。
アイゴ以外のエサ取りが、海底周辺に増えてきたかと思っていると、しばらくして掛かってきたのは
エサ取りの大本命であるフグであった。
この時間帯にして、やっとフグが釣れるなんて遅いが、今まではそれだけアイゴの勢いが
凄かったということだろう。
ここからは、フグとの戦いも始まることになったが、それほど厄介な存在にはならなかった。

 しばらく小康状態が続いていたが、午後5時前にボケで流していると、寝ウキに前アタリがあり、
スーッと入っていったので合わせた。
それほど強い引きではないが、上がってきたのは35cm前後のチヌであった。
この直後にもう1枚追加したとき、チヌがダンゴを割りに来ているように感じたので、
前日のような時合いが来たとばかりに爆釣を夢見て、ダンゴの割れを少し早くし、
エサをオキアミに変更した。
すると、30cm前後が数枚連チャンした。
いしばしさんも時を同じくして良型を連チャンしていた。
さすがである。
一方、徳山さんは前半ポツポツとチヌを拾っていたが、後半は伸びなかった。

 そうこうしているうちに、潮は右にゆっくり流れ始め、これで時合いが終わったと思った。
というのも、本日は右に流れる潮の時には、チヌが全く釣れていなかったためだ。
しかし、そのジンクスを打ち破るように、午後6時前に40cmを1枚ゲットすると、
直後にバラシ1回をはさみ、立て続けに良型を2枚ゲットした。
時合いが来れば、右に流れる潮でも関係なかった。

 そして、極めつけは、辺りがすっかり暗くなって納竿しようかと思っていた午後7時前、
いしばしさんから頂いた「光る寝ウキ」で、アタリがはっきりと見え、もう1枚ゲットしたことだった。
思わぬおまけの1枚は嬉しかった。
ホントに見やすいウキを頂き、有り難うございました。
そして納竿とした。


本日の釣果
チヌ吉の釣果・・・・・・・チヌ11枚(43cm〜25cm)、アイゴ1枚(40cm)、他
いしばしさんの釣果・・・チヌ15枚(42cm〜23cm)、カワハギ1枚(30cm)、他
徳山さんの釣果・・・・・・チヌ6枚(30cm前後)、アイゴ1枚(35cm)、他



 本日もたくさんの応援メール等、有り難うございました。



※今年の遠征を終えての感想※

 今年のお盆恒例の那賀紀州FC紀州釣り遠征は、うちのメンバーからは私1人だったが、
和歌山から、いしばしさんと御一緒できて、凄く楽しい遠征となった。
ネット仲間と現地集合で御一緒するのも恒例となっており、1日目は「タヌPONさん」、
2日目は「徳山さん」と御一緒できたのも、楽しい遠征になったゆえんである。

 そして釣果の方はと言うと、1日目は30cmオーバーは3枚ながら13枚釣ることができ、
2日目は以上のように、11枚ながら良型を揃えることができ、2日間で24枚という満足のいく
釣果を得ることが出来たのは、ひとえに、この遠征に際して色々な情報を教えてくれた
地元のネット仲間のおかげでした。
感謝! 感謝!
有り難うございました。

 それにしても、三重県の波止はシモリ根がたくさん点在していて、その周りを攻めるのが
釣果を伸ばすことになった。
波止というより、磯的な感覚である。
和歌山では、シモリ根がこんなに点在している波止は少ないので良い勉強になった。
2日間とも、夕方の時合いまではポツポツと何枚かゲットし、時合いになると一気に爆釣する
というパターンであった。
これも磯ならではのパターンだろうか?
しかも、チヌの引きも強烈で、掛けた瞬間に一気にシモリ根に走ろうとするので、
その突っ込みにまず耐えなければならない。
まるで、磯チヌの引きでした。
レバーブレーキ付きのリールを持って行けば良かったなあ(笑)。
三重県の波止はレバーブレーキ付きのリールを持って行きましょうね(爆)。

 来年の遠征は何処にしようかななんて、今から考えています。
気が早いか(笑)?
現地でお会いしましょう!
来年の遠征に続く・・・。
波止で釣っている手前が「いしばしさん」で、その向こうが「徳山さん」です。
釣り客が少ないために、こんなに間隔を取って、のんびり釣りが出来ました。
いしばしさんから頂いた自作寝ウキです。
このウキは遠くからでも、見失うことなく何処にあるか一目瞭然です。
特に威力を発揮するのは暗くなってきた時で、発光しているかのように見やすいですよ。
この寝ウキで爆釣できました。
有り難うございました。
いしばしさんの釣果です。
写っているのは11枚だけですが、隣で釣っていた家族連れに40cm前後を4枚あげたということで、
15枚の釣果でした。
色々な技を駆使しての、この釣果はお見事でした。
詳細は釣行記を参照して下さい。