日時 2008/09/28(日) 6:45 〜 18:10
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 和歌山市某波止
メモ  
満潮 干潮
大潮 5:19 17:45  11:31 23:47 
天気 曇り 普通 波高 1.0m 水温   気温  
同行者 四宮、いしばしさん 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 27.0 Cm 〜 34.0 Cm ? kg 〜 ? kg 9 匹    
写真
 今回は磯吉さん&いしばしさんと同行することになり、場所はいしばしさんに設定してもらった。
今回の釣り場は深いということで、深場が大好きである私は釣行前からワクワクしていた。

 当日、午前6時前に釣り場に到着し、釣り座は左から磯吉さん、いしばしさん、私の順に並んだ。
磯吉さんは早速準備を始め、午前6時過ぎには釣り始めていた。
一方、私といしばしさんは、ひとしきり釣り談義をした後、準備を始め、午前7時前にようやく
準備が終わり、釣り開始となった。
いしばしさんは、去年にこの釣り場でボーを食らい、今回はリベンジ釣行とのことだ。

 釣りを開始すると、潮は左に流れていた。
早速、タナ合わせをしていくと、水深は10ヒロ半弱ぐらいか。
潮の流れもあるので、タナを12ヒロに設定した。
これだけのタナでの釣りは久しぶりなので、ワクワクする気持ちを抑えきれなかった。

 開始して数投後には、オキアミも取られてくるようになり、エサ取りが多いことが確認できた。
それで、ダンゴが割れてから、どのタイミングでオキアミが取られるのかを特定するために、
仕掛け回収時間を徐々に短くしていくと、どうやらダンゴが割れてすぐに取られているようである。
だから、ハワセ幅をもっと大きく取って続けるが、かなりのエサ取りがいるようで、オキアミは
すぐに取られてくる。
しばらく我慢して続けるが、状況は変わらない。

 そんな時、磯吉さんが竿を曲げた。
良い感じのやり取りを見ていると、上がってきたのは30cm程のチヌであった。
おめでとうございます。
こんなに早い時間帯にチヌを釣るなんて、さすがです。
本人曰く、深場での釣行が少ないので、タナ調整に苦しんでいる最中、ダンゴが途中で
割れてしまい、ヌカ切り状態になり、たまたま掛かったとのことだった。

 一方、私はハワセ幅でエサ取りを交わそうとしていたが、オキアミは取られっぱなしなので、
ダンゴの割れを遅くすることによって、エサ取りの食い気をそらそうと試みることにした。
と同時にボケも投入することにした。

 そうしているうちに、いしばしさんが30cm強のチヌをゲットした。
おめでとうございます。
しばらくして、いしばしさんはもう1枚追加した。
この時点で、磯吉さんは1枚、いしばしさんは2枚釣っているので、まだ釣っていない私だけが
蚊帳の外にいた(笑)。
だから、私はとりあえず本命を1枚を釣って、私1人だけボーズのプレッシャーから解放されたい。

 しかし、ボケでも寝ウキに何の反応もなく、取られてくることが多かった。
ここで、いしばしさんが私の元にやってきて、アドバイスをしてくれた。
そのアドバイスとは、「ダンゴの割れを遅くしてエサ取りの食い気をそらすより、この釣り場では
割れるタイミングをもう少し早くする方が、ダンゴ付近にいるチヌがエサを食う確率が高い。」
とのことだった。
いしばしさんのアドバイス通り、割れるタイミングを少し早くすると、私にも待望のアタリがあった。
寝ウキが立ったかと思うと、スーッと入っていったので合わせた。
上がってきたのは30cm強のチヌだったので、私はホッと一息をついた(笑)。
この後、磯吉さんといしばしさんは1枚ずつを追加した。

 で、先程、いしばしさんから頂いたアドバイスは、いしばしさんが前日の大阪湾初釣行で学んだ
ことが教訓となり、それを生かし、本日の釣果を得ているということで、ダンゴの割れを遅くして
エサ取りを交わそうとしていた私にアドバイスしてくれたということだった。
有り難うございました。

 干潮近くになり、アタリから遠ざかったので、私は昼食休憩にした。
すると、その間にも、いしばしさんは更に1枚追加した。
再び時合いが来たのかとばかりに、慌てて昼食を済ませて釣りを再開した。

 再開直後に、いしばしさんは更に2枚追加し、いしばしさんの一人舞台になりつつあった。
(私1枚、磯吉さん2枚、いしばしさん6枚)
この時合いに乗り遅れまいと頑張っている私に、久しぶりのアタリがあったので合わせた。
すると、心地良い引きを楽しみながら寄せてきたチヌは30cm弱だったので、タモ入れせずに
ゴボウ抜きしようとした瞬間にスルリと逃げてしまった。
食いが浅かったのか、痛恨の針ハズレだった(泣)。
タモ入れをするべきだったなあ(大泣)。
もちろん、この後は慎重にタモ入れをしたのは言うまでもない。
この日は寝ウキが入っていくアタリで合わせても、針を飲み込んでいることは少なく、
この後釣れてくるほとんどのチヌは掛かりが浅かったのだ。

 先程の悔しいバラシがあった直後、気を取り直して続けていると、再びアタリがあり、
大きく合わせ、慎重にやり取りをし、先程のこともあるのでタモ入れをし、無事にタモに収まった。
上がってきたのは、30cm弱のチヌであった。
しかも、この直後に同サイズをもう1枚追加した。
この連続2枚ゲットで、先程の悔しいバラシのショックは消え、平常心を取り戻すことが出来た。

 しかし、この後、午前中まで活発だったエサ取りの状況が変わった。
朝一の釣り開始直後から、エサがほとんど残ってこなかったのだが、ここにきてボケも
ほとんど残ってくるようになってきたのだ。
うるさいエサ取りが無くなったのでチャンスなのか、エサ取りも含めてチヌの食い気も無くなって
我慢の釣りになるのか、とりあえずは集中力を切らすことなく続けるしかない。
この間も、いしばしさんの釣り座ではエサは残ってくることは無かったという。(釣行後の話)

 我慢の甲斐があって、しばらくして私は30cm強を2枚追加することが出来た。
いしばしさんも私と同サイズを2枚を追加していた。

 この時合いを逃すまいと続けていると、この直後、私に本日最大のチャンスが到来した。
寝ウキがスーッと入っていったので合わせると、最初こそ引きはそんなに強くなかったが、
やりとりをしているうちに強烈に突っ込むようになり、足下付近まで寄せてきて何とか耐えるが、
痛恨のバラシ!!!!
仕掛けを回収すると、何とハリス切れだった。
おそらく、足下の隠れ家(波止足下に窪んでいる所)に逃げ込んだのだろう。
いしばしさん曰く、「この釣り場は夕方に良型が釣れるし、年無しも出るよ。」とのことなので、
バラしたのは、もしかして年無し?
あ〜あ、もったいない!!
この時、15時30分過ぎだった。

 いしばしさんの「夕方はサイズアップ」の言葉を裏付けるように、我々は良型をゲットする
ことになった。
まずは、この直後に、いしばしさんが40cm強のチヌを追加した。
続いて私も30cm後半のチヌをゲットした。
極めつけは、磯吉さんが42cmの良型チヌを釣り上げたのだ。
やっぱり、夕方は良型が釣れるみたいだ。

 この後は、私といしばしさんが1枚ずつを追加した。
私が1枚追加した直後にダンゴが無くなり、夕方の時合いを逃すまいと、慌ててダンゴ第二弾を
練り直して続けていると、まだ時合いが終わっていなかったのか、私は30cm弱を1枚追加した。

 この直前から、ボケも頻繁に無くなり始め、エサ取りが再び集まってきたようだ。
しかし、エサ取りの活発な時間帯は30分ほどしかなく、午後5時過ぎにはボケ&オキアミも
残ってくるようになった。
結局、エサ取りが少なくなった時の方が、枚数を増やすことができた。

 しばらく、エサが残る我慢の釣りが続いた後、私は30cm強を追加した。
この時、午後5時30分であった。
この時点で、私は9枚釣っていたので、もう1枚釣って、釣果を2桁に乗せようと頑張るが、
辺りが暗くなり、いしばしさん自作の光る寝ウキも見えなくなり、午後6時過ぎに納竿とした。

 本日はいしばしさんのアドバイス通り、割れるタイミングを測ろうとするが、潮の流れが小刻みに
変わることが多く苦労した。
ただ、潮が緩みかけるときに釣れることが多かった。
そして、2桁釣りたかったのだが、タモ入れせずに引っこ抜こうとして、バラしたあの1枚が
命取りになってしまった。
とりあえずは、今回の紀州釣り釣行で、今シーズン15回目を迎え、そのうち13回は釣果を得て、
8割7分の釣果率をキープしているので、このまま8割釣果をキープできるように頑張りたい。



今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・・・チヌ9枚(34cm〜27cm)
磯吉さん・・・・・・・・・チヌ5枚(42cm〜28cm)、他
いしばしさん・・・・・・チヌ14枚(40.5cm〜25cm)、他



 本日もたくさんの掲示板応援書き込み&応援メール等、有り難うございました。
 深場での経験が少ない磯吉さんの釣果です。
タナ合わせに苦労しながらも5枚ゲット、おめでとうございます。
今回と同じようなタナの家島でも、次回家島釣行では釣れるでしょう。
 いしばしさんの釣果です。
経験した色々な引き出しを駆使してのこの釣果はさすがです。
いしばしさんと釣行するたびに、色々と勉強させてもらっています。