日時 2008/10/05(日) 11:00 〜 18:00
区分 紀州釣り 狙い チヌ・キビレ
場所 和歌山市某波止
メモ  
満潮 干潮
小潮 9:59 20:24  2:55 14:53 
天気 雨時々曇り 強い 波高 1.5m 水温   気温  
同行者 なし 備考  
釣り方 紀州釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ヌカ+砂+押し麦  
強力チヌにんにく  
細挽きサナギ  
アミエビ  
オキアミ  
ボケ  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
チヌ・キビレ 30.0 Cm 〜 43.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹    
グレ 32.0 Cm 〜 32.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
ヘダイ 27.0 Cm 〜 27.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
写真
 今回は当日の朝、急遽釣りに行くことになった。
というのも、この日は娘達の運動会ということで、場所取り&カメラマンをしようと意気込んでいたが、
夜明け前に大雨が降り、天気予報も「雨時々曇り」ということで、午前6時30分に中止になり、
運動会は順延、娘達は授業ということになってしまったのだ。
子どもたちの小学校の運動会はこれで3年連続で雨による延期平日開催となり、
私はここ3年間、子どもの運動会を見ることができていないのだ(泣)。
娘達も残念がっていた。

 運動会が延期されたにもかかわらず、雨はそれほど降っていない。
娘達が学校へ行った後、急遽、カッパを持参して釣行することにした。
急遽思いたった釣行だけに慌てて準備をして、午前8時30分頃の出発となった。
魚&人間のエサを買い込み、現場に到着したのは午前10時30分頃だった。
それでも雨のせいか、釣り客は少ないので釣り座はたくさんあり、私とほぼ同時に到着した
ダンゴ師の左隣に陣取らせてもらい、ダンゴ&仕掛けの準備をして、午前11時過ぎに
実釣開始となった。

 開始直後、潮は左にゆっくり流れていた。
とりあえずは少しハワセから始めるが、数投後にはオキアミも取られてくるので、まあまあの
水深とことでもあり、ハワセ幅を長く取っていくことにした。
それでも、しばらくすると、オキアミはたまに無くなってくるが、たまに無くなってくるくらいなら、
勝負になるだろうということで、オキアミで勝負を続けることにした。

 この後はオキアミでは太刀打ちできないくらいにエサ取りが集まってきたみたいだ。
ここでワセ幅を長く取り、ボケを投入することにした。
それでもアタリは明確に表れることがなく、ボケは吸われた形で少しだけ残ってくることが多い。
やっぱり、エサ取り大本命のヤツの仕業である。
そうこうしていると、隣のダンゴ師が30cm強のチヌを上げた。
開始してまだ1時間程しか経っていないのに凄い!

 私も負けじと続けていると、それから数投後に本日最初のアタリがあり、合わせた。
すると、引きはまずまずで、足下に寄せてくると突っ込まれるが、難なく耐え、タモ入れ完了した。
上がってきたのは40cmあるかないかのチヌであった。
幸先良く良型をゲットでき、ホッとした。

 その2投後、連続ヒット!
これもまずまずの引きだ。
やり取りをしていると近くに根があるのか、一瞬の突っ込みに耐えるが、急に軽くなった。
「あ〜」と叫んでしまった(泣)。
仕掛けを回収すると、ハリス切れだった。
ハリス切れした付近はざらざらになっていないので根ズレではないようだが、
エサ取りなどによって傷が入っていたんだろう。
今更悔やんでも仕方ないので、気を取り直して続けた。

 しばらくすると、当初から左に流れていた潮が緩み、エサがそのまま残り始めた。
それでタナを少し浅くし、しかも、ダンゴの割れを微妙に早くしていくことで食い気を誘うようにして、
様子を見ることにした。
しかし、魚からの反応が無い時間帯が続き、そのうち、雨が強くなってきたので、カッパを来て
続けることになった。

 しばらくすると、潮が再び左にゆっくりと流れ始めたと同時に、エサが少し取られ始めた。
すると隣の人が30cmほどのチヌをゲット!
その時を同じくして、私も同サイズをゲットした。
続いて、隣の人も同サイズを連続ゲット!!
時合いが来たようだ。
「今度は私の番だ」と思って続けていると、その通りにアタリがあり、合わせるとまずまずの
引きが腕に伝わってくる。
30cm後半かと期待しながら、足下に寄せてきた魚はチヌではなく、何とグレであった。
2度ほど足下の波止の窪みに突っ込まれたが、無事にタモ入れを完了し、上がってきたグレは
30cm強であった。
波止からの紀州釣りでこのサイズのグレは滅多に釣れないので、チヌより嬉しいかも(笑)。
このような良型サイズのグレが釣れるということは、底付近にシモリ根が所々に点在している
ということであろう。
それだけに、この釣り場は色々な魚種が釣れるのが期待できることになる。

 少しすると雨も止んだので、カッパを脱いで続けた。
この後も雨は降ったり止んだりを繰り返すが、雨が止んだときに吹く強風が冷たく感じる。
潮はというと、相変わらずゆっくりと左に流れていた。
そして、しばらくすると、隣の人がチヌを2連続ゲットし、時合いが再び来たようなので、
私も期待していると、30cm前後を1枚追加することができた。
その2投後にも本命らしきアタリを捉えると、強烈な引きが私の腕に伝わってきた。
良型ということで慎重にやり取りをしていると、根に突っ込まれたが、何とか交わすと、
2度目の突っ込みでも何とか耐えたかと思った瞬間、痛恨のバラシ!
根ズレによるハリス切れかと思って仕掛けを回収すると、針ハズレだった。
食いが浅かったようだ(泣)。

 このバラシでアタリから遠ざかってしまうかと思いきや、その数投後に30cmあるかないかの
チヌをゲットすることが出来た。
その直後も本命らしきアタリでヒットした。
心地良い本命の引きなので、チヌだと疑っていなかったが、足下に難なく寄せてきた魚を
確認すると、ヘダイだったのでゴボウ抜きした。

 この直後から、ボケが再び残ってくるようになった。
チャンス到来?
それとも、我慢の釣り?
どちらになるか分からないが続けていると、しばらくは我慢の釣りになってしまった(泣)。

 そして、長くて暗いトンネルから抜けるように、エサ取りが再び活発になり始めたのか、
ボケが取られるようになったと同時に、待ち遠しかった本命らしいアタリがあったので、
寝ウキが入っていくのを確認して合わせた。
すると、竿先をコンコン叩いているので、チヌだと確信しながら慎重にやり取りをしていると、
本日3回目の痛恨のバラシ!(泣)
今回バラしたチヌ?は30cm前後であろう。
とりあえず、長くて暗いトンネルはまだ抜けていないようだ(大泣)。
この時、午後4時30分であった。
納竿まで残る時間は、1時間余りであろう。

 長くて暗いトンネルは抜けず、本日3回目のバラシということで、しばらく凹んでしまったが、
バラしたショックを少しでも和らげるためには本命チヌをゲットするしかない。
残る少ない時間をいかに集中するかにかかっているのだ。

 先程のバラシから少し経って、本日一番のチャンスが訪れることになった。
寝ウキに前アタリがあった後、再び立ち、「そのまま入れ!」と願いながら待っていると、
その思いが通じたのか、入っていったので合わせた。
すると、強烈な引きで応えてくれた。
今度こそバラしてはいけないと、2度の突っ込みにも耐えながら、慎重にやりとりをして、
何とか足下に寄せてきた魚を確認すると、良型のチヌであった。
その直後に足下の波止の窪みに突っ込まれたが、大事に至らず、無事にタモ入れを完了した。
上がってきたチヌは本日一番の40cm強だった。

 この1枚で、先程のバラシショックを気持ち的には帳消しにし、更なる1枚を求めて続けた。
しかし、辺りはだんだんと暗くなり、いしばしさん作の光る寝ウキでも見づらくなったので、
午後6時に納竿とした。

 今回は悪天候の中、昼前からの釣行だったけど、5枚ゲットできたことには満足である。
でも、エサは生エサであるボケだっただけに、3回もバラしてしまったのは痛すぎる。
本日は食いが浅かったようで、私の釣ったチヌのすべてが針を飲み込んでいなかった。
一方、隣の紀州釣り師は9枚を計上し、ほとんどは針を飲み込んでいたという。
その違いは何だろう?
恐るべし、紀州釣り師だ。



今回の釣果
チヌ5枚(43cm、40cm、32cm、30cm、30cm)
グレ1枚(32cm)
ヘダイ1枚(27cm)