日時 2008/11/29(土) 6:30 〜 16:15
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 串本町有田(松村渡船)
メモ  
満潮 干潮
大潮 7:23 17:51  0:16 12:31 
天気 晴れ 弱いのち強い 波高 3.0m 水温 21.3℃ 気温  
同行者 楽釣さん 備考  
渡船名 松村渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
ボイル  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 25.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
シマアジ 29.0 Cm 〜 29.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
カワハギ 25.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
サンノジ(ニザダイ) 30.0 Cm 〜 35.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹    
ソマガツオ 40.0 Cm 〜 40.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
写真
 今回はグレシーズン(フカセ釣り)が開幕して2回目の釣行となった。
そして、昨シーズン2回を含み、フカセ釣り3回目の楽釣さんと御一緒させてもらうことになった。
場所は前日ギリギリまで悩んだが、高波3m予報のために、すさみ周辺では湾内磯にしか
上がれないとのことなので、結局、紀伊有田にすることにした。

 当日、午前5時30分の少し前には駐車場に到着すると、いつもより多くの釣り人がいた。
早速、船頭さんに挨拶を交わし、磯上がりの交渉に入った。
交渉係の磯吉さんなら、もっと上手に交渉するのでしょうけど・・・(笑)。

 結局、午前6時15分頃に出船し、我々が上がった磯はウマノコシだった。
この磯は昨シーズンにまずまずの釣果を得ているので期待が持てる。
シモリ根の状況もほぼ把握しているので、楽釣さんには船着きの本命釣り座に、
私は楽釣さんの右の釣り座に構えることにした。

 釣り開始はいつものように、軽仕掛けで始めた。
数投後にはボイルも取られてくるようになり、エサ取りも活発であるようだ。
楽釣さんの釣り座では、右斜め沖向きに流れている潮に反して、足下のサラシがきつくて、
やや左方向に仕掛けが速く流されていき、釣りづらいとのことだったので、少し右の釣り座に
移動し、沖向きに仕掛けを流すよう、アドバイスさせてもらった。

 そのうち、楽釣さんのウキが一気に入り、合わせると、竿が大きく曲がったので、
私はタモ入れの準備に入ろうかと思った瞬間だった。
楽釣さんの曲がっていた竿が上に跳ね上がり、バラしてしまったのだ。
仕掛けを回収すると、痛恨の針ハズレだったとのことだったが、楽釣さんのウキが一気に
入った瞬間を見た私にとって、あのアタリで針ハズレとは考えにくかった。
余程、グレの食いが浅かったか、他の魚(サンコウ)などの仕業なのだろう。

 この後、しばらく続けるが、私も楽釣さんもボイルこそ取られるものの、アタリから遠ざかっていた。
それで、私は当初楽釣さんが陣取っていた釣り座である船着きに移動し、斜め左方向の
シモリ根付近を攻めることにした。
すると、その直後にウキが斜めに一気に入ったので合わせると同時に、右に走り始めた。
その後は左に右に走り、この時点では姿が見えない魚は青物だと確信していたが、
上がってきたのはやはり、ソマガツオだった。
ナイスファイトだったが、体力的も精神的にも一気に疲れた(笑)。

 この後はボイルは取られないことも多くなってきたので、タナを少しずつ深くしていった。
すると、3ヒロ前後で私のウキが一気に入ったので合わせると、右に走り始めた。
また、カツオかと思いきや、先程の引きよりは小さかった。
そして上がってきたのは、29cmのメッキ(シマアジ)だった。
とりあえずは土産用にキープである。

 そして、しばらくして、私はようやく本命を拝むことが出来た。
メッキをゲットして数投後、25cmあるかないかの口太グレをゲットしたので、小さいながらも
最初の1枚はキープしようと、針から外してスカリに入れようとすると落としてしまい、
スルリと自然の海に帰ってしまったのである。
この直後から、磯際に25cm前後のグレが見え隠れするようになった。

 それで、G2ウキ(ジンタン6号1つ&7号1つ)からBウキ(ジンタン4号2つ)に変更し、
磯際のコッパグレを狙うことにした。
すると、しばらくして、楽釣さんはヒブダイを2匹
連続でゲットした。
磯吉さんとの前回釣行でも爆釣したヒブダイが、今回も釣れ始めたので、ヒブダイ鍋大会に
発展する勢いだった(笑)。

 この直後に私のウキが一気に入っていき、合わせると、まずまずの引きが腕に伝わる。
もしかして30cm級のグレ?
しかし、竿先を叩いているので、サンコウかな?
期待をしながら、姿を現したのは30cm弱のサンコウだった(笑)。
サンコウが1枚釣れると、今までの経験では連発するパターンが多いが・・・・・・・・・。
この後は、そのパターン通り、35cmを頭にサンコウを数枚連発することになり、
腕がパンパンになってしまった(泣)。

 ボイルは取られるものの小康状態が続き、昼過ぎになって、船頭さんがやって来て、
「沖の大島が空いたので行く?」と聞いてくれたので、迷わず「行く!!」と答えると、
帰りの客を数名ほど港に送り届け、折り返し我々の所に来てくれて、沖の大島に磯替わりする
ことになった。

 沖の大島に上がった直後から風が強くなり、沖向きの釣り座はまともに波をかぶり危ないので、
2人とも風裏の船着き付近に陣取ることにした。
楽釣さんは魚を掛けたときに取り込みやすい無難な船着きに、私はその左に釣り座を構えた。
私の釣り座からは、竿2本先まで張り出しているハエ根の先で掛けても取り込むのは難しいだろう。

 それでも続けていると、私に竿を引ったくるアタリがあったので合わせると、強烈な引きだ!!
喜んだのもつかの間、直後にハエ根に突っ込まれてハリスを切られてしまった(泣)。
やっぱり、ハエ根のもっと先で掛けなければ取れないだろう。
しかし、ハエ根の先で立て続けに3連続ヒットするが、一瞬でハエ根に突っ込まれた。
この釣り座では取り込むのは無理だと思い、楽釣さんの右側に釣り座を変更した。

 しばらくすると、風が益々強くなり、後ろから海水を浴びることになり寒かったが、辛抱強く続けた。
そのうち、足下右のサラシがきつくなり、サラシの先に仕掛けを投入すると左に流され、
狭い間隔でやっている楽釣さんと仕掛けが絡むので、私はサラシの中で釣ることにした。

 それで、重い仕掛けに変更した。
3Bウキにガン玉Bを2つ、針の70cm上にジンタン7号を1つ打ち、マキエがサラシの下に
潜り込んでいることを想定して2ヒロ半前後のタナを狙うことにした。
しかし、私のこの判断は間違っていたことが後に判明した。
というのも、しばらくして楽釣さんは私が朝一に設定してあげた軽仕掛けのままで
磯際で26cmの尾長を釣ったからだった。
しかも、仕掛けが馴染むまでにボイルを食って、水中ウキでアタリを取ったということなので、
かなり浅いタナで食っていることになる。
とりあえずは、初尾長ゲットおめでとうございます。

 すかさず、私も軽仕掛けに変更した。
すると、楽釣さんは同じ磯際で今度は尾長ではなく、口太27cmをゲットした。
磯際の同じタナで尾長ゲットの直後に、口太ゲットなんて・・・・・・・・(驚)。

 この直後、潮が次第に上がってきて頭から浴びるようになり、危ないということで、
船頭さんが慌てて迎えに来た。
せっかく良い感じになってきたのになあ(泣)。
この時、納竿まで1時間と迫った午後3時30分だったので、「納竿する」か「磯替わりする」かの、
どちらかなので、迷わず磯替わりすることにした。

 それで、上がった磯は「高岩」という磯だった。
何せ、1日に3つの磯に上がったのは初めての経験だったのだ。
そして、高岩に上がるのも初めてだった。
左には大きなシモリ根があり、良い感じなので、私はその釣り座に構えることにした。
数投後にはボイルも取られてきて続けているが、アタリが出ないので、タナを浅く(2ヒロ弱)した。
するとその直後、シモリ根の先でウキが一気に入り、合わせると、まずまずの引きなので、
とりあえずはシモリ根から引き離そうと右に引っ張り、何とか引き離すことに成功したが、
安心したのもつかの間、今度は足下のシモリ根に突っ込まれて、痛恨のハリス切れだった。
竿先をコンコン叩いていたので、魚の正体はサンコウかもしれないが、もしサンコウなら
連発するはずである。

 続けていると、ウキがスーッとシモっていき、難なく上がってきたのは25cmほどのハゲだった。
これはもちろんキープ!
この後、サンコウは釣れなかった。
ということは先程バラしたのはもしかして・・・・。
そして、アタリも無くなり、午後4時15分に納竿とした。

 結局、私はウマノコシでコッパグレをポッチャンしたのを最後に、「沖の大島」や「高岩」では
グレの姿を見ることはなかった。
やはり、風裏であるウマノコシで1日粘った方が良かったのかも・・・・。
しかし、楽釣さんは沖の大島で26cmながら、2枚釣ることができたので、楽釣さんにとっては
磯替わりして良かったということだった。
楽釣さん、お疲れ様でした。




今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・・グレ1枚(25cm)、シマアジ、カワハギ、ソマガツオ、他
楽釣さん・・・・・・・グレ2枚(26cm)、カワハギ、ヒブダイ、他




 今回もたくさんの掲示板応援書き込み&応援メール等、有り難うございました。
楽釣さんの釣果です。
26cmながら、尾長と口太を1枚ずつゲットしました。
尾長は初めて釣ったということで、おめでとうございます。