日時 2008/12/30(火) 7:00 〜 16:45
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 すさみ町江須崎(酒井渡船)
メモ  
満潮 干潮
中潮 8:10 18:55  1:07 13:29 
天気 晴れ時々曇り 強い 波高 1.5m 水温 19.1℃ 気温  
同行者 四宮、楽釣さん、いしばしさん、A氏 備考  
渡船名 酒井渡船
釣り方  
仕掛  
メモ フカセ釣り
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
グレ遠投派  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 32.0 Cm 〜 32.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
イガミ 25.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
ベラ 20.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 2 匹    
写真
 今回は今年の釣り納め釣行となった。
今期フカセシーズンに入って、4回目の釣行である。
御一緒させてもらったのは、磯吉さん、楽釣さん、楽釣さんの連れのA氏、いしばしさんである。
場所はすさみの江須崎である。

 当日は私&磯吉さん&いしばしさん、楽釣さん&A氏の2組に分かれて、2台で現地に向かった。
午前6時前に駐車場に着くと、年末30日にもかかわらず、意外にも客は少なかった。
ラッキー!
待合室の船頭さんに挨拶を交わし、乗船の準備をし、午前6時30分過ぎに出船した。

 A氏は磯釣り初めてということで、「私&楽釣さん&A氏」、「磯吉さん&いしばしさん」の2組に
分かれて磯に上がろうと、磯吉さんと事前に話し合っていたのだった。
そして、磯吉さん&いしばしさんが、まず、一級磯である「大蛇島」へ上がり、
私&楽釣さん&A氏は「立島」に上がった。

 私は立島に上がるのは初めてなので、船頭さんに3カ所のポイントを教えてもらい、
本命ポイントにA氏、第2ポイントに楽釣さんに入ってもらい、私は船着きに釣り座を構えた。
しばらくは2人の釣り状況を見届けた後、私も準備を始めた。

 私の釣り座では、竿2本先ぐらいまでハエ根が張り出しているので、その先で魚を掛けても
取り込むのは難しそうだ。
しかも、今回は風が強いために、生オキアミ&集魚材で臨むことにしたのだが、斜め左からの
強風をまともに受けるので、風が少しマシなときに仕掛けを投入して交わすしかない。

 釣り開始直後、潮目が左斜めから右斜め方向にできていたので、仕掛けを斜め左の潮目に
投入し、足下右のシモリ根付近でのヒットを狙った。
すると、第1投目からオキアミが取られてきたので、エサ取りが活発であることが分かる。
アタリも無いまま、オキアミだけが取られてくる時間帯が続いていたが、ウキがスーッと入って
いったので合わせると、上がってきたのは25cmの赤ベラだった。
魚好きの嫁さんのために一応キープしたのだった。

 すると、大蛇島に上がっていた磯吉さんから連絡があり、35cm前後をゲットしたのこと。
良いなあ!
我々も早くグレをゲットしたいという焦る気持ちを抑えながら続けるが、グレらしきアタリは全く無い。
楽釣さんもA氏も、グレらしきアタリは無いが、オキアミは取られてくるとのことだった。

 そのうち、潮が少し引いて、離れの先端に行くことが出来るようになると、A氏はすかさず、
先端に移動していた。
しばらくして、相変わらず、強風が吹き荒れる中、弁当船と共にやって来た船頭さんから
注文していた弁当を3つ受け取り、「遠投した方がええよ」と言い残して行ったので、
私はA氏の隣に陣取らせてもらった。

 朝一から出来ていた潮目は、たまに消えたりしながらも、この時点でも左斜め竿2本先から
右斜め沖向きに出来ているので、この釣り座でも、左からの潮目にマキエを打ち、
その潮目に仕掛けを乗せて沖に流していく。
しかし、オキアミは全く取られない。
しばらく続けるが、魚からの反応は無い。

 それで、魚がいるタナを探るために仕掛けを沈めていくことにした。
すると、竿先にコンとアタリがあったので、上げてみると、25cmくらいのベラが釣れた。
このベラもキープ。
2ヒロの仕掛けで、ウキが2ヒロほど沈んだので、4ヒロのタナでベラが釣れたことになる。
水深もそんなに深くない。

 ここで、4ヒロのタナをきっちり取り、流していくと、3投後にはオキアミが取られてくるが、
続けていくと、それ以降は残ってくることもあるので勝負になるかも。
この後も小さなベラやイガミは釣れるが・・・・・。

 ここで、沖に目を向けると、竿2本半くらい先にシモリ根があるのをうっすらと確認できた。
先程、船頭の言った「遠投」の意味がやっとわかった。
このシモリ根付近を攻めろという意味だったのだ。
すかさず、軽めの仕掛けに変更し、タナを2ヒロに設定した。
それで、潮目がシモリ根付近に続いているので、マキエは手前に撒き、仕掛けはシモリ根の
手前に投入し、シモリ根付近でヒットを狙うべく続けた。

 しかし、オキアミが取られないので、タナを2.5ヒロにした直後だった。
ウキが一気に入り、竿先にまでガツンとアタリがあったので合わせた。
難なく浮かせてきたのは、30cm強の口太グレだった。
A氏にタモ入れしてもらい、上がったグレは32cmだった。
とりあえずは結果が出て一安心だ!
あとはサイズアップを目指す。

 しばらく続けていると、今度はウキが一気に入ったかと思うと、竿先にまでガツンと
アタリがあったので合わせると、先程のグレとは比べものにならくらい強烈な引きが腕に伝わり、
何とかウキが水面近くまで見えてきたとき、足下左の根に突っ込まれそうになり、思わず道糸を
出してしまった。
道糸を出してしまったことが裏目に出て、根に突っ込まれ、押しても引いても動かなくなった。
テンションを緩めて数分待つが、魚は根から出るはことなく、仕方なくハリスを切った。

 隣で釣っているA氏にも、シモリ根付近まで遠投するようにアドバイスした。
しばらくして、A氏の竿が大きく曲がった。
そして、私が先程突っ込まれた足下左の根に一気に走られてしまい、痛恨のバラシ!!
初めて磯に上がったA氏は、磯で取り込む難しさを痛感したであろう。
残念でしたが、グレの強烈な引きを味わえて、良い勉強したと思うしかないだろう。

 この後、しばらく続けるが、魚からの反応も渋くなり、おまけに潮が満ち始めてきて、
戻れなくなるといけないので、先端の釣り座を諦めて戻った。
納竿まで残り1時間、当初、楽釣さんが釣っていた釣り座に私は入って続けるが、
こちらではエサ取りまみれで大変だ。
仕掛けを遠投し引いてきてエサ取りを交わすが、午後4時45分、納竿となった。

 大蛇島に上がった2人の釣果はというと、磯吉さんはグレ2枚、いしばしさんは1枚だった。
結局、私は1枚取ったが、バラしたあの1枚を取るか取らないかが大きく響くことになってしまった。
ということで、2008年の釣り納め釣行が終わった。




今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・グレ1枚(32cm)、他
磯吉さん・・・・・・グレ2枚(34cm,32cm)、他
楽釣さん・・・・・・イガミ、他
いしばしさん・・・・グレ1枚(37cm)、他
A氏・・・・・・・・・・他



 今回もたくさんの掲示板応援書き込み&応援メール等、有り難うございました。
大蛇島で釣った磯吉さんの釣果である。
何回かバラシがあった中で、キープした価値ある2枚である。
大蛇島で釣ったいしばしさんの釣果である。
数回のバラシが続き、納竿間際に釣ったこのグレは本日最大の37cmである。
すばらしい!