日時 2009/01/04(日) 7:00 〜 14:45
区分 フカセ釣り 狙い グレ
場所 すさみ町すさみ(山西渡船)
メモ  
満潮 干潮
小潮 10:40 23:11  4:03 17:15 
天気 曇りのち晴れ 普通 波高 1.5m 水温 16.4℃ 気温  
同行者 直川 備考  
渡船名 山西渡船
釣り方 フカセ釣り
仕掛  
メモ  
エサ(ルアー) 備考
オキアミ  
ボイル  
グレ遠投派  
釣果
魚名 サイズ kg ヒットしたエサ(ルアー) 備考
グレ 20.0 Cm 〜 20.0 Cm ? kg 〜 ? kg 5 匹    
イガミ 40.0 Cm 〜 40.0 Cm ? kg 〜 ? kg 1 匹    
ベラ 20.0 Cm 〜 25.0 Cm ? kg 〜 ? kg 10 匹    
写真
 今回は前日の今年初釣り釣行(1/3)に引き続き、連チャン釣行となった。
3日はすさみの江須崎に行き、帰ってきてすぐに明くる日の準備をして床に入った。
3時間弱の睡眠後、私は今回御一緒させて頂く楽釣さんを迎えに行き、3年ぶりにお世話になる
すさみの山西渡船さんに向かった。
磯釣り連チャンはさすがにしんどいが、毎年正月に嫁が里帰りしている間に、ここぞとばかりに
釣り三昧できると思ったら、しんどいなんて言ってられない(笑)。

 現地に午前5時30分過ぎに到着し、早速待合室に行き、船頭さんに挨拶を交わした。
そして、釣り客20人弱を乗せて、まだ薄暗い午前6時15分頃に出船となった。

 我々2人が上がったのはシオフキという磯だった。
カゴ釣り師が3人上がったが、フカセ師にとっては釣り座が2カ所残っているとのことで、
船頭さんは我々をシオフキに上げてくれたのだった。
カゴ釣り師3人は沖向き右側に陣取り、我々フカセ師2人は左側に陣取った。
そして薄暗い中、シモリ根の状態などを見て、私が一番良いと判断した釣り座に、楽釣さんに
陣取ってもらった。
私は楽釣さんの右側に陣取った。

 釣り開始してしばらくは、潮の流れによる仕掛け投入ポイントや、マキエ投入ポイントなどを
楽釣さんにアドバイスさせてもらった。
というのも、フカセ釣り4回目の楽釣さんは納得のいく釣果を得ていないので、何とかして
満足のいくフカセ釣りをしてもらうべく、しかもグレをゲットして欲しいと思い、恐れ多いのだが、
アドバイスさせてもらったのである。

 潮目も出来ていたので、緩やかな引かれ潮に仕掛けを流し、マキエは足下に撒き、
潮目と引かれ潮との合流地点である、シモリ根の切れ目でヒットを狙った。
マキエの行方を見ていると、コッパグレのい姿が確認できた。
私が見守っている中、楽釣さんが狙い通りのヒットポイントで何かを掛けた。
強烈な引きだったのだが、突っ込みに耐えられず、根ズレによるハリス切れだった。
一瞬の出来事だっただけに、痛恨のバラシだった。

 落ち込む暇もなく、しばらくすると、楽釣さんのウキがヒットポイントで再び一気に入った。
先程の強烈な引きに比べると、小さい引きだが、難なく根を交わし、姿を現したのはグレだった。
私がタモ入れをし、上がってきたグレは30cmほどだったが、楽釣さんは「納得の1枚だ」と
喜んでくれた。
とりあえず、私は本日最低限の仕事を終えたので、「状況が変わったら、また教えて下さい。」
と伝え、自分の釣りをすることにした。

 私の釣り座の右側ではカゴ釣り師3人いて、30mほど遠投して、30cmほどのグレを
2,3枚ゲットしているが、フカセ釣りではそんなに遠投は出来ないので、磯際を攻めることにした。
すると、潮は右にゆっくりと流れていた。
タナは2ヒロから始めていくと、20cmほどのコッパグレが釣れたが、しばらく続けても、
サイズアップしないので、深いタナを探ることにすると、ベラなどは釣れるが、・・・・・。
潮の流れや風などの状況は変わらないが、釣果の方は厳しい状況がしばらく続いた。

 弁当船がやって来て、弁当を2つ受け取り、早速腹ごしらえをした。
山西渡船さんの弁当は美味かった。
気分転換もでき、釣りを再開した。

 再開後は、楽釣さんが昼食休憩をするということで、楽釣さんの釣り座に入らせてもらった。
既に辺りは明るくなったので、シモリ根の状況もよく分かるようになった。
この釣り座の沖斜め左方向の竿4本先に大きな根があるので、その方向に潮が流れれば
大物の期待が持てそうである。
だが、今は楽釣さんにアドバイスした通りに攻めることにする。
しかし、朝一に見えていたコッパグレの姿が確認できない。

 それで、仕掛けを沈めていくことにした。
すると、4ヒロぐらいのタナで、ベラが掛かってきた。
しかし、グレは釣れない。
しばらくすると、船頭さんがやって来て、「エビ島に行くか?」と言ってくれたので、
一級磯のエビ島という言葉に反応してしまい、私は思わず「行く」と言った。

 エビ島に行くと、既に7,8人ほどの釣り人がいて、我々が入れる釣り座は船着きに2人ほど、
沖向きに1人ほどのスペースしかなかった。
それで、我々は船着きに陣取ることにした。
フカセ師は2人いて、状況を聞くが、「さっぱり」とのことだった。
あとの5人ほどはカゴ釣り師で、しばらくすると、沖向きのカゴ釣り師が35cm前後のグレを上げた。
ここすさみでは、沖のシモリ根付近にダイレクトに仕掛けを投入した方が良いみたいだ。

 しかし、我々の釣り座では足下から水深もあり、向かい風とケンカしながら、磯際を狙うことにした。
オキアミは全く取られない。
深タナを探っていくが、同じである。
それで、私は沖向きの釣り座に移動することにした。

 沖向きはカゴ釣り師が並んでいて、その間で釣らせてもらった。
ここでは追い風となるが、カゴ釣り師が遠投した道糸のフケで、釣りづらい。
それで船頭さんに電話し、シオフキに戻してもらうことにした。

 しばらくして、船頭さんがやって来てくれて、シオフキに戻ると、楽釣さんが朝一に陣取っていた
釣り座に、磯替わりしてやってきた別のフカセ師が陣取っていた。
参った〜!
我々が先に動いたので仕方ない。
それで、我々は船着きに並んで釣ることになった。
楽釣さんは、その釣り座から朝一に掛けたポイント周辺を狙う。
私は朝一の磯際を狙う。

 シオフキでは、エサ取りがいて、オキアミは取られてくる。
途中、潮が止まったりしたが、グレの姿は見えず、1時間ほどすると、別のフカセ師は迎えの船で
帰っていった。
それで、楽釣さんと相談し、私は左の先端に釣り座を移動させてもらった。
この時、午後1時を回っていた。

 少し前から、潮の流れが変わり、沖斜め左方向の竿4本先の大きなシモリ根方向に
潮が流れ始めた。
竿1本半先のシモリの切れ目の手前にマキエを撒き、仕掛けは竿2本先に投入する。
すると、仕掛けは良い感じでシモリ根付近まで流れていく。

 しばらくすると、シモリ根付近でベラが釣れ始めた。
この後もベラは釣れるが、本命は姿を現さない。
時間だけが過ぎていき、納竿まであと少しになった。
そして、シモリ根付近でウキが入った。
合わせると、なかなかの手応えである。
根を交わしながら、ようやくウキが見えるところまで寄せてきた。
気を抜かずに寄せてくると、水面に姿を現したのは魚は期待とは裏腹に、グレではなく、
良型のイガミだった。
ショック!!
とりあえず、キープして続けるが、10分ほどして納竿とした。

 今年の初釣り2日間は、私はコッパグレの姿しか見ることが出来なかったが、
楽釣さんには1枚ながらも納得の1枚を釣って頂き、良かった。
次回釣行で、良型グレをゲットしたいなあ。

 ところで、この日は日本時間未明にニューギニア付近で起きた地震による津波が発生し、
日本の太平洋沿岸の広い地域で、午前10時頃に津波注意報が発令されたのだった。
そんなことを知らなかった我々は釣りをしていたのだが、船頭さんが津波警報が出ていることを
教えに来てくれて、50cmほどの津波だったという。
釣りをしていると、津波かどうか分からないくらいだった。
大事には至らなかったので、ホントに良かった。




今回の釣果
私(チヌ吉)・・・・グレ数枚(〜20cm)、イガミ40cm、他
楽釣さん・・・・・・グレ数枚(〜30cm)、他
(画像のグレは楽釣さんの釣ったものです。)



 今回もたくさんの掲示板応援書き込み&応援メール等、有り難うございました。